2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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DaiGo氏(以下、DaiGo):さっきから「さきちゃんがんばれ」ってコメントがきてるんですけど(笑)。
こいずみさき氏(以下、こいずみ):頭フル回転で聞いてます(笑)。
DaiGo:メイクとかモデルさんとかもそうですけど、(Twitterのフォロワーが)6万人もいたらある種自己表現じゃないですか。自分のことをちゃんとつぶやいてるから、軽いレベルかもしれないけど。近いことはもしかしたらやってるのかもしれないですね。
佐渡島庸平氏(以下、佐渡島):フォロワーが増え出したのってどういうタイミングだったんですか?
こいずみ:自分でも気づかなくて、ゆるやかに増えてったんですよ。何だろう?
柳内啓司氏(以下、柳内):「これだ!」ってバコーンと増えたんじゃなくて。
こいずみ:そうですね。
佐渡島:読者モデルをやり出したのが先ですか?
こいずみ:高校3年生の時だから、2年前ですね。
佐渡島:その時は、Twitterのフォロワーはいっぱいいたんですか?
こいずみ:いや、200人くらいでした。
佐渡島:じゃあ、読者モデルをしていく中で増えてったんですね。
DaiGo:それで6万人ってすごい。確かにお気に入りとかリツイートをしているフォロワーを見ると、そんなにめちゃくちゃあるわけじゃない。なので、Twitter経由で広まったんじゃないんですね。
佐渡島:DaiGoさんは1000近く「ふぁぼ」がついたりするからすごいですよね。
DaiGo:僕、あれは狙ってるんですよ。どうやったら増えるか考えて。
僕も昔は自分の写真とか出してたんですけど、今はもう「黒歴史クリーナー」(注:過去ツイートの一括削除ツール)でさんざんきれいに消して、それ以降は自分のことは一切つぶやかないと決めて。僕が写ってる写真もないです。
たぶん唯一あるのは、この前城田優くんたちとやった人狼回の写真くらい。みんなで上げようという話になったので。それ以外はもう全然。
どういう言葉が響くとか、全部チェックしてるんですよ。どの時間帯にどういうタイプの言葉をつぶやくとリツイートとかお気に入りが多くなるか、ずっと計測してて。
例えば、朝なんかはちょっとポジティブになれるやつのほうがいいんです。月曜とか曜日によっても違うんですけど。夜はちょっとネガティブなところから入って、最後は明日のポジティブにつながる言い方に変えていくと刺さったりとか。
後は、書く時に個人に向けて書きます。皆に向けて書こうとすると薄っぺらい言葉になっちゃうんで。高校や大学の同期とか友達に向けて、「こういう悩みを持ってるやつに自分だったらどう言葉をかけるか」って考えて、そこから書くんですよ。そうするとスペシフィックに書けるんで、皆の心に刺さるんですよね。
佐渡島:うまいなと思って。
DaiGo:ありがとうございます(笑)。
佐渡島:だってまだ1900しかツイートしてないですもんね。
DaiGo:そうですね。基本的には朝6時と夜の9時とか。時々お昼の12時に。
佐渡島:全部セットしてるんですか?
DaiGo:セットしてます。Botではなくて全部書き溜めて。
佐渡島:これをもう1回まとめると、またコンテンツになりますね。
DaiGo:そうですね。時間とかによっても変わっちゃって、古いやつがどんどん上がってきちゃうんでアレなんですけど、一応順番とかを変えて書籍化しようかなと思ってるんです。どの時期にどうリツイートされたかとかも大事なんで、そういうのも見れるとおもしろい。
佐渡島:どれくらい返事が返ってきます?
