2024.11.25
「能動的サイバー防御」時代の幕開け 重要インフラ企業が知るべき法的課題と脅威インテリジェンス活用戦略
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田中研之輔氏(以下、田中):今回のキャリア勉強会もそういう場だと思うんですが、企業の境界を越えてみんなでこれからのキャリアについて考えたり、バウンダリーレスな場だからこそ、すごくイノベーションが起きますね。
キャリア戦略のワークシートはいろいろあるので、ぜひ手に取ってもらえればと思います。例えば、ビジョンワークシート。パーパスとか、あるいはセルフアイデンティティを想定した上で、ビジネス領域とライフ領域でビジョンワークシートを書きましょう。
とはいえ、「書けません」と言う人がいるんですよね。でも、常日頃からやって、ビジョンワークシートを毎回アップデートするようにしたほうがよっぽど良いです。ですので、1年に1回のキャリアデーじゃなくて、1ヶ月に1回のキャリア戦略会議を必ず定例で入れてください。その上で、1週間に1回、それぞれキャリアワークアウトできるようなキャリアワークシートを共有してください。
私も体1つなので、eラーニングも作りました。出光興産さんでは、eラーニングで全社員にプロティアン型のキャリアトレーニングができるようになっています。これがテクノロジーです。
他には「3C分析」。3Cというのは、Company(自社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)。それに対してキャリア戦略も、Self(自己)、Setting(状況)、Society(社会)の「3S」で分析しよう(ということで、フレームワークを構築しました)。
実はみなさんのほうが、こういう分析フレームをもっと持ってると思うんです。ビジネスシーンでも、分析フレームや戦略フレームをいろんなかたちで使ってると思うんですよ。
だけどキャリアのことを考える時だけ、なぜかすごく感情的だし、すごく個人的だし、すごく秘密裏にやるんだよね。誰にも相談しない。これ、ぜんぶおかしいよね? ということが、この本で言いたいことです。
田中:実際にこの本を読んでいただけるとわかるように、恥ずかしいけど、私自身は本の中で公開しています。でも、別にそれは隠すことじゃなくて、みんなが同じ時代を生きてるわけだから、それぞれがより良いキャリアを作っていったほうが世の中ハッピーになるじゃないですか。やりたいことは、もうそれだけなんだよね。
プロティアンとキャリア戦略がエンジンを加速させていくことを、「キャリアオーナーシップ」と言います。組織にキャリアを預けるんじゃなくて、自分のキャリアを自分で持つ人を増やしていくことです。それが、これからの働く未来の鍵を握ってると思っています。
『キャリア戦略』を書いて、7月14日に『Career Workout』、そして今度は、中央経済社からキャリアオーナーシップに関する本を出します。もう編集の方も決まったので、秋口(に発売)かなと思ってますが、がんばって書いてこうと思ってます。
(キャリアオーナシップ推進のために)何をやらなきゃいけないか。本の中にも思いを込めて書いたことでいうと、キャリアコンサルティングという資格を安く売らないでください。つまり、医師や弁護士と同じように国家資格なので、同じように自分たちの職業ブランディングを育てなきゃいけないんですよね。
そのためには、キャリアに関する知識をできるだけ実践的に、できるだけデータドリブンにしていくことです。そうすることによって、経営戦略や人事戦略を紐づけるようなかたちで、キャリアに関連する人たちがいろんな参与ができるようになります。
(スライドに)赤字で書いてる「キャリア開発工程の定量的・定性的データ分析」は、一生懸命企業さんと一緒にやっていることです。(本書を)読んでいただくとわかるように、「キャリアナレッジ」という言葉で構築したんです。ただ、キャリアナレッジだとインパクトがちょっと弱いから、あえてキャリア戦略を表に出しました。
田中:つまり、「経営戦略」「事業戦略」「キャリア戦略」が、これからの三種の神器です。キャリア戦略を考えた上で、キャリアブレーキの特定とか、アクセルを踏みましょう。
これまでの過去分析としてのキャリアを、未来構想へのキャリア戦略へと置き換える。転職や異動とか、点で分析されていたキャリアの点を移行して、さらに言うと資本で考える。ですので、そのための人材戦略が必要です。
プロティアンに1回戻ると、こういったかたちでキャリア資本ポートフォリオが組まれています。私は『プロティアン』という本を連続編で書いてるわけです。
なので、今回『キャリア戦略』を手に取っていただいた方は、『プロティアン』を読んでほしいですし、『プロティアン』から入って『キャリア戦略』を読んだ方は、また次の『Career Workout』を読んでほしい。これはぜんぶ、私の中では有機的に連関させています。
