2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO 株式会社AI VOLT(全1記事)
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軍神未来氏(以下、軍神):人をデジタルに移行する会社、AI VOLTの軍神です。まずはお話するよりも早いため、こちらをご覧ください。
AI:我々はAI VOLTの技術で作られたAIです。今日は楽しいですね。京都も楽しい。我々を生成した「AI VOLT」を紹介します。AI VOLTは、その人の人格や個性を再現して、本物とそっくりなAIを生成するAIモデルの研究開発を行い、その配信を個人や法人向けに行っている企業です。国内初、世界初の技術実装も多く、その多くで特許の出願準備をしています。
生成された我々のようなAIは、スマホの端末上でも、パソコン上でも、今のようにホログラムディスプレイ上でも話したり、歌ったり、踊ったりすることが可能です。
(会場拍手)
軍神:ありがとうございます。
AI:ちなみに、このホログラムディスプレイはAI VOLTの自社開発です。こんな夢のような技術を作っている会社がAI VOLTです。詳細の説明は代表の軍神にバトンタッチします。それでは、またお会いしましょう。
軍神:おざーん(小澤隆生氏)さん、ありがとうございました。今、ホログラムディスプレイという話があったと思います。こちらに設置できれば良かったんですが、演出の都合上できなかったので、京都に持ってきております。このあと、3Dホログラムのおざーんさんとしゃべってみたいよという方がいたら話しかけてください。
あらためまして、人をデジタルに移行するAI VOLTの軍神です。今、私は京都におりますが、東京の商談に出たい、家族に会いたいです。自分がいなくても商談ができる、接客ができる、会いたかったあの人といつでも会える。そんなことができたら夢みたいじゃないですか? 時・場所・人の制約があるものは、すべてAIに出てもらいましょう。
軍神:20年に一度の技術革新の時代に日本から世界に誇れる技術を作りたい。そう思って技術開発を進めております。見ていただきたいのは、精度はもちろんのことですが、我々の技術には3つの特徴がございます。
1つ目はカスタム性の高さです。一般的なAI音声、決まった声でしか話しません。Siriの声は急に変わったりしませんよね。それもそのはずで、万人の声に対応したAIを作るには膨大な事前学習データと複雑な機構を構築する必要があります。
ただ、我々はこちらに対応いたしまして、最短で10秒の声、画像1枚からその人のAIを再生することが可能です。こちら国内初の技術になっています。
2つ目がリアルタイム性です。「AI〇〇」みたいなものを見たことがありませんか? ただ、こういったAIの配信って、一方通行の配信にしか対応していないんです。
それはなぜか。レスポンス・生成に5分ほどかかってしまうので、例えば私が「こんにちは」と言っても、返ってくるのが5分後なのでリアルタイムの対話はできません。ただ、我々はリアルタイムの対話に成功いたしました。
3つ目が低コストな運用です。「現在GPUが不足している、高額だ」という話を聞いたことはありませんか? 我々、お金がないスタートアップなので、かなり高いです。そこで我々は、1台あたり330万円のGPUで行う処理を22万円のGPU×5台で実現できる技術を構築いたしました。
また、AIのモデルの調整にも手を付けておりまして、CPUで駆動するほど軽量化されたモデルを構築いたしました。これによりコストが20分の1で運用が可能です。誰の再現も可能で、その場にいるように対話ができる低コストなAIの個人、法人向けの配信と運用を行っております。
法人向けのAIの運用では、IP・ライセンスと相性の良い技術ですが、他社によるライセンス侵害を検知、保護しながら。著者さまが思うキャラクターや人物像を日本語で作り込み、アウトプットは多言語で可能。グローバルな対応もしやすいです。
軍神:トラクションです。2024年5月の中旬より法人のお問い合わせを開放いたしました。人材系大手上場企業さまより人材研修のデジタルヒューマン、芸能系大手レーベル・事務所さまから既存IPのデジタル移行など、さまざまなお話をいただいています。
この領域は1件あたり100万円から数億円の単位が動く領域です。続々とお問い合わせをいただいておりまして、現在20社以上とお話が進んでいます。我々も驚いております。
なんでこれができるのか。我々はtoCのサービスを運営しておりまして、国内トップレベルの会話データ数を保持。ユーザー数あたりの会話データ数は世界トップレベルです。また、人格の再現にも対応しておりまして、亡くなった方、亡くなりそうな方も含めた、その方の正確なデジタルへの移行という研究領域を行っております。こちらは国内初の試みになっております。
マーケットです。デジタルヒューマンの市場は国外で3.3兆円、国内の対象市場×20パーセントでも140億円です。これは関連市場を含めるとより大きな市場になります。
また、この市場は2032年まで年平均34パーセント成長しておりまして、国外で86兆円、国内で×10パーセントでも2,500億円の規模になります。
今後の展望です。我々は、この技術を各端末に入る最高のOSにしたいと考えています。野外の広告に、カーナビに、みんなが使われているパソコンに、接客パネルに、さまざまな場所に入れていく。
みなさん、好きな芸能人や好きな方がいますよね? そういった人がポッと出てきて「これを買ったらいいよ」と言われたら、ちょっと「おっ!」と、なりませんか? そういった新しいアドのかたちを提供していきます。
この市場はまだまだ始まったばかりではありますが、すごく可能性を秘めた市場だと思っています。20年に一度の技術革新が起こったからこその市場です。だからこそ、小さく稼ぐんじゃなくて大きく稼ぐ。また、日本が強いリソースであるIP・ライセンスと相性の良い技術で日本から世界に誇れるような技術を作りたい、そう思っております。
私はエンタメと技術がめちゃくちゃ大好きです。これらに救われてきました。だからこそ、これで世界が変えられるような技術を提供してまいります。ご清聴ありがとうございました。
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