不老不死になりたい
セブ山:こんにちは。今週も始まりましたバーグハンバーグバーグTV。この番組は不老不死について考える番組なんですけれども……。
ARuFa:(笑)。
セブ山:ナビゲーターはわたしくセブ山です。よろしくお願いいたします。そしてお相手は代表のシモダさんです。
シモダ:不老不死! 反対!!
セブ山:そしてゲストにはARuFaさんに来ていただいております。
ARuFa:不老不死! 撲滅!!
セブ山:いやいや、こう言いますけどね。今回、突発的な特別編なんですけれども……。
シモダ:雑談から急に撮ろうってことになりましたからね。
セブ山:不老不死。老いない、死なないですよね。よくマンガとかで能力が出てきますけれど、僕は本当に不老不死になりたいんですよ。
シモダ:ほう。
ARuFa:いやいや。
セブ山:なりたいし、てっきり僕、世の中の人みんななりたいと思ってたんですよ。
シモダ:ほう。
セブ山:この前シモダさんとも別に話しましたし、ARuFa、小野ほりでい、マンガ家の谷口菜津子さんと4人で飲んでるとき、そういう話になったんですけど、僕以外全員「不老不死なんかになりたくない」って言うんですよ。
シモダ:まあね。わかるわかる。
ARuFa:そりゃそうでしょ。
王様は不老不死になりたがる
セブ山:僕はわかんない。昔の中国の偉い武将とかも不老不死になるために、いろいろあっちこっち探して、色んな物を食べてきたけど、全部違ったってなってるじゃないですか。
シモダ:はあ。
セブ山:王様は不老不死になりたがるわけじゃないですか。
シモダ:え? そういう努力、やってないやん。
セブ山:そういう努力やってないって?
シモダ:不老不死になるための。
セブ山:努力は……。今は、だってムリですよ。ないですもん。
シモダ:そこはそうなんだ。信じてる人ではないんですね。
セブ山:信じてるわけじゃないですよ。
シモダ:なんや。せっかくいい水銀があるから、ちょっと飲んでみーひん? みたいな。
セブ山:いやいや。科学的にムリだろうなって理解はしてますけれど、なれるんだったらなりたい。
シモダ:なんでなん? 千年後も今みたいに食うのもシンドイ糞ライターを続けるんですか?
セブ山:あはは(笑)。
シモダ:Webのネット芸人に言われて……。
人生は終わりがあるから輝く
セブ山:それを言うんだったらあれですけど。1000年生きれたら1000年分の蓄積があるんですよ。
シモダ:でも人生ってさ。終わりがあるから輝くんですよ。
ARuFa:そうですよ!その通り。
セブ山:いや、そうですけど……。
シモダ:セブちゃんが言うのはマラソン出ます。ゴールがないマラソン、誰が出ますか? ずっと「わ~シンドイ。健康にいいかも」って走り続けてるのと一緒ですよ。
セブ山:いや、このルールもあやふやなんですよ。
シモダ:ルールって何?
セブ山:不老不死のルールもなんか、言ってくる奴らは「事故にあったらどうするんですか?」って。
シモダ:うん。
セブ山:事故になっちゃいました。バーンってなって首だけになっちゃいましたと。それでも死ねないんですよ。生き続けるんですよ。痛い痛いってなるんですよ。って言うんですけど、ちょっと待って。治癒能力ないんかい? それがあやふやで。
シモダ:いやいやそんな。不老不死になりたいんやろ。
セブ山:その通りです。
シモダ:ぜんぜん突っ張ってない。治りたいとかいろんな要素を入れてくるやん。このまま知識をずっととか。
セブ山:メチャクチャなんですよ。俺はこのままで、おえ、おあ、おえ、おあえ……。
シモダ:飲み過ぎかな? 二日酔い?
首だけになっても生き続けたいか
セブ山:俺はこのまま、老いない、年取らない、生きたいって言ってるのに、バーンって事故遭いました。
シモダ:首だけになりました。
セブ山:「それでもいいんですか?」って話が別やん。それって。
シモダ:ぜんぜん別ちゃうし。
ARuFa:一緒ですよ。
シモダ:死なへんってことが能力なんですよ。あなた。
セブ山:痛ぁ~ないんやったらいいです。痛くなかったら首だけでもいいです。何か機械をつけたりしてやります。
シモダ:でも、その文明があるかわからへんやん。
セブ山:何年も生きるんだったらあるでしょ?
シモダ:地球がバーンなった。セブちゃん首だけで宇宙空間を彷徨う。
セブ山:もう! 不老不死反対派の人、すぐ地球を爆発させるんですよ。
ARuFa:するから。地球は爆発するから。
シモダ:不老不死ってなんなのかって言ったらそれは罪なんですよ。永遠の地獄といっしょでしょ。あんなもん。
セブ山:はいはい。(呆れ気味)
シモダ:愛する人ができても先に死んでいく。友達も死んでいく。いずれそういうのが続いていったときに、果たしてこの瞬間意味があるのか? と。永遠を生きるものの悩みとして出てくるわけじゃないですか?
