仕事も「疑似恋愛」だから、情報を伝えるとうまくいく

野呂エイシロウ氏(以下、野呂):(広報が強い会社の特徴について)一生懸命情報を伝えるのと一緒かなと思っていて。情報を伝えると、やっぱり恋愛もうまくいくじゃないですか。初期の頃に『プレスリリースはラブレター』という本を書いているんですが、仕事も疑似恋愛ですよ。

井上和幸氏(以下、井上):そう。あの本も拝読して、すごくいい本だなと思って手元に置いていますが、本当にそういうことな気がしますね。精神論みたいな話になっちゃうかもしれないけど、気持ちを届けているかどうかって伝わるなと思いますね。

野呂:変な話ですけど、(『プレスリリースはラブレター』は)Kindleしかないんですが、未だに毎年印税が来るじゃないですか。まだ1,000冊以上売れているんです。

井上:すごい。

野呂:Kindleだから印税は安いんですけど、それでも多くの人が読んでくれているんだなと思うと、ちょっとうれしくて。

井上:『プレスリリースはラブレター』という言葉自体が非常にメッセージ性があって、どなたかがパクっていましたよ(笑)。

野呂:今見ていらっしゃる人が僕の外見を見ても、別にかっこよくもないし、BTSみたいじゃないし、踊りもできないし、球が速いわけでもないし、東大も出てないし、村上(宗隆)みたいにバットでホームランを打てるわけでもないので。

能力がすごく優れているとか、外見がいいわけじゃないんですよ。そしたらやっぱり、もうここは人間力で押し切るしかないなと思って。今54歳なんですが、そこまでなんとかやってこれていると感じます。

「1人」との出会いが「100人」との人脈につながる

野呂:いろんな人に出会って、いろんな人に助けてもらったり、いろんな人にお仕事をいただいたり、いろんな人に呼んでいただいたりして、「この人、よく俺と飯食っているな」とよく思うんですよ。

「居酒屋に一緒に飲みに行こうよ」と言われると、「じゃあ行きます」とは言うけど、よく呼んでくれたなと思ってしまう。たまたま見つけた記事について2~3行のメールを送っただけで、「野呂さん元気?」と言ってくれるだけでありがたいなと思うので、その連続です。

井上:そんなことはないと思うんですが、お母さまの件とか、野呂さんがおっしゃるところの「自分には何もない」。

野呂:僕、バレンタインチョコレートをもらえたのは20歳過ぎてからですよ。それまではラブレターももらったことないし、バレンタインデーのチョコレートも1個ももらえなかったんです。

井上:それはちょっと意外な感じがしますけどね。

野呂:20歳を過ぎて、初めて女性から手紙をもらえたり、バレンタインチョコレートもらえたという感じですね。モテないのが原点です。

井上:それが今や、広い意味でモテまくりじゃないですか。

野呂:いやいや。それは人が人を紹介してくれるので、「この人の先にまた100の人がいるな、この人の先に100人がいるな」という、その連続でございます。

井上:つながりが折々広がっていくとか、広く面でつながっていなくても、その時々の動きで出会いがつながったりいろいろなイベントが舞い込んでくるのは、本当に野呂さんがおっしゃるとおりだと思いますね。

放送作家への道は、学生時代の「放送部」から始まった

井上:盛り上がってお話ししていますが、冒頭で申し上げたとおり、もしよかったらチャットにご質問を書き込んでいただけたら、お答えしながらお話ししようと思います。特に広報関係でご質問がある方もいらっしゃるんじゃないかなと思うので、僕らがしゃべっている間にご質問いただいて構いませんので、ぜひお寄せください。

野呂:「よくこんな有名会社が僕に仕事を頼んでくるな」と思って、本当にありがたいなと思っているんですよね。笑えるのが、僕が入社試験で落っこちた会社4社くらいから仕事をもらっているんですよ。

