人口減で危機的状況に陥る日本、残された道はベンチャー企業の海外展開

Investing in the future -- global ventures | Takeshi Homma | TEDxMeieki

少子化により、労働人口の減少が危ぶまれている日本が国際競争力を身に付け、更に成長するにはどうすべきか。楽天・本間毅氏は解決策として移民の受け入れとベンチャー企業の海外進出を提案。個人と成長産業がグローバル化することの重要性について語りました。(TEDxMeieki2013 より)

Windows 95の時代にネットビジネスを始めた

本間毅氏:今日私がする話が何かっていうと、今の話から始まるんですが、未来に続く話をします。

それもここに居る皆さんが関わることができるかもしれない。いや、関わろうと思ったら関わることができる話をしたいと思います。

最初にちょっと私の事を話させてください。今日のタイトルは「グローバルなベンチャーが描く日本の未来」っていうことで、たぶん皆さんもいろいろ興味をお持ちかもしれませんけど。

そもそも私はですね、94年に鳥取から出てきて、東京の大学に入りました。

どういう年だったかというと、かなりラッキーだったと思うんですけども、実はこの年っていうのはですね、その翌年にWindows 95が出て、初めてインターネットが商用化されて、インターネットでビジネスをするってことが始まりました。

ということは逆にいうと、この年より前は、日本でインターネットのビジネスが無かったっていう、今から考えるととんでもない時代だったんですけども。

たまたま私はそこで大学に入ってからインターネットに出会って、インターネットでビジネスをしたいと思って。もともと起業家志望だったのでやることにしました。

ベンチャーが盛り上がっていたビットバレー時代

そこから自分でホームページを作る仕事を始めたら、結構軌道に乗りまして。

ボロいながらもオフィスを構えて、そこから3年ぐらいすると、渋谷でビットバレーっていうのが起きてですね、インターネットのブームが起きました。

なので、みんながインターネットベンチャーに向かって、それで夜な夜なパーティーを開いたり、すごい華やかな時代があったんですけども。

ところがそれはそんなに長く続かなくて、私も大きなオフィスを構えて、いろいろ、これちなみに私なんですけど。

ちょっと今より20kgくらい体重があるんですが(笑)。そういう時代を謳歌しつつ、ところがですね、一番左から2番目の人がヤフーの副社長やっている川邊さんで、あと堀江さんが居たりとか、こういう時代もありました。

だから、一応ベンチャーが楽しい、おもしろい、盛り上がっている時代は一度10年以上前に経験しています。

ところがですね、タイトルがひどい。これ最近出た本なのですけども、私は別に車内に寝泊まりはしてませんが、数億の借金も背負ってませんけども、結構みんな苦労しました。

なので、2000年頃にバブルで盛り上がって、ネットベンチャーすごいおもしろいって言って、わーってなったんだけど、結局はアメリカでバブルが崩壊したあと、やっぱり日本もだめじゃんってなって。

私も結局、2002年の末の段階で、自分がやっていたベンチャーの断念をして、一度失敗したと、はっきり申し上げておきますけども。

ソニーからアメリカのベンチャー企業へ

そこからですね、ソニーに入ることになりました。ここでグローバルな企業がどういうものか、大きな企業がどういうものかっていうことを自分で学ぶことができたわけですけども。

この会社でもいろいろがんばって、インターネットのビジネスを立ち上げる仕事を、ベンチャーの経験を活かしてやることができました。

会長と一緒に自分のプロジェクトの発表会を開いたりとか、結構頑張って仕事をした結果ですね、これだけ見てもわからないところががミソなんですけど。

あるアメリカのベンチャーから誘いを受けて、日本のヘッドをやらないかっていうことで、今はもう名前を言ってもわかんないかもしれませんが、当時で一番有名だった企業から声をかけてもらって、ヘッドハントがかかったんですけど。

