2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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西野亮廣氏(以下、西野):どうもありがとうございます。ギリギリ間に合いましたよ、のぶみさん。
絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):ありがとうございます。
西野:すいません、遅くなりました。滑り込みセーフでございます。
のぶみ:これはなんなんですか? スターだからですか(笑)。
西野:今日はふだんと違って、のぶみさんのイベント会場からということで。珍しいですよね。
のぶみ:そうなんですよね。なんでいま僕がドキドキしてるかというと、西野さんが1分前に来たんですよ(笑)。それで今、LINEブログやってるじゃないですか。
西野:そうですね。
のぶみ:あれは実際ではないんですよね?
西野:LINEでブログやってまして、「行ってもない旅日記」という。だから、行ってもないんですよ。その旅日記の中で、今、台湾で女の子と今イチャイチャしてるというようなことになってると思う。
のぶみ:そうそう(笑)。
西野:嘘です。東京にいますよ(笑)。
のぶみ:でも、ちょっとリアルなんですよね。
西野:そうそう。「行ってもない旅日記」の話しても大丈夫ですか?
のぶみ:ぜんぜん。なに話しても大丈夫ですよ。
西野:ブログとかTwitterとかFacebookとか、いろいろやってて、全部住み分けしていかなきゃいけないなと思ったときに、LINEでブログをすることになっちゃって。「なにしようかな?」と思ったときに、それをやることになったんですけど。
本当に「行ってもない旅日記」って、行ってもないところの日記をずっと書いてて。食べてもないグルメの感想書いて、見てもない景色の感想書いて、出会ってもない人との交流を描いてるんです。全部嘘なんですけど。
のぶみ:経歴詐称ですよね?(笑)。
西野:そうですね。ショーンK入ってます。ショーンK(笑)。
だけど、ギリギリラインとしておいてるのは、例えばグルメの「台湾の九份の○○というぜんざい食べました」とか、ぜんざいの名前と値段とか、お店の住所とか、そういう情報は本当という。
のぶみ:Twitterで、羽田空港から台湾に行く飛行機があるのか調べた人がいたんですよ。「本当にある」って言って「すげー、西野さん」って言って。
西野:「○○航空97便8:50発のに乗って」みたいな。それは本当なんです。それは本当だけど、そこの飛行機の中でリクライニング倒してきたおばちゃんとかの話はもう嘘です(笑)。そういう嘘を交えながら……。だから、ガイドブックとしては成立するという。
のぶみ:ちなみに1回は行ったことあるんですか?
西野:実は台湾は行ったことあるんですけど。この先、半年間かけてアジアツアーをすることになってるんです。キングコングというコンビは活動休止して、(相方の)梶原を見切って(笑)。
のぶみ:梶原さんが不安がってる(笑)。
西野:アジアツアーをするというのは、この先にインドとか、西の最果てのトルコはぜんぜん行ったこともない。それを想像で書くという(笑)。
のぶみ:すごいですね。
西野:行ったこともないから、情報がないから、まずむちゃくちゃ調べるんですよ。だから今、僕アジアにむっちゃ詳しくて(笑)。
のぶみ:ちょっと行きたくなってる?
西野:そうそう。本当にむっちゃ詳しくなってるんですよ。アジアってどこまでアジアか知ってました?
のぶみ:インドは入るのかな?
西野:インドぜんぜん入りますよ。アジアって、言っておきますけど、イラクとかよりももっと向こうまでアジアですからね。トルコまでアジアなんですよ。
のぶみ:トルコまでアジアなんだ?
西野:ていうか、トルコなんか四捨五入したらほぼアフリカですよ(笑)。あのへんまでアジアなんです。
のぶみ:アフリカ入んないんだ。
西野:もうアフリカにギリギリ……。アジアって、僕らのイメージ的に、日本とか中国とかあのへんのイメージあるじゃないですか? ぜんぜんぜんぜん。もともとアジアというのはギリシャで生まれた概念なんです。ギリシャから生まれて、どんどんどんどん東に東に東にいってきて。
のぶみ:ギリシャからなんだ。
西野:日本なんか、アジア濃度でいったら、だいぶ低いんですよ。もう本当に最後のほうにアジア入りした。
例えば、ワールドカップのアジア予選とかで、「お前をアジア人と言うには、ちょっと無理あるやろ?」みたいな人たち、あっちの人たちのほうがアジア人で。僕らのほうがぜんぜんアジアじゃないんですよ。
のぶみ:アジアのなんの人なんだろうね?(笑)。
西野:アジア濃度が非常に薄いんですよ。
のぶみ:アジア大使だよ?
