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How to Store and Care for Paint and Brushes | LittleArtTalks(全1記事)

玄人向け! 絵の具と筆のガチなお手入れテクニック

あなたが最後に絵の具にふれたのはいつですか? 多くの人は、学生時代に使ったきりなのではないでしょうか? 今回の記事は、現役で絵画を描いている人向けですので、そういった方には少しガチ過ぎるかもしれません。YouTubeのアート系チャンネル「Little Art Talks」が、絵の具や筆のちゃんとした保管・お手入れ方法を解説します。

レッスン1 絵の具の保管方法

カリン・ユエン氏:みなさん、こんにちは。いつも自分の画材用具を管理していて、絵の具や絵筆の保管方法や手入れの秘訣などをご紹介すればおもしろいだろうと思いました。

みなさんが画材店に行くと、ラベルの字が読みやすいよう、蓋を上にして絵の具のチューブが吊り下げられている情景をご覧になると思います。しかしながら、油絵具をこのままにすると油が色素と分離してしまいます。これは自然に起こることですので、これによって絵の具の質が損なわれることはありません。ですが、この状態のままにしてしまうと油が上部に集まり、チューブを開けたとき色素よりも先に油が出て来るでしょう。

かといって、ひっくり返してしまうと片側から油が漏れ出してしまい、厄介なことになります。みなさんがやることは、逆さまにして蓋を下にして立てることなのです。立てたままバランスをとることができるよう、チューブの蓋は大きくなっていますから、これは機能的です。

しかしながら、蓋が小さいときには、チューブを自立させるのは少々難しいです。

あるいは、チューブそのものが小さければ、大半の絵の具は流れ出てしまいますから、このように片側に寝かせて置いておくといいでしょう。そして、油が漏れだして来たら、拭うことを心がけておくことです。また、油が上半分に集まり乾燥しているように感じるとき、チューブを開けることは不可能です。このときは、ライターを取り出し、炎を当て少しだけ温めると油が緩くなります。

アクリル絵の具は、片側に寝かせて置くことにしています。その方が簡単ですし、ひっくり返すことはありません。片側だけに平置きにして、チューブの上に積み上げないことを心がけます。

下のチューブに負荷がかかると、このように動かしたときに破裂しやすくなります。

私の保管している状態をご覧ください。後方の列に、油絵具を立たせてあります。そしてアクリル絵の具を、前方の水平に寝かせてあります。すぐに把握できるよう、一種の虹色になるような色順に並べています。こうしておけば、すべての色がどこにあるか正確に知ることができるからです。欠けているものがあれば、無いということを実感できるので、次回画材店に行ったとき入手することができます。

みなさんが絵を描いた後、絵の具が余ってしまったことはあると思います。では、残った絵の具をどのようにすればいいかをお話しします。油絵具では、ガラスシートをパレットとして使用している場合、トレイごと水に沈めることができます。

ワックスペーパーを用いて、パレットやトレイに敷けば、貼りついた全部のものを冷凍庫に入れることができます。私が使うのはサランラップで、これでトレイを覆って保管します。アクリル絵の具と油絵具両方にも用いられますが、私はアクリル絵の具の残りを容器に保管するために使っています。

フィルム容器でもいいですし、あるいは薬の容器でも代用できます。あるいは手芸店などで手に入る小さな小物入れなどでもいいです。非常に大きな作品を手がけているのなら、食品容器でもいいでしょう。

私はこのように、タッパーウエアにアクリル絵の具を入れています。

ここに直接絵の具を入れて、欲しい色を混ぜ合わせます。そして終わったら縁を密閉しておけば、長い間そのままの状態で保つことができます。油絵具は少々乾いてしまうかもしれません。そのときは全部を削り取って、これよりも小さいガラス容器に入れます。そして溶剤を入れて混ぜ合わせれば下塗り用に使えます。

レッスン2 絵筆の手入れ方法

常に絵筆は、描いた後すぐにきれいにしています。たとえ他の絵筆と取り換えるときでも、次の絵筆を使う前に洗います。もしここに絵の具が残り乾いてしまえば、この乾いた絵の具を取り除くことはまず不可能です。注意して扱いたいのは、フェルールと呼ばれる筆の口金部分です。ここにだけ筆本体と一体化するために接着剤が用いられています。

もし、汚れた絵筆を水に浸したまま忘れてしまうと、口金が離れて不格好になります。絵の具を取り除くのなら、水からいったん取り出して布か何かで拭って乾かすといいでしょう。そして、片側に寝かせて置いてから、他の絵筆と取り換えるといいでしょう。

アクリル絵の具の絵筆を洗浄するのは、水や、場合によっては石鹸を使えばいいためとてもかんたんです。しかし、油絵具は少しだけ手間がかかります。

筆洗い器と呼ばれるこのようなものを使用します。これは大変汚くなっていますから、本来の様子がわかる画像を入れてみます。中に金属のコイルが入ったガラス容器です。

そして、ここにテレピン油を入れます。それから絵筆を入れ、中のコイルにこすりあわせて、絵の具を落とします。この容器の素晴らしい点は、蓋を閉じると絵の具が底に沈んでいくことです。よって上半分にきれいなままのテレピン油が残りますから、ずっとこの中のテレピン油を使い続けることができます。

ただ、みなさんは、このようなものを購入する必要がありません。単純にガラス容器で代用することもできます。テレピン油容器を開けたままにしたくないなら(匂いがあるため)、気をつけることは、蓋つきのものにすることです。蓋つきのガラス容器にテレピン油を入れ、中に金属の網などを入れれば、同じように絵筆の洗浄容器として使えるでしょう。

加えて、このようなブラシクリーナーもあります。これは基本的には石鹸です。湿った油絵具や、水彩絵の具、アクリル絵の具の残余物などにも最適です。少しの水に濡らして、ここに絵筆をこすりつけると、石鹸の成分が得られます。よって絵筆を上手く洗浄することができ、よい状態を保てるのです。

もし、乾いた絵の具が筆に残ってしまったら、ここに石鹸を少しつけてすすいでみましょう。もしかしたら、解決するかもしれません。

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