2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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西野亮廣氏(以下、西野):(コメントにて)「Happyさんの話聞きたい」。
のぶみ氏(以下、のぶみ):あ、Happyさん。僕も、講演会やったことあって。
西野:そうですよね。
のぶみ:まあ、変な人だよね。西野さんに、ちょっと会わせたいなっていうのがすごいありましてね。
西野:え、僕会いましたよ。
のぶみ:この前、やったんですよね。どうでした?
西野:Happyさんと対談しました。おもしろいですね。おもしろいっていうか、その……、「シンデレラプロジェクト」っていう、Happyさんが主催のイベントがあるんですけど、それはおもしろかったです。
のぶみ:うん。
山口トンボ氏(以下、トンボ):行った方も……。
西野:行った方、いらっしゃるんですかね。コンセプトがやっぱり見事で。例えば、モデルさんとかって、すごくスタイル良かったり、若かったりしないと歩けないじゃないですか、モデルのあの……。
トンボ:ランウェイは。
西野:だけれど、Happyさんがやられてるのはやっぱりうまくて。そうじゃなくて、40代とか、50代とか、60代とか、70代とかの人に光を当てようっていって、むしろステージ上にプロはいないんですよ。照明とか、その施設はすごくプロが作っているんだけれど、ステージ上に立っているのは……。
トンボ:一般の方?
西野:そう。アイドルになることを1回あきらめちゃった、20代であきらめちゃた50代の一般のお母さんだとか。
トンボ:はいはい。
のぶみ:それはうれしいよなあ。
トンボ:すごい。
西野:そこに光を当てるっていうのは、こっから日本はご長寿先進国になるから、圧倒的にそっちのほうが数が多いんだから、そっちの人向けのエンタメっていうのは、まあ、見事ですよね。むちゃくちゃおもしろかったです。
のぶみ:あの人自体、ひらめきで生きてる人なんですよね。
西野:あー、なるほど。
のぶみ:なんか、ちょっと仕事うまくいかなくてダメになった時に、「パッてひらめいた行動だけで私生きたら、どうなるんだろう?」って、実験してる人なんですよね、自分で自分を。それで、僕はあの人がそれをやり始めて1年か2年ぐらいの時で、「なるほど」って思って。自分の脳ミソでひらめいてる時と、本当にパッとひらめいてる時の純度がけっこう違うなとは思ったんだけど。
西野:はいはい。
のぶみ:これ、たぶん、小谷さんみたいに3年間ぐらいやったら、けっこうひらめき力強くなるだろうな、とは感じましたけどね。
西野:あー、なるほど。実際にお客さんも2日間で何千人か呼んでいたし。
のぶみ:すごく多いですよ。
西野:「まず、お笑い芸人でそんだけの集客ある奴って今、誰がいるの?」っていったら、ほとんどいないと思いますよ。
トンボ:いや、本当にそうですよね。1,000人単位で呼べる人は。
西野:1,000人単位でお客さん呼べる奴は、もうほとんどいないですよ。そう思ったら、やっぱりすごいですね。集客のことをしっかり考えて、ちゃんと行動に移してやられてるし。
のぶみ:それで、お客さんに話聞いたら、やっぱり女の人は真面目だから、自分の殻から破ってワーッてやれないんですよね。
西野:なるほど。
のぶみ:だから、あの人が「ひらめきで生きます」って言った時に、「それってどうなんのかな? ドキドキ」っていうので、見たくなるんですよね。で、それをブログに書いていくんですよ。はじめはそのブログが流行ったらしいですね。
トンボ:コメントでも、「一度あきらめた夢を実現するため出演しました」っていう。
西野:そうそう。そういう人を助けてる、代弁者になってるっていう。
のぶみ:「どんどん、やりたいこと、やっちゃえよ」っていう人なんですよね。
西野:はいはい。
のぶみ:つまり、それで思いっ切り食えることは、ちょっと難しいかもしれないけど、「とりあえず、ここの場ではやろうぜ」っていう集まりは、夢があるよね。
西野:うちの先輩でDJダイノジっていうのがいるんですけど。DJダイノジの発明は、けっこうこれ言うんですけど、「ダンサーが中肉中背だった」っていう。
トンボ:はいはい。
西野:つまり、踊りがすごく得意な人が出ているわけではなくて、体型的にダサい人が踊っているから、「あいつでも踊れるんだったら、僕(私)も踊りましょう」ってお客さんがすごく参加する、っていう。
のぶみ:うん。
西野:EXILEでは絶対に生めない流れですよね。
トンボ:そうですよね。
のぶみ:絶対そうだよね。
西野:Happyさんのイベントがまさにそれで。やっぱ、一般の方がステージ上でがんばっているから、客席で見てる一般の方も、「いや、あいつは別に特別な人じゃないから」と。別になにかに長けてるってわけじゃなくて、ただ勇気を持ってあそこに出ただけで、能力的には自分とは変わらないっていうのは、みんなわかってるから。結局、お客さんがすごいがんばるんですね。
トンボ:確かに。
西野:見事ですね、それは。
のぶみ:あ、「天才万博」、僕、この前初めて見に行ったんですけど。
西野:あー、はいはい。
のぶみ:すごかったですね。
西野:あれ、すごいですね。
トンボ:2日目……でしたっけ?
