CLOSE

会議を見せるテレビ第19回(全7記事)

キンコン西野「絵本の初版希望は○万部」幻冬舎への“恐怖政治”と予約販売の反響を語る

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第19回」。今回は、10月末に最新作の絵本『えんとつ町のプペル』の発売を予定している西野氏が、予約販売の反響について語りました。

キンコン西野、天才少年BAO君の本の売れ行き

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):ちなみに『魔法のコンパス』って、書店で今どういうふうに売られてるか知ってます? これね、BAO君(中島芭旺)の本と一緒に売られてるんですよ。

西野亮廣氏(以下、西野):へ〜。

のぶみ:それで西野さん、さっき聞いたら……BAO君のほうが今売れてるって(笑)。

山口トンボ氏(以下、トンボ):(笑)。

西野:おかしな話な……。

のぶみ:ということは、BAO君のほうはバンバン刷ってるってことだよね。

西野:ってことですよね。おかしな話。

トンボ:単純にそうですよね。Amazonでも確かBAO君のと……。

のぶみ:BAO君と西野さんの本がバーって同時に売れてるんですよ。

西野:Amazonのランキングはどうなんですか? 僕ちょっとわからないですけど。

トンボ:Amazonのランキング1位になってますよ。

西野:それはタレント。総合のやつでいったらどうなの?

トンボ:ちょっと待ってくださいね。今調べますね。

のぶみ:総合で昨日見たら1位だったな。

西野:いや、タレント本だったら1位だと思うんですけど。

のぶみ:そうか、そうか。でもあれ、予約で順位上がるんですか?

西野:どうなんだろう。いや、僕たぶん総合でも……今何位なんだろう? 日本にあるすべての本のなかで、『魔法のコンパス』って何位なんだろう?

のぶみ:(Amazonで)『魔法のコンパス』って調べて、下のところに「主婦と生活社」とか、詳細が書いてあるところあるじゃないですか。あそこで出ますね。

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

スタッフ:Amazon14位(2016年9月15日時点)ですね。

西野:14位……。

のぶみ:ちなみにBAO君はどのぐらいですか?

西野:それ知りたい。

見てる、知ってる、考えてる

スタッフ:BAO君は93位(2016年9月15日時点)です。

西野:BAO君93位。じゃあもう……あ~、余計腹立ってきた!

のぶみ:それなのにBAO君(の本は)刷ってるんだ。

西野:そういうことですね。

のぶみ:ということは……。

西野:余計腹立ってきた。聞くんじゃなかった、今の話。

のぶみ:あの……ダメじゃん!(笑)。Amazonは、映画化になってる小説だとか、今一番テレビで取り上げられてる本が20位くらいまでに入りますね。

西野:なるほど。

のぶみ:Amazonで総合14位はすごいことだよ。

トンボ:すごい。14位。

のぶみ:今日ここに(担当者を)呼べばよかったね(笑)。

西野:「なにしてるんだ」って。でもね……。

のぶみ:どういう考えでそうなってるのか知りたいよね、逆に。

西野:確かにね。

テレビ出演の影響力

のぶみ:なんなんだろう? 僕、『ママがおばけになっちゃった』が初版4,000部で。

西野:初版4,000部だったんですか!

のぶみ:初版4,000部で、その1ヶ月後くらいに『とくダネ!』に出るときは、2万部だったんですよ。それで『とくダネ!』で出て一気に7万部くらいいったのかな。その次に『スッキリ!!』も出て、10万部突破ですよ。

西野:へ~。

のぶみ:たぶん『アメトーーク!』だったら、1番組で10万部突破する可能性が高いんですね。ただ、テレビと本の関係で、けっこうテレビってバーって売れるんですけど、バーってなくなるんですよ。ほんで、それが持続しないんですよ。だから、魔力といったら魔力なんですよね。

西野:なるほどねぇ。

のぶみ:ここからどうなるんだろう?

西野:どうなるのかなぁ。

のぶみ:たぶん幻冬舎は、BAO君のテレビ露出とかも考えてるのかな。そういうので入れてるのかもしれないですね。BAO君テレビで話すかな、どうなのかな?

西野:いやでも、怒ったな。今回ばっかりは。

のぶみ:あ、(コメントで)「BAO君、累計5万部突破」だって。

西野:90何位なのに? もうその順位聞くんじゃなかったかな。

トンボ:(笑)。

西野:でも、BAO君の本むっちゃいいんですよ。あいつはいいんですよ。

のぶみ:BAO君頭いいからな。

西野:あいついいんですよ。それはすっごい応援してるので。

のぶみ:あ、(コメントで)「BAO君テレビ出てましたよ」って書いてある。マジで? だから今、もっと上がってるんだ。

西野:俺でも、主婦と生活社とどうやって……。

のぶみ:その前に14位なのになんで?(笑)。

西野:どうやって好きになったらいいんだろう? もう1回。

のぶみ:なんだろう? どうしよう? 受け入れるのかな(笑)。

『えんとつ町のプペル』の初版発行部数

西野:でも、もう気持ちは早くも『えんとつ町のプペル』のほうに離れてるんですよ。「もうダメだ」と思って。

このスタッフさんにどんだけ言っても……尻重いなと思って。これダメなやつなんかなと思って。今ちょっと『えんとつ町のプペル』のほうにシフトしてる。もうストレス溜めたくないし、これ以上キレても……。

