2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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大和智明氏(以下、大和):本日はコミPo!5周年イベントにお越しいただきましてありがとうございます。コミPo!制作委員会・統括ディレクターの大和と申します。よろしくお願いします。
(会場拍手)
早速なんですけど、ゲストをお招きしたいと思います。田中さん、小野さん、西海さん、どうぞー!
(会場拍手)
大和:なんでそんなに恐る恐る来てるんですか(笑)。じゃあ、田中さんから簡単に自己紹介だけお願いします。
田中圭一氏(以下、田中):京都精華大学でギャグマンガを教えております……。
大和:教育者かよ!(笑)。
田中:5年間でこんなことになってしまいました、田中でございます。よろしくお願いします。
(会場拍手)
小野知之氏(以下、小野):コミPo!をもう6年以上作っております、開発ディレクターの小野です。どうぞよろしくお願いいたします。
(会場拍手)
大和:コミPo!なしでは生きていけない体ですね。はい、西海さんお願いします。
西海圭祐氏(以下、西海):フリーでCGデザイナーをやらせていただいています。コミPo!の3Dモデルを作るお手伝いをさせていただいております。よろしくお願いします。
(会場拍手)
大和:前半はこのメンバーでやっていこうと思います。最初はコミPo!が出た頃のお話なんかを話していければと思うのですが、コミPo!が出たのが2010年の12月15日でしたね。
田中:この前5周年で、イラストが上がったりしてましたよね。
小野:すごいですよね。
大和:5周年ってねぇ……。さっきも言ってたとおり、田中さんは教育者になっちゃいましたよね(笑)。
田中:そうですよ。もしかしたら5年後は刑務所入ってるかもしれない。
(会場笑)
大和:マジでそんな感じですよね。コミPo!って、最初のイベントがここ(ロフトプラスワン)だったんですよね?
小野:そうですね。発売4ヶ月後かな。
大和:2011年3月10日。震災の前の日ですね。
田中:そうですね。
大和:そうそう、この期間に作っていただいたものなんかをいろいろ持ってきたんですけど、『できるコミPo!』なんかも。「できるシリーズ」が出せるなんて思ってなかったですからね。
これはIPAですよ。すごく難しい漢字がたくさん並んでる。独立行政法人 情報推進機構。ここの「ひろげよう情報モラルセキュリティコンクール」という、田中圭一さんから一番遠い。
田中:「モラル」とか「セキュリティ」とかね。
大和:そんなところでも4コママンガのテンプレートで使っていただいて。2014年の最優秀賞はコミPo!ですからね。素敵な感じで。
田中:2014年、もう去年だ。
大和:もっと前から使っていただいてますよ。最優秀賞がコミPo!を使って描いているという。
田中:コミPo!作品多いですね。
小野:けっこう入選してますね。
大和:これはコミPo!で全部編集していらっしゃるんですけど。さっきちょっとごあいさつしたんですけど、こんな使い方もあるんですね。それから社団法人、なんとか財団みたいな賞を獲っちゃって。でかかったですよね。
田中:これは出した年か翌年ぐらいかな? その年の年末じゃなかったでしたっけ?
大和:そうですよね。
田中:いきなりもらっちゃって。
大和:大変でしたよ。最近は京都府精華町さん(の広報キャラクター)で「市としてこれでいいんだろうか?」って。今日もいらしていただいてましたけど。
(会場笑)
田中:だってねぇ。おっぱい大きくないから。
大和:スーツにネクタイしてるからね。町長……こんなです。76歳。
田中:先進的。
大和:5周年ということなので、コメントを紹介していきたいと思います。5周年にあたっていろいろいただきましたから。
田中:お祝い込めて。
大和:まず1発目はどなたから? はい、京町セイカちゃんから届きましたね。
大和:これは中の人は誰なんですか? そういう話しちゃいけないんですか?
(会場笑)
田中:中の人などいない!
大和:そうそう、噂では町長が中の人なんじゃないかっていう……。
違う違う、それは違う(笑)。
田中:76歳。
大和:でも1万歩毎日歩いてるそうですよ。もう4年間。
田中:へぇ~! 家遠いんですかね?
