CLOSE

ビリー・アイリッシュ Instagramライブ配信 全文書き起こし(全1記事)

2020.04.23

Brand Topics

PR

【全文】ビリー・アイリッシュがコロナ禍で外出・買い占め自粛を呼びかける

提供:ユニバーサルミュージック

世界が注目する若手アーティスト、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)。2020年1月に行なわれた第62回グラミー賞では、史上最年少で年間最優秀レコード・年間最優秀アルバム・年間最優秀楽曲・最優秀新人賞の主要4部門に加え、計5部門を受賞。躍進を遂げる彼女が2020年3月17日、新型コロナウィルスで混乱する世界に向けて、自身のインスタグラムで自粛行動の呼びかけと応援メッセージを贈りました。
ライブ配信動画:https://www.instagram.com/stories/highlights/18132793165020227/

コロナ下の外出は無責任な行動

ビリー・アイリッシュ氏:コロナについて話がしたくて、この動画を撮っているんだ。だって、かなりやばいことになっているから。

みんな何が起こっているかわかっていない状況だし、私も何が起きているのかわからない。誰も状況を把握できていないと思う。みんな怖いと思うし、かなり不安だと思うし、対処法について自分なりの意見もあると思う。

ダラダラと長い話をしたいわけではなくて、手短に言いたいことがあるの。今は緊急事態で、冗談なんか言っている場合じゃない。

実際に感染している人を見たり、コロナの危険を身近に感じることがあまりなくて、今の状況を理解するのが難しいかもしれないけど、これは現実に起こっている非常事態なの。クラブに行ったり、ビーチへ行って、友達と遊びに外へ出歩く若い人たちがいるらしいけど、それって本当に無責任な行動よ。

ウイルス感染は自分だけの問題ではない

理由を説明するね。みんなに説明をするためには、まず最初に私がコロナをどう思っていたかを話すのが一番だと思う。「私は若いから別になってもいいし、まあ、もし死んでもいい」と、思っていた。

こんなこと思うなんて超バカよね。でも、「感染していいや。免疫も高いし、どうせ自分は感染しないだろう」という感じだったの。自分だけの問題じゃないって、わかっていなかった。

「感染しても、どうせ大したことないし」と思うのだろうけど、あなただけの問題じゃないのよ。もし、あなたがコロナになったり、感染している人の近くにいて、無症状でも感染したら、もっと弱い人に広めてしまう恐れがあることを理解してほしい。

だから、外へ出歩くのは無責任すぎる。外へ出ている人は「感染してもいいし」「死ぬ準備はできている」とか思っているのかもしれないけど、自分だけの話じゃないから。

今、いろいろな店で物がなくなっている。家に閉じ込められて、どうしたらいいのか分からなくて怖いよね。そんな人には私がやっているように、子犬たちの里犬になるのがおすすめよ。

この話をしようと思ったのは、世界の半数の人たちは怯えているのに、残りの半数は気にも留めていないから。要するに、パニックになる必要はないけれど、無知な馬鹿にはならないで欲しい。

責任を持って、この状況を我慢して。あなたは感染しても平気と思っているかもしれないけど、両親や祖父母、伯父や叔母、友達にうつす可能性があるのよ。本当にあなただけでは済まない。他の人にうつす可能性があることを知って。

今まで「別に感染してもいいし、どうせ感染しない」と思っていたのが、馬鹿げていることに気付いた。自分の心配じゃなくて、周りの人を気にかけなきゃいけないと気付いた。

「もしかして」に備えた買い占めもやめよう

これも言わせて。パニックにならないで。本当に(物が)不足しているわけではないんだから、買いすぎないで。勝手に、将来起こることを予想して買い占めをしないで。本当に必要な人に行き届かなくなるわ。

あなたが「これも買っておかなきゃ、必要になるかもしれない」と思って行動することによって、すぐに必要としている人は手に入れられなくなってしまうの。あなたが「もしかして」に備えて、買いだめしたせいでね。

私の言っていること、ちゃんとやってる? みんな気づいていると思うんだけど、どの店でもトイレットペーパーも消毒液も売っていないし、食べ物も野菜もほぼ売り切れている。こんなのおかしいでしょ。別に世界が終わるわけじゃないからね。外出を控えなきゃいけないだけよ。なんで、食べ物がなくなるわけ? マジでわかんないんだけど。

とにかく、パニックになるのはわかる。落ち着いて。でも、この事態を真剣に受け止めて。本当に緊急事態なの。亡くなった人もいるし、自分や、家族、周りの人の体調を気にかけて、外出しないなんて簡単でしょ。家にいるのよ。普段、あまり家に帰れないから、私は嬉しい。まあ、気持ちはわかるよ。みんなに真剣にこの事態を受け止めてほしくて動画を撮っているの。

私が言いたいのは、みんな気をつけてね。確かに危険な状態だけど、クレイジーにはならないで。私たちなら乗り越えられる。

いい言葉を見つけたからここでいうね。コロナじゃなくても感染していると思って生活して。自分自身と周りにいる人を大切にして。自分が感染していると思いながらね。人に触ったりしないで。ハイタッチとか、ハグとか。わかるよ、辛いよね。

私はハグとか、スキンシップが好きだから、苦労するだろうな。でも、今は用心に越したことはないからね。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

ユニバーサルミュージック

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 熟練の担当者による手作業で属人化・後継者不在… 年間3.5億個のクッキーを生産するヨックモック工場の業務改革

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!