DaiGo:リプライですか? 僕が基本的に返さないんで、10とか20とか……。でも、あんまり見ないんですよ、データとしては。コメントとかは見るんですけど。
佐渡島:そうなんですか。データとしては重視しないということですね。
DaiGo:そうですね。ただ、リプライが多いやつは基本的に賛否両論のやつです。グサッとくるようなやつを言うんですよ。
佐渡島:けっこうきてますね。
DaiGo:そこそこはくるんですよ。10ちょいくらいはきますけど。でもお気に入りが5000〜6000くらいされてるやつがあって。そういうのはリプライもいっぱいきますし、半分賛成意見、半分は強烈な反対意見なんですよ。それでちょうど倍になります。
仕事についてつぶやいた時なんかも、多くの人が自分のやりたい仕事に就けないという現実を踏まえた上で……。これは僕の友達なんですけど、会社について文句言うんですよ。「やりたい仕事がしたい」って言うのに、別に努力するかっていうとしないし、言いながらもその会社にいたくてしょうがないんです。
そいつを思い出して、「でも新しい仕事がやりたい」って言ってたから自分だったらなんて声をかけるかなと考えた時に、ツイートしたのは「結局自分で選んでるんだ」と。
「自己選択してることをまず認めろ。今の仕事に就いたのも自分だ。学歴がないからいい会社に入れなかったかというと違うだろ? 勉強しない選択をしたのはお前のせいなんだろ」って話なわけですよ。
https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/664413136955551744
そういうのをまとめたツイートを書くと、もう賛否両論がすごくて。「私は病気だったからできなかったんですよ」とか。でも病気だからって、例えばほとんど全身が動かない(スティーヴン・)ホーキング博士は今でも物理学の最先端の研究をやってたりするわけですよ。「そういう人たちを見て同じこと言えるの?」って話じゃないですか。
そういうメッセージ性が入ってると、すごく増えますね。十分に議論の余地があるんです。
佐渡島:DaiGoさんが今何を勉強してるかで、その勉強してることのおもしろさを(伝えることを)期待されてるっていうのもありそうですね。ツイートの種類としては。こういう(人生論を)教える系だと、ツイートが似ちゃうじゃないですか。
DaiGo:そうですね。
佐渡島:ちょっとポエムっぽくなっちゃうじゃないですか。そこのバランスというか、学習系の「何を学んだらおもしろい」っていうのがあると広がりそうで、それも興味を持たれそうですけどね。
DaiGo:なるべく、自分が最近読んだ本とかの内容も入れるようにしてますね。そうしないと、(ツイートを)たくさん読んでも結局コアの部分って同じなんですよ。古典とかから引っ張ってきたりすると、それと同じになっちゃうんで。最新の心理学のデータとかをのっけたこともあったんですけど、あんまりウケないんですよ。
佐渡島:そうなんですか。
DaiGo:やっぱりデータでいくよりも、心に刺さるような……。
佐渡島:言い方のほうがね。
DaiGo:そうですね。韻を踏んだ感じじゃないですけど、名言っぽくいい言葉に加工すると説得力が上がるっていうのが、心理学の研究でもあるので。データという数値で出すよりも、ちょっと名言っぽくして。
DaiGo:あとは、140文字目いっぱい書くっていう。本当は短いほうがリツイートは増えるんですよ、当たり前なんですけど。
これはコピーライティングの世界でも言われているんですけど、「短いほうが読まれるが、長いコピーは読まれた場合に行動に繋がりやすい」っていうのがあるんです。つまり、物を売るときは長いほうがいいんですよ。読まれれば。
そういう意味でいうと、Twitterを見てリツイート、お気に入り、フォロー、ニコニコ動画に来るなどの行動をしてもらうために(長く)書いてるんですね。
フォロワーの数では絶対に勝てない。100万人とか200万人とかのタレントさんがいるんで。でも100万人200万人の中に、行動までステップアップできる人はどれくらいいるのかっていうと、けっこう薄いはずなんですよ。
そうじゃなくて、僕は行動する15万人がほしかったんで、そういうツイートをしている。読むのはちょっと大変なんですけどね。そういうのを狙って書いたりしますけど。
作家さんの考え方って、もちろん本を書いたりする人には必要だと思うんですけど、そうじゃない人もこういうのをちょっと学んでおく。今日お話していただいたみたいな考え方を頭の中に入れておいて、Twitterでもいいし企画書を書く時でもいいし、人に話すときもそうだし、それだけでだいぶ人の心が動かせるコミュニケーションができるんじゃないかと。
柳内:なるほどね。
DaiGo:(コメントを見て)「さきちゃんの動きが止まってる」って(笑)。
こいずみ:ちゃんと真剣ですよ!(笑)
柳内:動いてる時が激しいから、止まってると何か起きたんじゃないかって思いますね(笑)。
DaiGo:時間があるから、そろそろ締めないといけないですかね。今日はおもしろかったなあ。このお二人(佐渡島氏、こいずみ氏)が並んでるのはおもしろくて、どっちがいいかとかじゃなくて、世代というか考え方の違いが如実に現れていておもしろい。
じゃあ、今日の番組どうでしたかっていうアンケを。
柳内:そうしましょう。
DaiGo:(コメントで)「佐渡島さんもかわいい」って(笑)。「さきちゃんに電流を」(笑)。お酒って飲むんですか?
