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キンコン西野『えんとつ町のプペル』のミュージカル化を構想中?

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第26回」。ONE OK ROCKやSEKAI NO OWARIのステージのすごさについて語りました。また、西野氏は『えんとつ町のプペル』をミュージカル化することを宣言しました。

「みなさんのおかげです」から逆算する

のぶみ氏:例えば、祝勝会とか、ベストセラー会みたいなやつに参加して。その中心に立つ人が必ず、「みなさんのおかげです」って言うんですよ。

西野亮廣氏(以下、西野):はいはい。

のぶみ:オリンピックで金メダルをとった人とかも、みんな「みなさんのおかげです」って言うじゃないですか。

山口トンボ氏(以下、山口):はいはい。

のぶみ:だから、僕、今やってるのは、最後「みなさんのおかげです」って、より多くの人に言えるように……。

西野:なるほど、逆算して。

のぶみ:逆算してやってるんですよね。だから、絵本を作る前もちょっと聞いたりしてやるんですけど。その「みなさんのおかげです」っていうのが、もう爆発したのが「天才万博」だった気がしますね。

トンボ:なるほど。

のぶみ:「みなさんのおかげです」だよな、あれ。みんな、がんばってたもんね。

西野:だから、純粋なお客さんが1人もいない、っていう。

トンボ:そうですね。

西野:全員プレイヤーで、全員「おし! 盛り上げるぞ!」とか、「よーし! あの演者ノせるぞ!」とか。

トンボ:確かにね。

西野:もう、ピュイーーッって(口笛を吹くのを)、みんな練習するし。フーッて言うし。

トンボ:おもしろかったなあ。

のぶみ:だけど、西野さんがそれをやって……、この前、NHKの番組で、ONE OK ROCKっていうバンドがありまして。

トンボ:あ、やってましたね。

のぶみ:「18祭」っていう、その、18歳用の祭りでやるんですけど。「We are」っていう新曲なんですね。

トンボ:はいはい。

のぶみ:新曲を、合唱にして、客席を、その……。つまり、ここにONE OK ROCKがいて、客席をこうしたんですよね。

それで、こっち(客席と反対側)に向かって歌うんですよ、ONE OK ROCKは。客席は1,000人、ここに入れるんですね。

それで、みんなでやるっていうのを、イベントとしてやったんですよね。

西野:あー、なるほど。

のぶみ:それをテレビで中継してて。

トンボ:やってましたね。

のぶみ:楽しそうでしたよね?

西野:あー、それ、いいっすね。

のぶみ:客がいないんですよね、誰も。こっちには誰もいないんですよ、つまり。

トンボ:音楽って、本当いいっすよね!

西野:音楽って本当いい!

「セカオワ」のライブも最高

トンボ:本当にね。

西野:なんでお笑い好きになってもうたんやろ。

(一同笑)

西野:本当にね、それは。そこにいきつくんですよ。

のぶみ:本当そうだよなあ。

西野:好きになっちゃったのがお笑いだった、っていうのは。

トンボ:そうなんすよね。

西野:でも、音楽は……。

トンボ:音楽ってね、すごいっすね。

西野:僕、セカオワのライブ見たんですけど、もう最高ですよ、SEKAI NO OWARIって。

トンボ:最高っすね。

のぶみ:へぇ!

トンボ:もう、ステージの作り方からね。

西野:ステージも楽しいし。

トンボ:いや、本当ですよ。

のぶみ:紅白にも出てましたねー。

西野:最高!

トンボ:いや、最高っすね。

西野:「セカオワ最高!」って、俺、2017年の頭で言うのもヤバい話ですけど(笑)。

(一同笑)

のぶみ:そうですね、始まりですからね(笑)。

西野:セカオワ最高っすよ。

トンボ:最高っすね。やっぱりもう、あの一体感はね。

のぶみ:え、セカオワもそうなってるんですか?

西野:セカオワは、やっぱ、音楽を中心にして……、もう、だから、テーマパークですよね、あれね。

トンボ:本当そうですよ。だって、お客さんもコスプレしてね。

西野:コスプレして。

トンボ:はい。もう本当に。すばらしい。

『えんとつ町のプペル』をミュージカルに

西野:だから、次にそうしようと思ってるんです。『えんとつ町のプペル』をミュージカルにする、っていう。

トンボ:はいはい。

のぶみ:あ、後藤ひろひとさんですよね?

西野:そう。うちの師匠の後藤ひろひとに、「作・演出で、やってよ」ってお願いして、後藤さんに言ったのは、まず「ミュージカルスターは使わない」。

トンボ:なるほど。

西野:ミュージカルスターを使っちゃうと、お客さんはずっとお客さんになっちゃうから。じゃなくて、もう全員が最後に合唱するような。

トンボ:めちゃくちゃいいやん。

のぶみ:不安だもんね。だから、どんどん参加させていくっていうことは。

西野:はい。

トンボ:絶対行きたいわ。

西野:ってなったら、たぶん……、主役の方とかは、もしかしたら歌下手かもしれないし。

トンボ:そうですよね。

西野:「あいつ、歌下手やから、みんなでここを乗り切らないと」みたいな、そういう参加……。後藤さんも、「そうする」って言ってたんですよ。とにかくもう、沸かすような。

トンボ:なるほど。

西野:お客さんを上げる、っていう。

のぶみ:なんか、歌舞伎で、子役の子が時が出る時あるじゃん。

西野:あー、はいはい。

のぶみ:2歳ぐらいの。あの子が出ると、なんか、「がんばって出たねー」感があるじゃん。

西野:わかる!

トンボ:あれ、いいですね。

のぶみ:(客が拍手をしながら)「大丈夫だよー」って。

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