
2025.02.12
職員一人あたり52時間の残業削減に成功 kintone導入がもたらした富士吉田市の自治体DX“変革”ハウツー
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のぶみ氏(以下、のぶみ):4000枚をみんなに売るって、どういうことなんだろうな?
西野亮廣(以下、西野):あのね、これあんまり感覚ないかもしんないですけど。お笑いライブって、本当に集客しないんですよ。音楽の、感覚で言うたら10分の1くらいです。俺こないだすごい話を聞いて、渋谷の∞ホールってあるんですよ。
のぶみ:吉本のね。
西野:はい、300人くらい。あそこを満席に埋めれるくらいの知名度の芸人、音楽やったら武道館埋めれるっていうんですよ。
山口:うわー、まじっすか。
のぶみ:あれ何人くらいですか?
山口:300、250とかかな?
西野:それくらいの知名度、そこを埋めれる人って。お笑いで誰がいけるかっていったら、わかんないけどパンサーとか、ジャンポケとかが、それくらいの規模でやってるんです。
のぶみ:っていうことは、ネタを生で見たいっていう人がいっぱいいるっていう。作品ですよね。
西野:そうなんですよね、だからお笑いって本当に少ないんですよね。でも何か、それは広げたいなって。せっかく、自分が好きになったのがお笑いだったので。だったらやっぱ、規模大っきくしたいなと思って。だからまず4000人ですね、来年。最終的に1万を定期的に呼べる所まで持っていきたいですけど。
のぶみ:結局作品感な気もするよね。みんなが見たいっていうのは、アドリブでうんぬんってやるんじゃなくて、作り上げたものなのかもしれないですね。
西野:そうなんですよ。じゃあ独演会ってフリートークしてっから、全然作品じゃないですよね。そもそもコンテンツを間違ったのかもしれない、あっちじゃなかったのかもしれないな。
山口:(笑)。
西野:キングコングはめっちゃやってますけど。劇場の出番めっちゃあるんですよ!
のぶみ:大阪の梅田のだよね。
西野:むっちゃやるんですよ。でもあんま大っきいのやってないですね。これもね、あれなんですけど。肌感度でわかるんですけど、自分1人のライブとキングコングのライブだったら、自分1人のほうがお客さん来るんですよ。
こういうところは結構、僕がちゃんと考えなきゃいけないと思ってる問題で。コンビのやつより自分のやつのほうが、絶対来るんですよ。キングコングで2000人のライブって、多分難しい。キングコングっていうか、他の漫才コンビでも多分難しいと思うんですけど。何かあるんですよね。
のぶみ:だからさ、それは梶原さんがどうのっていうことじゃなくて。きっと何か……。
西野:いや、どうのあると思う。あいつあんまおもしろくないから。
のぶみ:まぁまぁ、あの人の100パーセントの活かし方っていう、爆発の仕方もあるでしょうね。
西野:ありますかね? そんなおもしろいです? まあ60点くらいの芸人ですけどね。僕に比べると。キングコングのとか、本当にお笑いライブってお客さん来ない。
でもね、東京デザインウィークは11万人来てるわけじゃないですか。じゃあ誰か有名な人が出てるかっていったら、別にそっちでもないんですよ。有名な人につられてお客さんが来てるっていうか、そのコンテンツにお客さんが来ちゃってるんですけど。だから、ちゃんと考えたいんですよね。僕は。
のぶみ:絵本作家でも、結構人気の人たちは、結構心のままに描いてる人多いんですよ。荒井良二さんとかね。それは何でかっていうと、「自分もこんなふうになりたいな」って思うからだったりしますよね。
西野:なるほど、なるほど!
のぶみ:僕もこの絵本がすごく売れたときに、やり方変えたんですよね。前と。
西野:どう変えたんですか?
のぶみ:それまでは1人で作り上げて、編集に見せるときも、編集の力はあんまり借りないで作るってやり方で。これは発売前に1000人に読み聞かせて、そのたびに直してって。それで売れたときに「みんなのおかげです、ありがとうございました」っていうふうにしたんですね。
西野:委ねたんですね。
のぶみ:そしたら何か、自分的にも気持ちよかったし、楽しかったんですね。ただ、それもう結果が出たから、次もう違うやり方でやんないと、上手くいかないだろうなっていうのがありますね。
西野:これまで絵本何冊描かれてるんですか?
