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会議を見せるテレビ第21回(全9記事)

キンコン西野をイジるやつは周回遅れ? 芸人仲間・2ちゃんねらーの反応に対する本音

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第21回」。今回は、西野氏がほかの芸人や一般視聴者からイジられることについて、自身の見解を語りました。

西野が楽しそうなのは許せない?

西野亮廣氏(以下、西野):例えば、僕が仕事ですごくうまくいったりすると、同期の人が「くやしい」というのはちょっと意味がわかるんですよ。

同期でライバル、みたいな人から見ると「くやしい」というのはすごくわかるんですけど、僕とぜんぜん関係ない人が、僕がすごくうまくいったら「くやしい」って言うんですよ。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):うん。

西野:「これが変だな」って思ってて。

のぶみ:なんでくやしいんだろう?

西野:いや、なんか僕けっこう……例えば、僕がすごく楽しそうにしていて、「毎日すげー楽しい!」とか言ってたら、例えば吉木りさちゃんとかが、「なんだよ! もうくやしいわ!」みたいなことをすっごい言うんですよ。

山口トンボ氏(以下、トンボ):うんうんうん。

西野:ぜんぜん関係ないじゃないですか? 僕がうまくいこうがいくまいが、吉木りさちゃんの人生にはぜんぜん関係ないし、一般の方の人生にもぜんぜん関係ないんですよね。

のぶみ:うん。

西野:うまくいっても失敗しても、2ちゃんねらーの人の人生には、なんの影響もないと思うんです。

トンボ:まあそうですよね。はい。

西野:でも「くやしい」って言うのって、「西野は下であってほしい」みたいな「あんたが下であってくれたほうが、すごく落ち着く」とか「安心する」とかいうのを僕は天然でまとってるんだなと。

のぶみ&トンボ:(笑)。

西野:そう思った時に、「これはやっぱり、ずっとバカにされてたほうが全員が幸せになる」と。

トンボ:うーん。

みんなのいじられキャラになりたい

西野:裏では、もうボロカスに「あいつらアホやな」とか言いますけど。

トンボ:はいはい。

西野:ここで言ってるみたいに、「視聴者全員バカだから」とか言っちゃうんですけど。思ってるんだけど、表に出る時はちゃんとこう、(演技でも)「ジョブズに憧れてます」とか言ってるほうが、「俺、そんなん思ってないですから」って頑固になるより、それを中学生とかにイジられてるほうが絶対にいいと思う。

トンボ:まあ、そうですよねー。確かに確かに。

西野:イジられたい。

のぶみ:そうなんだ。

西野:イジられたいです。

のぶみ:じゃあ、俺も言うのか(笑)。

トンボ:(笑)。

のぶみ:鉄パイプのくだりは(笑)。

西野:少なくとも僕は、中学生に雑にイジられたいです。

トンボ:でも、そっちのほうが素敵っすよね。

のぶみ:素敵だよねー。

西野:そっちのほうが広まるし。

のぶみ:やっぱり出川さんとかがずっと残ってるのって、みんながツッコめるからなんですよね。

西野:はいはいはい。

のぶみ:出演者が多くても、みんなが参加できるじゃないですか。みんなの声が乗るから、全体的にあの人がいたほうがいいんですよねー。それでやっぱりすごく楽しくなるし。

西野:絶対そっちのほうがいいと思う。

トンボ:確かに。

キンコン西野をイジるやつは周回遅れ

西野:でも、ムカつきますけどね。作り手の人と一緒に、「そういうことだよね」ってわかってやってんのと、中には作り手の人が本当に天然でやってる人がいるから。

のぶみ:うんうん。

西野:「うわー、アホや! 西野、『ジョブズ』とか言ってるわ!」ってこっち(作り手)が本当に思ってる場合があるから。

トンボ:なるほどね。

西野:「もう……」とか思うんですけど。取材とかほとんどそうですけど。でも、まあまあまあまあ。

トンボ:うん。

西野:だいたい周回遅れですけどね!

トンボ:(笑)。

西野:僕のことイジってるやつなんて。

のぶみ:(笑)。

西野:だいたい周回遅れですよ。後ろ見て、こうやってギャーってやってるけど、だいたい、「まだお前、そこの話してんの?」と。

(一同笑)

トンボ:後ろ向いて(笑)。

西野:「お前が遅れてんだぞ、すごい遅れてんだぞ」って思うんですけど。

のぶみ:うん。

西野:でもまあ、イジらしてたほうが、絶対いいっすね。

プロの芸人のイジられ方

のぶみ:いや、すごいよね。これでイジられるのがうまいしね。テレビ見てて。やっぱあれって、普通の人だと絶対不可能ですよ。立たされて、ワーワーワーってなって終わりですよね、たぶんね。

西野:いや僕、ワーワーワーってなって……。

のぶみ:ワーワーワーってなってますけど、それがうまいんですよね。

西野:『ゴッドタン』とかですごくいい返ししてるって言ってくださいましたけど、だいたい『ゴッドタン』の返しって、「やめろや!」とか「やめてや!」しか言ってないですよ。

(一同笑)

トンボ:大きい声で(笑)。

西野:大きい声で。「そんなんしたらあかんやろ!」とか。

のぶみ:いや、でもね……。

西野:いいワードなんか、1個も出てないっすよ。「痛い」とか「恥ずかしい」とか。

トンボ:(笑)。

のぶみ:トンボさんもそうなんだけど、芸人さんの「やめろ!」っていうのは、なんかちょっと笑っちゃうんですよね。

西野:いや、トンボの「やめろ」が1位ですよ(笑)。

トンボ:(笑)。

のぶみ:おもしろいっすよね(笑)。

西野:僕、パクってるんです、「やめろ」(笑)。

のぶみ:「やめろ」。

トンボ:(笑)。

のぶみ:ちょっと笑いながら言うんですよね。

西野:すげーイジられてる時に、「やめろ」って。僕あれ、パクってるんですよ。

トンボ:(笑)。

のぶみ:あれ、上手なんですよ。

西野:いいっすよね。

のぶみ:あれは文化人が言ったら、もう「本当にやめろ」っていうことになっちゃうから。「やめろ」も人柄がありますよ。

トンボ:あるんですね(笑)。

西野:いい「やめろ」、持ってるね(笑)。

トンボ:いい「やめろ」、持ってる(笑)。

西野:トンボの「やめろ」と、小谷の「ええやん」は、いいのを持ってるんですよ。

(一同笑)

トンボ:そうなんですね(笑)。

西野:小谷の「ええやん」「やるやん」は。

トンボ:うん、「勝ちやん」。

西野:「勝ちやん」。

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