2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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ちょうど僕、その時に東日本大震災があって、IVSってチャリティーオークションをやって、震災だから寄付しようみたいな話をしていました。でも赤十字みたいなのに寄付して、お金だけ、物資送ってもな、みたいな風に思ってたんですけど。たまたまいい団体がありましたみたいな。じゃあその場で寄付しますって言ってですね。実はその1週間後ぐらいに80万くらい寄付したんですよね。
そんな感じでほとんど何も考えてなくて、よさそうだって寄付をしていたら、意外にヒューマン・ライツ・ウォッチってノーベル平和賞とかに色々載ってるいい団体であるってことを、あとで知ったっていうですね。ヒューマン・ライツ・ウォッチのチャリティーディナーとか行ったら、佐藤さんもいましたけど。とてもいい団体です。
佐藤:びっくりしました。
小林:びっくりしてですね、お付き合いがこの辺から始まってるって感じです。
佐藤:だからあんまり人にラベリングをせずに、情報を入れずに、どちらかと言うと自分の直感で、この人おもしろいかなとか、いい人だなとか、仲良くなりたいなとか、そういう直感で、まず行動して、あとからちゃんとその文脈を理解して、その人の立場とか前後関係とか、スペックとしての情報は勝手に入ってくるので。
とくに今の世の中、実際に情報多いですよね。だから取ろうと思えばいくらでも情報集められるので、どちらかと言うと、勝手に集まってくる情報よりは、もっと動物的で本能的な、自分の直感みたいなものが人と人で付き合いを深めていく上では、まずは第一かなっていうのは、自分の経験上とても強く実感してます。
小林:松田さんもどうですか。色んな人に会ってきたと思うですけども。
松田:私結構全力でぶつかるんですよね、一回一回の出会いってすごく大切にしていて。教育の話になると結構熱くなっちゃうんですよ。やっぱり誰かとお会いした際は、自分の教育に対する熱量をとりあえずもう放出しちゃうんです。人によっては迷惑かもしれないし、人によっては食いつきがいいんですけれども。でもそれ繰り返して何が起こるかって言うと、その人がまた他の人と会って話をしている時に、たとえばその人が教育に熱量持ってる人だとするじゃないですか。「こないだ教育に熱い思い持ってる教育界の松岡修造的な人と出会ったから、ちょっと会ってみてよ」みたいなことで。
小林:ちょっと外見が似てるんですよね(笑)。
松田:繋げてもらえるんですよ。だからそういった意味では、今、目の前にいる人に確かに先入観も何もなく、自分をそのままぶつけてみると損はしないと思います。逆に言うと、私も年間数千人の学生とか、色んな人に会うんですよね。やっぱり今でも覚えてるのはすげえ熱量で来る学生です。名刺交換だけで終わったのはやっぱり脳裏に残らないんですよね。
たとえば教育じゃなくても、環境とか人権とか、色んな問題、何かしら熱量を持ってる人っていうのは、頭に残っていて、自分が別でネットワーキングしている時に、なんか類似するような人がいたら、紹介したりだとか、連絡してつなげたりとかして。
なんかそういうのもただ単に1対1の出会いのみならず、すごく広がる可能性っていうのを秘めてると思うので。ぜひともお会いされる際は、自分の思いとか伝える。伝えれば伝えるほどそれは洗練されていくんで、それはまた自分にとってプラスになると思うんですよね。なので私はそういったことを意識してやっています。
小林:内藤先生、どうですか。
内藤:ちょっと違うくて、極度の人見知りなので(笑)。
小林:そうなんですか?
