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結果を出し続けている人が朝やること(全5記事)

目標達成のカギは「80対20の法則」 朝“勝つ”ための習慣が必要な理由

大人の学びに役立つ知識が無料で学べる生放送コミュニティ「Schoo(スクー)」。働き方やテクノロジー、ITスキルといった、最先端のノウハウが身につくオンライン授業を数多く配信しています。そんな「Schoo」で放送されている人気授業の書き起こし企画の第5回は、“朝活の専門家”として一般社団法人「日本女性ビジネスブランディング協会」代表理事の後藤勇人氏が登場。結果を出すための目標設定方法や、「朝」にやることの重要性について語りました。本記事では、毎朝の習慣によって目標を達成する仕組みを詳しく紹介します。

エンドレスに挑戦して目標達成できる「80対20の法則」

後藤勇人氏(以下、後藤):次にやってほしいのが、いちばん大事なことですね。これは、自分の理想の自分を書き出して設定したら、必ず壁に貼って毎日読み上げること。これは、気合いはいらない。気合いは入れなくていいから、毎日必ず自分の理想にコンタクトを取る。

そうすると、その日1日いろんなできごとがある中で、今、情報がすごいじゃないですか。そのいろんな情報の中で、自分が夢を叶えるために必要な情報が自然に目の中に飛び込んでくるようになる。そうすると、自分が理想の自分になるために必要な情報が入手できるので、それに対して行動していけばいいわけですよね。

あと1つポイントがあって、「80対20の法則」っていうのが宇宙にはあるんですね。つまり、10回中2回しか成功しない。

ユニクロの柳井さんは『一勝九敗』っていう本でベストセラーになりましたけど、そう考えると、10回チャレンジする中の、最初の1回目、2回目でうまくいく人もいるんですよ。でも9回目、10回目の人もいる。最初から10回ぐらいトライするつもりでやればいい。

で、もし10回やってうまくいかなかったら、少し軸をぶらして、少しカスタマイズしてやればいい。そういうふうにしていくと、つまり、「成功」か「試行錯誤」かしかなくなるわけですよ。もう「失敗」とか「できない」っていう概念がなくなって、成功か試行錯誤しかなくなってくるから、エンドレスに挑戦できるわけです。そうすると、必ず目標っていうのは達成できる。

つまり、理想の自分を明確にしたら、それを書き出して、できる・できないは関係ない、毎日、朝自分の理想の自分に対してコンタクトを取って、必要な情報を入手する仕組みを、脳のナビゲーションを押す仕組みを作るということなんですね。これが非常に大事なことなんですよね。

下井田春佳氏(以下、下井田):はい。実際に先生も壁に貼ってるんですか?

後藤:貼ってます。僕はもう、ずーっと貼ってますよ。でも、けっこう叶っちゃうんで、叶ったものは消していってるんですよ。

下井田:ははは(笑)。もう、ボンボンボンボンと?

最初の目標が叶ったら進化させていく

後藤:例えばね、いちばん最初……本でいうと、最初は「本を出版する」、次は「ベストセラーを出す」に変わったんですよ。本を出したので。で、ビジネス書のベストセラーってだいたい1万部って言われているので、1万部以上の本を出しているので、台湾とか韓国でも翻訳出版されてまして、次は例えば「10万部のベストセラーを出す」っていうのに変えたりとか、そういうふうに進化させていくわけですね。

下井田:うんうん。

後藤:例えば英語なんかでも、今僕は英会話を練習してますけど、いちばん最初の目標は「英会話を勉強する」だったんですよ。英語で話せるようになる。で、次は「英語ペラペラになる」だったんだけど、今やってるのは、「自分の英会話を最大限進化させる」っていう目標に、今3つ目の目標に動いてきてるわけですよね。

下井田:すごいステップアップですね!

後藤:ステップアップしていくんですね。

下井田:そうやって自分の目標をどんどん塗り替えて?

後藤:目標も、だから叶っちゃうんで、叶っちゃうから、そうすると進化させないとね、すでに叶えられた夢とか登った山は、もう次の山に行きたいじゃないですか。

下井田:うんうん。

後藤:そういう発想ですよね。

下井田:「先生にできないことはないんじゃないですか?」っていうコメントが(笑)。

後藤:いやいや、僕は自分で何か……。でも、人生っていうのは明日は決まってないので。明日っていう現実は、今日何を考えて、どんなことを思考して行動するかなんですよ。で、やり方っていうのも、すでに先人がやってるので、だからできないっていうのは、自分でできない、やらないって、内心、心のどこかで思ってることっていうことなんですよね。

下井田:うんうん。

後藤:だから、ほとんど自分がやりたいなと思ったことは、叶う。これが人生の本質なんですよ。

下井田:うーん。

人生は“100年の映画”

後藤:人生っていうのは、裸で生まれて裸で死ぬんですよね。で、100年という人生の時間があるとしたら、100年の映画みたいなもので。自分が監督で、主演で、脚本も書けるんです。だから、自分の人生っていう映画をどんな映画にしたいか。それは、自分で脚本を書いて、その通り演じればいいんです。

下井田:もう、自分が映画の中にいる人だと思うんですね?

