メンバーと対話し、会社自体を「自分ごと化」させる

岡田武史氏:そうなった時(選手の自主性を育む上で壁にぶつかっている状況)に何をしなきゃいけないかと言ったら、対話。もう1つは、会社自体を自分ごと化させるということですね。

これは、どっちかじゃなくて両方やらなきゃいけないんですけど、対話というのは例えば、守破離の「破」の人には、先ほど言った3つのような質問をして、「どうしたいの? 何かできることある?」と引き出す。

そして「離」の人には、やはり事実を伝えなきゃいけない。「こういう目標でやってきたけど、これはできてないよね。どうしてだと思う? 何が原因だと思う? どうしたらいいと思う?」というような対話。

「俺はこう感じている。それを今後どうしていったらいい?」という対話を繰り返していかなきゃいけない。

これはけっこうな労力がかかるし、大変なことです。でもガーンというプレッシャー(を外からかけるの)は駄目なので、自分で自分の基準を設けるようなプレッシャーを作っていかなきゃいけない。

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