2024.10.10
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第52回『モテる男はだめんずなのか!?〜初登場!倉田真由美の恋愛ウォーカースペシャル!!』(全11記事)
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山田玲司氏(以下、山田):でも、「モテる女=幸せになれる女」じゃないっていうことが、あるじゃん。
倉田真由美氏(以下、倉田):うん。
山田:そこはどうなのかな?
倉田:「モテる女=幸せになれる女」じゃないね。
山田:モテようとするじゃん、でも。
倉田:うーん……。だって、そのほうが選べるじゃない。
山田:あー。そうね、選択肢が。
倉田:なんて言うのかなあ……。女って、もちろんいろんなタイプがいて、こんなざっくりとしたことを言ったら語弊があるんだけど、私、大まかに2つの要素があると思ってて、女が女である所以というところで。
1つは、性的な、動物的な、動物のメス的なもの。例えば、「セックスしたい」とか、「子供産みたい」とか。
山田:本能ね。
倉田:そう。本能的な、メス、女という要素と、もう1つは人間ならではの、「着飾りたい」とか、「姫扱いされたい」とか、「かわいがられたい」「かわいいって言われたい」とか。この2つの要素が、女が女である大きな所以である、2つの要素なんだけど。
山田:うんうん。
倉田:これ、けっこう人によって、どれぐらい持っているかが違うわけ、女によって。
乙君:ほうーー。
山田:姫願望と母願望みたいな。
倉田:そうそう。
山田:姫派と母派みたいな。
倉田:そうそう。姫タイプと母タイプみたいな。
山田:いるね!
倉田:私、見た感じからわかるとおり、母タイプだと思うのね。
山田:強かったの? 母が。
倉田:かなり姫要素が少ないの。
山田:あ、そうなんだ。
倉田:たぶん、これは人によって、8:2とか、5:5とか、いろいろ違うと思うんだけど、相当私は姫少ないよ。
乙君氏(以下、乙君):9:1ぐらいですか?
倉田:相当少ない。もっと少ないかもしれない。
乙君:9.5:0.5。
倉田:もう姫願望ぜんぜんないねー、っていう。
山田:うん。
倉田:たぶん、見た目でわかんのよ。髪の毛を巻いてたり、ネイルやってたり。
山田:はいはい。縦に巻く感じね。
倉田:そうそう。あと、ネイルはけっこう姫願望が出てるんです。
山田:そうだねー。
乙君:あ、そう。ヘェヘェ!
倉田:だって、ネイルって維持するの大変なのよ。お金もかかるし。
乙君:そう。あれ、「なんでやってるの?」っていつも思う。
倉田:あれ、自分がうっとりしてんの。「きれいな爪でうれしいな」、それがもう姫気分。
山田:姫気分ね。
倉田:「きれい」って言われたいな、とか、「いいバッグ持ちたい」とか、そういうのがあって。だから、そのどっちの要素が強いかによって、女の幸せってだいぶ分かれると思うの。
山田:なるほど。適性みたいなのがあるわけね。
倉田:そう。だって、私は姫願望がないから、チヤホヤされたいとか、「本当かわいいね。真由美、大好きだよ」とか言われたくもないもん。
山田:え。お姫さま抱っこ、されたくないの?
倉田:セックスの時ならいいけどね。
(一同笑)
山田:じゃあ、ベッドに連れて行かれる時だけ?(笑)。
倉田:そう、そういうのならいいけど。
山田:限定で、みたいな。
倉田:そういうのならいいんだけど。
乙君:ポケズボはどうですか? ポケズボ。
倉田:何それ? ポケズボって。
乙君:こう手を握って、ポケットに……、寒いから、自分のポケットに(手をズボッと)。
倉田:自分の好きな男ならいいけど、そういうことじゃない。姫扱いされたい人って、それこそレディファーストとかもうるさいじゃん。
山田:うんうん。
倉田:「ドアを開けてほしい」とか、「荷物持ってほしい」とか。
乙君:「車道側歩け」とか、なんとかかんとかね。
倉田:そうそう。そういうのがうれしい女ってたぶん、自分のことをいかに大切にしてくれるかで、男を選ぶのよ。だから、そういう女の人のほうが、お金が好きな人が多い。
乙君:あーー。
山田:なるほど。
倉田:女医の西川史子さんいるじゃん。
山田:はいはい。
倉田:あの人、私、同い年なんだけど。
山田:え、そうなんだ!
