2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
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渡辺信幸氏(以下、渡辺):それで、東北地方に行きますと、ひざと腰が曲がった方が多いですね。田植えするからだって言うけど、間違いですよ。
昔々、カドミウム中毒といって、イタイイタイ病というのがございました。この方が、イタイイタイ病の症状です。
あちこち痛い。ひざと腰が曲がっている。お米に含まれるカドミウムが原因です。カドミウムは魚にも含まれています。やがて、透析になる人が多い。
これは、社会科の教科書でちらっと出てきますかね、公害のところで。カドミウムについてこのような本(『カドミウムと土とコメ』)がありますが、現在私たちが食べている米。稲は、地中のカドミウムという毒を吸って、米にため込むんですよ。
だから、日本で作られている米は、すべてカドミウムが入っています。一度体内に入ったカドミウムは、30年間抜けないと言います。政府が法律で規制してますけどね。基準値を設けております。
これが私たちの、普通の日本人が食べている食事から、カドミウムをどれだけ摂取しているかという量です。これも、農水省のカドミウムのところをインターネットで調べると載ってます。これ、農水省の発表です。
つまり、私達1週間、(これ以上)カドミウムを食べたらいけませんよっていうのは7(マイクログラム/キログラム体重)までです。だけど、普通の日本人は、すでに3(マイクログラム/キログラム体重)近く食べているんです。だから、人より3倍ご飯食べる人は、もうアウトです。
子供は体重が少ないですからね。大食いの子供がいたら、もうアウトです。カドミウムが一番入ってる食品、見てください。青いところ、お米。それから青いところ、魚。緑のところ、緑黄色野菜。芋も。食べる物ないよね? いや、あるんですよ。その他、ここ、MECです。
(会場笑)
どうです? MEC一番安全だ。ちゃんとMECって書いてくれればいいのに、その他としか書いてない。
(会場笑)
厚生労働省の文書、面白いですよ。米の悪口言ってるもんね。
農水省で調べてくださいね。じゃあ、世界で米の安全性はどうかと言いますと、ベネズエラ、多いですね。それから中国。日本、どうですか? 何と、日本のお米は、世界の中でもカドミウムが多いです。
びっくりですね。まだ、アメリカ産のほうが安全です。僕は米を食べないから気にしませんけれども、一応、お米を食べる方は、食べ過ぎに注意してください。特にお子さんですね。30年間、出ていかない。
だから、政治も何もわかりませんが、安全なのはアメリカの米です。僕は政治家じゃありません。アメリカの米が安全です。
さっき、お話しました、私たちの体は食べた物で作られるんです。だから、安全な物を食べて、体を作る材料を食べなきゃいけませんね。人間の体は、半年から1年ですべて入れ替わると言いますから。
食べた物で作られますから、栄養バランスを考えなくちゃいけません。つまり、体を作るために必要な栄養素は、厚生労働省が発表してるんです。ダーっと何十種類も発表してますよ。鉄を食べなさい、銅を食べなさい、たんぱく食べなさい。だけど、全部覚えきれません。
とりあえず、ビタミン持ってきました。もう、ここにいる皆さんは勉強家ですからね。ビタミンAは目にいいとか、ビタミンBはなにとか(ご存知でしょう)。少なくとも、ここに出ているビタミンは、全部食べないと病気になります。
肥満の問題で言えば、1つでも栄養素が足りないとお腹がすくんです。全部揃うまで食べ続けちゃう。だから、太った人は栄養失調なんです。
必要な物を食べてないからお腹がすいちゃう。だから、わけもわからず食べてしまう。
そしたら、皆さん、ご飯、ごぼう、納豆、卵、ポーク、チーズ。ポークは沖縄の缶詰です。ソーセージでもいいです。どれを食べたらすべての栄養素がそろうでしょうか? 考えてください。
一目瞭然ですね。ポーク、卵、チーズ。肉、卵、チーズです。これで、すべての栄養素がそろっちゃうんです。
例えば、ご飯を中心に組み立てたらどうでしょうか? ごぼう、納豆。どうです? この、ご飯、ごぼう、納豆食べるのが和食です。粗食です。つまり、私たちが、今までヘルシーと思っていた食事。
ところが、栄養学を調べますと、肉、卵、チーズで全部揃っちゃう。だから、自分のお孫さんが、お腹がすいたって言った時に、ご飯のおにぎりあげるのか、卵あげるのか、どっちでしょうか? 卵ですね。
で、卵とチーズの弱点は、ビタミンCがゼロです。だけど、宗田先生がおっしゃったように、卵(から、雛)はビタミンCなしで生まれてきちゃいますからね。急いで摂る必要はないです。
ただ、気になる方は葉野菜を食べてください。だけど、とりあえず、肉、卵、チーズ食べておけば、なんとかなります。体重が増える炭水化物の量も載ってますので、ぜひ、皆さん参考にしてください。
それから、穀類、玄米どうですか? 何か脱穀してないのがいいとか言う人いますが。だけど、皆さん、いいですか? 玄米がいいかもしれませんが、根菜類がいいかもしれませんが、まず、厚生労働省が定めた栄養素をそろえるのが、先じゃないでしょうか?