のぶみ:160冊描いてますね。
西野:160冊か! わかるんですか? この本はだいたいこれぐらい行くかなみたいな。
のぶみ:もうね、描いた瞬間だいたいわかりますね。
西野:へー! これいくぞとか、これいかないけど出したいとか?
のぶみ:でも僕はあんまり、描きたい本っていうのはないので。みんなが喜ぶ絵本描きたいっていうところがあるので、「どうやったら喜ぶんだろう?」っていうのをすごい(考えている)。絵本は描きたいんですよ、ただ、「どうやったら喜ぶんだろう」っていうのをずっと考えてやってましたね。
西野:なるほどなるほど。
西野:ちょっとコメント読みますか?(ニコニコ動画のコメントにて)「だってTDWは自由に見れるし」って。TDWは東京デザインウィークですね。(ニコニコ動画のコメントにて)「西野さんファンはキングコングファンじゃない」。
山口:これは何か、深いですね。
のぶみ:西野さんファンはキングコングファンな気がしますけどね。
西野:これどういうことやろ、気になるな。俺キングコングやねん!
山口:だけど、西野ファンはキングコングファンではないっていうのは深いですよこれ。
のぶみ:でも、よく考えると俺も、西野さんファンのほうかもしれないな。
西野:どういうことなんだろう?
山口:だから、キングコングとしての西野さんは見たくないっていう。
西野:(笑)。
のぶみ:いや、違う。力の入れようだと思うよ。西野さんが納得してやってるかやってないかっていうところだと思うけどね。
僕は自分の絵本ができると、「これ何点くらい」って点数つけたりするんですよ。全部好きなんですよ、全部好きなんだけど、あえて言うとって。自分の点数が高かったときのほうが、やっぱりみんなの評価も高いんですよね。それはやっぱり1つの支持ではあるって。
それで西野さんが今やりたいことって、そのハロウィンのやつだったり、西野さんがこっち見てるなっていうのが、ファンの人はすごく見えてるんじゃないかな?
西野:漫才は超好きなんですよ。漫才が超好きなんですよ。もちろん漫才ライブも続けますし、今年も11月のケツと12月にあんのかな。それもずっと続けるんですけど。
漫才が非常に難しいなって思ったのは、要はね、独演会って僕じゃないですか。僕がわって喋るじゃないですか。絵本も僕じゃないですか。これおもしろいって思うことをわってやるじゃないですか。それで、キングコングの漫才ってなったときに、もともと僕だったんですよ。
のぶみ:ネタ作りってこと?
西野:今もネタ作るんですけど。これおもしろいなって、ワーッてやるんですよ。そっからテレビに出るじゃないですか。じゃあテレビに出たときに、梶原っていうキャラクターと、テレビの梶原がちょっと違うっていうか、隔離して違うもんになってる。それで梶原って、たいしてテレビでボケないんですよ。
その他大勢のガヤに回って、ツッコミ側に回ることが結構多くって。そうなったときに、こっちのツッコミ側に回ってる梶原を世間の人は見てるわけじゃないですか。
次キングコングのネタで率先してボケていく梶原のネタを書いたときに、嘘になっちゃうんですよね。これまで、嘘じゃなかったんですよ。もともと嘘だったんですけど、嘘っていうことになっちゃって。
梶原だって、そんな次から次へとボケを思い付いて、僕を引っ張ってやるやつじゃないから。テレビのときは。だからいろいろ、テレビに出たことによってできなくなった漫才が、もうすっごい多いんですよ。
のぶみ:最近何か、ラグビーすごいじゃないですか。ラグビー、何で日本が強くなったかっていうと。日本って、他の国の選手に比べるとすごい低いんですって、レベルが。
そのときに、すごい所の監督呼んで。まず監督がやろうと思ったことは、日本人ていうのはパワーはないけど粘り強さがすごいあるよねって。だから、一番良いところを見つけるしかないんじゃないですかね。梶原さん、今はバラエティになったんだったら、バラエティなりの……。
西野:ツッコミにしてやろうかな。でも下手なんですよね、ツッコミも。
山口:(笑)。
のぶみ:漫才にすると下手なんだろうね。
西野:ツッコミ下手なんですよ。ツッコミ60点ぐらいなんですよ、あいつ。
のぶみ:60点なんですか(笑)。
