シモダ:次がこれね。

シモダ:「このサイトはイラストレーターのサイトです」。

家入:そうですね。

シモダ:ちゃんと入ってるね。

家入:ちゃんと書いてある。本当は、説明するなんて野暮ですけど。さっきからそういうとこ気にしてるから。

シモダ:そうそう。

ミサワ:いや、それは希望通りだったんですけど、これは……また関羽ですよね?

シモダ:(笑)。

ミサワ:俺、関羽じゃないのに。

シモダ:(笑)。関羽好きでしょ? 

ミサワ:関羽好きじゃないっすよ。

家入:これ、いいヤカラ顔が出てますね。

シモダ:お酒もちょっと入って、いい気分になってる顔。

ミサワ:……。

シモダ:これ、デザインもすごいお洒落で、写真の横にWikipediaから持って来た関羽の説明をあえて横に、縦書きにして。緑色で。

家入:帽子の色と合わせたんだよね。これTシャツにしたいね。

シモダ:そうですね。着る?

ミサワ:……。

シモダ:ここ良く見てもらうと、ここに小っちゃく入ってるんですよ。「地獄のミサワ」って。

ミサワ:何で小っちゃく入れたの?

シモダ:えっ?

ミサワ:何で関羽よりだいぶ小っちゃくしたの?

家入:ネームバリューから言って、関羽のほうがデカいに決まってるじゃないですか。

シモダ:いきなり上目指し過ぎ。

ミサワ:えっ? そういうことなの?

シモダ:徐々に。始めはどうしても、イラストレーターだって関羽頼みなんですよ。

家入:(笑)。

シモダ:いや、諸葛孔明かもしれん、それは。どの武将から入るかわからないけども、まだミサワは知名度がないやん、だから、いきなり「地獄のミサワ」で検索してくる人よりかは、関羽でミサワを知る。

家入:うんうん。

シモダ:その導線。

家入:入口だよね。

シモダ:入口は広いほうが。

家入:入口としての関羽だ。

ミサワ:入口としての関羽?

家入:ここで関羽をもってきたのは、結構ミサワのことを評価してるっていう表れだよね。

シモダ:そうそうそう。

家入:関羽でよかったよ。于禁(うきん)とかじゃなくて。

シモダ:そうよ。え? なに? 呂布(りょふ)やと思ってたタイプ?

ミサワ:いやいや。そんな、三国志に出てくるキャラクターの名前言われてもわからないけど。

家入:于禁じゃなくて良かったよね。

シモダ:うん。本当よかった。で、まあ、この「地獄のミサワ」もね、小っちゃく入ってるんですよ(左下に)。ここで、「このサイトはイラストレーターのサイトです」って入ってるから、「あ、そっか」ってなる。

ミサワ:「あ、そっか?」ってなんないよ。だって、関羽のホームページって書いてある。

シモダ:え?

ミサワ:ここまで関羽づくしですよ。

シモダ:リンクが2つ貼ってある。こっちが、地獄のミサワ。こっち関羽ですよね。で、地獄のミサワを押したら、ヤフーに飛ぶ。

家入:yahoo.co.jpね。

シモダ:関羽押したら、次のページに行くから。

ミサワ:……何で地獄のミサワ押したらヤフーに行くの? 何でアダルトサイトの「18歳以下」って感じのリンクになってるの?

シモダ:動揺してるね、しゃべり方も(笑)。

家入:だって、路線とか知りたいじゃん。路線とか天気とか。

シモダ:知りたい。何時に着くんだろう? 池袋に、みたいな。

ミサワ:路線調べる人は最初からヤフー行くでしょ。

シモダ:関羽調べた後、何か今日は出かけようかな、みたいな。そういうことを考える人のことも考えた。

家入:関羽に思ったより時間取られちゃって、「早く行かなきゃ」って。

ミサワ:関羽に思ったより時間取られちゃって?

シモダ・家入:(笑)。

ミサワ:関羽に時間取られちゃったらダメなんじゃないですか? ここまで関羽ばっか。

シモダ:張飛だって。

ミサワ:いや、張飛もいますけど。

シモダ:じゃ、次。次行く?

ミサワ:もう本当に。イラストレーターのサイトってことですよね、今後は。ここまでは関羽だけど。

シモダ:もう、徐々にほら。

ミサワ:入りのための関羽。

家入:そう、入口としての。

シモダ:ここから、イラストレーターアピールですよ。ダントツで。次がですね、こういう感じになってます。

家入:ハッハッハ(笑)。

ミサワ:……。

家入:ゲームジャーナルね。

シモダ:ゲームジャーナル。ゲーマーによる、ゲーマーのための、ボードSLG専門誌。これちょっと、僕も意味がわからないんですけど。ボードゲーム的な? 

ミサワ:なんで意味わかんないのに載せるの?

シモダ:そういう雑誌があるっていうことを、グーグルイメージ検索してる上で、僕が学んだんですよ。

ミサワ:グーグルイメージ検索に頼り過ぎでしょ。

家入:SLGはシミュレーションゲームのこと。

ミサワ:わかってるよ。

シモダ:なるほど。「新連載 ソンシー浅野のそこまで言ってインカ帝国」って書いてますよ。ほら、ここ。

家入:ここちょっと、ワクワクするよね。

シモダ:ここにギャグをもってきたんだっていう。地獄のミサワって、きっとすごいギャグを……。

ミサワ:ゲームジャーナルでしょ? ゲームジャーナルNo.20でしょ。

シモダ:でも、ほら。見えにくいけども、ここに(右下)いるんです。

ミサワ:だから、なんでチラッと見える程度にするんですか。

家入:これはね、ちゃんとした理論に基づいていて、人間の視線っていうのは……。

シモダ:人間の視線はまず、トップ見ますよね? トップからこう、(下へさがって)行って、最後にクイっと右下ですよ。

家入:これ正しい。今までうちのサイトでも、

シモダ:「ロリポップはこちら」みたいな。

家入:そうです。

ミサワ:それはわかりますけど。こう視線が行くのはわかりました。で、これ(ゲームジャーナル)が必要かって話。

シモダ:本ね。雑誌。

ミサワ:発売中って。

家入:(笑)。

ミサワ:2006年って。

シモダ:そこで、「ああ、昔からやってんだ、このサイト」って。歴史みたいなのを、感じる訳ですよ、来た人は。

家入:アイキャッチですよ、アイキャッチ。

ミサワ:アイキャッチ多すぎ。これまでに。

シモダ:このゲームジャーナルの「発売中!」のビックリマークをクリックしたら、次のページに行くの。

ミサワ:え? これ(地獄のミサワアイコン)は?

シモダ:それヤフーの占いに飛びます。

家入:占いたいよね。

シモダ:女の子って占いとか好きみたいなんで。そこにも流していくことで、やっぱ、Web業界って、お互い助け合いですよね。

家入:そう。ハイパーリンクってガイドがあって。

シモダ:ワールドワイドウェブ(www)ですよ、これが。

家入:シームレスに繋がり合う。

シモダ:そうそうそう。ひとりだけ儲けようとしてもさ。それって、すごい浅はかで小っちゃい。

家入:ここで語るにはね、時間が足らないですけど、簡単に言うと助け合いですよ。