そうですよね。だって、僕はまず玄米食べるより、卵食べますよ。そうすると、玄米、グレープフルーツ、こんにゃく、卵、ポーク、チーズどれを食べたらいいでしょうか? これを考えると、いろんな食事法を取っちゃいますよ。ω3がいいとか、玄米がいいとか、酵素がいいとかごちゃごちゃやる前に、まず厚生労働省が定めたものを先に食べましょう。それから枝わかれしていくといいですよ。こういうことです。玄米と白米の差はビタミンEぐらいですね。
それから、こちらはどうでしょうか? 豆腐、大根、えのき、乳酸菌。……卵。ポーク。チーズ。
(会場笑)
乳酸菌飲料ですかね? じゃあ、何を食べたら健康になれるでしょうか? 卵ですよ。豆腐はヘルシーだと思って、「お米食べたら太るけど、豆腐はいいわ」って言うと、どうなるんでしょうね?
どんな健康法、どんな食事法でもお願いしたいのは、とにかくMEC、肉、卵、チーズを食べていただきたいです。
厚生労働省、農水省はまた、イソフラボンに関しても研究しています。イソフラボンに関しては注意を呼びかけています。よく言うでしょ、大豆製品イソフラボンは女性ホルモンだから体にいいよとか。ところが、農水省の文章を見ると、イソフラボンには注意してください。安全性は確立されていない、必要な栄養素ではないって書いてます。
ちょっと詳しくいきます。農林水産省の、「大豆及びイソフラボンに関するQ&A」ってのがあります。
「乳がん発症や再発のリスクを高める可能性もあると考えられる」と書いてます。すでに、私たち日本人は、日常から大豆製品を食べてるから、さらに上乗せすることはよくないって、上手に書いてます。上乗せしてよくないんだったら、最初から悪いんじゃないのっていうのが、僕の考えです。
「人の健康の維持に必須の栄養素とされていません」って書いていますよ。「エストロゲン受容体を介する作用が有害性側に働く可能性も指摘されています」。農水省が発表しています。
「妊婦及び胎児については、動物実験において有害作用が報告されていること」。「乳幼児及び小児については、その生殖機能が未発達であることを考慮すると、特定保健用食品として、日常的な食生活に上乗せして摂取することは推奨できない」って書いてありますね。
子供たちに、「体にいいから」って豆乳飲ませたらいけないって書いてます。みなさん、意外でしょ?
じゃあ、何がいいかっていうと、MECです。
肉、卵、チーズ、Meat Egg Cheese、MECです。素晴らしいですよ。肉、卵、チーズ。これ主食にしときましょう。まず安全ですよね。栄養素もすべてそろいます。ソーセージもポークもOKです。
よく、加工食品って言うと、食品添加物を気にする人がいます。日本国政府は400種類以上の食品添加物を認めてます。まず、認めたものを使わなくちゃいけない。
その添加物一つひとつは、動物実験してますよ。発がん性とか肥満の問題、糖尿になるかどうか、全部、動物で実験しています。それで安全なものを認めています。ですからスーパーで売っているものは全部(安全なはず)。農水省を信じるならね。だけど、ちゃんと動物実験しています。
じゃあ、僕が自分で動物実験できるかって言ったら、できませんよ。だから、農水省が動物実験した、食品安全衛生委員会で定めた物は、とりあえず、食べるしかない。コンビニのおにぎりに入っていても、しょうがない。自分で判断できないからね。
それよりも、MECを食べるメリットがあります。おにぎり食べるよりは、ソーセージのほうがいいんです。動物性たんぱくですからね。ですから、まずは始めていただいて、MECで体を作って、健康になった方は、山に行ってイノシシ射ちに行ってください。
(会場笑)
長尾先生、山に行ってイノシシ取ってきてください。
そういうことです。MECです。覚えてください。
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