セブ山:それはほんと、マンガの読み過ぎなんですよねぇ~。じゃあ、今死ねって言われたら嫌でしょ?
シモダ:うん。
ARuFa:嫌です。
セブ山:嫌じゃないですか。そういうことじゃないですか?
シモダ:え?
セブ山:死にたくないでしょ?
ARuFa:死にたくない。
シモダ:でも、永遠に生きたいんでしょ?
地球が爆発しても生き続けたいか
セブ山:今、30歳ですけど100年後の未来にいるのはたぶんムリじゃないですか?
シモダ:まあね。我々はね。
セブ山:でも、100年後の未来どうなってるんだろう。見てみたいじゃないですか?
シモダ:それは見てみたい。なんかスケールちっちゃない? 100年後とかさ。人類が残ってるうちとか。
セブ山:100年後ですよ。マジかよ。
シモダ:短か! そんな奴に不老不死を語ってほしくないわ。
セブ山:じゃあいいですよ。わかりました。5000年後に地球が爆発しますぅ~かもしれないですけど、4999年、俺いろんなものが見れるんだったらええわ。その後はもうどうでもいいですわ。「苦しい~」でもいいです。
シモダ:「殺してくれ~」って言わへんな? 絶対「殺してくれっ」て言わへんよな!
セブ山:そりゃあ、苦しかったら言うかもしれないけど4999年、いろんなモノが見れるんだったら、俺はもういい。
シモダ:でも、そのあとの4999億年それが続くかもしれへんで。
セブ山:そうですね。そうですけど。
シモダ:そのかわりそんだけ俺は不老不死になりたいんやって言った分、絶対考えることをやめたりすんなよ。
セブ山:いや(汗)ちょ、ちょっと待って下さいよ。
シモダ:マジで切れるぞ。宇宙空間にセブ山がポーッとしていた瞬間に「お前、何諦めてんねん!」 セブ山:いやいやいやいや……いや、それはわかんないですけど。それよりも、苦しい話とかネガティブな話ばっかりなんですよ。
シモダ:地球が爆発するまで生きたいぐらいの謙虚さがあるといいんですけどね。不老不死になりたい言ってる奴なんて、フリーザとピッコロ大魔王とガーリックJr.ぐらいしか知らんわ。
セブ山:これがだから全部マンガ道なんですよ。例えが全部漫画しか出てこない。
シモダ:不老不死の人って。
セブ山:不老不死反対派の人の脳って、漫画からしか出てこない。
シモダ:そうやん。で結局封じられるんやねんで。
ARuFa:幽閉されるんですね。
シモダ:そうそう。セブ山の塔。
セブ山:それはもう……。
シモダ:ここの扉、絶対開けんなよって子孫までずっと言い伝えられて。
ARuFa:「助けて!」って中から聞こえる。
シモダ:500年後にその子孫がたまたま古文書を見て開いたらセブ山がこう。人間か……。
セブ山:あはは。ほら、また漫画になる。
不老不死の人は生涯賃金が高い
セブ山:腹立つし、あんまりよくないなあと思ったのが、ARuFa、小野ほりでい、谷口菜津子さんと4人で飲みに行きましたと。
シモダ:はい。
セブ山:こんな話をしてたら、もう深夜1時ぐらいになってて、お会計ってなったんですよ。14000円ぐらいでした。そうなったら不老不死が出すんですよ。生涯賃金がメッチャあるから。
シモダ:長いからな。
セブ山:寿命がめっちゃあるから、不老不死は1万ぐらい出すわってなって。不老不死だから1万ぐらい出させられたんですよ。
シモダ:ほう。
セブ山:今、不老不死じゃないのに出させられた。「不老不死だからぁ~」って。
シモダ:認められた瞬間やんか。不老不死って。
セブ山:不老不死やったら、俺が出しますけど。不老不死じゃないのに俺、多めに出させられた。
シモダ:思い込みだから。
セブ山:ああ、なるほどね。
シモダ:だから不老不死やと思い込んで生きていったらええやん。
セブ山:不老不死も、世の中どっかに、マジである。
シモダ:ラスプーチンみたいな。
セブ山:それで、不老不死にならんかって誘われたけど断られてひとりで生きてきた。
シモダ:今早めに不老不死になっとくと枝分かれする不老不死から収益が上がってくる。
セブ山:だから俺、中身なりますと。連絡をしなって思うんですけど。
シモダ:じゃあ、この番組を見てる不老不死の方。いらっしゃったらここに精神を病んでしまったその方とちょっと話を合わせて、おしゃべりしていただけるお友達かなんか。この下に書いてるここまでご応募下さい。
セブ山:わかりました……はい。ありがとうございました。
シモダ:(ぺこり)
ARuFa:……結局中身ゼロ。