(スライドのように)キャリアポートフォリオというかたちで、こういうふうに蓄積していくといいです。具体的には、キャリアナレッジ分析シートもやります。こんな簡単なことでいいんですよ。でも、これをやってない人が多すぎるんだよね。
キャリアナレッジシートとは何かといったら、これまで蓄積してきたキャリアナレッジシートを、ジョブディスクリプション(職務記述書)だけにしないでください。つまりそれは、組織の中でどういうポジションを何年やってきましたか? というジョブディスクリプションですよね。ただ、今はあんまりジョブディスクリプションって聞かないと思います。
田中:企業さんの中では一生懸命書いてるんだけど、世の中的なトレンドはどこまでいってるかっていうと、進んでいる企業さんでは、先ほどのキャリア資本ポートフォリオとか、個人でいうと個人成長戦略やビジョン(を取り入れています)。
具体例でいうと、例えばカゴメさんや富士通さんでは取り組んでいます。かなりのスピード感で、企業さんは地殻変動に適合してるということです。
私は大学にいるけど、「大学の中だけにいない」というのを強みだと思ってキャリア形成してるんですね。だから、大学の不要な業務はできるだけ減らして、外にいるほうが大学に貢献できる。感覚的にしてるわけじゃなくて、組織への貢献ができると思って、2011年から2021年までそういう動きを明確にしてるんですね。
そして「英語」の項目でいうと、海外へ行かせてもらったから、英語をもっと使わなきゃいけないよね、とか、企業現場でも英語をやったり、本(の執筆)をしたり。これはぜんぶ、自分で設計してやっています。
田中:どういうふうにカリキュラム構成をするか。さっきは「年」でしたが「月」でいうと、大学ぐらいまでだったら、みなさんのカリキュラムを誰かが用意してくれるんですよ。だけど社会人になると、セルフラーニング・カリキュラムを自分で作らなきゃいけない。
公立だと選べないけど、私学の高校へ行った人は自分で科目を選んだと思います。自由度が高い高校であれば、英語、英語、国語、英語でずっと文系(の科目を選ぶ)とか、物理、数2、化学、物理と、理系みたいなこと(科目選択)ができたと思う。
でも、それを我々がビジネスパーソンになってもやってるか? と、みなさん自身にも問いかけてもらいたいんだけど、なかなかできてないと思うんですよ。一生懸命、目の前の業務はしてるんだけど、それを繰り返していくだけだとすると、なかなかキャリア資本は貯まりにくい。
例えばメタバースやNFTとか、もちろんロシアとウクライナ情勢でも、トピックはなんでもいいので、1ヶ月ごとのテーマを決めてなにか新しいことをやっていく。
私も本を書きながら、企業さんとずっとご一緒しています。それが、ここにある8社ですね。もう2年目を迎えますが、もし希望者がいればまたご連絡ください。
参加者層でいうと、CHRO(最高人事責任者)や、経営に近い執行役の方が参加してる状況です。名だたる企業ですよね。この方たちと一緒に、徐々にキャリア戦略のワークシートなんかも浸透させたりしています。
何をやってるかというと、人的資本の最大化をやってます。人的資本の最大化をやるために、こちらのシートもフル公開、今日の私のスライドもみなさんにフルオープンにしています。
田中:やっぱり、みなさんと一緒に届けていきたいんだよね。届けて終わりじゃなくて、今度はみなさんが届ける人として、みなさんのネットワークの中に「こういったことが必要である」と届けていってほしいです。
こんなワークシートになっていて、細々と書けるようになってるんですが、実際にやられてる企業さんも増えてます。まずは可視化させて、戦略をつないで、キャリアオーナーシップ型の人を増やそうとしています。
結論から言うと、増やせるんですね。今、富士通さんでやってるケースでいうと、社員さんは13万人いらっしゃるけど、プロティアン型やキャリアオーナーシップ型と、自律的にキャリアを形成していこうという人たちがどんどん増えてきています。それを、仕組みとして動かしていこうということです。
例えば、私も管理職研修に入りますが、キャリア論の基礎理解は社会人基礎力だと思ってるんですね。だから、キャリアリテラシーが必要だと。
だからキャリアリテラシーとして、管理職の方には「『プロティアン』を読んでください」「『キャリア戦略』でワークシートをやってください」「クランボルツを読んでください」とお伝えしてます。それから、セルフ学習としてeラーニングもあるよと。
1on1をちゃんと活かしてください。そしてその上で、キャリア戦略会議のヒントになるようなフレームを使ってください。こうすることによって、ようやく経営と事業と同じように、経営、事業、キャリアをグロースさせることができます。
田中:(スライド)赤字のキャリア開発工程の数字は、もっと公開していきます。例えば、私が顧問をしてるポジウィルでは「POSIWILL CAREER 診断」というものを作って、受講生とともに診断結果を分析し始めています。