内藤:基本的にパーティーとかなんだとかあんまり行かないし、自分からご飯誘ったりとかしないんですよね。だからどちらかと言うと、出会った機会の大半を損してるっていうタイプでして。ただそのなかでも、狭く深くな感じで、長く皆さんとお付き合いしてる関係がある人たちって、ほぼほぼの人たちが、知り合った機会とか振り返っても、直近の利害関係とかまったく関係なく知り合った人たちなんですよ。
そういう人たちと長く、場合によってはその途中で仕事をすることがあったとしても、やっぱり、最初のきっかけが短期的に仕事が欲しいとか、この人と知り合ったら何か得するんじゃないかみたいな感じで、知り合うことは自分からもないですし、そう来られたりもあんまりしないんですけど。
そうじゃなく面白そうだとか、さっきの楽しそうだとか、この人と一緒にやったら目線が上がるとかも含めて、そういう人たちと長く付き合うことのほうを重要視してまして。そのなかで長く付き合ってくなかで、大切にしていることは、やっぱり貸し借りみたいなところだと思ってまして。
その、人から何かをくれくれ! みたいな人っているんですよ、世の中には。何かしてほしい、あれしてほしい。自分は何も返さないんですけど。くれくれ! みたいな人がいるんです。結構、真逆な考え方を持っていて。人に借りを作ったら十倍くらいで返さなきゃいけないなみたいな、すごい強い感覚があるので。自分がその借りを作るっていうことが、すごい大きく感じるんですよね。誰かに何かをしてもらうって。
そういう自分の中のポリシーみたいなのをすごい大事にしていると、それに共感する人たちと長くそういう関係が築いていけて。その上で場合によっては仕事をするとかっていうことが起きると思うんですけど。それを逆に考えちゃって、この人と知り合ったら何かいいことあるかもしれない、仕事あるかもしれない、何かしてほしい、あれしてくれ、くれくれになると、やっぱり浅い人間関係ができてしまって、結局5年10年経って何も残らないんじゃないかなという風に思いますね。
小林:吉岡さん。すみません、なんかものすごい深いあれで。
吉岡:私はどなたかと会う時に気をつけていることは、やっぱり好奇心と想像力かなという風に思いますね。やっぱり初めて会う方がどんな人なんだろうっていうその気持ちと、あとやっぱり一人ひとり歩んできた道が違う訳で。
自分が経験できないことを経験されてきた方。とくに他の国の方とかって、本当に想像もつかないような生活をされてる方もいらっしゃると思うんですけども。それはもうしょうがないので、だけど自分でできることは想像だと思い、一生懸命、その前にいる人にフォーカスして、いつも、ジグソーパズルの一つひとつを埋めてるような感覚で、新しい方と会う時、お話してるんですけれども。
どうしてそういう思考に至ったんだろうとか、どうしてこの行動を取ったんだろうっていう、知りたいなっていう気持ちと、あと考える力っていうのを持つと、一つひとつの出会いが、意味あるものになるんじゃないかという風に思ってます。
質問者:はい、ありがとうございます。話をよく聞いてみて、最初の頃は普通に人と会いたいと思って会ってたんですけど、自分のために何が欲しいっていう風に思って、人に出会うようにしてたところが今のところあったんで。もう一回初心に戻っておもしろい人と会うっていう風に、自分でこういう人に会っていきたいっていうのを考えながら、明日からバックパック背負って、どっか行きたいと思います。
小林:あの、これ人だけじゃなくて、場所もそうじゃないですか。店でも何でもいいんですけど。京都のなんとかに行くとか。同じだと思うんですよね、人だけじゃなくて。だからそういうのを常に考えていくと、楽しくなるんじゃないですかね。そろそろお時間なんですけれども、あと1問ぐらい。
質問者:僕はちょっと色が違って、結婚についてお聞きしたいんですけれども。
勝屋:来たー!
