2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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山田玲司氏(以下、山田):早いうちに、次週の(予告)ちょっとだけやろうかな。
乙君氏(以下、乙君):いいですよ。
山田:次週。また月一の。
乙君:そうです。ニコ生公式放送があります。ニコ論壇時評があるんですけれども。
山田:月一論客。
乙君:2回やってみてコツ掴みましたか?
山田:なんとなくね。ていうか論客でしょ。
乙君:論客。月2回の論客で。
山田:論客をやりますんで。
久世孝臣氏(以下、久世):すごいな。
乙君:なにをやるのかというと。
山田:なんかレコード大賞っていうのが買えるらしいじゃないですか。なにかそれで謝ってるとかしたらしいじゃないですか。そういうことで、音楽業界ってもうないんじゃないのっていう。
乙君:でもそんなのみんな知ってましたけどね。
山田:とか、あとはみなさんご存知の山羊の呪いですよね。みんな大好きな山羊の呪いの話をやっぱりしないと駄目じゃないですか。だから、それはあのアメリカの……。
乙君:知ってる人? 山羊の呪い知ってる。誰も知らないよ。
山田:いかん。頑張らねば俺が。山羊のために頑張らねば。山羊の呪いがいかに……何がアメリカに起こってしまったのかみたいな話とかいろいろしますんで。
乙君:MLBなの。
山田:メジャーリーグベースボールですね。シカゴカブスの話ですけど。
乙君:そうなの。
山田:来週ちょっとお楽しみにしててください。そのシカゴカブスに80何年間の呪いがかけられたんですよ。その話とその延長上にある話をしたんですよ。
乙君:はい。
山田:そうなんですよ。シカゴカブスになにがあったかっていう。
乙君:それ誰得情報みたいな。
山田:お前、超おもしろいんだぞ。本当に。
乙君:俺メジャー全然興味ないんですよ、イチローは好きだけど。
山田:おもしろいよ本当に。
乙君:楽しみ。
山田:あと、なんだっけもう1個、山羊と、そうそう、『聲の形』って見てないんですけど、原作の1巻を読んだら、なぜ揉めてるのかちょっとわかった気がして。原作はちゃんと全部読んでから、ちょっとこの話をした。
乙君:映画は見ないのですか。
山田:映画はどうでもいいや。映画はどうでもいいんだけど、なかなか1巻がすばらしかったので。
乙君:わかりました。
山田:マグワイヤさんが「天才だ」って言ってて。題材がすごく難しくて、「その題材をこうしたか」っていうその角度とか。これをマガジンに載っけるのは「なかなかやるんじゃないの」って、ちょっと見直したんで、いろいろな意味でなんか。
乙君:わかりました。
山田:ちょっとそれもやります。それ以外にもちょっとやりますので、バーッとやっていこうかなと思います。
乙君:よろしくお願いします。じゃあ来週はそんな感じでやります。
山田:よし、対決するか。
乙君:前回、エロスをテーマに大井(昌和)先生を交えてやって、エロい漫画対決したんですけど、せっかくなんで芸術も。ギャラリーでやるしということで、みなさんにぜひ知ってもらいたい、東西エロい絵対決を。僕は日本担当です、もちろん、尊王攘夷。
久世:ちょっと意味がよくわからない。
山田:なにをおっしゃっているのかわかりませんが。
乙君:ということで、玲司さんは。
山田:俺はユニバーサルなんで。
乙君:ユニバーサルなほうで。コスモポリタン。
山田:地球代表なので。
乙君:ちょっと対決しようかなという感じで。これをやって今日は、いわゆるそのアートを題材にした漫画はなぜ売れないのかっていうのを……。
(放送が途切れる)
乙君:……きた?
山田:ごめんなさい、すいません。「アリエネの呪い」というコメントありがとうございました。大分傷は癒えてきました。そういえば今回このギャラリーに、あれアリエネの原画が。
乙君:そうなんですよ、玲司さんのコーナーも作ったので、アリエネの原画もそうですし、ゼブラーマンのカラー原稿っていうか、あれはカラー原稿ですかね。
山田:ゼブラーマンも持ってきたよ。
乙君:あと、今、玲司さんが取り組んでいる、ユウマのやつとかも。
山田:最新ユウマ。
乙君:はい。飾ったり玲司さんの原稿とか続々と持ってきてくれるということで。描いた絵とかも。
山田:もう秋葉原に来るために思い出したように、原画なんて山ほどあるんで。
乙君:どんどん作品とかも入れ替わったりするので。100円なんだよね、ぜひみなさん。
山田:お布施だと思って。お賽銭だと思って。
乙君:ポイポイポイと気軽に見に来てくれればなと思います。
山田:はい。お願いします。
乙君:ということで後半は、素人、私や久世みたいな下手くそでも上手く描ける方法を、ついに教えてくれるということで。
山田:俺、昔、お絵かき教室の先生やってたしね。
乙君:初耳。
山田:だから、そのごまかす方法を。
乙君:ごまかす?