後藤:本当に映画みたい。100年の映画なんですよ、人生は。映画「みたい」じゃなくて、僕は映画だと思ってます。自分が自分の思った通りの人生を演じればいいんですよ。だって、脚本を自分で書けるんですもん。その脚本は、頭の中に妄想したことであったりとかなんですよね。

下井田:うんうん。なるほど、ありがとうございます。生徒44さんが、「僕は登った山の頂上で満足してしまうタイプなんですが、次の山に登るモチベーションって、心がけはありますか?」。

後藤:そしたら、目標を1つ達成したら、次は何か、どんな景色を見てみたいかって思えばいいんですよ。

下井田:うーん。

後藤:僕は、常に新しい自分に会いたいんですよ。だから常にチャレンジするんですけど。あと、もし何かモチベーションが続かないっていう人がいたとしたら、自分に問いかけたらいいんですよね。「俺のMAX、私のMAXってこんなもんかな?」って。まだまだまだMAXじゃないと思ったら、まだまだまだ進化する伸びしろはあるんですよね。もうMAXですか?

下井田:まだまだです。もう、ぜんぜんです(笑)。

後藤:まだまだMAXじゃないんですよ。だから、MAXの自分に出会ってないから。

下井田:死ぬ時にMAXだったって振り返れたらいいですね。

後藤:そうですね、死ぬ時に、達成できないことがあったとしても、挑戦して、それに対して行ったっていうことの事実っていうのが人生では大事ですよね。

やっぱり挑戦し続けるのが人生なので。目標を失ってしまったら、つまらないじゃないですか。唯一人間だけですからね、自分で目標をプランを立てて、それに向かって行けるっていうのは。動物の中でも人間に与えられたあれなので。

夢は具体的でなくてもいい

下井田:そうですね。続いて生徒45さんが質問で、「夢は具体的じゃないとダメですか? 『豊かな暮らし』とかじゃなく」。

後藤:それもいいと思います。ルールはないです。「豊かな暮らし」ってアファメーションしてると、絶対豊かになりますからね。

下井田:そういう、具体的じゃなくても大丈夫なんですね?

後藤:そう、具体的なものでも、具体的じゃないものでもいいです。

下井田:それに続いてなんですが、「理想の自分を言葉にすると、漠然とした表現になります。あまり細かくすると、それ以外の可能性も逃してしまいそうです。夢の設定はどのくらい具体的にするのがおすすめですか?」。

後藤:すごく具体的なものもあれば、アバウトなものもあっていいんです。僕は、例えば「自分は成長し続ける」と。これは具体的じゃないですよね?

下井田:そうですね。

後藤:でも、こういう目標でもいいし、「10万部のベストセラーを出す」という具体的な目標でもいい、これにはルールはないんですよ。で、今もし出てこないっていうことは、まだその段階ではない。今できる目標だけでいいんですよ。

下井田:うんうん。

後藤:時期が来れば必ず明確な目標が出てきますから。

下井田:もう、自分の思う理想の姿を描いていけばいいということなんですね?

「人に共感されるかっこいい夢」にこだわらない

後藤:そうです。あと夢っていうのも、かっこいい夢じゃなくていいんですよ。もう自分の願望でいいんですよね。願望とか欲望のほうが、やっぱりエンジンになるので。なんか「人に話した時に共感されるような夢じゃないと恥ずかしい」とか、そういう発想はいらないですよね。

下井田:はい。

後藤:願望、欲望でいいんですよね。

下井田:なんかどうしても、人に説明するときとかね、かっこいい夢を語りたいとか思ってしまう部分はあるかもしれないですけど、願望とかでいいと?

後藤:僕なんかのセミナーでも、さっきのなりたい自分とかなりたくない自分をやるんですけど、発表はさせないですよ。発表すると、みんな嘘を書くんですよ。

下井田:(笑)。

後藤:だって、「素敵な夢、○○さん!」って言われたくなっちゃうから(笑)。だから、自分の中で、自分との対話は一切見せない。願望、欲望、例えば「お金ほしい」なんて発表できないですよね、なかなか。

下井田:そうですよね、なるほど。わかりました。続いて生徒46さん。「仕事前に朝活のための時間を取られて作られていますか? 先生から学んだ、忙しい朝にやることだけでもいいのでしょうか?」。

後藤:僕は50の習慣を本の中では書いてますけども、どうしても時間がなかった場合には2つだけやってくれって言って、アファメーションとかを入れてるんですよね。だから、アファメーションするのに1分もかからないので、これだけでも大丈夫です。

下井田:なるほど、わかりました。で、この内容に絡むんですが、次回のところがそうなんですよね?

