2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
リンクをコピー
記事をブックマーク
西野亮廣氏(以下、西野):僕わかったんですけど、最初はちょっと鼻を明かしてやろうというか。(エンブレムの最終候補が)4つ選ばれたじゃないですか。4つ選ばれて、けっこう無難なんが多くなかったですか? 全部。
小谷真理氏(以下、小谷):たしかに。
絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):まあ、そうですね。
西野:悪くもないけど、良くもない。
のぶみ:ちょっと目立つと怒られるかもっていう感じはあったかも。
西野:そっちで、ブレーキ踏んでる感じのやつが多かったですよね。
のぶみ:うん。
西野:それで、あんまりおもしろくないなと思って、負けエンブレム展をやって、「こっちのほうがおもしろいじゃん」「こっちのほうがいいのあったじゃん」みたいな。
それで審査員とか、全員の鼻を明かしてやろうと思ったんですよ。五輪委員会とかに恥をかかしてやろうと思ったんです。
のぶみ:それ、なんの対決なんだ(笑)。
西野:なんか思っちゃったんですよ。
小谷:楽しいっすけどね。
西野:なんか困らせてやろうと思ってやったんすけど、バーッと400〜500個全部見てみて、あの4つが残る理由がすごいわかりました。
小谷:あー。
のぶみ:それ、ちょっといい話じゃないですか。
西野:そうなんすよ。結局僕、「邪魔してやろう」と思ってスタートしたのに、「いやいや、審査正しかったぞ」と思ったんです。
のぶみ:なんでなんですか?
西野:というのは、届いたやつの9割ぐらいが日の丸なんですよ。
小谷:ほー、なるほどなるほど。
西野:ほぼ日の丸をモチーフにしたやつで。
のぶみ:でも、日の丸……。エンブレムになってるのはないですからね、やっぱりほかのやつでもね。
西野:そうですね。でも、みんな送ってくるのはだいたい日の丸なんですね。日の丸をちょっともじって、「私は日の丸の中に桜の模様を入れました」とか。とにかく日の丸をもじってるんですね。
そうなってくると、選ぶのは人じゃないですか。審査員も人じゃないですか。日の丸がずっと続くと、日の丸が来ただけで、このデザインがどうであろうが、「もう日の丸ええわ」ってなると。
小谷:ちょっと飽きてますよね。もう日の丸は嫌やと。
西野:違う味がほしい。海外行って洋食ばっかり食べたら、もう和食そろそろ食べたいみたいな、あの感じ。
小谷:なるほどなるほど。
のぶみ:うん、わかる。日の丸が多かったんだ。
西野:むっちゃ多いっす。ほぼ日の丸です。それか、たまに富士山。
小谷:ああ、「日本といえば」の。
のぶみ:それ知ってる人って、西野さんか五輪の選考委員だけなんじゃないの(笑)。
西野:そう! そうなんですよ!
のぶみ:なんなんだ、その立場(笑)。
西野:僕400〜500個見て、最終候補に残った4つがその400〜500個の中に入ってたとするじゃないですか。僕はたぶん、その4つを負けエンブレム展で残してるんです。
小谷:ほー!
西野:やっぱり日の丸、日の丸、日の丸……風神雷神って来たら、「ちょっとこれええな」ってなるんです。
小谷:なるほど。フリが効いてるんや。
西野:そうそう。日の丸が全部フリになっちゃってて。そらあの4つが残るよなと。なんかやっぱり、その中に入ったら目立つし、やっぱりこう……差じゃないですか。
のぶみ:日の丸の中のベストのやつは、残らなかったってことですよね?
西野:日の丸ばっかりで、日の丸だけで……。
のぶみ:いや、その中の一番いいやつは残んなかったの?
西野:僕の中ではあんまりなかったですねぇ。要は、わからんくなるんですよ。日の丸ばっかりで。
小谷:はいはい。なるほどなるほど。
のぶみ:そうか。
西野:風神雷神とか、朝顔のやつとかが残る理由は、こんなに一般公募して、こんだけ……。400〜500個であんな日の丸、日の丸でお腹いっぱいになのに、そら1万5000ぐらいあって9割日の丸だったら、日の丸残んないですよ。
小谷:ほんまやわ。
のぶみ:もう見たくない。
西野:見たくない。
のぶみ:たぶん、日本の日の丸の国旗って、「ものすごくいいデザインだ」って各国から言われてるんですよね。
西野:あー。
のぶみ:だから、「これが誇りなんじゃないのか?」って思ったんだろうね。
西野:いや、そうっすね。
小谷:なるほどなるほど。
西野:いやー、だからやってみてわかりました。
のぶみ:じゃあ、なんで蝶のやつは落ちたんですか?
西野:いや、蝶のやつは一番良かったんですけどね。なんなんだろうなあ……。いやでも、これはちょっと言えないです。僕はいろいろ聞きました。
のぶみ:うん。
西野:でも、ここではちょっと言えないです。有料放送みたいな。
のぶみ:(笑)。
小谷:そら、もちろん!
のぶみ:もう、有料誰も見てないんじゃないのかと思って、バンバン言ってるけど、けっこう見てるんだよね(笑)。
西野:そうなんすよね。文字化とかされたら、終わりっすよね。
小谷:文字化されたら終わる(笑)。今の時代ね、ようされるし。
のぶみ:いやこれ、たぶん書かれるわ。
西野:いろいろ聞きました。
のぶみ:誰から聞いたんすか?
西野:ちょっとそれも、絶対言えないです。
のぶみ:それも言えないんだ。マジで?
西野:絶対言えないんですけど、聞きました。
のぶみ:ごめんなさい。(山口)トンボさんが今日いないんですよ。(コメントにて)「トンボさん、声がでかすぎる」って書いてあるんだけど。これ、ホームレス小谷さんです(笑)。
小谷:僕です!
西野:小谷、もう飲んじゃってるんで。
のぶみ:飲んじゃってます(笑)。
小谷:すんまへん!
西野:あ、小谷、マイクを離されたな(笑)。
小谷:ナイス判断(笑)。
のぶみ:いや、すげーなあ。
小谷:あの人、やるやん(笑)。
関連タグ:
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略