2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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ひろゆき:次、「つながりに目覚めた若者ネットワーカー」って、変わった感じのテーマが来ましたけど。
原田:先程、人間関係が繋がる事によって、ちょっとめんどくさいとかネガティブな話ばかりしたんですけど、その一方で有効活用してる子達もいっぱい出てきてるって話なんですよね。
例えば高校生が自分の卒業式で2,000人集めてイベントやるとか。2,000人とか1,000人とか信じられないけど、でも今は繋がっちゃうからそれだけ呼べたりするわけですよね。だから大学生で武道館貸し切ってなんかやったりする団体がいたりだとか、信じられないような……。
ひろゆき:最近、大学生でも武道館貸し切れるんですか?
原田:まぁなんかそういう団体が一部いたりとか。
ひろゆき:すごいですね。
原田:すごいと思いますよ。あとは要するに、年齢とか世代とか地域とかあるいは場合によっては、Facebookなんて使って国も超えて繋がりたい人と繋がれるようになって、それを有機的に使ってる人たちが増えてきていると。これはやっぱ素晴らしい、この時代だからできた事で、私の所にもOB訪問させてくださいとか中学生や高校生からメール来たり。
ひろゆき:中学生とかがOB訪問するんですか?
原田:よくよく中学校とか小学校とか聞いてみると、全然違う地域なので全然OBでも何でもないんですよね(笑)。
ひろゆき:へーすごいですね。赤の他人にそういうお願いをするって結構大変じゃないですか?
原田:大変です。でも結構それが検索したりすると出てきたりするので、メールをくれたりとか。
ひろゆき:へー、優秀ですね。
原田:いや、すごいと思います、本当に。びっくりします。
ひろゆき:そんな形でコネクション見つけて自分で連絡してってするなら、営業マンとしては超優秀じゃないですか。
原田:それは本当に素晴らしいと思う。だからやっぱりこういう道を目指すってのも、一つじゃないかなっていう事で紹介した次第で。
ひろゆき:でも2,000人集まるなら、イベント会社とか全然できますよね。
原田:企業もそういう所に目をつけて、自分の商品をそのイベントでサンプリングしてくれとか、高校生と組んだりとか、そういう企業もいっぱい出てきてるので、それは結構明るい例なんじゃないかなって気がしますけどね。
ひろゆき:人材派遣会社とかリスト1,000人くらいあれば全然回りますからね。
原田:いやー回る回る。調査会社やあるいはリクルーティング会社とか、いっぱいそういうビジネスもできる。
ひろゆき:すごい時代になりましたね。
原田:実際僕もこの5年くらいで若者研究やりやすくなって、一度会っちゃうとまた友達連れて来てよとかって、ものすごいしやすくなったじゃないですか。
ひろゆき:前は、また友達連れて来て5人しかいなかったら5人で終わっちゃうけど、今だと400人連れて来ても、まだあるけどどうするみたいな?
原田:そうです。極端に言うとそういう状況になってたりとか。あとTwitterを日々見てて、心情吐露してるのを分析したり、mixiボイスでもいいんですけど。すごく若者研究しやすくなった。
ひろゆき:今までは会って聞かなきゃいけない事が、今は日記にだらだらと書いてある。またフラれたんだーとか、こういう事が悲しいんだーって。
原田:このお店楽しかったーって言ったら、どんなお店? って。すごく僕も繋がりやすくなって助かってます。
ひろゆき:逆に言うと口説きやすくなったってわけですね? 心情が書いてあってたりとか、生活がわかったりとか、あーこういうのが好きなんだーとか。
原田:そうかもしれませんね。それだけ人は出来るようになったと言う事かもしれませんね。
ひろゆき:それは良い事なんですか? あーでも、相手が自分に合わせてくれるわけだからすごく過ごしやすくなるのか。でも陰口叩かれたりしたら、すごく過ごしにくいですよね。自分でTwitterで呟いてるだけなのに「あいつこんな事呟いてる、ウザいよー」とか裏で言われてたら嫌じゃないですかー。ストーカーとかすげぇ出そうですね。
原田:そうかもしれないですね、ひょっとしたら。今、束縛が増えてるっていうのはよく言われていて、例えば彼氏とデートの約束したけど彼が断ったと、ところが違う子のブログで今日楽しかったねってのが書いてあると、実際違うかもしれないんだけど疑心暗鬼がすごい浮かびやすくて、それで束縛しちゃうとか。それが嫌で別れるとか。やっぱそういうの増えてますよね。
ひろゆき:へー、めんどくせぇ!
