「スヌーズ機能を使っても良いことはない」早起きブームの仕掛人が4時半起きを続けてわかった12のことを語る

How waking up every day at 4.30am can change your life #1/2

すぐれた経営者には、大変な早起きで知られる人たちがいます。彼らは朝早く起きることにどのようなメリットを感じているのでしょうか? O MEU COPO創設者/COOのフィリップ・カストロ・マトス氏は、実践をして確かめてみることにしました。彼は毎朝4時30分に起きる挑戦を自らに課し、それをTwitterのハッシュタグ「#21earlydays」やブログで発信。すると早起きの習慣がSNS上でバズるという意外な展開に。仕事の効率アップやスヌーズ機能の悪影響など、実際に早起きをする習慣を続けてみてわかった12のことを語ります。(TEDxAUBGより)。

夢を叶えるために生活を少しだけ変える

フィリップ・カストロ・マトス氏:ありのままの姿から一歩先を行く。これは何に置いても良いことです。プライベートでも仕事でも、どこでも、いつでも、コンフォートゾーンの先に自分の限界を押しやり、居心地の良いぬるま湯に浸からないようにすることで想像もつかなかった場所に辿りつくことができるのです。

ありのままの姿から一歩先を行くとはどういう意味でしょうか。何かを変えるためにものすごく大きなことをする必要はないと思います。例えば何百人もの人を雇う、アフリカで人々の命を救う、国を代表する政治家になるといったことは、たくさんの小さなことを少しずつ成し遂げていった人の行きつく結果です。

もちろん大きな夢を持つべきですが、辛抱強くある必要もあります。それに向けて一生懸命努力し、リスクを最小化し、少しの幸運があれば夢を叶えることができます。しかし夢を叶えるためには何年もかかることもあります。

今日は皆さんに、素晴らしいことに繋がる可能性ある少しだけ特別な小さなことをご紹介したいと思います。昨年のことです。私はシンプルな挑戦をすることを自分に課しました。21日間毎朝4時30分に起きるという挑戦です。これを私は「早朝21日間」の挑戦と私は呼んでいますが、これに挑戦したことで私は今日皆さんの前に立つことになり、「ビジネス・インサイダー」や全国放送のテレビ、新聞やラジオから取材を受けました。

「4時30分に起きるなんて!」と思うかもしれませんが、これは世界中誰でもできることです。朝早く起きるために必要な特別な力などありません。早朝に起きる習慣を持つ人は世界中に溢れています。もう少し深く掘り下げると私の挑戦は早起きをすることではなかったとご理解いただけるはずです。私が挑戦したのは世界中に溢れる「当たり前」の概念です。人生とはこういうものである、何を学ぶべきである、何を仕事にすべきである、このテレビ番組を見るべきだ、そして人は何時に起床すべきだといった概念のことです。

正直に言います。私も昔は皆がやっているから自分も皆のやっている通りにすべきだと深く考えることもなく思っていました。では、なぜ私が4時30分に目覚めることを習慣にしたかお教えしましょう。理由は非常にシンプルです。ある日、自分はなぜ毎日をこのように過ごしているのだろうか、今より素敵な自分になるためにどうすれば人生を改善できるだろうかと考えました。

世界で成功しているCEOがいかに早起きであるかについて書かれたある記事を読んで、では自分も早起きをしてみようと思ったのです。ではなぜ21日間だったか。21日と期限付きで挑戦した理由は、新しい習慣を身に付けるために必要な期間が21日間であるという理論があるからです。自分を変えたいというよりは、自分の立てた目標を達成するために挑戦したいと思いました。何かを変えたい、何かを成し遂げたいと考える時、私は常に目標を立ててきました。こうすることでしか自分が成功したか失敗したかを測ることができないからです。

この挑戦を始めてすぐに私は周囲の人々に自分が早起きを習慣にし始めて感じることを話始めました。この挑戦の有益な点、喜び、そして私の進展具合を。すると多くの人が私に倣って早起きを始めました。「早朝21日間」が大きな話題となったのは、早起きの習慣の実践から学んだことを私がブログに投稿してからです。何千もの人が私のブログを訪れ、このブログはビジネス・インサイダーで紹介されて100万以上の訪問数となりました。そしてTwitterフィードでも無限に広がっていきました。

私が何を学んだことを紹介しましょう。まず1つ目。

挑戦中に周囲からのサポートを得る。自分の背中を押してくれる人たち、失敗したら「君の責任だよ」と言ってくれる人を探すのです。たとえ彼らから批判されてもそのような人たちの存在が必要です。