こいずみ:20歳になって飲めるようになりました。
DaiGo:飲むとどうなります?
こいずみ:楽しくなります。テンションがちょっと上がります。
DaiGo:お酒の話を振っただけで若干テンションが上がってるような(笑)。これは電流を流したらヤバいパターンですね。
柳内:覚醒しちゃう感じで(笑)。
佐渡島:(配信画面を見て)これは今、2264人見たってことですか?
DaiGo:そうですね。コメントの数がめちゃくちゃ多いですね。倍くらいが普通なんですけど。(コメントを見て)「左から2番目の子がかわいい」。左から2番目……あれ、佐渡島さんが人気です(笑)。
(アンケート結果出る)
DaiGo:出ました。「超よかった:41.5パーセント」、「よかった:39.3パーセント」。おっ、(合わせて)80パーセントを超えましたね。「ふつう:12.9パーセント」、「あまりよくなかった:4.2パーセント」、「ぜんぜんよくなかった:2.1パーセント」。なるほど。
柳内:「超よかった」が前回より多い。
DaiGo:前回は確か39パーセントくらいでしたよね。僕、今日は正直(よい、悪いに)2分されるかなと思いました。結構ニッチというか細かいジャンルのところにいったんで。
柳内:そうですね。
佐渡島:しかも(こいずみ氏、佐渡島氏という)ぜんぜん違うジャンルから。
DaiGo:「よかった」の部分が多かったのは、たぶんお2人片方ずつのファンの人がそれぞれの話を聞いて、中間を取ったみたいな感じ。
(コメントを見て)「濃い内容だった」、「いいですね」、「DaiGoがインタビューされてる」……。そうそう、途中からそう思ってたんですよ。相談に乗ってもらった感じがしてて、そういう放送もいいと思います。
柳内:コメントが「面接だな」って(笑)。
佐渡島:面接みたいになってましたよね(笑)。でも、僕は人の顔をそんなにじっと見てるかな。よく言われるんですよね。
柳内:見てますよ。禅問答みたいな時間でしたね(笑)。
DaiGo:でも、面接で佐渡島さんが出てきたら相当大変でしょうね。「君、あの本読んだ?」って聞かれて「ドキッ!」みたいな(笑)。よっぽど読む人だったらいいかもしれないですけど。でも、本が好きな人が来るんじゃないですかね。
佐渡島:コルクですか? でも、今のコルクは本好きというか本にこだわってほしくないと思ってるんですよね。作家の才能、考えてることが本を抜け出て発表できる時代にきてるので。Twitterとかをうまく使うだけで、おもしろいコンテンツができるだろうなと思ってて。
ダ・ヴィンチ・恐山って知ってます? Twitterの有名人ですけど。
DaiGo:おすすめユーザーに出てきた記憶がありますね。
佐渡島:僕、ダ・ヴィンチ・恐山が大好きで……。5年くらい前からずっと小説を書くように口説いてたんですよ。
DaiGo:(検索する)
佐渡島:これですね。(著者名が)品田遊。
柳内:「cakes(ケイクス)」で書かれてましたよね。
佐渡島:彼が今LINEの公式アカウント持ってて、話しかけるとBotで返ってくる。それに対して返していくと、こっちもアクションを起こしながら小説が進んでいく。
DaiGo:へえ〜。おもしろい。
佐渡島:そういう、LINEでしか楽しめない小説なんですよ。こっちがアクションしないといけない小説。
DaiGo:読むためには何か返さないといけない。それ、LINEの構造的にかしこいですね。
佐渡島:彼と打ち合わせしてると、「そういうことをやりたい」ってどんどんなっていくんですよ。
DaiGo:もう、作家の表現の形態が……。
佐渡島:変わっていく。小説とは何なのかというところが、全部変わっていくだろうなと思ってて。そういう人も僕は小説家だと思うし。
柳内:そうですね。
佐渡島:(コメントを見て)さきちゃんが入ってこれないことに対して、皆(反応してる)。
こいずみ:勉強してます(笑)。
DaiGo:さっきの話の続きじゃないですか? そこにいるだけでいい人みたいな。
こいずみ:そんなことないです。
柳内:その人はTwitterでどういうふうに有名になっていったんですか?
