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『誰がいちばんエロいんだ選手権!〜漫画家・大井昌和と語るクリエイターとリビドーの物語』(全9記事)

「日本の漫画はエロなくして語れない」手塚治虫が生み出した宿命

ニコニコ生放送の人気番組「山田玲司のヤングサンデー」。今回は10月29日放送の第54回『誰がいちばんエロいんだ選手権!〜漫画家・大井昌和と語るクリエイターとリビドーの物語』の内容を書き起こしでお届けします。大井氏の持論「日本の文化からエロは切り離せない」の真意とは?

独立するやつはガッツが違う

山田玲司氏(以下、山田):それでは、来てもらいましょうか。さっそく。

乙君氏(以下、乙君):ポーンといきますね(笑)。

山田:あのね、てんこ盛りなの。話題が(笑)。

乙君:そうなんですよ。なので……そうですね、ちょうどいいっす。15分なので。

山田:文芸に逃げないようにね。

乙君:そうですね。「乱歩」とか言ってますけどね。もう(笑)。

しみちゃん氏(以下、しみちゃん):(笑)。

乙君:では、お呼びしましょう。『(明日葉さんちの)ムコ暮らし』、今、絶賛連載中の大井昌和先生です。

山田:よっ! よっ!

大井昌和氏(以下、大井):よろしくお願いします。

乙君:前回、漫画大賞の時にも審査委員をしていただきまして。

大井:そうですね。あの時お世話になりまして。

乙君:そこでも盛り上がったんですけど。

大井:はい。おもしろかったです。今日もおもしろい話をいろいろ聞かせていただき、ありがとうございました。

(一同笑)

山田:もう終わった感じになっちゃった。もう俺サングラス外そう。

大井:今1センテンス、すごいうまくできた話を聞いたなって感じで(笑)。

山田:マジで? ただの告知だったんだけど、大丈夫だった?

大井:いや、いいスーツが世の中にいるもんだなと。そんなに熱いスーツが世の中にいるんだったら、すばらしい。

山田:いや、そうなんだよ。その問題ね。いや、大井さん来ると、もうスーツの話ばっかりになっちゃうね。

大井:そうですね。やめておきましょう。

山田:スーツで苦労してるからね。

大井:そうそう。我々はずっとスーツで苦労してるので(笑)。

山田:でもね、いるんだよね、なかには。

大井:いやー、いますね。

山田:そう。金塊持ったスーツに会ったことないでしょう?

大井:はじめて聞きましたよ(笑)。

山田:そうそう(笑)。

大井:やっぱり独立する奴は違いますね(笑)。

山田:そうなんだよね。やっぱり、そのまんま大きなところにいるんじゃなくて、出てって転々としてる人はやっぱりおもしろい人が多い。

大井:ガッツが違いますよね(笑)。カップヌードルの上に250万円乗っけないですもんね。

山田:そう(笑)。

大井:「100円じゃん」みたいな。「100円の飯食うために?」みたいな(笑)。

山田:だから、投資そのものをどっかでバカにしてるというか。

大井:そうですね。遊んでるみたいな感じですよね。

山田:超えちゃってるというか。

大井:あれぐらいがやっぱり編集の心意気みたいな感じで。いや、いいスーツだなと思って聞いてました。

山田:そうそう。そうなんだよね。

漫画は手塚治虫のせいでエロからスタートしている

乙君:コメントも、いろいろ出てますけれども。

山田:なんですか?

乙君:「ピョン吉のお父さんの嫁さんを……」。

大井:あ、そうですね。うちの嫁のお父さんが(笑)。

乙君:いろんなエピソードありすぎて。

山田:そうそう。めちゃめちゃおもしろいよね(笑)。

乙君:とりあえず今日はエロ回というか、来週から始まるんですけど、ヤンサン美術部の展示がテーマ「エロス」っていうのにもかかってまして。

大井:あれもそうですね。

乙君:今日はとりあえず「エロスってなんなのか?」っていうのをざっくり。で、大井さん、さっきも言ってたんですけど、「エロをなくして漫画なんて語れないよ」って。

山田:そうなんだよ。

乙君:喝破してましたからね。

大井:てか、漫画はそもそもスタートが手塚治虫で始まっているという時点で、エロでスタートしてるってことですからね。

乙君:きたきた(笑)。

山田:そうなんですよ。宿命なんだよ。

大井:あいつが始めた時点で……。

山田:治虫ちゃんから始まったことによって、こうなっちゃたの。

大井:あれが田河水泡で始まってるんだったら、そうじゃなかったかもしれない。

山田:そう。

大井:手塚のせいでこうなってる。こうなってるわけです。

乙君:手塚のせいなの!?(笑)。

大井:手塚のせいでこうなってるんです。

山田:こうなっちゃたんです。こうなっちゃったの。

大井:そうそう。こうなっちゃったの。

乙君:ああ(笑)。

山田:主な輸出品がこうなっちゃったの。

猥談という言葉は消えてしまった?

大井:会田誠の代表作が『犬』ですよ。

山田:そうそう(笑)。いや、会田さんやばいよね。

大井:会田誠やばいです。

山田:会田さんは、でもね、手塚直系。ルサンチマン。

大井:だから、村上隆が会田誠に負けてるところは、エロが描けないってことです。

山田:ああ、そうね。

大井:会田誠はエロは描けるんだよね。

山田:そうそう。

大井:あれがやっぱり2つ違うなというのはおもしろい。その弟子と仲が良いというのがまたおもしろいですね。

山田:そうそう。弟子と仲良くさせていただいてるんですね。

大井:やっぱり日本の文化からエロを切って話すのはなかなか難しいというのは、僕の持論ではありますね。

乙君:確かにね。

山田:ただね、この間この話をしようと思ったときに、そういえば「猥談」って言葉消えたね。

乙君:猥談ね。

大井:あ、そうですね。

山田:なんか昭和の香りがしてかわいいよね。

大井:そうそう(笑)。

山田:「猥談ばっかしてるんだよ」みたいなさ、団塊世代が言ってたの。でも、すっげえかわいい響きになっちゃって(笑)。で、「死んでしました」っていうさ。今の人「は?」みたいになっちゃった。

大井:猥談って字が思いつかないでしょうね。

山田:「猥」っていうところからいくというのが……。

乙君:卑猥の「猥」ね。

大井:そう。

山田:形もそうじゃん。だから、そういう感じだったんだっていう。昭和を思い出す感じがあって、という感じがして。

大井:うん。

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