「わりえもん」こと割石です

割石裕太氏:Fablicという会社でUIデザインをしております割石と申します。よろしくお願いします。

ほとんどの方が「お前誰だよ」となっているかと思いますので、自己紹介いたします。割石といいます。「FRIL」というアプリを運用している会社Fablicで、UIデザイナーをやっています。

会社では、UIデザイナーをやっているんですけれど、それ以外にも、「OH」という名前で個人でも活動をしていて、そこでは「わりえもん」という名前で活動をしています。

今まで作っていたものの話で、「前の会社のものを出すのはどうなんだ?」と思われるかもしれませんが、1年半やっていたので出してもいいかな、と。「Lobi」というサービスを、1年半ほど、手伝ってくれるデザイナーさんとやっていました。

そちらは運用がメインだったんですけれど、それ以外に新規で「FILTERS」というカメラアプリなどを制作しておりました。

OHという名前でも活動しているという話ですが、個人的にもいろいろ制作をしていて、先ほどはサービスのデザインだったんですが、ビジュアルデザインや、ブランディングもやっております。

最近だと、いろいろと有名なカヤックのコピーライターで、株式会社コピーライターの社長にもなられる長谷川哲士さんのCI(企業ロゴ)なども制作しております。

今月、転職しました

何回も言っているので「自分ごとではありますが」と書いてありますが、ちょうど今月頭にFablicに転職いたしました。

(首かけパネルを手に取って)今回わざわざイベント用にハンドメイドで作ってきました。首からかけているので、見つけたら声かけてあげてください。

転職は、自分のデザイナー人生においても結構大きな選択でした。そこに至るまでには、「今の状況でもいいんじゃないか?」とか、「今でもやれることはあるんじゃないか?」とか、悩むことがありました。その上で自分が考えたことや、大事にしたことは、どんな人にも通じる部分があるのではないのかと思ったのでお話させていただきます。

3つの問いを通して自分と向き合う

ここから本番ということで、「自分と向き合うセルフブランディング」というタイトルでお話したいと思います。自分のデザイナー人生を考える上で重要な部分は、3つの問いにまとめられると考えました。

まずは、「自分がいったい何をする人なのか?」というところ。あと、自分の活動範囲、「自分がいったいどういう世界で生きていくのか?」というもの。で、思考のアウトプット、「自分がいったいそこで何を考えているのか?」、この3つにまとめられる、と。

この3つの問いを通して、自分が求めているものや、やるべきことが見えてきました。これは自分内部の話だけじゃなくて、結果的には外からの見え方にもつながる話なので、「自分と向き合うセルフブランディング」というタイトルをつけています。

今日の話を通じて、今悩んでいる方とか、インターンでどこに行こうかとか悩んでいる人もいらっしゃると思うんですけど、デザイナー人生や自分自身と向き合うきっかけに少しでもなれば幸いです。

自分の“主戦場”を明確にする

まず「何をする人なのか?」という問いです。「自分は何をする人なのか?」という問いに対して、ここにいるほとんどの方が「デザイン」って答えると思うんです。ただ、デザインと一言で言っても、今やその領域が広がっていて、いろいろあるわけです。

ここにいらっしゃる方だと、多くの人がUIデザインや、UXデザイン、あとゲームデザインとかもいらっしゃるかもしれないんですけれど、Webに関わるデザイン領域だけでもかなり(の種類が)あります。

「UIデザイナー」と名乗り始めたことで変わったこと

自分の主戦場はどこか、と考えたときに、やりたいことが見えているんだったらもっと明確にしたほうがいい、と考えました。明確にすることで、人からの見え方も仕事の質も変わってきます。

僕はLobiというサービスを1年半ほどしたことで、サービスやUIデザインに対して強い熱意を持つことができました。

去年の末くらいからUIデザイナーと名乗っているんですが、自分はそれまでWebデザイナーとかデザイナーと名乗っていました。僕コーディングはできないんですけれど、コーディングできないのにWebデザイナーって名乗っていいのかと思っていて。

ですが、UIデザイナーと名乗るようにしてから、UIに関しての案件依頼だったり、相談、イベントへのお声かけとか、その領域により特化したコミュニケーションが増えてきまして、自分の領域を明確にしたことで得られた大きなメリットだと思っています。

「名は体を表す」といいますが、実際仕事の質が変わってくると、自分もそこにフォーカスしてどんどんものを考えていくようになりました。「自分は何をする人なのか?」という問いに対して、一言で答えられるようになってほしいと思います。