原田:めんどくさい面もあると思いますよね。上手く使って欲しい。
ひろゆき:仕事って言って、友達と遊んでるのがバレてっていうのがありますけど、そういうのがプライベートで普通の生活しててあるわけですね。
原田:そうですね。ひろゆきさんみたいに有名人じゃなくてもそういう状況になってるっていうのは、やっぱり大変な監視社会になってるっていう事ですよね。だから今高校生とかと話すと、「渋谷嫌いです」とかって言うのね、いち高校生が。
なんでか聞いたら、必ず誰かに会うからと。なんかサイゼリヤの前辺り歩いてると必ず誰かに会うんですよと。それは本当に会うわけじゃなくて、歩いてたよっていうのを知り合いの知り合い辺りから誰かにメールするとかで。翌日学校行くと、お前昨日渋谷行ったらしいじゃんとか。まあ柏とかどこでもいいんですけど、繁華街がちょっと嫌だなって子が結構いたりして。
ひろゆき:いちいち報告されちゃう感じですか?
原田:ケースにもよると思うんですけど、そういうケースがすごくあるらしくて。
ひろゆき:昨日女の子連れてたらしいじゃんとか。
原田:そうそう。あれ彼女なの? 新しい彼女出来たの? とかって言われちゃうとか。そりゃやっぱりかなりめんどくさいと思いますけどね。
ひろゆき:それはでも多分、変わらないですよね。
原田:今後それにどう対処していくかってのを、今の若い人達は考えていくべきなのかって事ですよね。
ひろゆき:携帯電話をみんな使い続けるのも変わらないだろうし、ネット上でなんか書いたってのはどんどん増えていくだろうし、監視社会ってのはどんどん広がっていくっていうか。なんかあんまりこう、自由には暮らせない方向にいかざるを得ないですよね。
原田:割と最近リテラシーも上がってきてて、中学生とか高校生とかと話すと、「あんまり書かないで、もうSNSは読む専門にしてます」みたいな子たちがいたりだとか。要は余計な情報出すとめんどくさいと。やっぱり繋がりたい人とだけ有機的に繋がって、知りたい情報だけ得て、あとはトラブルにならないように自分を制御して、世代もだんだん進化していくんじゃないかなって思いますけどね。
ひろゆき:逆に、原田さんが接点を持てないような、俺は一切友達作んねーぜ、携帯持ってないぜみたいな人たちっていたりするんですか?
原田:いますいます。彼が携帯持ってなくても、例えばそういう子紹介してって言って、たまたま繋がってる子と会って紹介してもらったりだとか。
ひろゆき:ほうー、そういう子たちもいるんですね。じゃあみんながみんな携帯携帯って言ってるわけではないと。
原田:でもまぁ高校生でも90パーセント台後半ぐらい携帯を持ってるんで、みんな携帯携帯っていう風に考えていいと思います。ただ、それだけネットワーク社会になってしまうと、ちょっと人間関係苦手だなって人も大勢いるわけですし、あまり人に合わせるのも嫌だなって人もいっぱいいるわけですし、そういう事じゃマイミクの数も少ないし、それはそれで昔から変わらないライフスタイル送ってますね。
ひろゆき:でも、そういうみんなと繋がってて日記書いて、すごい楽しいって子たちも全然いるわけじゃないですか。大多数が楽しいと思ってやってるわけですか?