井上:(笑)。そうか。そういうご縁もありますよね。

野呂:社内報に社長と一緒に載っちゃったりして、知っている奴から「うちの社長とお前、なんで飯食ってるの?」みたいな連絡が来たり。

井上:(笑)。そうですよね。中の方だと、逆になかなかそこまで知らないですよね。

野呂:「俺も会ったことないぞ」「ちょっとご縁があって」ということもけっこうあって、いろんな道があるなと思ってよかったなと思います。

井上:そもそも論みたいな話かもしれませんし、余談になっちゃうかもしれませんが、放送作家の世界に行かれたのはなんでですか?

野呂:小学校4年生の時、運動神経が悪いので運動会が大嫌いだったんですよね。人前で走ったり、運動したり、親の前で走るのが遅いのって恥ずかしいじゃないですか。

それで、なるべく運動会で楽できないかなと思ったら、テントの中でレコードを掛けるすっごいかわいい年下の女の子がいたんですね。「あの子と一緒にレコードを掛けるには、放送部に入ればいいんだな」と思って。

井上:なるほど、放送部ですね(笑)。

野呂:放送部に入ったのが始まりで、小学校、中学校、高校と放送部なんです。

『天才たけしの元気が出るテレビ』に企画書を送り続けた

野呂:「それから慶応や早稲田に入って、フジテレビとかに入るぞ」という自分の人生のプランがあったんですが、そこで思い切りつまづきまして。

井上:(笑)。

野呂:大学生の時に、織田裕二さんが出ていた『就職戦線異状なし』という映画があって。フジテレビに入るために織田裕二さんががんばる姿を見てフジテレビを受けたんですが、映画のようにはうまくいかなくて。

井上:(笑)。

野呂:落ちてしまってプラプラしている時に、『天才たけしの元気が出るテレビ』で放送作家を募集されてたので、思いきり企画書を書いたんですけど、普通だったら企画書は1回しか送らないじゃないですか。僕、3ヶ月間毎日速達で10個の企画書を送り続けたんです。

「いい加減来い! こんなにやる気があるんだったら来週から来い。速達で送らなくていいから」と言われて、そこで雇ってもらいました。

井上:おお。ここでも物量作戦が効いたわけですね。

野呂:毎日毎日、一生懸命企画書を書きまくりましたね。それで「東京で放送作家になるから」と会社の人やいろんな人に言って辞めたら、「バカなのか?」と言われたんですが、ちょっとしたら『天才たけしの元気が出るテレビ』に自分の名前が出ているのにみんなが気が付いて。

「本当に放送作家になりやがった。しかも、たけしさんと仕事しているよ」みたいな。地元に帰ったら「たけしはよ」とか偉そうなこと言っていましたが、たけしさんにそんなことを言ったことは1回もないですし。

井上:(笑)。

野呂:20何年間、ずっと『奇跡体験!アンビリバボー』という番組をやっていますが、たけしさんとずっと仕事できてよかったなと思っていて。放送部の頃も、「コマネチ」とか「冗談じゃないよ」とかモノマネをいつもやっていたので。

井上:似ていますね(笑)。野呂さんのたけしさんの真似、初めて見たけど。

野呂:たけしさんと一緒に仕事できてよかったなと思って。そんな感じで放送作家になったんですよね。

井上:なるほど。放送部だったんだ。それは初めて聞いたな。

仕事でミスした時は、大量のお菓子を抱えて謝罪へ行く

井上:参加者の方から「野呂さんが昔、ガリガリ君を大量に差し入れたエピソードがありますが、最近は袋菓子なんですね」というコメントをいただいています。

野呂:今はあまりガリガリ君は買わなくなったんですが、ある保険会社さんにお土産でミッドタウンでジャン=ポール・エヴァンのアイスクリームを買ったんですよ。

「保冷剤を入れますか?」と聞かれたので一応入れてもらったんですが、おもしろくないなと思って、ガリガリ君を何十個も買って、山のように紙袋の中に入れて持っていったんです。