(会場笑)
大和:日本の地方自治体で初めて採用していただいて、こんなふうにお使いいただいて。60周年? 町政60周年というちゃんとしてなきゃいけないイベントで、これ思いっきり配ってたみたいで。
(会場笑)
田中:街のパンフレットですよ。
大和:町政よ? 普通なら字だけ、あと白黒の写真みたいな。
田中:もうアニメ映画のパンフレットみたい。
大和:ははは(笑)。
小野:全部のページに。
田中:すごいですね、本当に。
大和:はい、じゃあ次行ってみましょうか。次もまた真面目なやつきましたよ。教育委員会とか。
田中:なんか、僕と間逆な……。
大和:そんなことないですよ。圭一さんも最近(京都)精華大とかやってますからね。すばらしいですね。使っていただいてありがとうございます。
大和:次は東京福祉大の先生ですね。今日もいらっしゃっていただいてるのかな? こういうふうに、手書きで描いたのがこうなっちゃうよという。
真ん中に川柳みたいなのがあるんですよ。「コミPo!なら、絵がかけなくても、マンガ描け。」って、ちょっと命令調みたいになっちゃってるんですけど(笑)。
(会場笑)
大和:マンガ描け「る」っていうことですね(笑)。
田中:これも授業で使っていただいてるんですよね。
大和:そうなんです。すごい好評みたいで、ありがとうございます。次お願いします。IDGAという、国際ゲームディベロッパーズアソシエーションですかね? 小野さんからもいただいてますね。「財布に優しい」ってね。ちょっとビジネスモデルが……。
小野:いやいや、優しいから普及したとも言えますよね?
大和:そうですよね、そうなんです。じゃあ次、Impressさん。「できるコミPo!」につないでくれた方ですよ、竹元さん。ありがとうございます。RPGコスチュームが出たんですもんね。これがけっこう評判よくて。最初、お金かかりましたね。
田中:これで初めて学校から外へ、別ジャンルになりましたね。これが新しいじゃないですか。
大和:「ファンタジーなんとかしてくれ」って、最初相当言われてましたよね。
田中:そうそうそう。
大和:言われた時の衝撃っていったらないですよね。無理だから学園設定をしたのに。「なんでいきなりファンタジーとか言ってくるんだよ!」みたいな(笑)。
(会場笑)
大和:でもがんばっていきましょうね、またね。はい。
大和:次は曽利さん。労働法の本を出していただいたりして。いわゆる難しいものをマンガでわかりやすく説明するという、すごくコミPo!と親和性が高い……。
田中:そう、「まさにコミPo!はこういうことに使ってほしかった!」っていうのが最初に本で出たっていうことですね。
大和:しかも、日経新聞の下に広告載っちゃって。
田中:へぇ~!
大和:意外と安いらしいですよ?
(会場笑)
大和:じゃあ次は? 今日もちょっといらしていただいてるんですけど、『地球の歩き方』で使っていただいて。最初ずーっと連載していただいてたんですよね。
田中:初期の頃ね。
大和:ありがとうございます、本当に。また始めるみたいな噂をちらっと小耳に挟んだんですけど、合ってますよね? 「うんうん」って言ってらっしゃいますね、ありがとうございます。
大和:次は、コミPo!系マンガ家、谷沢川コウさん。柿崎俊道さんのペンネームですね。こうやってコミPo!で出しちゃいましたからね。
田中:かなり初期の頃に4コママンガの連載をやってたり、「谷沢川コウは何者や?」っていうのもありましたからね。
大和:はい、次お願いします。長嶋先生!
田中:長嶋有さん。
大和:長嶋先生には描いていただきましたね、『フキンシンちゃん』。「5回忌」って書いてありますよ。
(会場笑)
大和:長嶋先生は今日いらしていただいてますね、ありがとうございます!
一同:ありがとうございまーす!
大和:フキンシンちゃんはまだ絶賛発売中ですね。よろしくお願いします!
田中:小島慶子さんのラジオで話題になって。小島慶子さん読んでるんだって。
大和:ははは(笑)、いいっすね。次は、ご同僚じゃないですか?
田中:同じ大学の。
大和:すがやみつる先生。『ゲームセンターあらし』の。
大和:なんかWebテクノロジーとご縁があって。
田中:でもやっぱりマンガ家の中でもやはりIT系に非常に親和性が高いマンガ家さんですからね。昔から『こんにちはマイコン』とか。
大和:そうですよね(笑)。ゲームセンターあらしと仮面ライダーだけかと思ったら、全然違いますよね。すごいですね。これでこの業界に来たっていう方たしかいらっしゃいましたよね。
大和:次は後半の出演者ですね、ダ・ヴィンチ・恐山さん。
田中:この人すごいっすよね~! 「弱虫何とかペダルみたいな絵が描けていたはずですが、それがコミPo!のせいで」なんてね(笑)。「5周年おめでとう」と。
大和:この人は最初は商業マンガ誌で出して、それからコミPo!で連載したという。単行本を作ってくれましたからね。
田中:すばらしいね。
大和:赤本と間違えて買うの狙ってあの装丁にしたらしいですよ。
(会場笑)
田中:間違わないと思うけど(笑)。
大和:続いて後半の出演者ですね、セブ山さん。「5周年おめでとうございま~す。iPad2010年発売!」。わかんないんだよね、このおもしろさが……。
(会場笑)
大和:セブ山さん大好きなんだけど、このマンガのおもしろさがどこにあるのか、ちょっと後で教えてもらおう。
田中:「考えるな、感じろ」ですよね(笑)。
大和:まぁそういうことにしておきます。
大和:じゃあ次、これシュールなんですよね。アメリカ、英語圏で作ってくれてるComradzさんからも描いてもらって。これ誰ですか?