キャリアを数字やデータで語れたりビフォア・アフターのパルスデータで追いかけることによって、これからのキャリア業界においては、健康診断で血液を分析した時のように「○○さん、ちょっと体の状態が悪そうですね。ここを分析しましょう」という処方ができるようになってきます。
コロナを経たこの歴史的転換期の中で、キャリア業界の最先端のほうでは、かなりいろんな取り組みが行われています。その1冊として、手に取ってもらえればなと思います。秀さん、お戻しします。
高橋秀誓氏(以下、高橋):ありがとうございます。みなさん、ついてこられましたでしょうか?(笑)。
田中:(笑)。限られた時間だったので、伝えたいことをと思って。
高橋:「大学の時に田中先生の講義を聞けていたらな」って、本当にいつも思います。ただ、社会人になってからだからこそ響くものがあるなと思ってますし、人材業界にいてかなり感じる部分があったので、今日はお話をお聞きできて幸せだなと思いました。
田中:ありがとうございます。また、ぜひご一緒しましょう。すばらしい場ですので、秀さんはじめ、Twitterもどんどん発信したらいいんだよね。そしたら、悩んでる高校生がそれを偶然に見たり、退職手前で悩んでいる65歳手前の人が読んだりするんですよ。未来を作るという意味で、やっていかないとなとは思いますよね。
高橋:ありがとうございます。みなさまからもぜひ、的を射た質問じゃなくてもぜんぜんいいかなと思っております。
田中:なんでもいいですよ。
高橋:よろしければ。
田中:質問が出るまで私がしゃべるとすると、今日はキャリコンの方もけっこう多いと思うんですよ。キャリコンの方って、しっかりトレーニングされて、知識と実技を経てキャリコンになってるのね。でも、なってからはもったいないじゃないですか。知識をもっと使ってほしいんです。そのためには、みなさん自身もトレーニングし続けて、いろいろご一緒していきたいなと思いますね。
高橋:じゃあ(コメントを)お読みしますね。「企業内キャリコンを研究しておりますが、自分が何をすればよいかわからないキャリコンが多くいます。今日のお話のように、具体的なワークシートがあると資格を取りたての方が動きやすくなると感じます」。
田中:ありがとうございます。キャリアに関して1つおかしなことがあって。ずっと考えてたんだけど、キャリアに関してだけは練習ができないんですよ。なんか不思議だと思いませんか?
例えば、転職も就活も練習ができないんですよ。だから苦労するんだと思ってるんですね。もっとライフキャリアで考えると、離婚の練習も結婚の練習もできないですよ。だから、みんな苦労するんです。
でも、このワークシートをやれば模擬体験はできるんだよね。だから、どんどん練習や経験を重ねていけば、ゲームオーバーになっても何回でもやり直せるから、みんな強くなっていく。
将棋だって囲碁だって、他のスポーツだって、何回も何回も練習試合をやるでしょ? 模試も何回もやるからスコアが上がったりするのに、こと我々の一番大切なキャリアに関しては、「練習ができない」と思ってるだけなんだよね。実際に(現場で)練習しちゃうと、ちょっと角が立つから。だとすると、いろんなワークをして、俯瞰的、客観的にやることは大切かなと思いますね。
高橋:その他、メッセージでもけっこうです。「資格を取ってから活躍できないのはもったいないため、今はキャリコン受験生として、受験生だからこそできることや感じることを強みとして行動しています」ときてますね。
田中:すばらしいと思います。この本にも書いたんですが、キャリコンとしていかに稼いでいくかもちゃんと言語化して、戦略設計したほうがいいと思います。つまり、みなさんのキャリコンとしてのポジションやオリジナリティを、ちゃんと知ってもらうということです。
私が秀さんとご一緒したいと思ったのは、Twitterがすばらしくイケてるんです(笑)。だから「参加したい」と思うんですよ。それって、もうその時点で秀でてるんですよね。でも、それは秀さんしかできないかというと、たぶんみなさんも工夫したらできるはずです。
私の周りにいる例でいうと、写真がうまい、絵にするのがうまい、グラレコがうまいとか。みなさんにはそれぞれの能力があります。
私の場合は絵が下手、そして歌もそんなにダメだとすると、「文章しかねえ」みたいな感じで文章を書くんだよね(笑)。だから、みなさんなりの「これだな」(という強みを伸ばしていく)。その(強みを見つける)コツは、「嫌」と感じないことや、没頭してしまうこと。
例えば、「キャリアに関して思うことを折り紙で折ってみたら、こんな立体の鶴になりました」とかでもいいと思うんですよ。私は鶴を折れないからできないじゃん。その人が(折り鶴を)折れたら、それを写メしてTwitterに上げて、「今日の私のキャリア状態」とかやったりしてもいいと思うんです。
