
2025.03.19
ドバイ不動産投資の最前線 専門家が語る、3つの投資モデルと市場の展望
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西野亮廣氏(以下、西野):最近のやつでむっちゃいいなと思ったのが……お見合いです。
絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):お見合い? お見合いってお金いるんですか?
西野:お見合い相手を、クラウドファンディングでつなぐ。
小谷真理氏(以下、小谷):あー、身長おっきい人のやつとかね。
西野:そうそうそう。
のぶみ:お見合い相手を?
西野:要は、身長178センチぐらいの、背が高いのがコンプレックスの女の子がいるんです。
のぶみ:女の人……まあね。
西野:それで、その方がクラウドファンディングでお見合い相手を募ってるんですよ。
小谷:「募ります」みたいな。
西野:1口1万円ぐらいで、「1万円払ったら、私とお見合いできます」みたいな(笑)。
小谷:そうそうそう。
のぶみ:すげーな。
西野:その集まったお金で、結婚式の費用とか、お見合い写真を撮るとか、そういうのに回すんですけど。
小谷:集まってるのがすごい。
西野:「そういう使い方もあるんだ」みたいな。
のぶみ:新しいですね。それ集まってますか?
小谷:めっちゃ集まってますよ。
のぶみ:へぇー。
西野:だって顔も晒してるし。要は、その子がタイプっていう人も絶対いるわけじゃないですか。
小谷:たしかに。
のぶみ:たしかにね、いるよいるよ。
西野:もしかしたらこれで結婚するかもしれない、ゴールインするかもしれない。だから、それはすばらしいっすよね。
のぶみ:そうか、すごいいいかもしんない。
小谷:きっかけになってるようなもんですね。
西野:そうそう。ああいうのを思いつきたかったですよね。
小谷:たしかにたしかに。
のぶみ:やっぱり西野さんは新しいのがやりたいんだね。初めの1手がすごい好きなんだね。
西野:なんか、おもしろいのがいいんですよ。要は、1手目のほうがおもしろくないですか? すでに成功が見えてるものにベットしても、あんまりおもしろくないじゃないですか。
小谷:ワクワクしないですよね。
西野:ワクワクしない。「どうなんのかな?」みたいな。それよりか、「ここやったら、ヤバない?」みたいな、「むっちゃ怒られるんちゃうん?」とか、そっちのほうが好きっすね。
小谷:(笑)。
のぶみ:前人未到が好きなんだね。
西野:でも、子供ってそうじゃないですか。
のぶみ:いや、そうですね。
小谷:そうそうそう。
のぶみ:あの川、一番初めに飛んだやつがえらいみたいな。
西野:そうそうそう!
小谷:あのテンションでね。
のぶみ:あれのかっこよさがあるもんね。
西野:川幅のことですよね、飛び越える。
のぶみ:川飛びでやるときに。
西野」あれ、むっちゃドキドキしなかったですか? 「これ行けるか?」みたいな。
のぶみ:「おまえ先に行くのか」っていうようなやつ、「絶対やるよ」って言って。それで、初めのやつが突っ込んだらみんな行くんだよね。でも、2番手からはなんかね……。
西野:やっぱ1人目に行くやつですよ、おもろいのは。バシャンって落ちたら落ちたで別に。
小谷:笑い話になるし。
西野:笑っちゃうし。
小谷:ネタなるし。
のぶみ:おもしろいよなあ。
西野:そんな感じです。僕、本当に小二病です。
小谷:中二病ならぬ(笑)。
のぶみ:(笑)。
西野:のぶみさんにお聞きしようと思ったんですけど、話ゴロッと変わっていいですか?
のぶみ:はい。
西野:僕、これ今日聞こうと思ったんですよ。
のぶみ:はい、なんですか?
西野:例えば、好きなことをして飯を食っていくみたいなことが、すごいかっこいいみたいになってるじゃないですか。
のぶみ:かっこいいっすね。
西野:でも、それって生活レベルを極限に下げちゃったらできるじゃないですか。好きなことをして、飯食っていくって。
のぶみ:そうっすね。
西野:家賃がもう何千円のところに住んじゃって、1ヶ月に使うお金がたかが知れてるから、別に好きなことをして、ブログでもなんでもってことで、可能じゃないですか。
のぶみ:そうですね。
西野:だから、僕は好きなことをしてご飯を食べていくっていうことには、そこまで興味はないんですよ。
小谷:うんうんうん。
西野:別に食っていけるよなと思って。
のぶみ:日本だったらね。
西野:生活レベルさえ下げてしまえば。叶うじゃないですか。
小谷:そうですね、生きられますよね。
西野:そこには別に興味はなくて、「ああいう未来を実現したいな」みたいなのがあるんですね。
例えば、みんなが毎日ケラケラ笑いながら、さっきのクラウドファンディングのことであったり、町みたいなのを作っちゃって……みたいなのがざっくりとあるんですけど。
こういうことを実現しようと思ったら、とてもじゃないですけど1人じゃ無理なんですよ。
小谷:はいはいはい。
のぶみ:うんうんうん。
西野:今、絵本をチームで作ったりしてるときに、チームで動いたときのスケールが急にバッてでっかくなるみたいな。
のぶみ:いや、絶対そうだよね。
西野:スピード感もあるし。
のぶみ:絶対そうだと思う。
西野:1人の限界ってあるじゃないですか。僕はずっと家で1人で物とかを作っててもいいんですけど、これをしてるとたぶん食えるかもしんないけど、僕が実現したい未来は、とてもじゃないけど実現できないみたいな。
小谷:なるほど。
西野:でも、のぶみさんって、絵本は1人でやられますよね。
のぶみ:うん。でもラフを書いたら、全部みんなに見せますよね。1000人ぐらいに読み聞かせして、作ってますね。
西野:それは反応を見てですよね。
のぶみ:書くのは1人ですね。
西野:そうっすよね。百何十冊でしたっけ?
のぶみ:僕、160冊出してますね。
西野:160!
小谷:160冊! むっちゃ出してるやん!
のぶみ:今年、19冊出てますね。
西野:そんときに、あれなかったですか? 要は、思いつくスピードと、形にするスピードがまったく追いついてないみたいな。頭ん中でバッてあるものが。
のぶみ:あー、わかりますわかります!
西野:それ1人だったら……。「ちょっと待て。こんなに頭ん中にあるけど、これ実現せんまま、もう終わっちゃうんじゃないか?」みたいな。
のぶみ:そうですね。
西野:そこってどうしてるんですか? これ嫌なんですよ。
のぶみ:僕はランキングをつけます。
西野:なるほどね! 叶えたいことの。
小谷:はーー!
のぶみ:今書いてて、「あれ、これ書きたいな」とか。『ママのスマホになりたい』ってやつは、ニュースでシンガポールの少年が、「僕、ママのスマホになりたい。ママがスマホばっかり見てるから」って。「あ、これは絶対に絵本になる」って思ったんですよ。
西野:あー、いいっすね。
のぶみ:だからそれをやろうって思って。「これめっちゃいいんじゃない?」とかって、やってるのになんか思いついちゃうときがあるんですよね。
西野:そうですよね。そういうとき、ありますよね。
のぶみ:ランキング表が貼ってあるんですよ、こうやって。
西野:実現する順番ですか?
のぶみ:うん。それで、死ぬほどやりたいことを1位に掲げるんですよ。
西野:あー、なるほどね。
のぶみ:それで1位からやるんですよ。
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