
2025.02.06
ポンコツ期、孤独期、成果独り占め期を経て… サイボウズのプロマネが振り返る、マネージャーの成長の「4フェーズ」
今年こそ!理想の自分を手に入れるために...和田伝授の方法をお話します。(全1記事)
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和田裕美氏(以下、和田): 和田裕美のWADA CAFE。それでは、番組に届いたメールをご紹介します。ラジオネーム、コロコロンさんです。
リスナー:和田さん、こんにちは。いつもPodcastで聴かせてもらっています。新しい年が明けて心機一転、周りには自分から明るく挨拶しようと新年の目標も立てたはずなのに、1週間もしないうちに挫けてしまいました。そんな自分を変えようと、まずは元気な挨拶からと思い行動しましたが、「どうしたの? なんだか変わったね」のママ仲間の一言に早々に戸惑ってしまいました。
私は人見知りで、小さなことでもクヨクヨ悩んでしまいます。優柔不断な面もあります。今年からパートを探そうと思っていたのに、「これでは仕事を見つけられるのかな?」と不安になってしまいました。
でも、今年はそんな自分を克服したいのです。不安にならない心持ちはどうしたらいいですか? アドバイス、お願いします。
和田:……ということです。コロコロンさん、ありがとうございます。自分から明るく挨拶しようとか、何か決めたことを挫けちゃうということは人間にはよくあるんですね。なぜかというと、予定通りにいかないからなんですよ。
例えば、「こんなふうに挨拶したらこんな反応があって、こんなふうに喜んでもらって、こんな未来が待っている」ということを想像して、ワクワクしながら目標を立てるじゃないですか?
でも、実際に行動してみたら、周囲の反応は思っていたようなものじゃなかったり、自分が思っていたようにうまくできなかったり、そういうことが起こってしまうんですね。
大事なことというのは、私自身にも言えることだし、気づくようにしてるんですけど。すぐやって、すぐダメだってことはないというか、何でも慣れていく。周囲もそうだし、自分もそうなんですけど、最低30日間続けないと脳はその状態に慣れないのね。(そうすると)「自分はそんなふう」なことが当たり前になってくる。
最初に変わろうと思ってる時は、ちょっと努力したり頑張ったりしようとしてますよね。もしかしたら、笑顔がギクシャクしてるかもしれない。そして、周りも「変わったね」って思うかもしれない。
それが、最初の物事に挑戦した時に引き起こってくるものなんです。なぜかというと、(今までは)下を向いて、人見知りで目が合っても挨拶しなかった。それは、今までの自分の慣れ親しんだ状態。何も挨拶しなかった時のほうが楽だったはずなんです。
でも、ちょっと頑張って挨拶してみようと思うのは、今までとは違う、慣れ親しんでない状態に飛び込んでいこうとするものだから、何かこう「いつもの温度と違う部屋にいる」「いつもと違う物を食べてる」「いつもと違う本を読んでみた」慣れてないですよね?
でも、慣れるまでに継続していって、初めて自分の物になるんです。1週間はこれから慣れていこうという準備段階なんですね。だから、「自分がダメだった」とか、「こんなんで良いのかな」とか、「すぐクヨクヨしちゃう」とか、そんなことはわかってることなの。
なので、それはちょっと脇に置いといて、最初に自分がワクワクしたイメージは自分が思っていたよりちょっと先にあるかも知れないけど、必ずそういう状況に100パーセント持っていけますので。できないんじゃない、慣れてないだけ。だから、その状況に慣れるまで、まず続けてみて下さい。
ジョギングもそうです。何でもそうです。慣れるまでやってみれば、その状態が自分のものになってきた時に、明るい未来が必ずやってくるし、自分自身も今クヨクヨしてることが「何だったんだろう?」って思うくらいに、変わっていくと思います。それが自分変革ですよね。だから、慣れていくってことなんです。
なので、どんな状況があっても、どんな反応があっても、「これ!」って思ったことはちゃんと信じて続けてみて下さい。必ず良い方向に変わっていきますから。だから、ここでクヨクヨしたりせずに、もう1回笑って「こんなもんかな?」みたいな感じでやってみて下さい。
それから、「周囲の反応がこうだから」って自分の行動を止めるのではなくて、「私が挨拶を笑顔でしたいからやってるんだ」というところで完了して下さい。「自分がやりたいからやってるんだ」「自分はこれで幸せなんだ」と。
そんなふうに思ってもらうと、(周囲の)反応も気にならなくなってきて、続けやすくなると思います。ぜひそんなふうにやってみて、今年はそれを年末までずっと続けていただければと思います。コロコロンさん、ぜひ頑張って下さい。
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