2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
Must Reads to Learn Modern & Contemporary Art - January | LittleArtTalks(全1記事)
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カリン・ユエン氏:こんにちは、みなさん。Little Art Talksへようこそ。昨月、私はクリエイティブに携わる人は何を読むべきか、という動画を制作しました。みなさんに好評のようだったので、続けて特定のテーマに添うような、おすすめ書籍紹介の動画を毎月制作します。今月は、モダンアートとコンテンポラリーアートを学ぶのに役立つ文献についてお話しします。
おそらく、モダンアートやコンテンポラリーアートに関する文献資料があったところで、何をするのかあまり理解されていないようです。実際にそのような資料を入手することはないと思いますし、本についてどのように考えればいいかわからないかもしれません。ですが、もう少し前進して学ぶことができます。役立つようないくつかの書籍や動画をシェアしてみたいと思います。
以前の動画で触れたように、私の読むべき本の紹介は、基本的には書籍や記事の羅列です。でも、あまり読みたくない人のために、TV番組や、You Tube動画、ポッドキャストなどもあります。
まず、私がみなさんと共有しておきたいのは、「読むべき」という動画タイトルとは異なり、すべてはみなさん次第であるということです。私は、どうして読んだり聴いたりすべきか、最善の説明を試みますが、願わくばみなさんが実際に興味を持ち、自分で判断していただけるような、いい仕事をしたいと思います。
さて、ます最初に始めるのはこの2冊です。『art since 1900』(ハル・フォスター、ロザリンド・クラウス、イヴ=アラン・ボワ著)の上下巻の教科書で、クールな著作者たちによる確かな論述が収められています。
これは、完全に教科書であることは否定しません。教科書的な書物の方が良く、モダンアートに対して構造的なアプローチを見出したい、重要なアーティストたちの名前や理論の、一連の時系列を求めているのなら、この教科書は素晴らしい内容です。
もちろん、教科書のような書籍を前にすると眠くなってしまうようでしたら、読まなくてもいいのです。読みたいと思えないような本を購入して、浪費するのは私の望むところではありません。しかし、何らかの構造的なものを欲しているのなら、これは最初に始めるのに適した一組です。
教科書がどれだけの内容を扱っているかわからず、また、時系列を知りたくても何らかの強烈なものは求めないのなら、『Art History for Dummies』(ジェシー・ブライアント・ワイルダー、ジョン・ゴートン著)があります。
これは、明らかに高校生向けの本です。美術史のAP試験(注:アメリカの高校で大学履修内容を事前に学習し大学出願を有利にする制度)を受ける人向けで、モダンアートでもコンテンポラリーアートのみだけでなく、美術史全般を扱っています。
短めで要約版の方がいいのなら、非常にいい入門書です。まず要旨をつかみ、そこから広げていけばいいのです。私がこれから言及する他の本と同様、1つの本だけを読むことはありません。すべてを知るのにはこのような本では不十分です。ですが、何に関心が引かれるかわかりますから、それから、個々のトピックスを吟味すればいいのです。つまり、適切な出発点として役に立つでしょう。
素晴らしいアーティストの特定の作品を見たりするだけでなく、もっと総合的な視点から理解したいのなら、この『Art History the basics』(グラント・ポーク & ダイアナ・ニューオール 著)です。
これは既に美術史に興味がある人向けで、いわば美術史における思想史的な側面がわかります。つまり、どのように人びとが芸術や美術史について考えてきたか、時代に応じてそれがどのように変遷していったか、です。過去の考え方と今の考え方を比較し、みなさんの考え方と比較することができるため、新しい考え方を知りたいなら、これは、読むべき素晴らしい本です。
教科書のような本が合わない人、教科書を拒絶する人は、『What you looking at?』(ウィル・ゴンパーツ著)があります。
これはほとんど小説と言っていいもので、アーティストたちに実際に起こった出来事を叙述しています。よりカジュアルで、入り易い本を探しているなら、最適な選択です。著者の語り口は軽快で楽しませてくれます。
特定の本を読まなくても、学びを続ける方法は他にもあります。いくつか他の選択肢をお話ししましょう。最初はTV番組を見る方法です。これ以外にも様々な選択がありますが、ここでは、TV番組として放映された後、本として出版された2つをご紹介します。1つは、ジョン・バージャー原作の『Ways of Seeing』です(注:邦訳は『イメージ―視覚とメディア』ちくま学芸文庫2013年)。
もう1つは、ロバート・ヒューズ原作『The Shock of the New』です(注:1980年にイギリスBBCで、1981年にアメリカPBSで放映されたドキュメンタリー)。
この2つは、TVで観てもいいですし、本で読んでもいいです。やや古いかもしれませんが、未だに優れた入門として興味を引きつけています。
もちろん、オンラインという選択もあります。ART21は、アーティスト個人がわかるような、本当に多くの記録が収められていて非常に良いサイトです。そして、Art Assignmentです。
YouTubeチャンネル上に「PBS Digital Studios」シリーズの動画がアップされています、これは特定のアーティストのところに行き、アーティストに自分の実践について語ってもらい、視聴者に課題が出されます。美術史について学ぶだけでなく、参加できるのですから、非常に面白いでしょう。
「The Case for」の動画シリーズもあり、特定のアーティストのケーススタディや、現在から過去を振り返った解説が収められています。アンディ・ウォーホルやマーク・ロスコーなどがあります。カニエ・ウエストも収録されていて、これは少し滑稽で私のお気に入りです。これはおすすめです。非常に速いペースで更新されますが、大量のコンテンツはそんなに短期間で制作されたようには思えません。
私の目標は、異なる背景を持ち、異なる実践をしているこれらのアーティストをシェアすることです。いくつかは、みなさんと共振するものがあり、さらに深めていければいいと思います。駆け足で私のおすすめをお話ししました。
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