2020年に読まれた教育に関する記事3位


“ググればわかる正解”を公教育で教える悪循環 最短3年で公立学校を改革するNPO法人の挑戦 

■記事の紹介
他国に比べて自己肯定感が顕著に低いというデータもある、日本の中高生たち。そんな中、学びの場を「新しい自分自身や社会の可能性と出会える場所」に変えるために、最短3年で公立学校を改革すべく活動しているのが、NPO法人青春基地です。代表の石黒和己氏が、社会が目まぐるしく変化する中で、学校で「正解」を教えることの限界に触れながら、日本の教育の課題や学校改革の方法について語りました。

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2020年に読まれた教育に関する記事2位


教育における「みんな同じ」が生んだ大きな問題 教育哲学者が説く、150年ぶりの学校システムの変革

■記事の紹介
気鋭の哲学者・教育者の苫野一徳氏による、日本の教育の転換を提案する講演。「小1プロブレム」とも呼ばれる、落ちこぼれ・吹きこぼれ(落ちこぼれの逆で、高い学力や旺盛な学習意欲をもつ児童・生徒が、通常の学校の授業に物足りなさや疎外感を感じる状態)などの問題は、子どもたちのせいではなく、学校というシステムが生み出したもの、と語ります。

150年間ほとんど変わることのなかった、「みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で、同質性の高い学年学級制の中で、出来合いの問いと答えを勉強するベルトコンベア型のシステム」から抜け出すための方法を紐解きます。

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2020年に読まれた教育関連の記事1位


答えを聞きたがる子、自分で探す子はどこで分かれるか 受験対策の狭間で揺れる、日本の学校教育

■記事の紹介
コロナ禍で突然の休校となり、自宅での子育てや勉強方法に悩みを抱える親世代に向けて、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも出演した、カリスマ数学教師の井本陽久氏が講演を行いました。

本記事では井本氏が、子どもを持つ親御さんからの質問に真摯に答えていきます。子どもが苦手な科目をどう伸ばしていったらいいのか。いわゆる受験対策とは一線を画す、子どもたちが自主的に学ぶ楽しさを育むエピソードを語りました。子育てに悩んでいるとき、子どもにどう接していいかわからない時のアドバイスとなる内容です。

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学校教育も大きな過渡期を迎える中で、子どもたちが自分らしく生きられる場を作るために奮闘する、教育関係者の方々の3つの記事をお届けしました。