2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
リンクをコピー
記事をブックマーク
岡田斗司夫氏:では、今日、1つ目の話からいきましょう。『探偵!ナイトスクープ』の話というやつをちょっとしたいんですけれども。
「アホ・バカ分布図」って知ってますか? 『探偵!ナイトスクープ』が25年ぐらい前にやった、日本全国でアホとバカの分布はどういうふうになってるのか、という研究なんですよね。知らない人が多いですね。
それは、ある大阪のサラリーマンの投書から始まったと。奥さんが東京人なんだって。東京生まれの東京育ちで、結婚して大阪に来たと。奥さんが「アホ」って聞くとすごい怒ると。自分は「バカ」って言われると、関西人だから、ムカっとくる。
「アホ」と「バカ」、関西と関東で違うんだという話はよく聞くんだけども、じゃあ、その「アホ」と「バカ」はどこでどういうふうになってるのかと。
その時の予想では、おそらく西日本と東日本を分断する、あるよね? 関ヶ原のあたりのフォッサマグナ線というのがあるじゃない? あのフォッサマグナ線の辺りじゃないかなというふうなことで、懐かしの北野誠探偵が東京に行って。
とりあえず、「お宅ではアホといいますか? バカといいますか?」というのをどんどん聞いていって。新幹線とか東海道線で駅で降りて、だーっと聞いていって問い詰めていたところですね。
実は、名古屋あたりかな、愛知県あたりで「タワケ」って言う人たちがいるんだって。だから、日本には「西日本:アホ」「東日本:バカ」という単純なものではなくて、真ん中あたりに「タワケ」って言う文化層があると。そういうふうなことになりました。ちゃんちゃんちゃん、ということになると。
そしたら、当時の局長の上岡龍太郎、インテリの大先生がですね、「ちょっと待て。これはおもしろい。ちゃんとやったら学術的な資料になるし、日本言語学会に報告できる」と。「ちゃんと調べろ」というふうなことで、1年間かけて、探偵!ナイトスクープの番組のスタッフが調べたと。
正直言うと、翌年、ABC放送がなにか民放の賞が欲しいというふうなことで、何かいい素材がないのか、というふうなところ、この全国「アホ・バカ分布」がおもしろいんじゃないのかということで。特番の枠と予算をもらって、日本中の小学校とかにアンケート配って一斉にアンケートやったんだって。
結果、実は、本当にほぼ予想どおりだったんだけれども、日本地図で「アホというところ」「バカというところ」「それ以外の言葉で罵るところ」という分布地図ができて。それは後に本にもなったし、探偵!ナイトスクープはギャラクシー賞という民放で一番権威のある賞をもらったという事件があったんだよ。
それでだよ、これは前説。ごめんな。ついこの間、たむらけんじ探偵がやった番組の回があって。それは何かというと、「大人の男は誰でもうんちを漏らしたことがある」という回なの。
で、俺、なんかドキッとして。
というのは、そんな話をこれまでしたことがないというか、する必要もないんだけども、つい2ヶ月くらい前に、なんばウォークでなんばの地下街歩いてる時に「おならしよう」と思っておならしたら、その時に、おしりのあたりがこうグッと重くなって、「しまったー!」っていうのがあって。
まあ、その時俺は、こんなところで言うのもなんだが、デート中でだ。いかにこの場を切り抜けてトイレに行くのかということで(笑)。
そうそう。「あるある」「わかるわかる」ってコメントすごい多いでしょう。
僕もそういうような経験があって、年に1回ほど多くないんだけども、2、3年に1回ぐらいかな。なんかね、そういう事故。2、3年に1回ほど多くもないか。すごくあるような気ががするんだけども、よくよくカウントしてみたら、これまで、それでも、3、4回はあるかなと思います。
で、たむらけんじがそれを依頼を受けた。どんな依頼かというと、まず、奥さんのほうから、「旦那がうんこをチビリます。おならのつもりで出したら、実は大きいほうだったというふうなことがありました。旦那に聞いたら、男はみんなあると言います。嘘だと思います。調べてください」っていうやつ。
ところが、旦那のほうからも依頼が来てて。「妻にいくら説明しても、わかってっくれません。男はみんなチビるもんですよね。大人になっても、ちびった経験ありますよね?」というようなことで、両方から来てると。
これをたむらけんじが読んだ時の探偵全員が「そうそう!」ってすごい深く頷くの。で、秘書の松尾依里佳という女の人と、あと、ゲストの松田優作の元嫁さんだった人が「えー」という顔をして。これ、基本的に男性は経験があってわかるんだけども、女性はまったくわかんない。
というのは、実はお腹を壊すというのは、女性は便秘のほうにいって、男性は下痢のほうにいくんだよね。だから、女性の過半数は便秘なのと同じように、男性の過半数は腸が弱いというのが当たり前らしいんだよ。
でも、その中で「漏らしたことある人?」って言ったら、探偵全員が手を上げたの。それで、大阪の町に行って、天神橋商店街行って、マイク持って聞いたら、もうみんな「あるあるある」。さすが、大阪だよね。みんなすごい正直の答えてくれるんだけども、「あります。あります」と。
まあ、聞き方ももちろん「うんち漏らしたことあるか」というか、「おならのつもりで出したら、実はちょっと出ちゃったことあるか」っていうふうに聞くと、みんなあるんだよね。女の人は本当にいないんだよ。
何十人も番組で聞いてたんだけれども、1人だけ、おならをする時も必ずトイレに行ってする、というすごい育ちのいい人がいて。その人以外全部「経験がある」だったんだ。
俺、そのさ、2ヶ月前のなんばの経験があるからさ。すげーホッとして。俺だけじゃないんだと思ったんだけど(笑)。
そこで、ギャラクシー賞を狙うわけではないが、ニコニコ生放送も日本文化に寄与しようと思ってですね。男性のみ質問です。アンケートを取ります。「大人になっても、うんちちびったことがありますでしょうか?」というですね、アンケートを取らせてください。
もう本当にね、正直な話、おならだと思ってちょっと出ちゃったというやつで。男性のみでけっこうです。あの番組を見たら、ほとんどの男性がそうだということだったんだけども、本当にそうかどうかすごい興味があるんだよね。
どうでしょうか、結果出してください。
おおー! 8:2だ。へえー。多いは多いんだけども、やっぱ100パーセントということはないんだね。つうことは5人に1人は幸福にもないか、まだ君たちは20ぐらいで肛門括約筋が強いか、どっちかだよね(笑)。
俺みたいに、50過ぎたんだけども、ぜんぜんないという人、ちょっとコメント欄で。50代でないという人いる?
お、(コメントにて)「40でやって」「28であった」「30すぎだった」「俺20歳だけど漏らした」「28だが2回ある」。(コメントにて)「50代だけどないよ」。いいなあ。
(コメントにて)「41で、ない」「40代、最近はじめてやってショック受けてる」。あ、最近初めてやってショックの人、あのね、日本人男性の8割はそうですから、大丈夫です。(コメントにて)「漏らしまくり」(笑)。多かったね。
ということで、ありがとうございました。貴重な放送時間を使って、無料放送枠を使って、うんちの話をしました。ということで、ツイキャスはこの辺にしておこうかな。じゃあ、ツイキャスのみんな、バイバーイ。
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略