田中:誰でしょうねぇ、これ。なんか真ん中の人は何となく見覚えがありますね。
小野:スターリン?
田中:これスターリンじゃないでしょ。レーニンじゃないの?
大和:はい、じゃあ次、お願いします。英語でちょっとわからないんだけど、そこを解説するつもりはないんだけど、DEGICAっていう会社のジャック・レオン・モモセさんっていう社長さん。英語版がすごい勢いで出たのはこの会社のおかげで。steamっていうインディゲームのプラットフォームがあるんですけど、そこの社長さんですね。
ここに出てるキャラクターはものすごい人気のあるゲームのキャラクターみたいですよ。これをやり出すともう大変なことになるとおっしゃって、たぶん出してくれたと思うんですけど。
田中:ちょっとあんまり馴染みがないですけどね。
大和:はい、じゃあ次行ってみましょう。次。イー・ピー・センターの小清水さんからいただきましたね。これは過去からのデータがだーっと並んでるんですよ。これだけ追加データ出してきてるんですね。
田中:年々バリエーションが増えてきてる感じですね。
大和:このおじさんいいですよね。おじさんが俺にはSEDESUさんにしか見えない。
(会場笑)
大和:見えないっていうかそこにいらっしゃいますけど。
田中:SEDESUさんがモデルなんですか?
大和:わかんないんですよ。はい、じゃああともうちょっと行ってみましょうか。大河原さんですね。TSUKURUJYOさんっていって、けっこういろいろお世話になってるアナウンサーの方です。
あとは、そうそう、声優の立花理香さんからもいただきましたね。ちょっとあとでまた説明しますけど、精華町さんがクラウドファンディングやってるのはご存知ですよね? VOICEROID出すらしいんですよ、セイカちゃん。
それがもう瞬間に達成して、その時の声優をやっていただけるのが立花理香さんという方。今日も会場にいらっしゃってるのかな?来てないかな(笑)。
田中:来てない、残念。
大和:次はサードウェーブデジノスさん。はい。 ドスパラのブランド名で5年前にコミPo!のPCを出していただいて。この方は圭一さんのファンだったみたいですね?
田中:そうなんですか。
大和:女子高生の時に。「大丈夫?」みたいな(笑)。
田中:人生を間違ったんじゃないかとすごく思うんですが……。
大和:ははは(笑)。「いたいけな女子高生」って書いてありますけど。「いたいけな女子高生が圭一さんのマンガを読むのか!?」っていう。
田中:それはいたいけとは言わないです。
大和:ありがとうございます。じゃあ次。戸倉さんからいただきましたね、Microsoftの。Microsoftさんはクラウディアちゃんを無料のデータで出してますからね。このクオリティもね、これ西海さんに全部やっていただいたんですよね。
田中:イラストがそのままって感じのね。
大和:これは相当、胸でモメたやつでしたよね。「もっと盛ってくれ、もっと盛ってくれ」ってね(笑)。
西海:言われた言われた。
大和:「これ以上は無理です」って。「絶対ダメ!」って言ってね。でも、こうやって今でも使っていただいてるんですよ、けっこうあちこちで。いろんな説明とかの動画で使っていただいてるみたいで、本当にありがとうございます。戸倉さんはいらっしゃってないのかな? あっ、今日は忙しいみたい。
はい、じゃあ次。ビサイドの南治さん。南治さんには本当にお世話になってまして、今日もいらしていただいてますね、ありがとうございます。
一同:ありがとうございます。
大和:もう発売の時からね。いちばん最初の、何でしたっけ?
小野:ウサギと、あと最初の頃に入ってる3Dアイテムはほとんど。
大和:ほとんどそうなんですよ。ちょっと優しい感じで、でもすごくクオリティのいいね。
小野:それから毎年干支キャラをビサイドさんに、ずーっと。
大和:「12年続くのか?!」っていう。
小野:あと6つ。
大和:来年いっぺんに発注しちゃおうかみたいな。
(会場笑)
大和:はい、じゃあ最後、いまざきさん。いまざきさんはさんもうコミPo!のユーザーさんの中では超有名な方ですけど、いらっしゃってるんですかね? ……いらっしゃって、ない!
会場:えー! 大和:ここ、盛り上がるとこなのに。
田中:向かってる最中ですよ。
大和:首都高混んでる? じゃあしょうがないですね、はい。ということで5周年メッセージは一応これで終わりです。ありがとうございます。
(会場拍手)
大和:本当に多くの方からいただいてね、ありがたい話です。
田中:そうですよね。いろんな立場のいろんな方が使ってるということですよね。
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