2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):よろしくお願いしまーす。
西野亮廣氏(以下、西野):雰囲気がずいぶん変わったじゃないですか。ゴージャスな感じ。
のぶみ:ゴージャスになってますよ。シャンデリアが入っていて。
西野:ちょっとエロい感じに。
のぶみ:シャンデリアエロいですか?
山口トンボ氏(以下、トンボ):何でしょうね。『僕らの音楽』とかそっちの雰囲気が出てる。
西野:でも雰囲気いいなぁ。
のぶみ:今日は3月11日ですよ。
西野:そう。僕それすっかり忘れてて。そうなんですよね。
トンボ:今日でちょうど5年。
西野:5年前。
のぶみ:被害にあった方にちょっとご冥福をお祈りいたします。
西野:のぶみさん行かれてましたもんね。
のぶみ:そうですね。僕はなんか初めてびっくりしちゃって、どうしようかなと思って。
西野:あれは震災があってどれぐらいのときに行かれたんですか。
のぶみ:1週間後ですね。
西野:1週間後。へぇー。
のぶみ:だから本当にもう死体がバンバンバンバンあるときですね。
西野:ふぁー。
のぞみ:だから電線とかに人がからまって死んでるのを初めて見て……。それが福島ってそんなに遠くないんですよ。東京からだから。
西野:福島に行かれたんですね。
のぶみ:そうなんです、そうなんです……あっ、石巻か! そんなに遠くない所でこんなになってるんだと思って。女優の水野美紀さんとか小橋健太さんと行ったんですけど、なかなかああいうふうにはならないですよね。
西野:僕も1週間後じゃなかったですけど、2、3週間後ぐらいに行きましたよ。ノンスタイルの石田と。
のぶみ:あっ、そうですか。
西野:あと後輩連れて、気仙沼のほうです。
のぶみ:うわー、気仙沼も大変でしたでしょう。
西野:もう大変でした。僕の知り合いが……トンボ、仙台の飲み屋行ったことあったっけ?
トンボ:はい、行ってます。
西野:一心っていう飲み屋さん。キングコングの単独ライブの打ち上げで行った飲み屋さんがあったんですけど、その飲み屋さんの酒蔵が気仙沼にあったので、その後片付けとか。本当にバリバリに割れたりするから。いやー、大変でしたね。
のぶみ:まだ漫才するみたいな雰囲気ではまったくない?
西野:ぜんぜん。あのときは、自粛モードのときですよね。
のぶみ:お笑い自粛モード。
西野:だからテレビでも「バラエティー流してはダメ」みたいな。そういうときでした。だからたぶん『はねるのトびら』が最初だったんですよ。解禁になったのが。
のぶみ:そうなんですか。
西野:それも10日経ってからですね、震災から。10日間ずっと報道しかなかったからね。それでもすごかったですよ、バッシングが。「何をバラエティーしてるんだ」と。
のぶみ:不謹慎だって。
西野:不謹慎だっていう。それでもすごかったですけど。
のぶみ:僕なんて石巻に行ったときに、「今、家のところで掘ったりしてお手伝いしてます」ってTwitterでやったら、「お前だけが助けたいと思うなよ」みたいな感じでものすごいきましたもんね。「死ね死ね」とか。
西野:なにかとありますよね。みんなたまってるときですから。
トンボ:難しいですよね。
西野:難しい難しい。
のぶみ:とにかくもう慎重なときですよ。
西野:はいはいはいはい。大きいことでしたから。
のぶみ:そのときによく炎上してた西野さんはどうしてたんですか? Twitterとかは。
西野:どうしてたっけかな……。あのときTwitterやってたっけかな。やってたか? やってるよな。
トンボ:やってると思う。
西野:ぎりやってないんかな、もしかしたら。
トンボ:やってないですわ。
のぶみ:ブログのほうですね。
西野:ブログもちょうどやめてたときで。
トンボ:でもツイキャスで……Ustreamか。
西野:Ustreamで「お笑いができなかったから嫌だ」って言って、夜な夜なライブハウスに集まって。しかもあのときは原発がバーンってなった直後で、外出てええんかみたいなときで、「お笑いライブで人を呼ぶというのもどうなんだ?」みたいなことだったから。「じゃあ、僕たちだけで集まってしっぽりやろうよ」みたいなことでUstreamやりましたよね。その当時のがYouTubeかなんかに上がってる。
トンボ:上がってますね。
のぶみ:そうなんだ。
西野:そうなんですよ。いや大変なときでしたね。
のぶみ:それは言われなかったんですか? 何も。
西野:そのときは今ほど嫌われてなかったんじゃないかな(笑)。
トンボ:たぶん西野さんがそのときはSNSをやってなかったかもしれないですね。だから叩きたくても叩けなかった。
西野:僕、ブログをやってるときもコメント欄を作ってなかったので、叩きたくても叩けなかった。だから2ちゃんねらーの方がちゃんと2ちゃんねるという場所で活動されてた。今はもうすごい浸食して来られてますけど。
トンボ:そうですね。
のぶみ:「この5年で西野さんに何が……」って書いてありますよ。
西野:すげー燃えるんですよね。
のぶみ:でも小林麻耶さんとかもブリッコキャラで今すごい大ブレーク中なんですけど、自分の本当に素を出したらすごいみんなから嫌われるんだけど、すごい人気も出たって。
西野:あー、そうですよね。そういう時代になってますよね。何かもう、素を見たくないですか?