倉田:彼女、本当に頭がよくておもしろいんですけど。彼女と私、話した時に、もうぜんぜん恋愛観が違うのがおもしろくて、彼女が自分で言っていたのが、「私はかぐや姫方式で男を選びたい」。
乙君:あー、なるほどね! 求婚してくれる男性が、いろんなのがいて。
倉田:そうそう。いろんな人がいて、一番いい人をその中から選ぶパターン。
山田:なるほど。
倉田:お姫さまだから、いかに自分にやさしくしてくれて、いかにお金持ってて、いかに条件がいいか、っていう選び方をしたい。それで、彼女、いかにもそういう姫っぽい人じゃん、見た目もそうだし。でも、私みたいな女は、そういう選び方ができないんですよ。自分が「いいな」って思った男と寝たいの。
乙君:いや、まあ、寝たいか……。そこまでは別に(笑)。
(一同笑)
乙君:付き合いたい、でいいですよ。
倉田:そうそう、付き合いたい。もう、いい歳なのにね(笑)。
山田:「オスっぽい男が好きだ」って前から言ってるよね。オス度が高い、って。
倉田:そう。昔はそうだった。
山田:「オスっぽい人が好き」ってよく言ってたよ。
倉田:昔、そうだったね。
山田:え、最近変わったの?
倉田:え?
山田:最近はそうじゃないの?
倉田:いや、変わったっていうよりも、最近はそういうことをあまり考えなくなったから、よくわかんなくなってきた、っていうのが正しい(笑)。
山田:そうなんだ(笑)。だんだんぼんやりしてきたんだね。
倉田:だんだんぼんやりしてきた。
山田:あー、そうなのね。
倉田:だから、女の幸せといっても、それによってだいぶ変わりますし。男性側もアプローチの仕方を間違えないほうがいいのはそこ。
乙君:なるほどなー。
倉田:姫要素が高い人にはサプライズが喜ばれたりするけど、母要素のほうが高い人はサプライズ嫌だからね。私、嫌いですよ、サプライズ。ウザい。
山田:あ、そうなんだ?
倉田:もうウザーい! そんな面倒くさい、自己満足なことされたら。
山田:あなた(乙君)好きでしょ。サプライズするの好きな人でしょ。
倉田:ごめんね。私好きじゃない。
乙君:サプライズ……まあ、ビックリさせたいっていうのはありますよ。
倉田:それ、姫にやったら喜ばれますね。姫はうれしい、サプライズは。
山田:うんうん。水曜会の連中、みんな好きだったじゃん(笑)。
乙君:そうね。
山田:サプライズ大好きだったじゃん。
乙君:(東村)アッコ先生だけですよ、嫌いなの。
山田:アッコ大嫌いだよね。
倉田:サプライズ。けっこう分かれますね、そこは。
山田:姫度、なるほどねー。
倉田:そうそう。いろんな女の子を取材してきたじゃん、『だめんず』で。
山田:うん。
倉田:「やっぱり求めてる幸せが違うな」って思って。
山田:じゃあ、要するに、自分の適性はどっちなのかをわかっていたほうがいいってこと?
倉田:わかっていたほうが、間違わないと思う。だって、「女はやっぱり愛されるほうがいいのよ」とか、「やっぱり愛した人と一緒になるほうがいいのよ」とか、真逆なことを言っても、人によって違うからね。
山田:「私はこれだな」と。
倉田:そう。「私、姫じゃないから、やっぱり自分で選ばないとダメだな」とかね。
山田:あー、なるほどね。
倉田:そういうことです。
山田:おもしろいねー。
乙君:今日はもう、こんな新書ですよ、もうこれ。
(一同笑)
山田:新書1冊出るやつですよね。
乙君:新書1冊分のクオリティを、無料で大公開っていう感じ(笑)。
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