質問者:僕は結構周りからこの考えを否定されることが多いんですけど、個人的には結婚っていうものについて、自分で将来やりたいことがあまりにも多すぎて。ワクワクすることをいっぱいしたいんですけど、それがもし結婚をしてしまったら、たとえば必然的に家族のために取らなければいけない時間も出てくるし、子どもができれば、その子どもと過ごす時間も絶対に取らなければいけないっていうことが起こってくると思ってて。
なので、自分のワクワクすることに費やす時間が減ってしまうんじゃないかなと思って、あんまり今結婚願望っていうのはないんです。そこで、結婚してらっしゃる方は、そういうのをもし感じたことがあれば、どういう風にマネージしたのかっていうのと、まだ結婚されてない方であれば、そういう風なことに関してどういう風にお考えかなっていうことについて聞きたいです。
小林:まあ、僕家族がいるんで。妻と子どもが女の子2人いまして、8歳と5歳なんですけども。もう楽しいですよね。僕も20代、独身の時とか、子どもがいない時とか、ものすごい夜中の何時まで働くみたいな、ワーカホリックみたいな感じだったんですけども。子どもができてから、やっぱり考え方が大きく変わりまして。こう1人でやってて楽しいことっていうのが実は楽しくなくなってくるっていうかですね。
今の、子どものために時間を使わなければいけない、みたいな考え方じゃなくなるんですよね。たとえば僕、スキー1週間行きます! みたいな話をすると、いかにも昔からスキーやってるように見えるじゃないですか。39歳なんですけど、2年前ですよ、いきなりスキーやり始めたの。なぜかと言うと子どもがスキーができるようになった年齢だからです。
子どもと一緒にスキーを滑るってこんなに幸せなことかっていう風に思う訳ですよね。楽しいですよ、すくすく成長して上手くなるの。当たり前だけどね。インストラクターとかついちゃうから僕よりか上手になるんですよ。それを一緒に滑るのは1人で滑降して何秒で滑りました、みたいなトーンより、全然違う次元の幸せを感じるんですよね。だからそういったもんで、そういうのに気づかせてくれた家族には非常に感謝してるし。本当にそういうのはおもしろい。
山登りも最近、ハイキングって、スイスだったらアルプスとか歩いてたんですけども。自分1人じゃ行かないですよね。山とか好きじゃなかったんですけれども、一緒に歩いて、一緒に景色を見て楽しいねみたいなのに幸せを感じるようになったので。お弁当の話もそうですよね。別に一人暮らしもしたことないし、僕、結婚する前なんてご飯とか作ったこともないし、炊飯器の使い方もわかんないぐらいだったんですけども。今となっては普通に料理するようになったんです。
それって家族がいてこそっていう話がありまして。そういう新しい自分の発見じゃないんですけども、そういったことができるチャンスがある。逆に言うと、多くの人が仕事が忙しいとか言って、夜中飲んでて帰んねえみたいな話があったりするんですけど。意外に身近なところに大きな幸せというか、楽しみっていうのがあるのかなって思うんですよね。
考え方としては仕事あるので家族がいないほうがいいっていう、別にそれはそれで、そういう考え方もあるかなと思うんですけども。できたらできたで、そういう幸せっていうのも必ずあるんじゃないかなと思いますね。僕自身は旅行行ったり、ご飯作ったり、過ごす時間が多いし、仕事もイベントも含めて1週間缶詰になって結構ヒーヒー言いながらやってますけども。それも含めてやってて、非常にいいですよ。
勝屋:僕は実は去年僕結婚したんです。なので、結婚いいっすよ。なぜ変わったかというと、お互いこうなんだろうな、うまく言えないんだけど。分かち合いながら、どこの方向に向かうかわかんないけど、一緒にこっちのほうに向かって歩こうよ、みたいな感覚のパートナーがいるっていうことがいろんな意味で支えになってる。
もうちょっと具体的に言うと、たとえば今週、ずっと夫婦で一緒にいるんですね。仕事も基本夫婦でやってるんです。僕の講演活動とかいろんな時に、資料作る時も全部、パートナーと一緒に作っていったりするし。実はそれまでは、自分で1人でやろうと思っちゃったんだけど、パートナーと一緒にやっていたほうが、全然クオリティも上がってくるし、むしろ褒められたり。
講演の時に、なぜかパートナーの話のほうが全然僕よりも響いてですね、仲良くなってくださったりとかも。一緒に共同創造ができる。共同創造っていう領域をちょっと感じ始めたので、結婚いいなと。
小林:多分ね、結婚そのものがどうかっていうよりか、誰ととか。仕事もそうだと思うんですけど。
勝屋:結婚じゃないな。
小林:という話だと思うんですよね。だからそういう出会いがないっていうか。
勝屋:色んな人と付き合っちゃったらいいんじゃない?