その時にですね、さっき言った会長のほうからですね「お前、そこに行くんだったら、せっかくいろんなビジネスをやっているわけだし、チャンスをやる」と。

何のチャンスを貰ったかっていうと「サンフランシスコに行け」と。

ここで実はアメリカに赴任をしました。ところがここに行ってから、英語がうまくできないとかいろいろ苦労をしたんですけども。

この時の経験が、これから話をすることに役立ってくるということになります。

日本が直面する人口減少の問題

さて、ここから話を変えましてですね、2050年の話をしたいと思います。今から40年ぐらい先の話なんですけど、どうせ生きてないからいいやと。

そんなに若くないからいいやと思ってるかもしれませんけど、実はこれすごく大事な話です。

何かっていうと、人口が減ろうが増えようが、自分の生活には関係ないって思うかもしれませんけど、実は経済に大きく影響します。

例えばすごいシンプルな話でいくとですね、2010年。今だいたいこんな感じですよね。

ちょっと子供が少ないなぁと思いつつも、やっぱり青いところ、働いている人の人口分布なんですけど、それなりにボリュームがあって、まぁ繁栄を築いているような社会ですねと言えるわけですけど。

これがですね、2020年になると、ちょっと上に上がります。上に上がるということは、要するに高齢化していって若い人が減ってるっということですよね。

2030年になってくると、もっと上に上がります。

下はどんどん細くなったままですね、つまり若い人が増えない、子供が増えないで、どんどんみんなが上に上がっていく。

2050年。なんかちょっとさっきと形が違うなと。重ねてみるとわかりますけど。

労働人口の減少によって起こる危機的状況

要は、この40年近くのあいだにですね、日本で一番お金を稼いで働ける人の数っていうのがこんだけごっそり減るわけです。

これがどのくらいすごいことかというと、世界的に見ていくともっとクリアにわかりますけども。

実はですね、これ見ていただくとわかりますけども、2050年時点で、一番人口が減っている国はどこかっていうのを、これ全部の国じゃないですけど、見ていくと、日本は最下位です。

この統計で見ると。ルクセンブルグとかアイルランド、オーストラリア、アメリカは常に人口が増え続けているなかで、日本っていうのは実は人口がどんどん減っているということになるんですね。

これが何に影響してくるかというと、今は減った話をしましたけど。

これがですね、2011年から2050年にかけて、GDPがどれだけ増えたか、伸び率を示している順位なんですけど、日本は下から2番目ぐらいです。ドイツの次ぐらい。

つまり、日本はそれだけ伸びてないと。これから2010年、2050年日本は伸びられませんっていうことを言ってるわけです。

それがランキングで見ていくと、実際にはですね、いま日本って、アメリカ、中国に次いで、第3位のGDPを誇っていると言われていますが、インドとブラジルに抜かれちゃいます。

つまり、インドとかブラジルって我々から見ると遠くの国で、経済的にはこっちのほうが先いってるし、抜かれることはないだろうって思ってたんですけど、実は経済規模で抜かれます。

もちろん人口が多いってのもあるんですけど、つまり彼らのほうが、国際競争力の高い国になっていくということが言えるわけです。

なのでこういう形で見ていくと、日本だけではもちろんなくて、イギリスとドイツとかどんどん今でいう先進国が順位を落としていくわけです。

これはさっき言ったように、労働人口が減ってるからなんですね。ここでちょっと問題を整理します。

人口が減ります。どんどんみんな歳をとっていって平均年齢が上がっていく。これはしょうがないことではあるんですけど、実際にこれが起きてくると、労働人口が減ります。労働人口が減るっていうことは、お金を使う金額は国内で減るわけですよね。

働く人も少ない。ということは、経済的な価値を生み出せなくなってくるっていうことになります。

いわゆる内需、国内市場が縮小していく。つまりこれまでは、会社を作って大きくしていきたいとか、それから、どんどんお金を稼ぎたいとか、豊かになりたいっていったら、日本の国の中でやれば良かったですけど、それがどんどん無くなっていく。