原田:たぶん両方あると思うんですよね。SNSなんてなくなっちゃえばいいのに、って答える子もいっぱいいるんですよ。ただ自分だけ抜けるのは嫌だと。
ひろゆき:全部一気になくるなら「清々したわー」ってなるけど、自分だけ消すと何言われてるか……。
原田:だから両面あると思うんですよね。ただまぁ、好きな人の日記が見れたりだとか、それはかつて無かった事ですからプラスの面もあるでしょうし、両面あると思うんですよね。
ひろゆき:へぇー、結構なんか業が深いんですね。
原田:ははは(笑)。そうかもしれないですね。でもまぁせっかくなので上手く利用してね、上の世代にいなかった人たちになっていただきたいなと思いますけどね。
ひろゆき:でも面接が上手いとかになると、その会社の就職はしやすいですよね。
原田:まぁ今は氷河期なので大変だと思うんですけど、基本的にはプレゼンテーションとか自己PR能力が上がってるって話を、特に大企業だとよく聞きますね。
ひろゆき:でも友達が数100人単位いて、呼ぼうと思ったら100人単位で呼べますよって言ったら営業系だったらそりゃ採りますよね、そりゃすげぇやって。
原田:誰にでも合わせられるわけですから。
ひろゆき:やっぱ話してて、話上手いな、面白いなってのはあるんですか?
原田:僕は本当にダメな高校生で、モテない男三人組でずっとつるんでるような高校生だったので、こんなビジュアルの大人に道端で声かけられてね。しかも声かけられると結構断られないんですよ、ほとんど。それがまずびっくりなんですよ。
ひろゆき:優しいですね。
原田:案外優しいんですよみんな。まぁもちろん断られる事はあるんですけど。で話すと、人によってレベルは違いますけど、結構話上手くなってますよね。それだけ色んな人と接して色んな価値観を入れたりだとか、インターネットで色んな価値観を得たりしてるんだと思うんですけど。
ひろゆき:へぇー、なんか若者は全然ダメそうな感じがしないんですけど。
原田:僕はすごく肯定的に見てますけどね。
ひろゆき:まぁでもたぶん若者はこの本を読まないだろうから、若者はなんたるかってタイトルでも、別に若者には嫌われる事はないかなと思ったと。
原田:光文社さんの意志と……あと光文社新書を読んでるのって50代の人が多いので、もし光文社が頑張って10代20代に読んでいただけたら、まったく違うタイトルになっていたんじゃないかと。という事で新書も読んでください。
ひろゆき:でも最近の子って、本は読まないじゃないですか?
原田:まぁそりゃ読まなくはなってますよね。やっぱりネットである程度情報を得られちゃいますからね。
ひろゆき:テレビは有名なのはちょこちょこ見る、携帯とかYouTubeとか見たりとかはあるけども、本を買って読むといった習慣は結構減ってると。
原田:それはまぁだんだん徐々に徐々に減ってますよね。ただ読む子ってのは確実に残っていますし、小説系は読むって子はけっこう増えてたりするので、タイプにもよると思うんですけど。みんなが読んでるってわけではないと思うので。
ひろゆき:読む小説ってラノベとかですか?
原田:んーまぁそういうのが好きな子たちはそうですし、普通にヒット小説を読んでる子たちもいっぱいいますし。
ひろゆき:村上春樹とか……。
原田:もちろん読んでる子もいますよね。
ひろゆき:いまどきの子って、携帯小説って読んでるんですか?
原田:一時期のブームに比べると、まぁ読んでる子はいるけどそんなに盛り上がってる感じはしないですけどね。
ひろゆき:昔みたいに割とみんなが携帯小説の内容を知ってるってわけではない?