のぶみ:そうですね。
西野:何かもうテクニックも飽きちゃって、「お前どういうやつなんや?」みたいな。
のぶみ:なるほど、結局のところ。 西野:そっち興味あるなぁ、そっちになってきました。
のぶみ:西野さんって、ニュースのコメンテーターみたいなやつとか来ないんですか?よくそういうことを言ってるじゃないですか。その炎上する原因となっている。
西野:はい、あります、あります。昔、大阪でね。3年目ぐらいのときに、いろいろなんですけど、『ちちんぷいぷい』というやつのゲストで出たときに……もう嫌いです。
トンボ:そうですよね。
のぶみ:そのときおいくつですか?
西野:22歳とかですけど。
のぶみ:22歳か。
西野:まず、政治のこともよくわかんないし。
のぶみ:僕ぜんぜんわからないよ。22歳で。
トンボ:一番興味ない年代。
西野:一番興味ないんですよ。そうそうそう、だからぜんぜんしゃべれなかったです。ぜんぜん結果出せないみたいな。
のぶみ:今のほうがちょっとニュース好きかも。すんなりと。まだ、22歳のときよりかは。
西野:そうですね。このニュース気になるなとか、もう僕35歳なんですけど。やっぱり政治とか興味出てきましたもん。
のぶみ:えらいもんでね。
西野:えらいもんで、やっぱり興味出てきました。
のぶみ:出てきました?
西野:政治とか教育とか。
のぶみ:今、政治どう思ってるんですか?
トンボ:今日のテーマはすごいですね。
のぶみ:政治どう思ってるんですか。
西野:政治というとあまりにも広すぎるんですけど、今Facebookでむっちゃ燃えてるんですよ。
トンボ:そうですよね。
西野:基本的にはずっと燃えてるんですよ。
のぶみ:そうですよね、何なんですか? それ。
西野:週1で絶対。
トンボ:メラメラの実。
西野:メラメラの実。はい、エースなんで。
のぶみ:なんで燃えるんですか?
西野:基本的に燃えてるんですよ。同時進行で、出火場所が1個じゃないから。どれが燃えているかだいたいわかってないんですけど。知り合いの方には、「お前が勝手に燃やしてる」って。それもある。
のぶみ:すごいですね。お前が勝手に、何燃やしてるんだよって。
西野:燃やしにいってるつもりはないんですけど。確かにそれは燃えるやろなと思って投げてる球もありますから。それはしゃーないですよね。
のぶみ:わかってるのもあるんですね。
西野:僕が燃える理由ってもうわかるんですよ。お笑い界のエースというのは、燃やすほうのエース。
トンボ:メラメラのほうのエース。
のぶみ:メラメラの実って、『ONE PIECE』のやつか。メラメラの実食べたんだ。
西野:そうなんです、基本的には僕が燃えてる理由ってわかるんですよ。僕の言い分が通っちゃうと食いっぱぐれる人がけっこう出てくるとか。既得権益に乗っかっている人とかがいて、「これいらんやん」って言っちゃうんですよ。
トンボ:そんなん言ったらっていう話ですよね。
西野:そんなん言ったら、この仕事飛ばしちゃって、こういうサービスできたんやから、ダイレクトにやっちゃったほうがええやんみたいな。
トンボ:わかるけど、わかるけど。
西野:そういう人もものすごく生活かかってますから。ご家族もね。
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