小林:付き合ってみようよ、とりあえず。
勝屋:そう(笑)。何とかしなきゃいけないとか言うのは、そういう思考回路に陥ってるなっていうことを気づいたほうがよくて。そうすると、2つ何か来た時に、こっちしか選んじゃダメだって自分になっちゃうんですよ。両方やってもいいじゃんっていう自分にならなくなっちゃうから。それが多分小林さんの生き方だと思うんで。
小林:僕なんか結婚するまで、「俺結婚すんのか?」みたいな。仕事してて楽しいじゃん、みたいな話をして。そして「俺、結婚するんですよ」って普通に連絡したら、「本当かよ!?」、「ウソかと思いました」みたいな感じで。人生大きく変わることがあるんで、いい出会いがあるといいですねって話ですね。
勝屋:佐藤さんの話とか、なんかよさそうな。
佐藤:まさにすごいいい話聞かせていただいて。おもしろいことがありすぎて、結婚どうしようという、その対比の軸が、つまらないとおもしろいの対比なんですよね。結局おもしろいことがありすぎて、いろんなプロジェクトがありました。これも多分誰かと一緒に何かを作るっていうことが多いと思うんですけど。
これも一緒なんですよね。家族を作ることも、誰かと一緒におもしろいことを作るっていうことで、まったく区切りがなくてですね。多分そういうおもしろいとつまらないで、仕事と家族みたいなことを区切る必要は僕はないと思っていて。よくワークライフバランスって言うと思うんですけど、究極的にはワークライフバランスをしっかり取った上の先としてはやっぱりミックスだと思うんですよね。ワークライフ・インテグレートというかワークライフ・ミックスというか。
現に今日僕この場に来てますけど、今回IVSっていうイベントで、仕事関係の時間がわりと長いなかで、ここに来る直近は、たまたま家族が昨日から京都に来ていて、ちょっと場所を移して家族と過ごしていて。それで、今日は朝から仕事をしつつ、一方で数時間前まで京都市の動物園にいてですね。子どもと動物園行って。「あ、そろそろ仕事だから行くわ」って言って、家族は水族館にそのまま行って多分このまま帰ってるんですよね、多分。
僕は仕事っていうかここの場に来て、普通に道すがらとかも、仕事モードで何かものを考えることもあれば、リラックスしてこういう場で皆さんとコミュニケーション取るという。じゃあ1日の中でどこがプライベートで、どこが仕事ですかって、そもそももう分類全然できないんですね。分類もしたことないですね。これが何であるとか、これが仕事であるとか、今日はビジネスだ、交渉だとか。今日はプライベートだ、家族だ、と、そもそも前提としてラベリングしていることがほぼなくなりましたね。なくなって、おもしろい人と何かモノを作ったり、新しいアイデア出して、何かおもしろい結果を出して。
小林:ラベリングしなくなった瞬間に、なんかすごいいいですよね。
佐藤:ラク!