田中:我々はもっとクリエイティブで、もっともっとオリジナリティがあっていいと思うんです。先ほどコメントにも「なんかキャリアって失敗できない」と書いてありましたが、失敗なんかしまくっていいと思ってます。
私もこの前、Business Insiderの記事にロンドン滞在のことを書きましたが、海外に失敗しに行ってるんですよね。なんでかといったら、自分の常識のレンズを外しにいくために、定期的に浄化しに行かなきゃいけないから。
「こんなに電車が来ないの?」「こんなに思うようにスケジュールいかないの?」という小さな失敗をやっぱり重ねないと、レジリエンスは上がらない。「思うようにすべてがいってる」という段階は、キャリア・プラトーに陥りやすいんです。だからこそ、激しく挑戦する必要はなくて。NewsPicksで「SDCs」と書いてたんですが、持続的にキャリアを作っていったらいいと思いますね。
高橋:ありがとうございます。(視聴者コメントで)「『プロティアン』や『キャリア戦略』は概念的にはすごく理解できます。果たして、平成に生きてきた日本の経営者がそれを実践させることはできるのでしょうか?」。
田中:経営者と話すと、基本的にプロティアンな方が多いです。(プロティアンの)ブレーキはどこにあるかというと、中間管理職です。だから今、管理職と一緒に(ワークを)やってます。
変化に適合しない限り事業は存続しないので、経営者はプロティアンなんですよ。常にいろんなピボットを考えるし、常に自分の身の振りを考える。同じ事業で30年、50年やってる人はいないんですよ。ニトリの似鳥(昭雄)さんにしたって、ユニクロの柳井(正)さんも、ソフトバンクの孫(正義)さんも、どんどん新しい挑戦をするでしょ。
田中:別に、彼らみたいなビッグモンスターを取り上げなくても、中小企業の社長さんだって、生き残り戦略を考え続けるわけです。
だとすると、本人たちのキャリアと事業の戦略がすごく近いところにあるので、そもそもプロティアンな方が多いんですよ。でも、どこがブレーキかけちゃってるかっていったら、その人たちがやってきた実績を新しい世代にどうやってつないでいこう? と思っている、ラストワンマイルの鍵を握る管理職の方々なんですよね。
若手世代のキャリア開発支援の時に、「いやいや。組織の言うことだけ聞いてろよ」と言ってたら伸びないし、「じゃあ転職しちゃえばいいじゃん」みたいな投げやりにやっててもダメなわけです。人的資本の最大化に向けて、もっと丁寧に寄り添わなきゃダメなんです。
高橋:(視聴者コメントで)「自分は『キャリコンの資格だけ取ってどうなる?』と疑問に思い始めて離脱したクチです。キャリアの実践者として、もっと別のアプローチがないかと模索中です」。
田中:資格を取っても絶対にマイナスにはならないから、(資格の勉強も)やりながら、こういうコミュニティとかで、キャリアリテラシーに関してのアップデートは、定期的にみんなでし続けたほうがいいと思います。キャリアについてやればやるほど、いろんな理論が出てきます。
今日はお話ししてないですが、最新のキャリア論でいうと、プロティアンの先には「ポストコーポレートキャリア」「カレイドスコープキャリア」の2つがあります。欧米では新しいことをやってるんですよ。だから、そういうのもみんなで考えていってもいいかなと思います。
質問者1:すみません。
田中:どうぞ。
質問者1:本の中で、「目標に向かっていくタイプ」と「目の前のこと(に没頭する)タイプ」の2つがあって、どちらが良いとかではないっていう話があったんですが、自分はけっこう目の前のことに没頭して、好奇心を深掘っていくタイプですが、実際にキャリア戦略を立てなきゃいけないというジレンマがあるというか。大きな目的はあるんですが、見えているのはこの先1年ぐらいのところにあって。
田中:そう。結論から言うと、両立させたほうが一番良いキャリア戦略になるかなと思います。遠くの目標だけ掲げて現状がうまくいかないと、ポキッと折れちゃう人をたくさん見てきました。近くの目の前だけやっちゃうと、遠くのキャリアグロースが見えないから、それはそれで疲弊しちゃう。
中長期でのビジョンと、目の前のキャリアアクションを常にすり合わせながら、らせん的にキャリア形成していかれるといいんじゃないかなと思います。私自身もまだそういう状態なので。一緒にやっていければと思います。
両方を大切にしながら、「今のこのステージでは目の前(のことに集中)だな」「ちょっと中長期の戦略に張ってみよう」というふうに、グラデーションでキャリア形成をしていくとうまくいくという結果が出てます。
質問者1:ありがとうございます。
田中:じゃあ秀さん、私はもう1本(別のイベントに)入りますので、あとはお任せします。またみなさん、Twitterでご一緒しましょう。秀さんありがとね。どうもです。
高橋:はい、ありがとうございました。
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