山田:うまげに見せちゃう方法みたいな。
乙君:テクニックを。
山田:そうそう。
乙君:あとは、もう1つは美術展の見方を玲司さんから。
山田:絵画の見方。
乙君:みんな、わかんないみたいね。
山田:誰のせいかって話もしようね。誰がこんなことにしちゃったんだよ、日本の美術をよっていう。そういうのを、有料部分で、ファミリーのみんなに向かって、チッっとか言って。
久世:ぶちまけようぜ。
山田:そう、それで無料部分でものすごくいい子にしている。
乙君:そんな感じで、今日は実用的な部分も全部含めて、基本部分。
山田:そうね、あとエヴァンゲリオンについては、後半やります。
乙君:キメ場、第7話?
山田:はい。第7話。
乙君:はい。ヤシマ作戦のその後ですね。
山田:その後がそんなことになるとはという。
乙君:わかりました。ということで、東西エロい絵対決。
山田:よし。どちらか(画面上に)アンケ出せるの? 対決できる? 無理? ごめんね、いきなり言っちゃって。無理だったらいいのです。用意できる?
では、私たちはプレゼンしてるから、乙君と私どっちの絵がエロかったかというのをみなさん参加して、ちょっと遊んでください。お願いします。どちらからいく?
乙君:じゃんけんする?
山田:はい、オーケー。
久世:かわいい。
山田:この人に決めてもらう?
乙君:どっちでもいい。
山田:どっちが先に。
久世:今回は、ノゾムから。
山田:おっと、演出家の指令が。
久世:決めたら決めたでなんか言われる。
山田:めっちゃ後ろに演出家いるよ。
久世:ちくしょう。どこの玲司だ。
山田:なんだそれ。
乙君:じゃあ、僕はあれなんでね、一発目から。
久世:いっちゃうの。
乙君:4番。
山田:4番から行くの?
久世:すごいね。
乙君:4番、ファースト、竹内栖鳳。
久世:セイホー。
山田:びっくりした。
乙君:しょうもな。
久世:もっとしょうもないこと言ってるやん、自分ら。これだけ来てくれへんねや。寂し。まあいいわ。
乙君:これ最初にふさわしい作品ですけども。いきますね。
実は、本を持ってきたんだけど。どっちでもいい。ちょっとこっち見せてもいい? はい。これです。あっこれ広業だ。こちらですね、竹内栖鳳。みなさん、ご存じ。
山田:こないだと一緒じゃないの。
乙君:そうそう一緒。でも、これ映りがあれだから。
山田:そうか。綺麗だよこれ。これでいいと思うよ。
乙君:反射しちゃうな。こっちかな。
山田:これでいいよ。
乙君:竹内栖鳳。タイトル、『絵になる最初』っていう絵なんですけれども。
山田:どの辺が。
乙君:あのですね、竹内栖鳳さんというのは、西の栖鳳、東の大観と呼ばれた日本画界の横綱なんですよ。明治生まれの。大観とかあの辺の東の人だって、あんまりエロスをテーマに描いてないんですよ。
山田:うん。
乙君:この人は関西。京都の人で、お前と一緒の。
久世:俺さっきので落ち込んでるから。
乙君:もう西洋のあれが入ってきてるから、これついにモデルをちゃんとつけて日本画を書いてるんですね。これちょっとよく見てください。『絵になる最初』、つまり、モデルが服を脱ぐシーンなんです。
山田:これは、たまんないな。
乙君:これを絵にしちゃうんですよ。
山田:うれしそうだな。
乙君:これ、わかります? みなさん。日本で、モデルをしてもらうっていうこと自体が、あんまり。裸で、裸婦画をやってもらうってこと自体がレアなケースなの。
それを描いた人は、もうたくさん作品になってるの。でもエロくないのよ。これ、脱ぐ、その恥じらいを絵にしてるんですな。こちらよく見てもらったらわかるんですけど、この後ろの。これ西洋画だったらたら、あんま背景をそんなに描かないんで。
ここまでこう、ピシッと、企画的にやってこの曲線を際立たせつつ、流れをこうつくってて。ほんで、ちゃんと日本画のお約束である、この文様、着物のね。で、一番左が。下。ここの、ほどいた帯がかたまってるところが一番派手なの。わかりますか、このセンス。
山田:うん。「栖鳳って分かってんじゃん」ってコメントが。
久世:栖鳳分かってるなと思うよね。
乙君:いや、栖鳳まじ分かってるよ、まじで。これが日本の美なんですよ。
山田:はいはい。うれしそうだね。あんた、恥じらい大好きだもんね。
乙君:恥じらいがないとやっぱりね。
山田:オッケー、オッケー。
久世:受けて立ちますか。
山田:受けて立ちますよ。
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