西野:ツッコミの才能が非常になくてですね。でも僕ね、こないだこんな漫才作ろうと思ったんですよ。鬼怒川、こないだ氾濫した鬼怒川の。氾濫してうわーって流れだして。
山口:茨城のやつですよね。
西野:はいはい。瓦屋根の上に、おばあちゃんが犬抱いて助け求めてる映像があったじゃないですか。あれ無事に助かったから良かったんですけど。ばばあって屋根登れんだなと思って。
(会場笑)
西野:あいつら、僕ら普段いたわってますけど、あいつら本気出したら屋根登れると思ったんですよ。
山口:パワーありますよね。
西野:ばばあ屋根登れる。
のぶみ:普段屋根登れって言ったら、「いや、もう無理だよ」って言う。
西野:います? こん中で屋根登れる人います? しかもあのばばあ、まあまあでかめの犬抱いて屋根登ってんですよ。それで、ばばあ屋根登れるなって。あいつら普段たらたらしてるけど、本気出したら屋根登れんだなみたいなネタを、作ろうと思ったんですよ。それで、それをどっちが言うかって話なったんですよ。
山口:なるほどね。
のぶみ:ギリギリの、しかもスレスレのやつだよ。
西野:こういうのね、普段言うの僕なんですよ。
のぶみ:そうですね。
西野:じゃあこれを僕が言ったときに、相方はやめなさいって言う。でも梶原にやめなさいって言わすのってどうよっていうのってあるじゃないですか。
山口:深いなあこれ! わかりやすい!
西野:だからと言って、梶原はそんなこと言わないんですよ。ばばあ屋根登れるみたいなことは、そんなとこは突いてこないんですよ絶対。
のぶみ:ちょっと強すぎるかもしれないですね、言い方がね。
西野:そう、似合わないんですよ。もともと。ああー、そこ突いてきたかあ! みたいなこと、あんま似合わないんですよ。これのときに、コンビってむずいなって。
山口:西野さん、ここからそろそろ有料の時間に。
のぶみ:おおー、来たか!
山口:何かここから、深い話しになっていきそうなので。
西野:有料。
山口:ここからどうなるのかっていう。
西野:ここから、じゃあ間もなく有料放送になるらしいんですけど。ちょっと漫才むずなってるぞ話。
のぶみ:梶原さんをどう思っているのか(笑)。
山口:そっか、じゃあ本音みたいなところでいきましょうか。
西野:本音。
山口:それはおもしろいかもしれない。
のぶみ:いきましょうか。
西野:もうなったんですか。どうもありがとうございました。
のぶみ:ありがとうございます、本当にね。ニコ生ってね、すごいチャンネル量あるんですよ。だからね、ここで見てくれただけでもすごいありがたいことなんですって。
山口:ありがとうございます、本当に。
のぶみ:どんどん書いてやってください。
西野:言わなきゃだめなんですよね。来週の、11月の6日。
のぶみ:遅刻しないで来れますか?
西野:来れます。
のぶみ:ありがとうございます。
西野:これ入り時間何時ですか? 決まってんですかね。
のぶみ:まあ、30分前には来てくれれば(笑)。
西野:なるほど。恥ずいんですよ、これも恥ずくてですね、実は。ライブとかでもそうなんですけど、対談のときとか特にそうなんですけど。早く入っちゃうとですね、喋りたいことがあるじゃないですか。
のぶみ:そうですね。向こうも喋りたいし。
西野:これ喋りたいっていうのあるじゃないですか。でも、それは本番用に置いといたほうが良いじゃないですか。じゃあその喋りたいこと我慢してて、控えてるときに。盛り上がってへんみたいになっちゃわないですか? 本当はね、10秒前に入りたいんです。10秒前に入って、こんにちは! どうぞよろしくお願いしますって入りたいんですよ。
のぶみ:僕は小心者なんでね。
西野:そうですよね、すいません。ちゃんと来ます。来週金曜日、11月6日20時からやってますんで、ひとつ。
山口:有料放送ね、してくれるとちょっと嬉しいなと思ってます。
のぶみ:それでね、公開ニコ生とかもやったり、できたら嬉しいし。
山口:しましょうよ、いろいろね。
西野:なるほどなるほど、わかりました。というわけで。
のぶみ:すいません! ここらへんで。
西野:というわけで、どうもありがとうございました。
のぶみ:ありがとうございます。
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