何年間か、一部で流行った時はとにかく店中のガリガリ君を全部買ってました。そうすると、みんなウケるんですよね。ガリガリ君をそんなに大量にもらっても、冷凍庫がないじゃないですか。「いいんだけどさ、俺たちいい年してなにガリガリ君みんなで食いながら会議やってるわけ?」と。

井上:(笑)。

野呂:(ガリガリ君は)今、1個60円くらいかな。100個買っても6,000円くらいで、1万円しない。そんなウケのいいことあまりないから、どんどんやろうというかたちですね。

だから、今でもよくいろんなお菓子を大量に買ったり、それこそ謝りに行くことがある時は常にとらやの羊羹を20個くらい持っているんです。みなさんは土下座しないと思うんですが、やっぱり土下座には羊羹が欠かせないんです。

井上:(笑)。土下座には欠かせない羊羹。

ずっと心に引っかかっていた20年以上前のできごと

野呂:話が逸れるんですが、23年前に啖呵をきって喧嘩した相手が1人だけいたんですね。すごく気まずくて、その人とうまくいかなかったことが人生でずっと引っかかっていたんです。

グズグズしていたら時が経っちゃって「わーっ」と思ってたんですが、いろんな人に頼んで「金は払うんで、一席設けてくれませんか。その人に土下座がしたいんです」と言ったら、ある上場企業のお偉いさんが「いいよ」となぜか料亭を用意してくれて。そこに、その時に迷惑をかけた関係者をみんな呼んでくれて。

「なんで料亭なんですか?」と聞いたら、「一応来い」と言われて。「今日は金がかかるけど仕方ないな」と思って行ったら、幹部の人たちがみんないて。「どうしたんですか?」「お前が土下座すると言ったから、ちょっと見に来たんだよね」と。

井上:すごい(笑)。それで招集がかかったわけですか。

野呂:新橋の有名な料亭に呼ばれて、そ「こんなバカでかい部屋なんだ。どうせだったら、料亭のでかい部屋のほうが土下座しがいがあるよね」と。

井上:その方もおもしろいですね。

野呂:笑い話にしてくれて、20年前に喧嘩した相手もぜんぜん怒ってなかったんですよね。「どうもすいませんでした」と言って、とらやの羊羹を持っていったんです。2人だと思って1個しか持っていかなかったのに、行ったら7~8人いて。

井上:(笑)。

野呂:「土下座しやすい大広間を取っといたから」「ええ!?」みたいな。結局、そこのお店も偉い方がお金を払ってくれて、「もう1軒行くぞ」と銀座のクラブに連れて行かれて、3軒か4軒回って、最後の1軒だけ払って帰ってきました。だけど、それはそれでみんなが茶化してくれてよかったなと思っていて。

井上:そうですね。

野呂:「ありがたいな」と思って、みんなにお礼の品をあとで送ったんです。

なぜか好かれる・心をつかむ人の共通項

井上:繰り返しになっちゃいますが、相手の方もさすがですね。

野呂:洒落になっているじゃないですか。「土下座しやすいように料亭にしておいたぞ」「ええ!?」みたいな。ちょっとおもしろかったですけどね。その時に、やっぱり人と揉めちゃいけないなと感じて、20何年間あった自分の中を清算した感じです。

井上:ラップアップみたいなテーマになっちゃいますが、残りはこの話(「なぜか好かれる、心をつかむ経営者・幹部・リーダーの共通項」)ができればと思います。

今日お話くださったことをみなさんがお聞きになっていて、実はすごく本質的なポイントがいっぱいあるんだと思います。どういう行動が僕らの心をつかむのかということを、さすが野呂さんはエピソードからお話くださったので、非常にわかりやすく、楽しい感じで聞いていただいていると思います。