解決策は移民の受け入れとグローバル化

そうすると、日本の中だけではやっていけなくなってしまう。つまり、経済の成長が鈍って縮小していく。

じゃぁどうしましょうかと。もう実は既にこういうことに直面している国はたくさんあります。

たとえば、成長が鈍って縮小しただけじゃなくて、もともと経済が大きくない国っていっぱいあって。

例えば東南アジアで言えば、香港、台湾、シンガポールとか。もともとの国が小さくってその中だけでは食べられない、成長できない。

どうしたかっていうと、みんな英語を学んで他の国に出て行って、他の国で成功を収めようっていうことで、この過去30年、40年やってきているわけです。

ところが、我々今、私が勤めている会社の公用語が英語になりましたけど、どうやったら世界に出ていけるかってのをこれから考えなくてはいけない。

っていうところでいうと、非常にこれは危機的な状況じゃないかという風に思うわけです。じゃあ何ができるかっていうとですね、2つしかないです。

1つは、人が足りないなら入れましょう、増やしましょうと。やれることといったら、日本語が話せないかもしれない、海外の移民の方を受け入れて、同じ社会の中で一緒にやっていきましょうと。

既にこれはいくつか起きていることなんですけど、たとえば、学校のクラスの半分以上が日本人じゃない人がいるとかっていうのは良いか悪いかっていう議論じゃなくて、たぶん皆さん想像がなかなかしにくい状況。

つまりそれだけ、皆さん受け入れる体制が整っていない。それはマインドセット的にも社会的にも整っていない状況のなかで、これはどうなんだと。

2つ私が提案したいのは、次ですね。

海外でのビジネスを拡大する。つまり、日本の中が駄目なら海外に行って、世界の人が全員減っているわけではないので海外にはもっとチャンスがある。つまり、海外のチャンスに目を向けてそこでやっていく。

ただそれも、これまで日本がやってきた、ものづくりとか食とか流通とか、それはもうやっている人がたくさんいるので、私は別にやらなくていい。

つまり、既存産業ではなくて、成長産業で新しい未来を築いていけないだろうか、っていうことを考えます。

ってことは、わかりやすくいえば、いわゆるネットベンチャーとかベンチャー企業の、海外展開を加速していくと、日本の将来はここから新しく開けていくんじゃないかということです。

なぜ、こういうものの意義があるのかということの話をするとですね、今から10年前はFacebookは無かったんですけど、今Facebookってものすごい大きな会社になってます。

今Facebookぐらいの規模の会社で5年前に無かった会社っていうと、たとえば、FacebookとかTwitterとか、皆さんが普段使っているIT系のサービスやツール、もちろん流行り廃りがあるので、Facebookも5年後、10年後無くなっているかもしれませんけど。

ただ、そういう会社はこれからも出て来る。ということは、それを作る側、育てる側に回ることができるってことですよね。

もちろん日本でもそういうものが出て来る可能性はありますけど、やっぱり言語の壁があるので、最初にやはりアメリカのシリコンバレーで始まったものっていうのは、それからどんどん世界に広がっていく。

っていうことを考えれば、海外に出て行って、第2のFacebookやTwitterみたいなものを自分でも作れる可能性を追いかけていく。これは非常に大きいと思います。

日本企業の海外進出で経済圏が拡大する

それからですね、海外で稼ぐものは日本には関係ないと思っているかもしれませんけど、例えばフィリピンとかでいうと、GDPの10%はですね、海外での出稼ぎのお金を国内に送金しているものなんです。

別に皆さんに出稼ぎに行きましょうって話を僕はしているわけではないんですけど、ただ、海外で稼いで成長する企業が日本に本社を置くということは、当然そこでも税金を収めますし、そこから雇用も生まれます。

それから、そういう会社があるということは、日本の人たちを海外にどんどん送っていくこともできるわけですよね。

なので、日本の会社が海外に出ていくと、経済圏が拡大します。人の動きもできるし、お金の動きもできるし、それから、物やカルチャーもどんどん動いていくわけですよね。

日本発のカルチャーが海外に出ていく。そういう可能性がこれからも出て来るわけです。だから、これで縮小した国内市場をカバーしていけるんじゃないかと。あとそれから、もう1個大事なこと。