小林:自由になりますよ。
佐藤:だからおもしろい人とおもしろいモノを作ればいいんじゃないかなっていうのが僕からの助言です。
勝屋:素敵な彼女を早く探せと。
佐藤:はい、ぜひ頑張ってください。
小林:じゃあ、松田さん何かありますかね、それに関して。
松田:結婚したいか、したくないかってことだと思いますよ。そこに価値とか喜びとか、本当にずっと最後まで死ぬまで一緒にいたいと思える女性が目の前にいるかいないか。子どもが欲しいのか欲しくないかっていう。その自分自身の価値観によって、するかしないかって決められるといいんじゃないかと思います。
何かやりたいことがありすぎて結婚考えられないというのは、おそらくご自身の価値観のなかで、そっちのが優先順位高いんですよね。何かを成し遂げるとか、お金を稼ぐだとか、仲間たちとワイワイやるっていうのが価値が高いので、そういった状態のなかで無理に結婚する必要はないと思います。
ただ私の場合は、日本の教育をどうにかしたいとか、そういった思いがあるなかでも、やっぱり目の前でこの人とずっと一緒にいたいなっていう女性がいて、実際結婚してるんですよね。そして、結婚してからは、結婚したからといって、目指したい世界観が実現できなくなるのかってことじゃないと思っていて。
逆に言うと自分のメンタル面でのサポートをしていてくれたりだとか、もしくはもっと効率よく仕事をしていくためにはどうしてゆけばいいとか。今までだったら時間をやたら使ってたものを、ちょっと効率よく早く切り上げるためにとか。毎朝だいたい3時50分に起きてるんですね、私。なぜかって言うと……。
小林:早いですね。
松田:なんでかって言うと、今までであれば、夜型だったんですよね。夜型で1時2時まで仕事してた。でも結婚して、子どもができたりとかすると、何が起こるかというと、お風呂に入れてあげるとか、起きてる時間に一緒にいる。そうすると、自分の1日の生活そのものを変えることができるんですよね。そこを変えて朝型にして仕事を朝にやって、なるべく早く帰るようにしたりだとか。
とは言え、なんで自分がそれをやってるかって言うと、自分の成し遂げたい世界観と同じぐらい、家族とか、自分の目の前にいる女性だとかが優先順位が高い。なのでその優先順位が高い両方ともあるなかで、どうやりくりできるのかっていうのを考えてアクション起こしてると思うんです。結局、答えはご自身の価値観によって、いろいろ考えて、それが両方ともできるように行動してけばいいと思う。
私は結婚してよかったなって、すごく思ってるんで。何ひとつ後悔してないので。それが結婚したから、なんか事業できてないとか、そういったストレスが一切ないように自分も努力してるし、相手はそれをサポートしてくれてるし。なのでいいなと思いますね、結婚。
小林:内藤さん、このネタ触れないほうがいいんでしたっけ?
内藤:いいですよ。僕は逆に質問聞いて思ったんですけど。そもそもその質問が出ている背景のなかで、僕なんか、都合いい言い訳してるだけだなって思ってまして。よく起業家志望の学生とか若い人が集まった時に、だいたい出るのが結婚の話と、結婚してから起業。あと学生で起業したほうがいいか、学生卒業して社会人経験があってからがいいかって。
結局都合のいい言い訳なんですよね。起業できない、起業にチャレンジできない言い訳が結婚して時間が取れないから。学生で経験ないから、時間取れないから。もっと言ったらお金がないからできない。経験がないから、人脈がないからできない。全部都合のいい言い訳でしかないと思っていて。
成功した人たちっていろんなハンディキャップ持ってる人たちってたくさんいますし、言い訳探したらいくらでも探せるなかで。その本当にわかりやすい筆頭が、結婚の話と学生の話だと思うんですよ。起業しようとか、何か大きなこと成し遂げようとすることに対して。だから、その質問が出ている時点で、自分の中で言い訳を見つけてるだけのように、ちょっと厳しい話をすると、そう聞こえるので。
