2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
リンクをコピー
記事をブックマーク
絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):今、ディズニーランドに行くと、みんなミッキーのTシャツ着てるんですよ。
西野亮廣氏(以下、西野):へぇー。
のぶみ:「あれなんでなんですか?」って聞いたんです。前はそんなにTシャツを着てる人いなかったんですよ。そしたら、あれは昔3,500円くらいだったらしいんですよ。今は1,900円から2,000円台のがあるから、子供でも大人でもみんな買うらしいんですよ。
ビビッドな色を使ったやつで、もうお祭りだから着ちゃおうぜっていう感じになってるみたいなんですよね。それはちょっとおもしろいなって思いました。
山口トンボ氏(以下、トンボ):でもそうですよね、買いますよね。僕はピクサー展に行ったんですけど、ピクサーの歴史とかアニメとか散々見て、一番最後に絵が売ってあると、めちゃくちゃ買いますからね。
西野:買う! しかもあれが大事でさ、美術とかそういうものって出口に置いてるやろ。あれ、入り口に置いてたら売上ぜんぜん違ったと思う。
のぶみ:わかるわかる。本当そう。
西野:全部体験して、「あー、楽しかった」って帰り際にモンスターズインクのTシャツあったら、じゃあこれだけ買っていこうみたいな。
トンボ:なる。
西野:人は体験に流れていってるし、まず体験をデザインして、出口に自分の売りたいものをお土産として置くっていうのが、これからのやり方、服の届け方になってくるんじゃないかな。
トンボ:善さんも展示会のやり方はちょっと、そういった意味ではがらりと変えても。
のぶみ:ほかと違うっていうのはすごい大事ですよね。Tシャツと絵本が違うのは、自分が着たときに広告になるじゃないですか。それで「あの人が着てるTシャツかっこいい」って広まりますよね。
でもちょっと印象的じゃないと無理だなっていうのもあるから。1回見たら忘れられないなっていうのがすごい大事だと思う。
中山善仁氏(以下、中山):それが一番わかりやすいんですよ。例えば、西野君が着てくれてて、「西野さんが着てるあの服が欲しいです」っていうのがいるので。
西野:それで言ったら、WIN-WINの関係を作れると思っていて、10月の暮れに『えんとつ町のプペル』っていう絵本が出るんですけど、『えんとつ町のプペル』のすげぇしゃれたTシャツがあったら僕ずっと着ますよ。なぜかと言ったら僕が得をするから。『えんとつ町のプペル』の宣伝になるから。
のぶみ:ハロウィンのときに、(絵本のキャラクターが着てる)シルクハットと蝶ネクタイのコスプレで、ハロウィンの掃除をしてるみたいな。それ頼んだほうがいいんじゃない?
西野:そういうのやったら。
トンボ:超WIN-WIN。
のぶみ:ハロウィンの掃除のときに、みんな買いに行くみたいな。
トンボ:なるほど。
西野:シルクハットっていくらくらいで売れるんですか?
のぶみ:子供用と大人用があったらいいと思うけど。
中山:作り方はいろいろあるけど、うちの工場はかなりいいとこでやってるから、それでやっちゃうと高いかな。
西野:なるほど。
のぶみ:安くするためにはどうしたらいいんですか?
中山:一番安くするためには、どれだけの個数かによって海外に振れるっていうのはあったりするけど。
のぶみ:さっき西野さんが「体験が大事」って言ったじゃないですか。例えば、キットを売って、自分たちがシルクハットを作るワークショップをやるんですよ。
西野:なるほどね。
のぶみ:絶対自分の作ったやつかぶせたいじゃないですか、子供に。
中山:確かに。
のぶみ:その場合はけっこう安くなります?
中山:それだったらできるのかなっていう。そっちのがおもしろいかもしれないですね。
のぶみ:ちょっと調べてみないとわからないですけど、そっちのが西野さんっぽいね。参加型だから。
西野:シルクハット作るみたいな。
のぶみ:シルクハットを作るワークショップやってから、それをかぶってっていうのはおもしろいね。
トンボ:ちょっとこれよりも深い話は、有料のほうでさしていただいてもよろしいでしょうか。ここからは有料のほうになりますので、お願いします。
のぶみ:ありがとうございます。
西野:それうまくいってほしいな。
のぶみ:これはもう。
関連タグ:
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略