西野:でも、そういうことを調べて最近詳しくなっていって。
のぶみ:俺、ちょっとおもしろいなと思ったのは、西野さんのところに「連絡があった」って言ってFacebookに書いてあって。「GLayのTERUさんから、『35歳という多感な時期にこんなに長い間旅行できるっていう勇気を称えるよ!』というメールが来た」って言ってて。もうあれ絶対勘違いしてると思ったの(笑)。
西野:そうなんですよ。一応ブログのタイトルでは「行ってもない旅日記」ってタイトル出してるんですけど。
TERUさんはそれを見られずに、内容だけ見たから、マジで僕が35歳のこの時期に、本当にキングコングの活動を休止して、それで行かれてると思われてて。
長文のメールがTERUさんから来て。「もう本当に大事な時期で……。でも、この挑戦を僕は最後まで見届けるし、応援したい」みたいな。
のぶみ:もう行くしかないな(笑)。
西野:TERUさん、すごい優しい熱い人だから、もう僕「嘘です」って言えなくて(笑)。
のぶみ:もう絶対行くしかないですね(笑)。今日だってここに来てるじゃないですか。「のぶみさん大変なことになってますよ。西野さん来週からアジア行きますよ」って、それ何回も言われて(笑)。
西野:行ってないですよ、俺。
のぶみ:俺、その話聞いてたから。でも聞いてても、「でも行かないとは言ってないし。たぶん行かないとは思うんですよ」って言って。
西野:嘘なんですよ。でも楽しいですよ。
のぶみ:楽しいですね。いやちょっと、予想以上におもしろかったと思いますね。
西野:そう。だから、ちょっと勉強になるような。なんだろうな。例えば、イモトのWifiをレンタルすると、マルチ変換プラグという。海外ってコンセントの形がそれぞれ違うじゃないですか? あれの変換プラグはイモトのWifiを借りたらセットでついてくるとか。そういうマメ情報とかを織り込んでいって。
のぶみ:知らんな、それ。
西野:それとか、海外旅行しようと思ったら、荷物をコンパクトにしないといけないから、衣類の圧縮袋みたいな。「これはどこどこで売ってます、何円です」みたいなこともやったりして。けっこう情報入れてるんですよ。
のぶみ:(コメントで)「TERUさん、ツアー中なのにそのメールを入れてくれたですね」って書いてある(笑)。優しいな。
西野:いや、本当にTERUさん優しいですよ。
ほんで、これは僕感謝していただいたんですけど。日本で買える「マウイチップス」という。「マウイチップス」って知ってます?
のぶみ:マウイチップス?
西野:マウイチップスって、僕のお菓子史上1位のおいしいお菓子なんですけど。
山口トンボ氏(以下、トンボ):一番うまいやつ?
西野:一番うまいやつ。すべてのお菓子の中で一番。
のぶみ:マジで(笑)。
西野:マウイチップス……。
のぶみ:ちょっと、ごめんなさい! 西野さん、今日コイケヤの人が来てますんで(笑)。
西野:コイケヤのやつに比べたら……。カラムーチョのほうがおいしいですよ。カラムーチョ1位で、マウイチップス2位。それはカラムーチョのほうがおいしいですよ(笑)。
でも、それは「好きな女優だれ?」という話になったときに、「上戸彩」って言うのってもう外すじゃないですか、それは。そういうもので。そこで「上戸彩」というのを言うまでもないんだから。そういうこと。
カラムーチョは上戸彩じゃないですか?(笑)。だから、カラムーチョは外しましょうよ。それはいいじゃないですか? 「男前で誰が好き?」ってなったら、もうキムタクとかはいいじゃないですか? わかってるんだから。それ以外で。
のぶみ:言ってたけどな。
西野:いや違う。カラムーチョは上戸彩だし、キムタクだし。
のぶみ:大人なんだからね(笑)。
西野:だから、もうカラムーチョは殿堂入りしてるんだから、もういいじゃない? そういう話を言ってるんじゃないですよ、僕は。やめましょうよ(笑)。
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