のぶみ:それも初版、どのくらいでやるかですよね。また。

西野:そうですよね。

のぶみ:けっこう今話題になってますよ。

西野:『えんとつ町』は今、予約の段階で3,000売れてるんですよ。

トンボ:予約の段階で。

西野:それで今、一昨日くらいからクラウドファンディングをスタートしたんですよ。あのクラウドファンディングって、たぶんあと1ヶ月もあれば1,000とか1,500とか売れるんですよ。

トンボ:いや、売れるでしょうね。

西野:クラウドファンディングのリターンに絵本をおいている。

のぶみ:5,000くらいは西野さんが売る……。

トンボ:手売りだけでっていうことですよね。

西野:手売りで5,000は売れる。

のぶみ:すげーな。

西野:これで初版1万部とかにしたら、僕もう、幻冬舎と縁を切る。

トンボ:(笑)。

西野:最終的にもうどこからも本を出せなくなる。

(一同笑)

のぶみ:なんでなの?(笑)。

トンボ:変な童話みたいな(笑)。

のぶみ:マジかー。

西野:いや、1万は絶対足りないから。

絵本の初版希望は3万部

のぶみ:ちなみに『オルゴールワールド』のときは、初版どんくらいやったんですか?

西野:いやでも、たぶん7,000とか8,000とか、そんなところからスタートしたと思うんですけど。

のぶみ:けっこうアンパイから始めるんだ。

西野:はい。でも、1万は絶対足りないですね。『えんとつ町のプペル』は。

のぶみ:絶対無理だろうね。

西野:「えんとつ町のプペル展」というのが11月に1ヶ月間あるので。

のぶみ:じゃあ、どのくらいやったら納得ですか? 初版。

西野:3万。

のぶみ:ああ。そんな気がする。けっこう。

西野:それで、あれってたぶん……。

のぶみ:絶対西野さん売るよね。

西野:売るし。

トンボ:売る。

のぶみ:たぶんかなり責任取ってくれるよね。

西野:あれは新宿の紀伊国屋が基準になってるのかな。売上というか。

トンボ:どうなんですかね。

西野:どうなってるのかな。まあでも、たぶん自分のことをおもしろがってくれてる人の層が、本屋に足を運ぶ人というよりかは、どちらかといったらネット(の人たち)。

幻冬舎に対する恐怖政治

今回も、『魔法のコンパス』がすごく滑ってしまったのが、本屋基準でいくんですよ。「本屋には残ってますよ」みたいなことを言うんですよ。

いやそうじゃなくて、たぶんこの本をおもしろがるような人って、みんなAmazonで本を買ってるから、まずAmazonにないと。

のぶみ:ああ、そうかも。

西野:紀伊国屋にあっても……それはすばらしいことだけれども、Amazonに大量にないと対応できないという話。

でも、昨日言ったんですよ。というかもう、僕が主婦と生活社にキレることによって、幻冬舎の担当編集者をビビらせているという。恐怖政治を。

トンボ:なるほど(笑)。

西野:キレるぞって。今、俺これぐらいキレるからなってことを見せてるんですよ。

のぶみ:並ばせて、1個前の人をバーンってビンタするっていう(笑)。

トンボ:こういう状態でこうなってるぞという(笑)。

のぶみ:(笑)。

西野:そうそう。それで、次これをしたらお前に次いくぞというので、今、恐怖政治をやってる。

トンボ:そういうことですよね。恐怖政治やってるな(笑)。

のぶみ:恐ろしいなー。

西野:そう、やってるんですよ。担当編集者と幻冬舎の専務にはもう言ったんです。「Amazonの在庫切らすことだけはやめてくれ」って。

表参道の「SEZON ART GALLERY」で個展を開催

トンボ:あ、「えんとつ町のプペル展、どこでするのかイマイチよくわからない」というコメントがありました。

のぶみ:僕も行かせてください。確か前日もやるんですよね?

西野:レセプションみたいな。

のぶみ:11月2日でしたっけ?

西野:11月2日がレセプションで、正式オープンが11月3日なんですけど。表参道にあるSEZON ART GALLERYという、新しくできたセゾンさんのギャラリーを1ヶ月間丸々お借りして個展を。

のぶみ:1ヶ月ってすごいですよね。またそこに行ったりするんですか?

西野:行きます、行きます。

のぶみ:マジで!?

トンボ:西野さんはねえ、ちゃんとそこに作業できるスペースを作ってね。

西野:そう、作業スペースを作ってそこにいるという。

のぶみ:マジで!? 作業机置いたって、暗いからできないじゃないですか(笑)。

西野:そこだけ明かりやるんですけど。

のぶみ:そうか。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!