原田:そうですね。3、4年前は割とみんなそういう状況でしたけど、最近の高校生に話とか聞くと、あんまり出て来ないですね。
ひろゆき:では、メールの方いってみましょうかQ&Aって事で。
原田:ものすごく恐いですよね(苦笑)。お手柔らかにお願いします。
スタッフ:一つ目の質問です。「近頃の若者なんかより、バブル世代の若者の方がダメだと思いませんか?」
原田:その通りだと思います(笑)。何にも言う事がなくて……。バブル世代の人を悪いっていうよりかは、時代的に大量就職、楽に売り手市場で来ましたから。でもその代わり、今バブル世代の人は苦しんでますからね。会社に入って管理職のポスト削られてね。「行きはよいよい帰りは怖い」がいいのか、「行きは悪くて帰りはよいよい」がいいのかってだけ。それが今の若者と違うってだけで、どっちが良いとかダメじゃなくて、やっぱ世の中の状況が違うっていう事だと思うんですよね。
ひろゆき:今の若者って、多分行きも怖いし帰りも怖い感じになりそうですけどね。
原田:そうならないように頑張りましょう。
ひろゆき:まぁバブル世代は楽に就職出来たりするんで、別に頑張んなくったってお金貰えたしって。バブル世代の人って、未だにもう一回バブル来ると思ってますよね。2、3年我慢してまたバブル来るから大丈夫だよーみたいな。こいつら本当にアホなんだなって思いますけど。
原田:バブル世代の人って、中国とかに会社が派遣するといいですよ、中国は今バブルなので。
ひろゆき:確かにバブルが"得意"なんですよね。
原田:得意です、得意です(笑)。
ひろゆき:で、弾ける時にまた弾けてと。でもそうすると、僕らの世代もそうですけど、若者世代も景気のいい時代って知らないじゃないですか。基本的に不景気がずっと続くっていう認識が、あからさまに上の世代と価値観変わったままですよね。
原田:いや、もう結構合ってきてると思いますよ。だからやっぱりロスジェネ辺りとか、あるいは30代でもいいですけど、線を引くと、要するに日本が成長ステージにあった右肩上がりの時代が染みついてる人と、一定してる、あるいは落ちていくって時代を生きてきた人とで、全く価値観が違うので。やっぱり上の人からすると、若い人はダメだと思っちゃうんですよね。なんだよ、上昇思考持て! って。
ひろゆき:「なんだよ、お前金使えよ」って?
原田:後で戻ってくるんだから使えよって。でも不景気の時代を生きてる人は「おいおい保障してよ」って。ここのギャップは大きいですよね。
ひろゆき:ほうー。
ひろゆき:っていうわけで次の質問に。
スタッフ:「今の若者は、いわゆるコミュニケーション革命を生きてきた世代であり、それ故に従来の若者像とは大きな変化を示しているのも頷けると思います。一つ気になる事があります。本日述べてきたような若者の傾向は、中国などの諸外国にも共通点があるものなのでしょうか? それとも日本独自のものなのでしょうか? 教えてください。」
ひろゆき:なぜ中国の若者文化もやるようになったんですか?
原田:それは会社の命令です。要は日本の若い人のパイが小さくなっちゃったんで。
ひろゆき:元々お金使わないし、人数も減ってきてるし。
原田:で、中国も見ろと。中国って実は、一人っ子政策世代の人で一人っ子っていうの少ないんですよ。適用されてない人たちの方が多いので、実は一人っ子の方が少ないんですよ。
ひろゆき:そうなんですか。一人っ子じゃないんだ?
原田:一人っ子じゃないんです、田舎に行っちゃうと。大都市部だとみんな一人っ子ですけど。ボリュームはね、20代で2億人とかいたりする。
ひろゆき:(爆笑)。 20代で2億!
原田:2億です。そうなっちゃうと、どうしても中国見ろと。特に中国に関心があったわけではなかったんですけど、まぁこの5、6年は月の半分くらい中国行ったりだとか。
ひろゆき:で、また中国の街角で女の子に声かけたり。
原田:いやいや、中国では結構警戒心高いんで、それはダメなんですよね。だから、知り合いにちょっと若い子紹介してって声かけたりとか。なかなか難しいんですけど。
ひろゆき:じゃあ日本に比べると、ちょっと引っ込み思案の所が?
原田:引っ込み思案というか、騙し騙されってのが多いので警戒心はやっぱり高いですよね。日本の方がやっぱり安全なので、それは警戒心が弱いって事だと思います。
ひろゆき:携帯の所有率的にはどうなんですか?