野呂:(なぜか好かれる・心を掴むリーダーを)見ていると、金払いが早いね。飲食店へ行っても、いつの間にかお金が払われていたり。

井上:やはり、それはありますよね。

野呂:「いやいや、今日は僕が払おうと思ったのに。じゃあもう1軒行きましょう」と言って、「次の店ではなにがなんでも俺が払うぞ」と思って、店の人に言ったりするんですが先に払われている。

そういうところがパパっと進む人はどんどん進んでいくし、モジモジしていたりタイミングを逃す人はトップにならないなと、いつも思うんですよね。

野呂氏が思う「すごい経営者」の特徴

野呂:あと、心をつかむ人は「準備でドタバタしない人」ですね。余裕ができるようにすごく準備ができているので、ちょっとした余分なところで、人の心をつかむためのいろんなことを考えられるようになっているから、僕もできる限りいろんなことを早く進めるようにしています。

だから遅刻はしたくないし。昔マッキンゼーの人と仕事をしてた時に、彼らは30分くらい前には来てたかな。会社のロビーでみんなパソコンを持っていて、「え、もう来てるんんですか?」と言ったら、「うち、一応早いんです」「遅刻はしないんです」と言われて、すごいなと思って。

あと、広報の仕事をしていると経営者と直接携わることがすごく多くて。そういう時に、すごい経営者さんは「野呂くんはどう思うの?」と言うじゃないですか。

社員の方とかがなにかを提案しても、「そんなこと言ってもね」という時があったりするんですね。だけど、すごいリーダーの人はそうじゃない。

「プロを雇っているんだから、俺たちは今回の失敗が初めてだけど、野呂くんにとっては100回も200回も同じことがあるんですよね」と言っていたので、「あります」と答えたら、「癌の手術と一緒だ」と言われて。

「心臓手術って初めては怖いけど、お医者さんは100回も200回も手術している。逆にお医者さんが初めてだったら、絶対にその人にしてほしくないと思うんだけど、向こうもプロで慣れているからお任せするしかないんじゃないの? 僕も謝りに行ってくれると言うんだから、とりあえずは1回やろうぜ」と。

「俺たちにとっては初めてのトラブルだけど、野呂くんにとっては何百回もあるトラブルだから、ここはプロの野呂さんに頼もうぜ」ということがあったりする時に、この人はすごい経営者だなと思うんです。

できる決裁者は、プロには口出しせず任せる

井上:わかりますね。その部分はプロの方にお願いしているわけだから、自分たちがどうこうではなくて、「提案してもらおう」「プランニングしてもらおう」「実行してもらおう」ということができるかどうかはある気がしますね。

よく広告の話でも、できる決裁者の方は、「どういうことを伝えてほしいのか」はちゃんと提案されますが、中身に関しては(プロの提案する)「こういう理由で伝わると思う」というところに委ねる。だけど中途半端な方ほど、「もう少し色はこのほうがいいんじゃないか」とか、変にこだわったり。

野呂:根拠のないことを言われることも多いので、「たぶんこの人は社長にはならないよな」と思っているんですよね。「この人社長になるかも」と思ったらなりますね。そこは常に思ったりします。

井上:プロジェクトが動いていく時に、プロジェクトオーナーという立場にいらっしゃった人が野呂さんやみなさんをどう采配して・任せるかで、見えてくるものがあるんですかね。

野呂:けっこう多いですね。予算の件も、別に騙そうと思って見積もりを出しているわけじゃないのに、いちいち「これはなぜこの金額なの?」と聞いてくる人がいるんです。

井上:(笑)。そうですよね。

見積書を見て「妥当な金額なの?」と聞いてくる人

野呂:「野呂くん、これって松竹梅だとだいたいどうなの?」「中の上くらいです」「わかった。上の下も出してくれない?」「それも1回出しましょう」と言ったら、「もうあと100万円くらい高いかも」と言うんです。