のぶみ:2日目、見に行ったんですけど。
西野:天才万博、すごいですね。
のぶみ:お客が、演者をノせるんだよね。
西野:はいはい。
のぶみ:あんなノリのいい場所、なくないですか?
トンボ:いや、本当そうですよね。
のぶみ:ちょっと、なんか演者が勘違いしちゃうぐらい、ノリがいい。
西野:そう、それでいいと思っていて。今年の天才万博の発明は、オープニングでもう一本締めしちゃうっていう。
トンボ:そうですね。もうそこで本番は終わりだ、っていう(笑)。
西野:「終わり! ここで終わりですよ。ここからは打ち上げだから、こっちに期待しちゃダメだよ。こっちは、もうみんな酔っ払ってるし、グダグダ。おまえらががんばんないと、もうこれからぜんぜん楽しくないぞ」っていう。最初に「いよーお、パン。ありがとうございました」っていうところからスタート。
トンボ:オープニングでね(笑)。
西野:オープニングで。「打ち上げでーす!」っていうのっていいですね。
のぶみ:しかも、西野さんの労力が意外と少ないっていう。
西野:ぜんぜん少ない。だって、僕飲んでますから。漫才するときだけ、真面目にしましたけど。
のぶみ:あれだって、独演会でやったら、西野さん、もうヘトヘトになるじゃないですか。
西野:あの時間やったらね。
のぶみ:サイン会もするし。もう、なんか、ヘットヘトになって。だけど、あれはちょっと楽しんでる感じで、宴会でやってて。お客さんもステージに上がったのがすごかったなあ。
トンボ:最後、すごかったですねえ。
西野:最後、全員グワーッて上がって。
のぶみ:いや、本当上がりましたよね。「そんな上がる!?」っていうぐらい上がりましたよね(笑)。
西野:すごいですね。
のぶみ:(コメントにて)「でも、西野さん、主人公感ありました」って書いてありますね。
西野:いや、あれはね、小谷ですね(主催のホームレス小谷氏)。小谷の主人公感っていうかね、小谷の福の神感というか。
トンボ:そうですね。
のぶみ:福の神感あった。
西野:真ん中で赤い奴が、「ヨイショ! ヨイショ!」とかやってる。こうやってる感じ、小判まき散らしてた感じする。
トンボ:いやー、本当ですよ。千両箱見えましたもんね。
西野:千両箱見えたよね。
トンボ:見えた、見えた。打ち出の小槌と。
西野:見えた。
トンボ:見えましたね。
西野:小谷の福の神感すごいですよ。
のぶみ:集めたのが小谷さんだったから、よかったのかもしれないですね。
西野:そうですね。そもそも周りががんばらないと、小谷っていうのは回らないから。あれが能力的にすごいとか、超イケメンだとか、美人だとかだったら、また話は変わってきますけど。
トンボ:いやー、そうでしょうね。
のぶみ:これ小谷さんに聞いたんですけど、やっぱり1回目の天才万博は「けっこう大変だった」って言いましたね。「もう路上にいる人にちょっと声かけて、チケット売ってた」って言ってて、俺「売れねーよ」って思って。でも、必死で集めて、「もうぜんぜん少なかった」って言ってましたね。
で、なんか「どんな感じでやるって固まってきたのが、3年目の今回のやつだった気がする」って言ってましたけどね。
西野:はいはい。今年も年末に3日間、天才万博やるんですけど。見事で、チケットの作り方からすごくて。もう、チケットをね……。要は、外枠、フレームだけはあるんですけど、こちらで用意するんですけど、チケットをもうお客さんが自分で書かなきゃいけないんですよ。「何時何分開演」みたいな、「出演者誰」とか、お客さんが自分でチケットを書くんですね。
のぶみ:書く?
西野:自分で書くんですよ、チケット買った人が。
のぶみ:へぇ。
西野:そしたら、自分で書いたチケットだから、絶対に写真撮って、Twitterに上げるんですよ。それで、それが告知になる。
のぶみ:あー! それってチケットが足りないからやってるんじゃなくて、書かせてるんだ。
西野:もう書かせるようにしてあるんですよ、この年から。
のぶみ:なるほどー。
トンボ:勝手に告知してくれるというシステムは、すごいですよね。
のぶみ:頭いい、よくやったなあ。
西野:すごいですよね。なんか……、どうしていったらいんですかね。もう日数を増やしていくのか、でっかい所で……。
トンボ:まあ、確かにそうですよね。集客もね。
のぶみ:3日間やるって、告知はしてましたよね、もう。
西野:はい。
トンボ:キネマ倶楽部もすてきですけど。
西野:キネマ倶楽部がええねー。
トンボ:ね。なんかね、ほかの所でも見てみたい気持ちもありますよね。
のぶみ:あるんだけど、あそこ、いいですね。
西野:キネマ倶楽部、むっちゃいいんすよ。
トンボ:そうですね。
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