佐渡島:なんか毎日つぶやいてて、気がついたら数万人のフォロワーがいたらしいですよ。今は6万人くらいなのかな。おもしろいつぶやきをいつもしてるんですよ。
「オモコロ」でも連載してて、週刊文春のやつ(中吊り広告)を野菜でやってみるとか。(注:オモトピア・野菜ジュースを中吊り広告にしてみる)けっこうバズってましたけどね。
柳内:そういう笑えるやつなんですね。
佐渡島:そう。笑える系なんです。
柳内:でも、この人は小説的でもあると。
佐渡島:そう思った。140文字しか書いてないけど、もっと書けるんじゃないかと思って口説いたら、初めは書けないって抵抗してたんですけど。結局、結構いい小説書いてます。
DaiGo:LINEは結構気になりますね。
柳内:ねえ。ちょっとフォローしてみよう。
DaiGo:というわけで、あっという間に2時間12分。
柳内:延長に延長で。
DaiGo:延長に延長を重ねて。そろそろ締めますか。しゃべりたりない感じもしますが。あっという間でしたね。
柳内:どうですか、さきちゃんは。
こいずみ:自分がしゃべるのも緊張したんですけど、いろんな話が聞けてすごくよかったです。ありがとうございました。
柳内:またTwitterだったり、モデルでの活躍も楽しみにしてますので。
こいずみ:ありがとうございます。いろいろ発信していきたいと思います。
柳内:発信していってください。
こいずみ:頑張ります!(笑)
DaiGo:ありがとうございました。
柳内:佐渡島さんはどうでしたか?
佐渡島:楽しかったですね。DaiGoさんと前から話してみたかったので。ちょっと話し足りなかったですけどね。
柳内:じゃあまた、次の機会にぜひ。
佐渡島:はい。お願いします。
柳内:DaiGoさんはどうでしたか?
DaiGo:この企画はおもしろいですね。ぜんぜんジャンルの違う人が出てくることによって、脳が活性化されるというか、切り替わってる感があって。「さっき言ってた話とこう繋がるんだ」とかも見えてくるんで。意外とおもしろいなと。
それと、今日一番おもしろかったのが、僕のチャンネルを見てるユーザーのみなさんが、しゃべってる人の表情を読みながらコメントしてたこと。「今、姿勢的に興味持ってるんじゃないか?」とか。
柳内:だいぶメンタリズムが浸透してきた(笑)。
DaiGo:そうそう。みんな使ってるじゃんって(笑)。それはちょっとおもしろかったですね。
柳内:さすがニコ生ユーザーの皆さん。
佐渡島:でも、みんなすごくいい感じに話しかけて(コメントして)くれるんですね。
DaiGo:そうなんですよ。すごく質がいいみたいで。あ、やなぎーさんお誕生日おめでとうございます。
(全員拍手)
柳内:ありがとうございます。
佐渡島:今日なんですか?
柳内:10月30日なんです。
佐渡島:ハロウィンですか?
柳内:ハロウィンの前日ですかね。アラフォーの入り口、35歳になりました。頑張ります。
DaiGo:ということで、今日も2時間楽しんでもらえたかな? (コメントを見て)「サプライズないのかよ」って、いやいや(笑)。最初にチラッとしたからね。
また次回もおもしろいゲストの方をお呼びしつつ、いろんなお話をしていきたいと思ってますので、ぜひ見ていただければと思います。次は11月7日に、このチャンネルで「ストレスを味方につけるための心理学」ということで。
最近はケリー・マクゴニガルさんとかの研究で、ストレスをどういうふうに受け止めるかによって効果が変わることが証明されたので、そこら辺の話をまとめて、皆さんのストレスを自分の力に変えられるような知識が得られる、60分から90分くらいの番組になる予定ですので、7日を楽しみにしておいてください。
というわけで、またお会いしましょう。今日はありがとうございました。バイバーイ。
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