2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
IVS2023 LAUNCHPAD KYOTO 株式会社SPeak(全1記事)
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唐橋宗三氏:こんにちは、JPortの唐橋です。いきなりですが、「若手外国人材」って誰ですか? これから人口減、市場が小さくなる日本においてどんな意味があるのでしょうか。
(スライドは)若手外国人材の先輩たちです。
Paidyのシルビアさん、サニーサイドアップのシーチャウさん、インキュベイトファンドのポールさん、みなさん大活躍ですよね。
みなさん幾年か前は留学生として日本に来た若手外国人材です。今後、大手・中小だけでなくメガベンチャーもグローバル化する時に、ポテンシャルのある若手外国人材は良さそうですよね。
でも、そんな金の卵みたいな若手外国人材が日本に来ているのか。いるんです。たくさんいるんです。どこにいるのか、JPortにいます。日本の大学で学び、働きたいと願う金の卵をご紹介します。
(スライドの)ニコールさんです。
英語・日本語バイリンガル、ナンバーワン国立理系高校卒業。日本の大学に来てからはチアリーディング部、そしてスタートアップで圧倒的な実績を残しています。みなさんいかがですか、話してみたいですよね。すみません、私の会社で採用させていただきました(笑)。
(会場笑)
そこにいます(笑)。しかし、彼女はフィリピン出身。トリリンガルにもかかわらず就活で大苦戦するんです。彼女は氷山の一角です。文科省によるとこういった学生の卒業就職率は35パーセント。アメリカでもイギリスでもなく、日本に来たのにもったいない。経済損失3兆円。なぜか。「The 就活」の仕組みにあります。
知識・自信という2つの課題を、JPortのプロダクトで解決していきましょう。
壁にぶち当たった彼女は、JPortに登録しました。英語・日本語両方で100本以上のリッチな記事や動画コンテンツがあります。
例えば「総合職」「一般職」、英語で「Generalist」。
日本の就活の当たり前は、外国人材には当たり前じゃないですよね。ただ知識だけをつけてもダメです。やはりそこにはサポートシステムが必要です。
大丈夫、JPortには「SENPAI」というコミュニティがあります。
さまざまな企業で働く先輩たちが、その業界について講師としてコース動画で教えています。いえ、「教えたい」のです。
「SENPAIに相談したい」と思ったら、できる仕組みがあります。コミュニティイベントで実際に出会って、彼女のように就活で苦戦しても日系大手で働き、卒業後はSENPAIとして参画する。熱いコミュニティがあります。
最大の特徴は、大学入学後から卒業後まで、9割以上の学生がSENPAIとして循環し続けるエコシステムです。
順調にユーザーも伸びており、最大級の若手外国人材キャリアプラットフォームになっています。「2年後再訪率」「MAU」「ユーザー満足度」、すべてにおいて業界平均を上回っており、もはや就活サイトではありません。
一方、企業人事の方も若手外国人材にずっと注目しています。しかし効率的な場がありません。そこを「JPort Match」が埋めています。
企業側向けのプロダクトを見ていきましょう。今までになかった若手向けの英日ジョブポータル。採用担当の方は日本語を入力するだけで、JPortバイリンガルコミュニティスタッフが、伝わる英語でオリジナルコンテンツを作成します。
JPortの日本、そして世界中に広がるコミュニティへ、ダイバーシティ広報が可能になります。おっ、企業に興味を持った彼女から企業へ「つながり」の申請が届きました。
忙しい採用担当のタナカさんは、たったのワンクリックで優秀な人材とつながりました。
料金体系は年間サブスクリプションで、3名採用すると元が取れる価格設定です。
業界・規模を問わず、国内外を問わず導入が進んでおり、商談後の受注率は38パーセント。一般的なSaaSに比べても「売れる」サービスです。
導入後もマッチング件数は軒並み伸びており、学生から企業へのつながりが6割以上と、効率的に出会いを生んでいます。例えば(スライドの)このお客さまですと、大手新卒ナビサイトを抑えてJPortが一番の採用チャンネルになっており、採用コスト7割削減というインパクトを残せています。
このようにJPortは、キャリアサービスとして大きな一歩を踏み出しました。しかし私たちはキャリアの会社ではありません。若手外国人材の課題をすべて解決し、日本経済をアップデートしていきます。
外国人の日本での困りごとトップ3は、「キャリア」「住まい」「金融」です。住まい・金融においては外国人NGというのが残念ながら起きており、非常に深刻です。
ただ、これは3兆円のビジネスであり、この市場の中心にいるのはJPortです。今まで第1関門であるキャリアは「面倒くさい」「手間がかかる」「ニッチだ」と言われ、肝心のユーザーペインは置き去りにされてきました。
だからこそ日本最大級のキャリアコミュニティを持つJPortが、ユーザーの人生に一番長く、そして近くにいるのです。「外国人」という粗いカテゴリーでは見ずに、一人ひとりのリスクもポテンシャルもちゃんと見るために、今クレジットカード会社さんと連携の交渉を進めています。
日本の将来。人口の12パーセントが外国人になると言われています。私たちは日本人も外国人も安心できる社会インフラを作る会社です。今思い出しているのは、サポートしてきた学生の涙やうれしさです。
日本経済にとって「もったいないな」といつも思っております。私たちは「グローバルなヒトが、グローバルな会社・社会をつくる」というビジョンを実現し、日本という国をグローバル人材先進国にしたいと思っています。JPortでした、ありがとうございました。
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