2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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DaiGo氏:はい、どうも、おひさしぶりです。今日は、「運を良くする方法」です。
(コメントにて)「これが噂のHueですか?」、はい、Hueです(IoT照明「Philips Hue」)。ピンク色とかできますよ。ほとんどラブホみたいな感じになりますけどね、ピンクにすると。(コメントにて「ピンクやってみて」)ピンク? ピンクはね……、ちょっと待って。
これで放送する?(笑)。(コメントにて)「ピンクは月末にしましょうね」、そうですよね。じゃあ、戻しますね。このHueを使って集中力を上げたりする方法もあって。そのためにライトを使ってこんなことをやったりしています。
(コメントにて「これはこわいよ(笑)」)これはこわいですよね、はい。そうなんですよ、時間に応じてライトを変えたりすると集中力とかも高まるので、そんな話もまた今度しますね。今日は長くなっちゃうので。
今日は話すことがいっぱいあって、「運の心理学」についていろいろ話したいと思います。最後には、みなさんの運の良し悪し、運がいい素質を持った人間なのかを測るテストを、今から10分か15分ぐらいして会員限定放送になったらやりたいと思います。
運を測るテストは、よくあるスピリチュアルな感じのテストではなくて、心理学者が見たときに運のいい人はどういう性格で、どういう心理的傾向があるのかがわかっているので、それをまずみなさんに自分で測ってもらって。紙とペンをそのとき使ってもらうんですけれど。
それを測ってもらって、それから自分の運の良さがどれぐらいなのか。そして、運を良くするには、自分の性格のどういう部分を変えていけばいいのか。どういう行動を取ればいいのかという話を、具体的にやっていきたいと思います。
今日はぬこさまがいます。はーい。ごめんね、寝てるのに。
ひさしぶりだよね。ごめん、寝てていいよ。(コメントにて「顔が赤い?」)顔が赤いんです。これは、僕の顔が赤いんです。
それはさておき、一応いくつかアンケートを取ろうと思います。まず一番最初、お決まりの、どれぐらい見てますかって話を。今日はまた違ったアンケートもいくつかしていきたいと思ってます。(コメントにて)「なんで赤い服着てるの?」、これ、ニコニコのTシャツだからなんですね。
焼けたばかりなので、これからたぶん健康的な色になる可能性があると思いますけれど。押した? オッケー。じゃあ、結果表示します。
(コメントにて)「呼吸の仕方が筋トレになってる」、可能性はありますね(笑)。お、すごい。初めての人が17.2パーセント。初めての人、来ていただいてありがとうございます。今日は、ほんとに使えるテストです。なので、ぜひ、見てもらえればと思います。
運の研究って、けっこうやってる人が少ないんですけれど、おもしろいんですよね。「そもそも運とはなんなのか」という定義から始めますからね。(コメントにて)「ぬこさまが拝めるからうれしい」、はい。
(コメントにて「スマホでもアンケートできるようになったらいいのに」)スマホでもアンケートできるようになったらいいんですけどね。アンケートで運の良し悪しを測れるような、性格を測っていく放送をやろうと思ったんですけど。
冷静に考えると、アンケートに応えられない人が参加できなくなっちゃうので。紙とペン、またはスマホで見てる場合は、ほかのブラウザかアプリが起動できるんだったら、Evernoteとかにメモしてもできますので、一緒にやっていきましょう。
(コメントにて「お酒飲んでるの?」)お酒は飲んでないです。これは完全に日焼けです。
まずは運を良くするというところから話していきたいと思います。
(コメントにて「メモけっこう使います?」)僕のしゃべってる内容をメモしようとしたら、使えます。テストの部分に関しては、そんなにたくさんは使わないです。普通のメモ帳とか、文庫本とかのサイズのメモ帳があれば、ぜんぜん大丈夫だと思います。
(コメントにて「運の本出すんだよね」)運の本出します。それもあって、いろいろ話したいなと。本に書いてある内容を、さすがに全部しゃべるのは難しいので。たぶん、運の本は10月の真ん中ぐらいに出ます。
では、「あなたは運がいいですか?」という質問をします。最近なんか調子悪いね。なかなかアンケートが、すぐパッと出てくれない。(コメントにて「DaiGoは運どう?」)僕は運いいです、かなり。オッケーですか? じゃあ、結果表示しますね。じゃん!
