「あらゆる物事には別の見方があること」を超シンプルに説いたTEDスピーチ

変? それとも違うだけ? #1/2

起業家のDerek Sivers(デレク・シヴァーズ)氏は、世界のさまざまな「正反対」の事象を例に挙げ、「あらゆる物事は別の見方ができる」と訴えかけます。私たちの考える「常識」とは一体何なのか?(TED2010より)

アメリカと日本の住所の違い

デレク・シヴァーズ氏:アメリカのどこかの街角に立っていると想像してみてください。日本人の男性が近寄ってきて、こう尋ねます。

「すみません。このブロックの名前を教えてください」

おそらく皆さんは、「これはオーク通りで、あれがエルム通り。ここが26番通りで、あちらが27番通りです」と答えるでしょう。しかしその人は、「わかりました。でも、あのブロックの名前はなんでしょう?」と再度尋ねます。

「ブロックには名前はありませんよ。通りには名前がありますが、ブロックは通りに囲まれている名前のないスペースです」

彼は少し混乱して、がっかりした様子で去っていきます。

それでは今度は、日本のどこかの通りにいることを想像してみてください。そばにいる人に尋ねます。

「この通りの名前はなんですか?」

答えは、「あれが17番地で、これが16番地です」。

皆さんは、こう問い返すでしょう。

「わかりました。でも、この通りの名前が知りたいのです」

そして、日本の人はこう答えます。

「通りには名前がありません。ブロックには名前があります」

グーグルマップで見てみましょう。こちらが14番地、15番地。すべてのブロックに名前がありますが、通りの名前はありません。通りは、ブロックに囲まれた名前のないスペースです。

(会場笑)

「そうですか。それでは、自宅の住所をどうやって知るのですか?」

「簡単ですよ。ここは8丁目17番地の1号です」

「この近所を歩いてわかったのですが、家の番号が順番に並んでいませんね」

「いいえ、もちろん順番に並んでいますよ。家が建てられた順番に番号がつけられていますから。ブロック(番地)の中で、いちばん初めに建てられた家が1号」

「2番目に建てられた家が2号」

「そして、こちらが3号。簡単でしょう? 一目瞭然です」

(会場笑)

正しいことの真逆も正しい!?

ときどき地球の反対側へ行ってみると、当たり前だと考えていたことが思い込みであって、その別な場所では正反対のことが当然だったりするので、とてもおもしろいです。

たとえば中国の医者は、人を健康にするのが仕事と考えられていますから、毎月皆さんが健康であれば、医者にお金を払います。病気になれば、医者の仕事が遂行されていなかったので、お金を払う必要はありません。医者は誰も病気をせずに健康であれば、儲かるのです。

(会場笑)

音楽で「ワン」は、小節の最初の1拍目ですから、「ワン・ツー・スリー・フォー」と数えます。ところが、西アフリカでは、ワンは小節の終わりと考えます。文章の終わりのピリオドのようなものです。ですから、「ツー・スリー・フォー・ワン」と拍子を取ります。

この世界地図も正確です。

(会場笑)

インドでは、正しいことの真逆もまた正しいこともあると言われています。皆様、TEDなどですばらしい考えを耳にしたら、忘れないでくださいね。「その真逆も正しいのかもしれない」と。

(日本語で)ドウモアリガトウゴザイマシタ。

<続きは近日公開>

Published at

TED(テッド)

TED(テッド)に関するログをまとめています。コミュニティをフォローすることで、TED(テッド)に関する新着ログが公開された際に、通知を受け取ることができます。

このログの連載記事

1 「あらゆる物事には別の見方があること」を超シンプルに説いたTEDスピーチ
2 近日公開予定

スピーカーをフォロー

関連タグ

人気ログ

人気スピーカー

人気コミュニティ

ピックアップ

編集部のオススメ

ログミーBizをフォローして最新情報をチェックしよう!

人気ログ

人気スピーカー

人気コミュニティ

ピックアップ

編集部のオススメ

そのイベント、ログしないなんて
もったいない!
苦労して企画や集客したイベント「その場限り」になっていませんか?