「それはそれで1回見積もりちょうだい。高い・安いだけで決めちゃうからさ」みたいな。こういう人はわりといいんですが、見積もりを見て「これってどうなの? 妥当な金額なの?」と聞いてくる人がいるけど、わからないんだったら聞かなきゃいいのにと思うんですよね。

井上:確かに。

野呂:だって消費税が妥当かどうかって、僕はわからないじゃないですか。

井上:(笑)。そうですよね。

野呂:10パーセントの消費税が妥当かどうかなんてわからないです。高いか・安いかは思ったりはしますが、「このコーヒー、10パーセントの消費税はどうなの?」と、いちいちお店の人に聞かないじゃん。

なんか知らないけど、急に見積もりのあとに聞いてくる人がいて。「信用ないんだな」と思って、それは僕にも不徳のよくないところがあったんだなと思うんですよね。

井上:なるほど。

野呂:未だに某代理店さんは、一式2億円みたいな企画を出しますからね。この間もある代理店さんと仕事していて、一式1億何千万円という見積もりで「じゃあ、それね」と言われました。高いか・安いかはわかんないけど。

経営者がいつまでもプレイヤーの会社は限界がある

井上:あえて解釈的に言うと、提供を受ける側だったら、期待していることとの粒度とレベル感みたいなものもあるような気がしますよね。

例えば、回転寿司屋さんでお皿1枚100円、200円、500円とあって、それを何枚食べたかは計算すると思うんですが、すごくクオリティの高いお任せのお寿司屋さんに行った時に、だいたい端数なしで請求されるじゃないですか(笑)。「でも、あのマグロはいくらだったの?」とは言わないと思うんですよね。

野呂:言わないし、もちろんあとでちゃんとした見積もりも出すし明細も出てくるんですが、「概算でこんな感じなんですよね」と言えば、それで投資とリターンが合うか・合わないだけが判断できればいいと思うんですよね。

井上:そういうことなんですよね。

野呂:あと、最近僕もこだわってよくFacebookに書いたりしてるんですが、仕組みを作れる人は優れた経営者だなと思います。つまり、経営者がいつまでたってもプレイヤーの会社は限界があって。

1,000億円、2,000億円規模の会社を見ていると、とにかく選択をするだけなんだなと思います。その選択と仕組み作りをどうやってやれるか、自販機みたいなオートマチックな会社を作れるかどうかが大事だな。

井上:確かに、仕組みと規模を追えるというのはそういうことですよね。

野呂:ありがとうございます。すいませんね、話が長くて。

些細なコミュニケーションのミスで“死”を招かないために

井上:そろそろ残り3〜4分になってきました。ありがとうございます。本当にすごくおもしろいんですが、実は裏に本質がある話をみなさんも感じていただけたんじゃないかと思います。

野呂:僕は時代劇がすごく好きで、今も『鎌倉殿の13人』を見ているんだけど、ちょっとしたコミュニケーションのミスであったり、相手のことを察しられないがために自分が死に追いやられる人が昔は多かったと思うんですよね。

(時代的に)今は死ぬことはないにしろ、それは1,000年前も今もあまり変わらないことかなと思って『鎌倉殿の13人』を見ているんですが、「こうやると俺は死ぬかな」「下手するとクビになるな」ということは思っていて、常に緊張感はありますね。

井上:なるほどね。その「緊張感」が、野呂さんのメッセージのベースとして1つある。目の前の方々や関わっている人たちや世界に対して、どう喜んでもらえるんだろうとか、どう楽しんでもらえるんだろうかとか、ピュアにそこから考えて動くことに尽きるんだなとお話をうかがっていて思いました。

野呂:ぜひまた飲みに行きましょう。

井上:ぜひ行きましょう。

野呂:マグロがいくらでも気にしない、皿を数えない寿司屋に行きましょう。

井上:ぜひ!(笑)。野呂さん、そしてみなさんも今日はありがとうございました。