おー、やっぱり統計どおりになるんだなあ。なるほどね。ちなみに、今、僕がなぜこれを聞いたかというと、運の良し悪しに関する統計を調べたんですけど、これはこの放送ではおなじみですけどハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマンの研究調査なんです。
運がいいと思ってる人が、だいたい50パーセント、普通だと思ってる人が36パーセント、悪いと思ってる人たちが14パーセントなので、だいたい統計に合致してますね。いや~、すばらしいですね。科学の力は偉大ですね。
運がいいと思ってる人がちょっと少ない、45パーセントぐらい。それで、普通って思ってる人がちょっと多いですね。これはやっぱり、国とかによっても違うんでしょうね。ワイズマンの場合は、イギリス、英語圏なので、若干楽天的な人が多いのかもしれないですね。なるほど。
なぜこれを、最初に聞くかというと、運とか心理学って、とくに今、心理学は統計に乗っ取られてると言われるようなことがあって。最近だいぶ変わったんですけど。
いわゆる実験心理学、experimental psychologyができたおかげで、人間の脳とかを実際に見ながら心理学の研究ができるようになったので、だいぶ変わってきたんですけど、やはりまだ統計、あとはデータサイエンス的な、ビッグデータですね。そういうところに頼るところが大きい。
今、このニコニコを見ているみなさん、要するに僕のチャンネルの会員のみなさんとか、視聴者の1つの集団が統計にちゃんと則ってるのか。もしかしたら、極端に運がいい人とか、極端に運が悪い人ばっかりが集まってる可能性ももちろんあるので、それを調べたかったんです。
なんですけど、どうやら統計にしっかり則ってるということで、安心してこの先やっていけるなという感じです。
それで、「運がいい人って結局なんなの?」と。運がいい人・悪い人って、よく聞く話だとは思うんですけど、例えば、俳優のメル・ギブソン。たぶん顔を見ればわかると思いますが、メル・ギブソンは、最近やってた映画で『マッドマックス』ってあったじゃないですか。その前の作品があるんですけれど。
『マッドマックス』の主役になったことで、メル・ギブソンはすごく有名になったんですが、彼が採用された理由って、監督が、『マッドマックス』の野性的な感じ、ワイルドなイメージのキャスティングを求めてたらしいんですよ。
そんなときに、メル・ギブソンは(オーディションの)前日の夜に酔っぱらいにからまれて、ボッコボコに顔を殴られるんですね。顔がめちゃくちゃで、ボコボコに腫れた状態でオーディションに行ったんですよ。そしたら、それで一発で決まったみたいな。
(コメントにて「『リーサル・ウェポン』もだね」)そうですね、『リーサル・ウェポン』にも出てますね。それで『マッドマックス』の主役になって、ハリウッドスターの道を歩んでいくんです。
つまり、前日に酔っぱらいに殴られるのも奇跡的な確率でしょうし。それがたまたま役に合致するのも奇跡的な確率じゃないですか。これは果たしてほんとに心理学的に解析できるの、っていう話からまず始まるんですね。
こういう運がいい人というのはけっこうたくさんいて、例えば、バフェットの話をよく出すのでバフェット関連の話をすると、バーネット・ヘルツバーグ、ヘルツバーグジュニアさんという、アメリカの宝石店のオーナーがいるんですけど。
そのオーナーがニューヨークに行ったときに、たまたま、道を歩いてたら「ミスター・バフェット」っていう声が聞こえたらしいんですよ。それで、見たらバフェットっぽい人がいる、と。それで、その人はなにをしたかというと、「ここで出会ったってことは、なにか意味があるだろう」と思って、いきなり(バフェットに)声をかけて自己紹介をして、自分の宝石店の話をしたんですね。
そしたら、どうなったかというと、1年後、バフェットがその宝石店を買ったんです。要は買収なわけですから、すごい金額でM&Aできた。そういう運があったり。
