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第52回『モテる男はだめんずなのか!?〜初登場!倉田真由美の恋愛ウォーカースペシャル!!』(全11記事)

「若い頃は、もっとセックスをした方がいい」くらたまが語る、後悔しない経験のススメ

ニコニコ生放送の人気番組「山田玲司のヤングサンデー」。今回は、漫画家の倉田真由美氏をゲストに放送された「モテる男はだめんずなのか!?〜初登場!倉田真由美の恋愛ウォーカースペシャル!!」を書き起こしにてお届けします。

ゲストにくらたまさんを迎えて

乙君氏(以下、乙君):根こそぎ拾う番組でおなじみの『山田玲司のヤングサンデー』……。

(一同笑)

乙君:これ、『臨場』の内野聖陽のモノマネ(笑)。

山田玲司氏(以下、山田):毎週毎週、誰もわからないモノマネ、ありがとうございます。

倉田真由美氏(以下、倉田):ぜんぜんわかんなかったです!

乙君:「俺のとは違うな」っていうね。

(一同笑)

乙君:ということで、もう本人がさっそくこちらにいらっしゃいます。今日のゲスト、初登場ですね。2周年を前に、ヤンサン、スペシャル。山田:そうですね。

乙君:くらたまさん、こと、倉田真由美先生です。よろしくお願いします!

(一同拍手)

山田:イエーーーーィ!

倉田:よろしくお願いしまーす。

乙君:どうした? どうした? なんだ、このテンションは!

山田:(コメントにて)「美人」って出てますよ!

山田・倉田、二人の漫画家の共通点

倉田:こないだね、(山田と)カラオケにも一緒に行ったりして、年に2回ぐらい飲んだりするよね。

乙君:わりとあれなんですね(笑)。

倉田:年に2回ぐらい飲んでます(笑)。

乙君:最初、どういうかたちでお知り合いに?

山田:いや、これ、おもしろいことに、たぶんゼロ年代、我々漫画家のなかで、一番人の話を聞きに行くことになった漫画家。

倉田:あー、それは間違いないですね。

乙君:そういう共通点が。

山田:それで、毎週、こちらはこちらでややこしい女の方に会いに行き。

倉田:そうですね。

山田:俺は誰かに「助けてくれ」と言い、人を探し、みたいな。

倉田:そうでしたそうでした。

山田:そうそう、そういう時期があった。

乙君:人の話を聞くのと、人の話を聞いて「助けてくれ」って(笑)。

(一同笑)

山田:だから、基本的に人の話を聞く人なんだよな?

倉田:そうなんです。

山田:2人とも。

倉田:あまりそういう意味では、よくも悪くも人間的に癖がないよね。

山田:そうだね!

(一同笑)

『だめんず・うぉ~か~』がブームになって

山田:おまえ、だから、すごいやりやすいだろ?

乙君:いや、今日、めちゃくちゃやりやすいですよ。本当に。

倉田:よく言われますわ。

乙君:玲司さんの周りには、本当に、なんて言うんでしょう。こう、すばらしい女性の方しかいない、っていう。……友達。

山田:いろいろ言葉選んでますよ。

(一同笑)

倉田:どう受け取ったらいいのかなあ(笑)。でも、今日は恋愛話みたいで、楽しみにしてきました。

乙君:今日は恋愛相談、人生相談ということで。もう数々のね、『だめんず・うぉ~か~』から始まりまして、いろんな人の話を……。

だめんず・うぉ~か~(1) (SPA!コミックス)

山田:俺、そう言えば、『だめんず・うぉ~か~』……。くらたまと言えば、『だめんず・うぉ~か~』で国民的な作家になられた人じゃん。

倉田:そんなこともないけどね。でも……。

山田:あれが売れた時に、「私、今ブームになってる。ヤバい。昔の人にされる」みたいに(笑)。

倉田:(笑)。

山田:焦ってたよね(笑)。

倉田:焦る! 焦る!

山田:「『あの頃、いたよね』って言われるんだ、私も!」みたいな。

倉田:まあ、今も本当そんなだけど、でも、なんかもう、「それもいいのかな」みたいな感じになってきたね。

山田:超えた?

「もっとセックスをしたほうがいい」

倉田:それよりもなによりも、今、一番後悔してるのは、さっきから何回も言ってるけど、もっとセックスをしたほうがいい。

(一同笑)

倉田:もっとしておくべきだった。

(一同笑)

倉田:若い時に、みなさん、もっとやったほうがいい。本当に。

山田:そうっすね。

倉田:もうね、今、それが一番の後悔だし。

山田:コメントが、すごい盛り上がってますね(笑)。

倉田:あんまりおもしろい話ができないんですけど、このことに関しては、けっこうすごく後悔があるんで。やっぱりねー、しとかなきゃダメですよ。

乙君:なんでそう思ったんですか? 最近ですか? それ。

倉田:私、結婚して7年目かな。

乙君:そんな経つんですね。

倉田:セックスレス6年とか、そんな感じ。

乙君:えーー!!

倉田:いや、でも、そんなもんになるのよ!

乙君:1年経つと、もうレスになるんですか?

倉田:もうそんなもんですよ。普通の夫婦、そうじゃない?

山田:いや、俺、日本中そうだと思うよ。

倉田:日本中そうだよね!

山田:マクガイヤーさんからもそういう相談、来てましたけど。

(一同笑)

乙君:シーッ!