これは私の早朝起床への挑戦についてのブログ、フェイスブックへの投稿です。多くの人からたくさんのコメントをもらいました。

2つ目。

人々は変わったことが好きということです。私のような若者が毎朝4時30分に起きていることを人々は面白がるのです。そして彼らはインスタグラムでこのように普段とは違う色を持った景色を見ることが出来ます。

3つ目。

睡眠時間が減る訳ではありません。多くの人から「じゃあ睡眠時間を削っているということ? それで大丈夫なのかい?」と聞かれました。「別に睡眠時間を削っている訳じゃないよ。早く就寝するんだよ」と。

これは「早く寝て早く起きよう」と書いてあります。私はいつもより数時間早く就寝しました。

4つ目。

早寝早起きの邪魔になることを排除する。これが非常に重要です。人生の何かを変えたいと思ったら、障害となりそうなことをすべて取り除いて目標を達成しやすくします。

5つ目。

しっかりと睡眠を取るためには健康的な生活を心がけることが非常に重要です。しっかり睡眠を取りるために健康的な食生活を送り運動もしました。ベッドに入ってから眠りにつくまでの平均時間は約5分です。必要であればどこででもすぐに眠りにつくことができます。そして寝起きもとても良いです。そしてもちろん寝つきがよく寝起きがいいことは、私が日々挑戦する人生を送るのに非常に役立ちます。

6つ目。

スヌーズ機能は使いません。私にとってアラームのスヌーズ機能は人類最悪の発明です。何の役にも立ちません。あと10分、20分、30分と自分の一日を短くするからです。ある研究によると、あともう少しだけとスヌーズアラームをセットして眠っている時に私たちはすぐ起きるよりも疲れてしまうそうです。あともう少しだけ、と眠るということはその時間でもっと面白いことができる機会を逃すということです。スヌーズ機能を使っても何も良いことはありません。

7つ目。

私に必要なのは6、7時間の睡眠です。もちろんもっと長く眠るのが好きですが、身体にはこの程度の睡眠で十分なのです。それだけの時間眠れば身体が機能するのであれば、眠るよりももっと面白いことを逃さない手はありません。

8つ目。

早起きをすると仕事をする時間を増やすことができます。毎日2時間仕事の時間が増えるのです。すると早く仕事を終えたあとに、友人とお酒を飲みながらリスボンの素敵な夕日を眺めることができます。

9つ目。

先にメール処理を終わらせてしまう。朝オフィスに誰もいない時間にメール処理をすべて終わらせ、その日1日ですぐに対応しなければならない仕事を朝のうちにすべて終えるのです。これは非常に気分が良いことです。

10。

より長い時間をジムで過ごせるようになりました。早く起きてジムに行けば良いのですから、忙しくてジムに行く暇もないと言い訳をすることはできませんし、朝起きてすぐはそんなに疲れていないので効率がよいです。

11。

世界を新たな視点で見ることができる。

早朝に外でランニングをするとこのような素敵な光景を見ることができます。

12。

これを実践するには強い意思が必要です。しかしそれさえあれば誰もあなたを止めることはできません。

この挑戦を始める時は多くの人とこれについて語り合いました。そして朝早く起きて活動を始めることについて人々が注目し、意見を交換するようになりました。今でも「#21earlydays」はTwitterで最もアクティブなハッシュタグのひとつです。そして最高なのは現在に至っても世界中の人から「あなたのおかげで早起きの習慣がついた」とメッセージが届くことで、彼らの幸せ度が以前よりも上がったというのですから素敵です。

私が言いたいのは、毎朝4時30分に起きるという小さくても何か違うことをしてみることが、彼らのスケジュールや生産的に過ごす方法を人々に思考させディスカッションをさせるという大きな結果に繋がるということです。

ここまで大きな話題を呼ぶとは思ってもいませんでした。いつもより少しだけ努力をしてみれば、誰にでもこんなことが起きると思います。小さな挑戦が大きな結果へと繋がっていきます。今日する小さなことがあなたにとって、または他の人にとっての明日の大きなことに繋がるかもしれないのです。

そしてそれが人生を改善するだろうと皆さんが信じる小さなことを多くやればその可能性は上がります。

ありのままの姿から一歩先を行ってください。皆とは違う視点を持ち、小さな変化を続けていけば将来大きな変化に繋がることでしょう。

今後私はどのような生活を送っていくのかわかりませんが、ひとつだけ言えることは、早起きを習慣づけることで皆さんは成長し、より良い自分になり、幸せ度が上がります。ありがとうございました。

<続きは近日公開>

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TED(テッド)

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