あと、ピューリッツァー賞っていう、たぶん海外の記事とか読む人は知ってると思うんですけど、ジョセフ・ピューリッツァーという、新聞社のオーナーがいるんですけど、この人もすごくおもしろくて。ジョセフ・ピューリッツァーは仕事がなかったときに、暇で図書館に通ってたんですね、
そこでたまたま、ちっちゃい会社の編集長と出会うんですね。それで、仕事がなかったからと言って、記事を書く見習いを始めるんですけど、その見習いを始めて4年後に、新聞社の株を買わないかって話がその人経由で来るんですね。
その新聞社の株を買って、今どうなったかというと、いわゆる新聞社のオーナー、社長になったんです。暇で図書館に通ってたら……とか、こんな偶然って意味があるんだろうかと。
実際、それに言及している心理学者もたくさんいて、前に紹介したこともあると思うんですけど、心理学者のアルバート・バンデューラ。スタンフォード大学の心理学者は、「人生においてもっとも重要なことは、実はものすごい些細なことから生まれるんだ」と。
例えば、偶然の出会い。実際にアルバート・バンデューラは、奥さんと出会ったのがゴルフ場なんですが、男2人でゴルフに行ったんですね。それで、前を回ってる組が女の子2人で、その2人に声をかけて、一緒に回ることになった。それで一緒に回るようになった女性と結婚しちゃった、と。
そういう、ほんとにどうでもいいよってこととか、ほんとにささいなことが人生を決定してるってことを、運命として認識してるんですね。不思議だと思いません? そういうのって。
だって、結婚するかもしれない相手が前で回ってるとわかっていたら声をかけられるけど、そういうのがわかってない状態で声をかけて、それが人間の運命を左右してるんですよ。
これ、ちょっとネタバレになるんですけど、そういう些細な運とか可能性を、どれぐらい広げられるかということが、運がいい人になるための方法でもあるんです。そういう話もしていきたいと思います。だから、懸賞とかに当たるようになる方法とかも、紹介したいと思ってます。
だから、意外と行動で運はかなりコントロールできるんじゃないか、という話なんです。全部は紹介できないので、今日は運の話をいろいろしたいと思うんですけど、それにまつわる本とかも紹介したいと思います。
少し話が変わるんですけど、「ぼっち放送」って言ってますけど、この仕事場、執筆部屋で放送する放送が、意外と人気が高いんです。いいんですけどね(笑)。ぜんぜん僕はうれしいんですけど。
この前、ジェバさんとけっこう夜まで飲んで、この部屋にも来たんですよ。それで、「ゲスト放送とか、そういうのを考えましょう」みたいな話をして、いろいろ企画を練って、「ゲスト誰にしようか?」「こういう企画打ったらいいじゃないですか」とか考えてたんだけど。
でも、結局、ぼっち放送がいいっていうね。ニコニコを機に、いろんな人と会って、僕もけっこう考え方とか変わるかな、と。人との出会いって、やっぱり考え方を変えますから。そういうふうに思っていた矢先に、なにが起こったかというと、ぼっち放送のほうがいいという。シュールな感じですよね。
やっぱり根に、引きこもり的な要素があるので、ニートの星ですから。人がいるより自分で勝手にしゃべったり、あとは自分のテリトリーでしゃべるほうが、自分の力が最大限に発揮されるんでしょうね。残念ながら。
だから、そこのさびしさはありますよね。案の定なんだけど、最近、体を鍛えるようになったりしたことによって、けっこう人と会ったり、人に興味を持つようになってきたんですよ。これはメンタリストとしてどうなんだよ、って感じなんですけれど、人に興味を持つようになってきたんですね。
いわゆる研究対象としてではなく、普通に人に。でもやっぱり、違ったのかなって感じでしたね。すみません、なんのことをしゃべってるのかわからないんですけれど。でも、ぼっち放送でいいんだったら、こんなに楽なことはないですよね。
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