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会議を見せるテレビ第22回(全7記事)

『えんとつ町のプペル』に続く絵本は誕生する? キンコン西野の次なる野望 

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第22回」。今回は西野氏が、『えんとつ町のプペル』に続く次回作について語りました。

「えんとつ町のプペル展」後の仕掛け

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):このまま部数進んでいったら、たぶん『情熱大陸』(の話)も来るんじゃないですかね。

西野亮廣氏(以下、西野):ん〜、なるほど。

のぶみ:(ピース)又吉さんのときの売り方みたいになるのかな。どうなるんでしょうね?

西野:どんなんでしたっけ?

のぶみ:「作家先生」っていう出方ですよね。それで又吉さんがおもしろいことを言って、「芥川賞取ってるのに、さらにおもしろいんだ」っていう感じで。でも、西野さんの場合はキャラが違うのか。

西野:そうですね〜。あとは、「こんなことしてきた」みたいな。そっちに自分の興味もいってるので。「また変なことしてきた」みたいな。

のぶみ:テレビの宣伝とかじゃなくて、自己流でやっていくということか。

西野:テレビの宣伝もやるんですけど、「こんなことしてきた」みたいな。そっちばっか考えてるな。

山口トンボ氏(以下、トンボ):あとは何があるんですかね。

のぶみ:これ(新聞広告)もやってるし。

西野:チーフマネージャーと言っているのは、11月に個展をやるんですけど。(展示の)絵が光るから、「ギャラリーから飛び出してるよね」という話になって、ギャラリーの中でやらなければいけないというものでもないから、電気さえ確保できれば屋外でもできるから、それこそ「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」じゃないけど、毎日東京のどっかでゲリラで個展やっちゃうとか。

夜19〜21時までの2時間しかしない。それで見つけられなかったら、もう終わり! 1人しか見つける人がいなかったら、その人が独り占め。

のぶみ:それは路上ですか?

西野:路上なのか、ガード下なのか、どこなのかは言わないけれど。「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」だったら、1回個展のやつを展示して光がバーッと付いたところを写真撮って、インスタにあげて、ここからヒント探して、そのへんちゃうかみたいな。お客さんが、とにかく、鬼ごっこみたいな。

のぶみ:それこそ、(LINE LIVEの)鬼ごっこのときの。

西野:参加型で「いいね!」(をすると賞金が増える)みたいな。

トンボ:いやぁ、おもしろいよなぁ。

西野:「また変なことしてきた」みたいな。

のぶみ:ニュース作ってく感じか。

西野:そっちのほうが「おもろい人」っていう感じがするんですよね。「あいつ、またおもろいことしてんな」みたいな。そっちが好きですね。

のぶみ:テレビは最小限にして、自分でニュースを発信していく感じに。

西野:でも、それをするとなったら、やっぱりある程度時間は奪われるので。毎日どっかでやるわけですから。

のぶみ:そうですよね。プペル展も時間はかなり取りますからね。

西野:そうですね。

絵本の次回作の構想

のぶみ:あと、次の絵本の企画もありますよね?

西野:そうそう。次の絵本も作らなきゃいけないし。

のぶみ:ここで止めないんだもんな。もうぶち抜いてるのにな(笑)。本気度がすごいよな〜。

西野:ずっと変なことしたいっすね〜。

のぶみ:西野さんって、4年に1回ずつ、ずっと出し続けるんですか? おじいちゃんとかおばあちゃんになるまで。

西野:4年なのか、3年なのか。飽きたらもちろん止めますけど。一応次のやつはもうやります。せっかく作り方のノウハウを身につけたので、「もうちょっとこうしてやれ」みたいなのはあるので。

のぶみ:すごいなぁ。

トンボ:また始まるんですね。

西野:そっちのほうがおもろない? おもろいことしたいです。「またおもろいことしてんな〜」みたいな。

のぶみ:4年に1回、西野さんが出てくるなというのが。次のやつも出てくるじゃないですか。そのときに僕も出られるようにがんばろう。オリンピックみたい(笑)。

トンボ:たしかにそうですよね。

のぶみ:だから僕、今回西野さんの『アメトーーク!』をやって、1カ月後に『情熱大陸』があるというのが、「よかった!」とか思ったんですよね。「これじゃ絶対対抗しきれないよ」って思ったもんな。

僕は文化人だから、テレビとかバンバン出れるわけもないし、もし来ても、それこそ西野さんが言ってたデメリットが僕にもあるので、元ヤンキーで、絵本作家というのが。いまだにすごく来るので。

どうしようかなと思ってたところで、これ(情熱大陸)決まってたので、よかったとは思いましたけどね。一緒になにかやれたらいいなと思いましたね。

オリラジの『PERFECT HUMAN』のおもしろさ

西野:それがいいよな〜。個展とかやられないんですか?

のぶみ:やってみたいですね。ゲリラでやりますか?(笑)。俺のほう光んないし(笑)。「光ってないぞ、見えないですね」って言われて(笑)。

西野:「個展を対バン形式でやる新企画」。

のぶみ:対バンっておもしろいね。

西野:自分は今これがあるから、これ絡みでおもろいことをしようという企画を組んでいけるけれど、これがない芸人はどうやって……。世間をざわつかせるような企画って何があるんやろう。むずない!?

トンボ:むずいですよね〜。それをお笑いにふっちゃうと余計むずい感じがしますから。

西野:むずいよね。

トンボ:目立とうとしたら、やっぱり突拍子もないことだったり、人が見てないことをやらないと。

のぶみ:あとは「そこやる!?」っていうことですよね。

トンボ:それこそ人からいろいろ言われるようなことだったりするとは思うので。

西野:オリラジはやっぱすごいね。

のぶみ:すごいですよ。

西野:『PERFECT HUMAN』って、完全に音楽のほうにふっちゃったやんか。いい曲じゃん。おもしろいもんね。やっぱ『PERFECT HUMAN』のPVとか、クオリティ高すぎて見たら笑っちゃうもんな。「なにやってんの?」みたいな(笑)。

トンボ:そうですね。あと、どんだけ金かかっとんねんって(笑)

西野:ああいうの、おもしろい。

のぶみ:やっぱり目立っちゃいけないっていうのが、学校とかではあったりしたけど、「あいつ頭おかしいんじゃねぇ?」っていうのも、行ききってると、「かっこいいな」になってくるんですよね。

トンボ:そうですよね。

のぶみ:ドーンって突き抜けちゃったら、なんにも言えなくなりますもんね。

西野:なるほど。

のぶみ:プペルも100万部になったら、たぶん西野さんの扱いを変えないといけないほうになりますよね。なにかが変わっちゃいますよね。それが芸人的に良いのか悪いのか、ちょっとわからないですけど。

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