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「いつまでも客でいられると思うなよ」キンコン西野が目指す、お笑いライブの向こう側

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第18回」。今回は、西野氏が8月12〜19日にかけて行う「西野亮廣独演会 in Tokyo」の内容について語りました。

4,000人の10回公演、「西野亮廣独演会」

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):独演会、内容はできたんですか? ネタ的に。

西野亮廣氏(以下、西野):15日に梶原が来るので、今日は梶原とやることを何か詰めてましたね。

のぶみ:それもすごいよね。

西野:だいたい決まりました。まあ、あんまおもろないですよ(笑)。

山口トンボ氏(以下、トンボ):やめろよ。どういうことだ、もうおもしろくないというのは。

のぶみ:4,000人、来るんだぞ。

西野:それは絶対です。あいつには言ったんですけど、去年まで2,000人で。

トンボ:言ってましたね。

西野:(去年は)1回公演でバーンっとやったから、今年は10回公演だから、おもしろさも10分の1になっちゃうんです。

トンボ:(10回)足して100に……。

西野:それは仕方ない。本当に期待しないで。もうみんなでやろう。

のぶみ:それはやっぱり、全部見に来てほしいということの表れなんですか。それとも、僕みたいにリアルなあれなんですか。

西野:何ですか、あれって。

のぶみ:リアルなピンチなんですか。

西野:それもある。おもしろさに関しては、もうあきらめています。それはもうお客さんが頑張ればいいし。

のぶみ:リアルなやつなんですか、それは。リアルなやつなのか。

トンボ:ああ、お客さんが頑張ればいいのか。

西野:お客さんが頑張る。だって僕はもう10パー、10分の1なんだから、おもしろさは。

トンボ:そこもインタラクティブにやっちゃっているんですか。

西野:そう、インタラクティブ。もうお客さんが90パーセント頑張るみたいな。僕はもう無理。僕はペース配分が10分の1になっているから。

のぶみ:なるほど。

西野:最終日のほうなんか、もうほぼ声も出ないし、しゃべってもいない。10分の1だから、お客さんが頑張れ。

のぶみ:やっぱ声枯れます?

西野:さすがに枯れるから。

トンボ:枯れるって。西野さんって、もうガッと乗ってくると、ワッといくんで。

のぶみ:プロなのに、けっこう枯れるんだ。

トンボ:いや、強いほうだとは思うんですけど。

2016年のライブはお客さんのほうが頑張る

西野:でも、その間ほかの仕事はもう全部止めたんですよ。もう絶対仕事入れないでということを。

のぶみ:いや、それはそうでしょう。

西野:独演会の前後は、もう絶対仕事入れないでと言っていて、何とかしますけど。でも、声が万全であろうと、集中力はやっぱ完全に切れてますから、10分の1になっちゃっているから。

トンボ:なんで切れるんだよ。100パーセントにしろよ。

西野:いや、これはもう次のステージに行きたいんですよ、僕は。お笑いの。お客さんが頑張らないと駄目だという。

トンボ:それはお笑いの次のステージです(笑)。なにそれ、そうだったの? お笑いの向こう側って。

西野:お笑いの向こう側、お客さんが頑張る。

のぶみ:でも今ちょっと、明後日の1,000人の解決法がちょっと見えたかも。

西野:お客さんが頑張れって。

のぶみ:笑い声、聞こえないから。

西野:そう、頑張れっていうことは。

のぶみ:めっちゃ笑ってくださいよって。

西野:お前ら、わかってるか。この環境でやることの大変さを。

のぶみ:後ろ、うるさいんですよ。

西野:後ろ、俺を見ろよと。お前らなんか座ってるけど、お前らが頑張れっていう。

のぶみ:そうだよな。

西野:お前らが頑張ったら、この空間がよくなるんだから、一緒にしようよってこと。

のぶみ:そうだよ。

西野:一緒にいい空間つくろうよ。なに全部委ねちゃってんの、みたいな。

のぶみ:そんで笑うときはテンポ合わせて。

トンボ:椅子に座ってりゃいいんじゃないって。

西野:椅子に座ってちゃ駄目だよ。

のぶみ:そうですよ。

西野:駄目ですよ、そんな。

トンボ:まじっすか。

お笑いの向こう側へ

西野:いや、いつまでも客でいれると思うなよと。今、2016年でインタラクティブだっていってんだから。

トンボ:まじで。

西野:笑えよ。

のぶみ:本当だよ。

トンボ:頑張りすぎだって。

のぶみ:聞こえねえんだもん。

トンボ:のぶみさんの、1,000人の読み聞かせ。

のぶみ:聞こえないんだよ。

トンボ:違う、違う、頑張りすぎやって。

のぶみ:こうやって(タオル)回せよ。

トンボ:湘南乃風のやつみたいに。

のぶみ:回してほしい。

トンボ:頑張りすぎだよっていって、今度は笑わす。拡声器で笑え、みたいなこと。

西野:そう、そう、そう、今、いいアイデア出たね。出るんだから、メガホン持っていって笑おうかなって、ほら。

のぶみ:まじかよ。メガホン、たたいてくれ。

西野:そう、そう、そう、みんなでつくるっていう。

トンボ:なるほどね。これが向こう側だったのか。

西野:お笑いの向こう側、ライブの向こう側。

トンボ:ライブの向こう側って、そうなんですね。

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