ちょうど明日(2013年9月7日)なんですかね。次のオリンピックをどこでやるのか決まると思うんですけど、皆さんどこでオリンピックが開催されても、日本の選手が海外で活躍しているとうれしくなりますよね。

なでしこジャパンもそうですけど、例えばプロ野球選手、サッカー選手、海外で活躍していると。

大きな人口の中でのほんとに一握りであるにしても、やっぱり世界で戦う日本人、世界で活躍する日本人を僕らは見たいと思うわけですよね。

つまり、それは日本人を元気にする。つまり、日本のベンチャーが海外に出ていくということは、単なる経済的なものだけでなくて、僕ら国際競争力的にも頑張れる。

これから日本人もっと頑張って世界でやっていけるという自信にもつながるわけです。

シリコンバレーで活躍する日本人はほとんどいない

日本でおもしろくない問題が起きて、経済が縮小して、アメリカに負けてどうのこうのみたいな、そういうネガティブなことを考える前に、やっぱり新しい力を海外でもっと作っていくってことが大事なんじゃないかと思います。

じゃあ何なのかって話なんですけど、こういうことを思ったのには、実はきっかけがあります。

これ、アメリカのシリコンバレーで活躍する、IT起業家がもともと移民だった場合、どこから来たかっていうグラフなんですけど、1番インド、2番チャイナ、3番イギリス、4番カナダ。日本はどこにも入ってないです。

つまり、日本から行って活躍している人はほとんど居なかったわけです。ところが2009年、今から4年ほど前に、ある若者と出会いました。

彼は日本人で、日本で生まれた留学生なんですけども、アメリカに留学して来ていて「実は僕はベンチャーを作りたい」というわけですね。

僕、この時はソニーに勤めている時だったんですけど、そうかと。

僕の過去の経験、つまりアメリカと日本、ベンチャーと大企業、両方を知っているこの経験を活かせば、彼を支援してあげられるかもしれないということで、彼のボランティア支援を始めました。

そうすると、会社の合間でやるので、こういうカフェでとかでお話をしながら、彼の夢を聞いて、それに対して、具体的な実現方法を教えるわけです。

こういうことを繰り返しながら、やっていくとですね、実は彼は、鈴木くんっていうんですけど、アメリカのTechCrunchっていうメディアが主催するイベントで、賞を取ったりですね。

実際にイベントでアメリカにやってきて、この左の写真、アメリカの人を相手にプレゼンをやったりとかですね、どんどん海外に目を向けるようになった。

彼が活躍するようになってから、何が起きたかっていうと、いろんな若者たちが2011年、海外を目指そうと。シリコンバレーやっぱり行きたいと。Facebookみたいになりたいっていう人が増えてきて、どんどん海外を目指すようになります。

私もですね、社員ながらボランティアとして、いろんな人に対していろんなアドバイスをボランティアでやってきた結果、メディアにも取り上げられるようになって、いろんな方々に混じって、紹介していただいたりする機会ももらえました。

楽天に勤めるエンジニアの半分以上が外国人

その翌年、私は今の楽天という会社に入ったんですけれど、楽天というのは日本発のベンチャーですけど、海外に出ていって、海外の売上を70%にしていくという目標をもっています。

会社の中の公用語の日本語を英語に替えてやっていくという。公表していない数字ですけど、今新しく我々が楽天として雇っているエンジニアの半分以上、というかもっとですね、日本人じゃない人を雇っています。

ということはそれだけ能力の高い人がどんどん来てます。なので、さっき言った移民を受け入れるという方法に近いこともやっていますし、一方で我々の仲間もどんどん海外に広がっていって、新しいビジネスを作っている。

なので私は、ソニーでやることはやったと。楽天は今度、日本発のインターネットベンチャーとして初めてグローバル化していく会社になれるというところを信じて今この会社で働いています。

