2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第52回『モテる男はだめんずなのか!?〜初登場!倉田真由美の恋愛ウォーカースペシャル!!』(全11記事)
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山田玲司氏(以下、山田):それで困っちゃうのが、ルックがいいじゃん。実際、予告のルックとかも抜群にいいんだよ。それで、「ルックと企画でいける」と思ってスタートして、「それだけだったらスベるぞ」という。それはもう……、ものすごく俺としては悲しいんだよ。いいアイデアが出たんだったら……(倉田氏に向かって)なにがおもしろいんだよ!(笑)。
倉田真由美氏(以下、倉田):いやいや、あの……(笑)。
山田:ということなんだよ。
倉田:なんだろう。不思議なのよね。「おもしろくないな」とか思ったら、「おもしろくなかったな」って、私なんかはそれ以上のことを考えないもんなんだけど、それをこんなに熱く語れるのがすごいなと思ってね。
山田:あら。
倉田:感動してるんですよ。
山田:あら。
乙君氏(以下、乙君):(笑)。
山田:この企画で、俺、「漫画連載しろ」って言われたら、盛り上がるもん。最初、このネタで来たら「マジか! それ、いけるな」って、バッて広がる。
それなのに、この映画は「あんな敵にしてしまうのか」、そういう奴がいっぱい出てきて、「この企画だったらあの敵はダメだろ」とか、「このエピソードはダメだろ」っていうのを平気で入れてるんだよね。ツギハギなの、ものすごく。くやしいよね、本当に。「俺に撮らせろ」って、ずっと思ってた(笑)。
倉田:あー、そう!
山田:そう。それぐらい惜しかった。だから、逆に言うと、「ちょっと、みんな観て」「観て、俺の気持ちわかって」みたいな。
倉田:ふーん!
乙君:クリエイター志望の人にとっては、「ある意味、反面教師で役に立つよ」ってことですよね?
山田:いや、これが大好きな人もいると思うけど、でも、それにしちゃあ……。
乙君:でも、ポップコーンムービーでしょ? これって結局。
山田:え?
乙君:ポップコーンムービーというか、「ウェーイ」と言って、「脚本下手だな」とか。
山田:そういうふうに観れば、まだいいかなとは思います。ちょっとは思うけど、でも、やっぱり、あまりにもだな。55点だからな。
乙君:55点?
山田:うん。
乙君:なにが?
山田:えっとね、……魅力。
乙君:玲司さんの点数?
山田:俺的には点がね。
乙君:だれが55点つけたのか(笑)。
山田:山田玲司がつけて。それぐらい、最近わりといい映画が多いなって思って。当たりの映画が多かったので、期待してただけ、ちょっと悲しかったよなと思って。
乙君:なるほど。
山田:でも、それもなにか「うーん……」と言って、「みんな、いいって言ってるから、黙るのもな」と思って、今回は思わず、つい言ってしまいました。すみませんでした(笑)。
乙君:年末の反省会だな、これな。
(一同笑)
乙君:くらたまさん、ぜんぜん食いつかない、っていう(笑)。
倉田:いやいや(笑)。
山田:そうだなー。
倉田:あのー、……感動しましたよ。
(一同笑)
乙君:ということで……。
山田:あ、あと……、ちょっと待って。
乙君:え、まだやんの?
山田:来週もしかしたらしゃべるかもしれないんで、ちょっと1分だけいい?
倉田:(『スーサイド・スクワッド』のパンフレットを取って)これを? また?
山田:いや、じゃなくて、映画の話。
倉田:あー。
山田:『シンゴジラ』で、……観てないと思いますけど。
倉田:いや、『シンゴジラ』は、観ようと思ってますよ。
山田:『シンゴジラ』で官僚大活躍というので、日本人が大盛り上がりした夏だったんですけど、その裏で、去年『マッドマックス』を超えてアカデミーを取った『スポットライト』っていう映画があったじゃない。……あったんですよ、『スポットライト』。要するに、教会の司祭が悪いことをしていたのを暴く、ジャーナリストの話の映画だったのね。
それがこないだDVDになったので観たんだけど、めっちゃめちゃ大人でいい映画で。「しかるべき大人はこういうことをするべきだ」っていう映画が、しっかりと作られていて。
それで、『シンゴジラ』のほうは、ものすごく子供の夢、国民の夢としての官僚が描かれていて、これを対比して観せてみたいなというか、観てもらいたいな、ということがありました。
倉田:『スポットライト』はおもしろかったのね?
山田:おもしろい。絶賛。もう最高だった。来週は最高だった映画を話そうかなと。
倉田:ちょっと待って。玲司さんが最近おもしろかった映画って何? そのあたりのセンスも知っておかないと。
乙君:ちょっと、もうさ(笑)。
(一同笑)
乙君:もう1時間過ぎてるんですけど(笑)。
山田:そうね。
(一同笑)
山田:言っちゃう?
倉田:おもしろかった映画って何?