原田:携帯は、あの国は非常に格差ありますし、地域によっても違うんですけど、携帯は若い子は持っているという風に言っていいと思います。ただ面白いのが、中国ってFacebookは規制されていて繋がらない(2011年当時)。だから開心網とか人人網とか中国独自のSNSを使ってるんですね。
日本はFacebookが映画にもなるし、これだけ話題になっているのに若い子はあんまり使っていないんですよね。みんなmixiとかgreeとか。だから規制されてるのにドメスティックな国と、規制されてないのにドメスティックな国とで、状況が非常に似ているのは面白い事ですよね。使われ方で言うと、やっぱり日本人と中国人の違いって言っていいと思うんですけど、わりと中国人って知らない人とも繋がるんですよ。
ひろゆき:警戒心はあるけど、繋がる事に対しては別に恐くない。
原田:例えば、この車のファンをファンサイトで探して、みんなで繋がってツーリング行くとか。みんな普通にやってるんです。一部の人じゃなくて、みんながオフ会をやってるんです。あとは、日本の商品買いたいって言って、なんか楽天みたいなサイトで個人商店出してる人の所に、わざわざ本物かどうか見に行って買ったりとか。知らない人と出会うツールはとても使ってるんですね。
日本の場合は、知らない人とっていうよりは知ってる人と繋がって切れなくなってるって状況なので、あんま知らない人とオフ会をみんながやってるとか、そんな状況じゃないじゃないですか? そういう意味で、割と大雑把で開放的な中国人と、もともと日本人気質っていうか村っぽさをもってる日本人とで、使い方が違う。
ひろゆき:大陸の人と島国の人で考え方が違う。若い世代でそういう差が出て来ちゃうんだ。
原田:露骨に日本の国民性が出るツールが携帯だと思うんですよね。携帯だったり、インターネットだったりって。
ひろゆき:中国の知り合いは、どんどん増えていくじゃないですか? 中国の人はバンバン切ってるんですか?
原田:バンバン切るかは分からないんですけど、そこでまた良くない事……例えば騙して物を売られたとかがあったら、関係切ったりとか。非常に弱肉強食ですよね。
ひろゆき:その丁寧に、なんかカップル3か月記念とか送ったりするんですか?
原田:どうなんでしょうね。でもわりと中国人もエンターテイメント精神がすごく強いので、そんなメールとか細かい事はやらないかもしれないですけど、「カップル誕生日だったら奢ってやるよ。来いよ!」って奢ったりとか、そういう事はすると思うんですけど。すごくこう、同じ世代なのに意外と違うってのが、見て比較してて面白いんですよね。
ひろゆき:でもそれは、中国はバブルだからお金使うのが結構多いみたいなのがあったりしないんですか?
原田:でもね、中国の若い世代の人たちって、日本と同じくらい辛い状況になってるんですよ。
ひろゆき:そうなんですか? 国がめっちゃバブルじゃないですか。
原田:あの国は「国豊貧民」って言って、国は豊かでGDPは上がってるんですけど、それに比べてGDPに占める所得比率ってのが上がってないんですよ。つまりどんどん辛さを感じてる人ってのが増えてるんです。
ひろゆき:国は豊かになってるけど給料が上がらないみたいな?
原田:そうなんです。GDPに占める所得=国民所得って、先進国が約50%くらい占めてて、アフリカですら20%なんですけど、中国では8%なんです。すごい事が起こってるんですよ。
ひろゆき:他の国だと40%が給料になってるわけじゃないですか。その40%分はどこに消えてるんですか?
原田:国であったり、色んな所に。
ひろゆき:だって世界で2番目に豊かな国じゃないですか。
原田:だからストライキとか色んな事起きてるじゃないですか。だから中国の大都市部の先端層の子たちって、すごい日本の子たちと近くなってきていて、お金かけないで楽しもうと。車とかはもう買わないで、みんなでバス借り切って郊外にレジャーに行こうとかね。そういうネタ消費みたいなのを大切にしたりとか。もうかなり近くなってますよ。速度が早い国なんですね。
ひろゆき:中国もバブルだけど、豊かになってるわけじゃないんですね。
原田:やっぱり格差が日本と比べ物にならないくらい激しいので。
ひろゆき:という違いがあると。
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