たとえば、これは去年ですけど、いろんな方と一緒に、日本から若者が海外に出て行くための、イベントがあってですね。

これはJAPAN NIGHTっていうんですけど、サンフランシスコで行われる、さっきのベンチャーのプレゼンテーションのイベントに、日本で予選を開いて、良い人を連れて行こうっていうことで、かなり続いているんですけど、これのサポートをさせていただいたりして。

実際現地に行くとですね、現地のクラブ、こういう場所を借りて、そこで日本人が英語でプレゼンをします。

それを見てアメリカの投資家とかがぜひ投資をしたいと。支援したいということを言ってくれて、彼らはアメリカで仕事を作ることができるわけです。本当にそんなことできんの? って話なんですけど、できます。

これは、AnyPerkっていう(福利厚生サービス)。彼ら実はおもしろくって、彼らはサンフランシスコで家をもっていなくてですね、車で寝泊まりしながら、これから次を考えますっていう。

青空企業といえば聞こえは良いって言ったんですけど、単なるホームレスです。

彼らはそれでやってきて今はどうなっているかというと、日米の起業家から投資を受けて、Yコンビネーターっていう有名なベンチャーを育てるための起業プログラムに合格して、今サンフランシスコの真ん中にオフィスを構えて、どんどん拡大をしていっています。おそらく調達資金額は5億円を超えています。

それからもう1つあって、これはWHILLっていう電動車椅子を作っているメンバーなんですけど。

これはさっきのJAPAN NIGHTっていうイベントから出て来たんですが、彼らも500Startupsっていうシリコンバレーの投資家から投資を受けて、最初にアメリカ市場からこれを売っていきたいと。

アメリカのお客さんをどんどんハッピーにしていって、どんどんビジネスを広げていきたいということで、一応オールジャパンのチームなんですけど、日本のメーカー出身の技術者とかが集まって、こういうものを海外で売ろうとしています。

日本人に頼らない成長戦略

それから、これは混合チームですね。これも同じく500Startupsに入っている、Hapyrusっていう会社なんですけど、これはビッグデータの解析の会社で、これも日米の投資家からお金を受けて、たしか彼らは10億円近く調達したと思うんですけど。まぁこういう風になっています。

なので、これを見るといきなり日本からアメリカに行くなんていうのは馬鹿こけと。そんなことできるわけないじゃないと思うかもしれませんが、実はやり方はあるんです。

もちろんビザが大変、言葉が大変、資金調達が大変、それからアメリカのカルチャーと日本のカルチャーが違う。

だけど、誰かがこれをやらないと先は無いわけです。話は戻りますけど、さっき言ったように、日本はどんどん縮小していって、経済的には先行きはどんどん暗くなっている。

でも、若者の力で、これから新しい未来を作ることができると僕は思います。

彼らは日本人による経営チームで、海外の投資家からお金を調達して、しかも日本人に頼らない。日本食のお店を海外で開いたら、たしかに日本人が来てくれますけど、そういうのじゃなくって最初から世界を相手にしている。これが成長の秘訣だと思います。

今も思い出すんですけど、私が起業してすぐの頃にですね、ある大学の、たまたま同じ学部の同級生の彼が、まだベンチャー企業が少ない頃に起業してました。

お互い起業家同士「同じ大学に居たんだね。うれしいね」なんて言ってて、実はしばらくして彼が交通事故で亡くなったことを知りました。

彼は僕に初めて会った時に、僕は名刺を切らしていて、他の人にあげなきゃいけないっていうことで「俺にはくれなくていいから他の人にあげなよ」っていって、それで僕はお葬式の連絡を受けることができなかったんです。

けど、そのあと彼のところからですね、1冊のノートが出て来て、彼がいろんなことをそこに書きつけていたんですね。

自分の人生の教訓になるべきことを。そのなかにあった言葉の1つを最後にご紹介して終わりにしたいと思います。

「希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」

つまり、こうやって、1つひとつ、小さなことかもしれませんけど、新しい希望に向かって進む人を増やすことができれば、そこはいずれ大きな道になって、多くの人達が歩くようになっていく。

なので、僕はこれを信じてこれからもがんばっていきたいと思います。ありがとうございます。

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