山田:あ、ダメなんですか?

乙君:本名出したら、バレるから。

(一同笑)

山田:マクガイヤーっていう本名なんですか?

乙君:うん(笑)。

山田:そうなんですか。おまえ、面倒くさいな(笑)。

基準は人数? 回数?

倉田:そう。だから、なかなかヤれなくなる状況になるから。どっちにしても、年齢とか、いろいろな障害が出てくるから、……やっとくべきだよねー、もっと、本当に。

(一同笑)

乙君:しみじみと(笑)

倉田:私、恋愛に関しては、けっこういろんなことを……。

山田:え、モテたでしょ? だって、絶対。

倉田:まあ、好きな男とは付き合いましたよ。

山田:あー。

倉田:すごく好きな男とは付き合ったけど、セックスはあんまりしてない。

山田:あんまり(笑)。

倉田:だから、そこを後悔してるんです。

乙君:それは数の問題なんですか? それとも、男の数の問題なのか、回数の問題なのか。

倉田:数もそうだし、……回数だね(笑)。

(一同笑)

乙君:回数なんだ!(笑)。

倉田:回数です(笑)。

乙君:回数なんですか。

倉田:はい。

乙君:じゃあ、「いろんな男と遊べばよかった」じゃなくって、特定の人でいいから、もっとこう、濃密に。

山田:いっぱいしとけばよかった。

倉田:いや、いろんな男ともヤっときたかったです、もっともっと。

(一同笑)

倉田:もっと数を増やしてもいいんですけど、でも、1人あたりがそんなにしてないんだよね、私。たぶん、そんなに長く1人と付き合ってない。

山田:あ、そうなの?

倉田:うん。

山田:意外と早くお別れになる、みたいな感じ?

倉田:意外と。だって、ダメ男と付き合ってたでしょ、初期の頃は。

山田:あ、そうか。

新撰組のキャラクターに萌える!?

倉田:20代前半から本格的に男と付き合いだして、ちょっと遅いんですけど。

山田:受験勉強してたんだもんね、ずっと。

倉田:うん、10代の頃は勉強したり、ニ次元萌えしたりしてたから。

山田:二次元萌えとかしてたのか。

倉田:あ、二次元じゃないのかな。小説とかの人だから、二次元ですらないのかな。

山田:小説の中の人に。

倉田:あ、これ、男の人、できないでしょ? 女は、絵がなくても萌えられるんですよ。歴女なんてあるじゃないですか。

山田:あー、そっか。

倉田:ああいうやつだった、私。

山田:新撰組でイケるやつね。

乙君:新撰組でイケる(笑)。

(一同笑)

山田:いや、あの人たちって、新撰組の全部のキャラクターでイケるんだよ。

倉田:そう、歴女はけっこう。あと、安倍晴明とか、戦国大名とか、戦国武将とか。

脳内イケメン変換で萌えを生成

乙君:BLとかじゃなくって?

倉田:BLにもいますよ。そういうのが好きな人もいるけど、歴史上の「上杉謙信さま~!」みたいな人がいるわけですよ。

乙君:あー。

山田:脳内変換。脳内イケメン変換。

乙君:今で言うと、それこそ『真田丸』の。

山田:だから、あれ、大変でしょ。

倉田:そうなの?

山田:そうじゃない、今は。

倉田:でも、あれが本当にそう思ってるかどうか、わからないですけど、「私の思う彼じゃない!」みたいな感じかもしれないけど、頭ん中だけで作り上げられるわけですよ。

乙君:だから、絵とかがあるよりは、言葉だけでイメージする。自分のオリジナルを作れるから。

倉田:そうそう。絵があってもいいんですよ、もちろんね。

山田:うんうん。

倉田:『スラダン』とか、昔、いっぱいやおいが出るじゃないですか。そういうジャンルもあり、歴女みたいなものもあり、私はそれだったんだけど。

山田:うん。

クールでめんどくさそうなキャラ萌

倉田:曹操孟徳と、佐々木小次郎と、あと、シャーロック・ホームズとか。

乙君:バラッバラ!(笑)。

(一同笑)

乙君:なんで曹操なの?(笑)

倉田:いや、全部……。違うよ、バラバラじゃない! 全員一貫してんの。

乙君:何が? 頭がいい?

倉田:わかりやすい例で言うと、赤い彗星のシャアなんです。

山田:ええと……、孤高な感じ?

乙君:マザコン?

倉田:違うよ! そこじゃないよー!(笑)。

山田:(笑)。

乙君:え! シャア、マザコンだよね?

倉田:そこじゃない!

(一同笑)

乙君:そこじゃない。どこなの?

倉田:違う。クールな感じ。

乙君:キザ?

倉田:キザもそうだし、めんどくさい感じよ。

乙君:まあ、めんどくさいですよ、シャアは!

倉田:そう。そのめんどくさい。

山田:うん、富田さんだからね。

乙君:けっこう、俺、友達ですけど、シャアと。

(一同笑)

乙君:二十数年来の友達でいるつもりですけど、僕は。

山田:あー、そうなんだ。

乙君:もう亡くなられた……っていうか、宇宙の遺志になってしまわれた。

山田:そうなんだ。

乙君:うん。

倉田:そういうシャア、嫌だ(笑)。

乙君:え、そういうシャア、嫌なの?(笑)。

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