後藤:そうですね。

下井田:後ほど紹介したいと思います。

朝活は「朝“勝つ”ため」の活動

下井田:では、本日のまとめに移りたいと思います。今日の授業を聞いて、あなたが明日から実践してみようと思ったことはなんでしょうか? コメント欄から教えてください。そうですね、こちらですね。明日から実践してみようと思ったことはどれか、みなさんの意見をお聞かせください。

今日はとてもみなさん前向きな、タイムラインがポジティブになっている授業でしたが。

後藤:僕の朝活っていうのは、朝を活用して人生の夢を叶えたり、朝活のカツ、は活動の活じゃなくて、勝ち負けの「勝つ」と、自分の夢をゲットするための朝活ですから。

下井田:あぁ〜、「勝ち」だったんですね?

後藤:朝活は、活動じゃないんですよね。朝を使って、夢の種蒔きをするっていう朝活なんですよね。

下井田:はい、わかりました。では先生からも、コメントをお待ちしている間に、授業のまとめをお願いします。

後藤:はい、そうですね。朝っていうのは、苦手な人もそうじゃない人もいると思うんですけど、起きた時が朝。そして、しっかり自分の人生の理想を達成するための種蒔きの時間だと思って、必ず朝アファメーションをしてもらう。

そして、自分が理想の自分になるために必要な情報を自動で入手する仕組みを作って、あとは行動をどんどんする。その時に、1度や2度じゃなくて、80対20の法則があるから、少しうまくいかなくても、どんどん試行錯誤する。

モチベーションが落ちそうになった時には、自分に問いかけてほしい。「俺ってもうMAXかな?」「私ってMAXかな?」と。「これ以上できないかな?」と思ったら、たぶんまだまだMAXじゃないと思うんですよね。そういうふうにして、それを繰り返し繰り返していくと、どんどん自分の夢や理想が叶っていくということなんですよね。

下井田:はい、ありがとうございます。みなさんたくさんのコメントいただいています。「ありがとうございます。感謝とアファメーションやります。まずおめざメモとアファメーション!」と。

後藤:いいですね。

下井田:「理想の自分と話すことと、ありがとうと感謝すること、ストレッチです」と。

後藤:ああ、いいですね。

感謝で運を見方につける

下井田:生徒47さんが、「今晩から手を合わせて感謝する」と。

後藤:あぁ、すばらしい。これは絶対運がよくなりますよ。

下井田:はい、運も味方につけるのも大事ですよね?

後藤:そうなんですよ。運はよくなるんですよ。

下井田:うんうん、なるほど。そうですね、「朝の妄想と、家族への感謝」。はい。みなさん早いですね(笑)。もっと授業を受けたいというコメントをいただいています。ありがとうございます。そうですね、朝をどんどんこれから活用していきたいと思います。

最後に先生から、著書の紹介があるということなので、お願いします。

後藤:はい、今日は短い時間の中で、朝の夢実現の種蒔きの方法を教えましたけども、実はこちら、『結果を出し続ける人が朝やること』という本を私は出しておりまして、これはある大学の授業でも取り上げられたりしてまして、Yahoo!ニュースにも何度も取り上げられた、非常に内容が濃いもので。

もし、もっともっと深く朝活を知りたい、朝やるべきことを知りたいっていう人は、こちらの本を読んでいただいて、もっともっと朝の達人になる、「朝を制する者は人生を制する」っていうことがありますので、ぜひ人生を制する朝活を学んでいただきたいと思います。

下井田:はい。ぜひこちらの本を読んで、朝の達人になっていただきたいと思います。最後に、次回授業のお知らせです。次回は、3月22日の同じく20時からですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。この授業ではどういったことを学ぶんでしょうか?

後藤:次回は、仕事で効率よく結果を出す朝のワークと、運がよくなるワーク。仕事がうまくいくワーク、運がよくなるワークっていうのを2本立てでお伝えしたいと思います。

下井田:はい、質問でも来ていましたからね。仕事の部分と、運を味方につけるっていう。

後藤:そうですね。

下井田:はい、さらに朝の達人になれるということで、次回の授業も楽しみにしていてください。では、以上で本日の授業は終了といたします。今回お越しいただきました先生は、ブランディングプロデューサーの後藤勇人先生でした。先生、ありがとうございました。

後藤:はい、どうもありがとうございます。

下井田:受講生のみなさんも、最後まで受講ありがとうございました。この後も、引き続きSchooで一緒に学んでいきましょう。それではみなさん、さようなら。

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