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<投資したい人必見>ファンドオブザイヤー受賞のお金のプロに投資について聞いてみた1(全1記事)

あなたが今、ミャンマーに行くべき理由 ヤンゴンよりもオススメの場所は?

今、ミャンマーが熱い! ニコニコ生放送の人気番組メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」。今回はファンドマネージャーの房広治氏をゲストに、「ファンドオブザイヤー受賞のお金のプロに投資について聞いてみた」と題してお送りします。本パートでは、アウンサンスーチー宅に下宿経験を持つ房氏が、ミャンマーの治安やオススメの観光地を紹介します。

ミャンマーの治安は?

DaiGo氏(以下、DaiGo):(コメントにて)「(ミャンマーの)治安とかどうなんですか?」って質問が来てますけど、どんな感じですか?

房広治氏(以下、房):ミャンマー人から見た外国人、我々はものすごく安全です。ほとんど物を盗られることもありません。ミャンマー人同士のいさかいというものはあります。

DaiGo:なるほど。それは今までの政治的ななにかがあったからってことなんですか?

:いや、それだけじゃなくて、ミャンマー人同士ではやっぱりケンカとかそういうのは当然あるんですが、外国人はみんなお客さまなんですね。やっぱりお客さまはもてなさなくてはいけないって心がすごくあるので。

DaiGo:なるほど。日本のおもてなしに近い感じなんですね。

:非常に近いです。それで、どちらかというと、本当に昭和の時代、私は昭和34年生まれなんですけど、自分たちが物心ついた時の日本に似ています。

DaiGo:なるほど。

:まだDaiGoさん、生まれてなかったですよね。

DaiGo:そうですよね。昭和だと僕が61年とかだから、だいぶ前ですね。へえ、おもしろいな。

ミャンマーおすすめの旅行地は?

(コメントにて)「旅行に行っても安全ですか?」って来てますけど。

:旅行はすごく安全です。アウンサンスーチーのおすすめはバガンという場所とインレーレイクという場所なんですが。

バガンという場所は、一時、12世紀ぐらいまでの200年間の間に、2万の寺院が、それこそ徳を積むためにみんなが寄付をして、とくに王様ですね。寄付をしてできたという場所です。ここの気球に乗って見ていただくと、本当にほかでは味わえないようなすごい場所なんです。日本でいうところの京都みたいな感じなんですけど。

DaiGo:じゃあ、京都を気球で空中から見るようなイメージなんですかね。

:そうですね。

DaiGo:おもしろいですね、それ。

:それで、もう1つはインレーレイクというところなんですが、これは、またぜんぜん違う場所にあるんですね。ミャンマーというのは日本の1.8倍の国土の面積がありますから、すごい広いです。

バガンは、ヤンゴンから見て北西のほうにあるんですが、インレーレイクは北東に位置していて、ここは畑とかいろんなものが、湖の中で浮いているんです。だから、浮いたトマト畑で、船を漕ぎながらそれを取ったり、手入れをしたり、そういう光景が見られる。

DaiGo:へえ。ベネチアみたいな感じですね。アジア版ベネチアみたいなイメージですか。

ヤンゴンよりもバガンとインレーレイク

:ベネチアよりももっとびっくりします。例えば、大きな大きな長い竹の棒を、池のボートから池に向かってバンってやるんですね。そうすると、魚が下からバーッて来るんですよ。昔はそうやって、バーンと大きな音を出して魚をびっくりさせて、魚が気絶して出てくるってやり方なんですけど。

DaiGo:それ、めちゃくちゃ魚がいっぱいいないと無理ですよね。

:魚もいっぱいいますし、それから、そのやり方というのは、めちゃくちゃ古いやり方らしいんですね。それが今でも伝承されてるという。

DaiGo:へえ。

:ぜひ、この2ヶ所は、ヤンゴンはどうでもいいんですけど、この2ヶ所はぜひ行ってほしい。

DaiGo:ヤンゴンは……(笑)。けっこうヤンゴンは行くけど、そこには行かない人たちが多そうですよね。

:ヤンゴンは、シュエダゴン・パゴダという大きなものすごい寺院があります。それは見る価値があります。

DaiGo:なるほどね。

:しかし、それよりもバガンとインレーレイクは、非常に本当に見る価値がありまして、ほかでやっぱり見られない光景なので。ほかの世界、どこでもそんな光景は見られないんですね。

DaiGo:なるほどね。

:行っていただきたいですね。

若い国ミャンマーの可能性

DaiGo:おもしろいですね。今、ミャンマーの話を多めにお聞きしたんですが、結局ミャンマーのことについて、僕たちは知らないことが多いなと思っていて。もちろん僕もミャンマーって国は知ってるし、スーチーさんのことは知ってたんですけど。

今回、房さんの本を読ませていただいて、いわゆる鎖国じゃないですけど、独裁的な環境だった国がオープンした時に、なぜそこにチャンスが生まれるのかを具体的に書いてらっしゃったじゃないですか。例えば、人口でいうと、日本の半分ぐらいですよね。でも、労働人口の平均年齢がめちゃくちゃ若いんですよ。

アウンサンスーチーのミャンマー

:全体の中での分布で、一番大きいところが26歳。

DaiGo:働き盛りど真ん中、というよりもちょっと若いぐらいの人たちがいて、つまりこれからその人たちが、今までは軍事政権に押さえられていたのがオープンになって発展していくから、そこにチャンスがあるよね。

国民性も似ているから、投資でいったら、それこそちょっと前の中国とかじゃないですけど、そういうところに投資家が行くイメージがあったんですけど、でもミャンマーのほうが国民性的にも日本人に合っているし、これから大きな発展が日本と同じように見込めるから、そこにチャンスがあるって話になっていく、ってことですよね?

:まさにそうです。ミャンマーは学校制度が、軍政の時に破壊されて破綻してたって言われるんですが、実際にはお寺が寺子屋方式でやっていたので、識字率は90パーセント以上超えているんですね。

DaiGo:それすごい、異常ですね。学校がなくてそれは。

:寺子屋が、その代わりを。

DaiGo:ちょっと日本っぽいですね、そういう意味で言うと。

:そう思います。

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