なんかそもそもちょっと違うんじゃないのかなと。本当にやりたいんだったら、別にそんなの関係ないと思うんですよね。時間の問題でもないし、抱えたものの重さでもないし、自分が持っているお金とか人脈とか、そんなことじゃなくて、「やりたいか、やりたくないか」それだけだと思うんですよ。やりたいんだったら、やりゃいいし、やりたくないんだったら、やんなけりゃいいし。そこをなんか言い訳をしてる時点で、本当にやりたいのかなっていうところが疑問になるかなと思います。ちょっと厳しい話ですけど。
小林:吉岡さんは独身なんですけど。
勝屋:結婚はどうですか?(笑)
吉岡:なんか結婚してないんで、ちょっと言い訳っぽくなっちゃうんですけど(笑)。そんな焦らなくてもいいのかなと思っていて。先ほどのアンテナの話もあったんですけれども、すべてに起きること意味があると思うんですよね。やっぱり、結婚したいなと思ったタイミングに結婚するのがいい。常にアンテナを張っておけば、「今だ!」って結婚するタイミングもやってくるのかなという希望を持ちつつ(笑)、日々生きてるんですけれども。
小林:なるほど。
吉岡:なので、最近は女性でも30代とか40代になって結婚されても、すごく幸せな生活を送られてる方もたくさんいらっしゃいますし。あと国際協力とかの業界にいると、2年毎にアフリカ行ったりとか、ヨーロッパ行ったりとか、女性でもすごい飛び回ってるんですよね。
でもそのなかでも、やっぱり一緒に飛び回ってくださる旦那さんがいらっしゃったりだとか、逆に旦那さまだけ日本に残られて子育てされたりとか。そういうフレキシブルに、家庭っていうそもそもの姿自体が、イノベーティブな家庭の姿ができてきてると思うので。別に子どもができたから奥さんが家にずっといなくちゃいけないっていうだけではなくなってるのかなと思うと、いろいろ楽しくなってくるなと思います。
小林:なるほど。ということで、お時間になってきたので、最後にひと言熱いメッセージを。じゃあ、カッチャマンから。
勝屋:わかりました。皆さん自身の……人のことはどうでもいいです、自身のアンテナを本当に研ぎ澄ますよう、自分を完成していくような人生を送っていただきたいなと思います。たとえば孫泰蔵さんは素晴らしいこと言うし、佐藤さんも素晴らしいこと言うし、みんな素晴らしいこと言うんだけど。それは参考にはなるかもしれませんが、なれませんから、孫泰蔵さんには、皆さん。皆さんは皆さん自身になっていき、それを完成させる。そのためには頭脳も大事なんですけれども、感じることですね。アンテナを磨くことです。それを伝えたかったです。
小林:佐藤さん、お願いします。
佐藤:こういう風な場を作っていただいたのは皆さんなので、今日参加していただいて、こういう場を作っていただいたことに感謝したいなということ。あまり先入観とかラベリングにとらわれずに、動物的に本能重視で、直感で生きていき、そしてたくさん行動していく。それを繰り返していけば、あとから自分の人生のストーリーをまとめてくれる人とか、うまく分析してくれる人とか、評価してくれる人とか、出てきますんで大丈夫ですよ。
とにかく自分の生命エネルギーというか、生きる力を思いきり発揮してもらって、自分の人生を生きるというのを全うしてくれればいいんじゃないかと思いますし、僕もそうありたいと思って、皆さんと切磋琢磨していきたいと思います。ありがとうございました。
小林:松田さん、お願いします。
松田:私引き続き、こういった思いで教育には携わろうと思っていて。とは言え、今まで人生の中で、最初からこうだった訳ではなくて、ポイントポイントでその時の思いやその時のアクションがあり、その時の苦しみがあって。でも時にはもちろんリスク、教員をやってたんで、教員を辞めたりだとか、教育委員会辞めたりだとか、PWCというコンサルティングファームにいたんですけど、そこを辞めたりだとか。
そういった1つのアクションを起こしてく時にも、もちろんリスクも、時には伴うんですよね。ただ今過去を振り返ってみて考えていくと、何ひとつ、どの選択肢も後悔してないです。なぜかと言うと、その一つひとつの悩んだ瞬間は全力で悩んだからなんですよね。考えて考えて考え抜いて不完全だったけれども、思いとしては全力でやったからこそ、その先に行った世界の中では、新しい出会いであり、新しい成長であり、っていうのがあったなっていう風に思ってます。