山田:ええと……、でも、知らないとダメだよね? くらたまが知ってる映画じゃないとダメだよね。
倉田:いや、いくつか出してもらえたら。
山田:『ズートピア』はよかったよ。『ドリー』もわかりやすいところでは、なかなかのレベルだったなという。『ドリー』、パラリンピックなわけじゃん。それは、「そこ来るか?」という、なかなか感動的な角度が入って。もちろん、最終的な落としどころは、うーん……、まあ、あるけど、みたいな。……ダメですか?
倉田:いやいや。そんなことないですよ。『ズートピア』おもしろかったよね。
(一同笑)
山田:え、『ズートピア』感動的だよ、ちょっとしゃべり過ぎただけだね。うん、あれはちょっとそうだなって。あと、原題で言うと、最近ちょっとおもしろかったのが、『LOVE IS STRANGE』といって、『人生は小説よりも奇なり』というしょうもないタイトルがついた映画があって。
これは60代、70代ぐらいのゲイカップルの黄昏について描かれてる、『東京物語』みたいな映画で。これは、ゲイカップルのおじいちゃん同士のイチャイチャがおもしろいのかなっていうふうに見せつつ、実はめちゃめちゃ深くてすばらしい作品だった。それはちょっとおすすめ。……なんだよ!(笑)。
(一同笑)
山田:ダメか?!
倉田:いや、「そっかー」と思って。
山田:ダメか?
倉田:いや、わかんない。観てないからね。
山田:観てほしいですね。
倉田:そっかそっか。オッケー。
山田:そうですね。いいっすか? ダメだな(笑)。
倉田:オッケー(笑)。
山田:飲み行くか、また(笑)。しょうがねーや! そこからいくか。そんな感じで。じゃあ、奥野さん、お願いします。
乙君:いや……(笑)。今日はすごいね。
倉田:(笑)。
乙君:くらたまさんの心の声が、ずっと流れてましたね。
(一同笑)
倉田:(笑)。
乙君:「こいつ、いつまでしゃべるんだろう」とか(笑)。
山田:そうね。今日は、こういうことが起こるよな。
乙君:え?
山田:それがヤングサンデーなんだけどな。
乙君:まあまあ、生放送でご機嫌にお送りしております。山田玲司のヤングサンデー。
山田:いいんだよ、それを待ってる人もいるんで。
乙君:では、そろそろ有料に切り替えさせていただきます。後半はいっぱい届いている人生相談、恋愛相談をくらたまさんを交えて、バスっと切っていただくという感じで、楽しみにしててください。
倉田:はい!
乙君:お待たせしました。そして、来週、次回、9月28日、タイトルは「手塚治虫は天才じゃない 漫画の神様の取った10の戦略」ということで、手塚治虫特集。
山田:治虫の話をさせてくれ。
乙君:2周年なんですね。ヤンサンもみなさまのおかげで丸2年になります。
山田:(笑)。はい、そうです。
乙君:もう、玲司さんが敬愛してやまない手塚治虫。
山田:はい、治虫ちゃん。
乙君:でも、天才じゃないということで。
山田:はい。治虫ちゃんは、そんな簡単な天才じゃない。
乙君:簡単な天才じゃないんですか、ほう。
倉田:え、どういう天才なの?
山田:それを来週。
(一同笑)
倉田:あー。
乙君:気になるでしょ?
山田:真由美ちゃん?
倉田:はい(笑)。
山田:真由美ちゃん、もうちょっと待ってください。
倉田:それは次回ね、はい(笑)。
乙君:ということで、ぜひ次回、楽しみにしてください。そして、ヤンサン主題歌を募集しております。こちら、9月末、30日までが締め切りです。なんと、まだ、3曲しか届いてないという(笑)。「どうした? おまえら!」。
練りに練っているのかもしれないですけど、10月5日に志磨遼平が来ますので。ドレスコーズ志磨遼平が、映画出たりとかっていう、あれの言い訳をしに来ます。調子に乗ってるという。
山田:やっぱり、レディー・ガガは難しいのかなあ。
乙君:レディー・ガガ、難しいんですかね。
山田:うーん。
乙君:まあまあ、『Bad Romance』を自分なりに、ヤンサン風にでもいいし、自分なりに解釈した曲を、ぜひぜひ、新主題歌。
山田:ね。
乙君:そして、ヤンサン美術部、稼働しております。第1回ミーティングは先週終わりました。みんないい人ばかりで助かっております。ありがとうございます。まだ部員募集しておりますので、あと10名ぐらいはぜんぜんいけます。オーバーしても別にいいや。なんとか作品数キュッとあれしてやるので。
できるだけいろんな人に参加してもらいたいので、9月30日、こちらも同じふうに締め切りでございます。ぜひぜひ、今年の秋、楽しんでいきましょう。ということで、ヤンサン2周年前夜祭ということで、くらたまさんにお越しいただいています。じゃあ、後半にいきます。チャオ!
山田:チャオ!
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