なので皆さんも本日何か感じられたこととか、今すごい何か悩んでることとか、苦しんでることがあるかもしれませんけれども、それに全力で向き合ってひとつのアクションを起こしてみてもらえると、保証はできませんけれども、必ず新しい世界観が広がると私は思っております。引き続き、そういった思いで一歩踏み出していただければ、私としては、それほど幸せなことはありません。今日はありがとうございました。
小林:内藤さん、お願いします。
内藤:今日は「人生で大切なこと」という話だったんですけども、人生を変えるきっかけっていうのは、自分が気づくか、気づかないかだと思ってまして。僕自身が会社を立ち上げよう、ベンチャーをやろうと思った一番最初のきっかけが、こういう場所に高校3年の時に学生服で来て、ベンチャーなんて何も知らない時に、ベンチャーって自分で会社を起こして、世の中にサービス出すってことがあるんだということを初めて知り、偏差値30台で、何も大学入れないような状況だったところから、勉強して京都大学入って、会社立ち上げた訳ですよ。
でも本当のきっかけって、そこに参加して、そこで話した話に、自分の中できっかけだと思ったことだけなんですよね。そのあとに、小林さんがやられていた、IVSの前身のNILSというところに、皆さんと同じくらいの大学生の時に参加をして、光栄にも今でも本当に感謝しているんですけれども、1時間ほど登壇をさせていただく機会があって。
その登壇をおもしろいと思ってくれた今日出てるような人たちに、上場っていうことの大変さもそうですし、楽しさっていうのを、その2泊3日の中でお話をいただいて、上場っていうのがあるんだなと。その時、株も買ったことなくて、何も知らないのに、上場って面白そうだと思い、会社に帰って、当時みんな学生ですよ。役員も学生ですよ。集めて「上場、面白そうだ」と。上場しようと言って、その1年後に僕上場したんですよね。
全部そういう小さなきっかけのなかで、大事なのはそれをきっかけと思って一歩動くか動かないかにすぎないと思っていて。僕は両方、会社を作ったことも、上場したのも、本当に小さなきっかけでしかなく。そこに参加した人たちはいっぱいいた訳ですよね。その学生服で参加した人たちがどれだけいたかわかんないんですけど。そのなかで、それをつかむか、つかまないかっていうのは、一歩だと思うんで。
今日1日参加してるなかで、このなかで1人でも何かのきっかけになって一歩動く人が出たら、本当に今日の会としては素晴らしい会になるし、多分その人はずっと小林さんに感謝をし続けて(笑)。さっき言った借りは十倍百倍で返さなきゃいけないので、何かで返していくっていうのがすごい重要だなと。だからそういうきっかけになれた人が、ここから出たらいいんじゃないかなと、思いました。
小林:ありがとうございます。最後に締めということで吉岡さん。
吉岡:大変深いお話をどうもありがとうございました、皆さま。自分を信じることって大事なんだなと改めて思いました。いい意味で自分に自信を持つことがいいのかなと思っていて、やはりこう皆さまおっしゃる通り、自分の直感を信じて、これだって思っても、いい意味で自信がないと、次の足が出てこないと思うので、直感からアクションに移るための自分を信じる力を持ち続けていただければなという風に思います。
私も新卒で最初に就職したのが、ゴールドマン・サックスっていう会社だったんですけれども、そこから辞めて自分の心の声を信じて、新しいNPOの業界に来た時は、すごいやっぱり不安で。これで正しいことやってるのかってわからなかったんですけれども。新しい事業をやられる方って皆さんこう、まったく道がないところに一歩踏み出すっていう経験をされるのかなと思うんです。
その時に、周りに何もない時に続けていけるかどうかっていうのは、自分に自信を持つ、自分を信じてあげるっていうことかなという風に、改めて感じました。今日は本当に貴重な機会を、どうもありがとうございました。
小林:はい、ありがとうございました。かなり時間が伸びてしまいましたけども、これにておしまいにしたいと思います。どうもありがとうございました。
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