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シークレットセッション「『手間』から『手軽』に 新サービスの発表」(全1記事)

2020.03.03

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ビジネスチャットで出張手配をカンタンに 新サービス「LINE WORKS トラベル」の全貌

提供:ワークスモバイルジャパン株式会社

LINEの使いやすさはそのままに「仕事で仲間と使えるLINE」として、働くユーザーの間で拡大中のLINE WORKS。LINEを使ったことがあれば導入教育が不要であり、仕事ではじめてチャットを利用したい層に最適なツールとして注目されています。そのユーザーカンファレンス「2020 LINE WORKS DAY」が2020年1月30日(木)に渋谷ヒカリエホールにて開催されました。プロダクトセッションでは、ワークスモバイルジャパン株式会社 マーケティング本部長 増田隆一氏が登壇し、出張にまつわる新たなサービスの概要を明かしました。

出張手配がラクになる新サービス「LINE WORKS トラベル」

増田隆一氏:ワークスモバイルジャパン、マーケティングの増田です。今日は「出張」にまつわる新サービスの発表ということで、こんなスタイルで出てまいりました。

出張慣れしている人も大勢いるかと思いますけれども、まずは出張にまつわる課題からご紹介したいと思います。

出張者本人から見れば、出張するために必要な手配・手続きの手間がみなさんにとって課題なのではないかと思います。出張を管理する側からすれば、例えば出張コストは妥当か、この出張は適切なのかといった確認をする手間がかかります。でもこれ、なぜ手間だと感じるのでしょうか。

「出張は旅行ではない」というのが、一つの答えかなと思います。出張も旅先に出てしまえば、旅行と基本的には変わらないです。移動、宿泊、それから、そこでの食事等ですね。出張と旅との差はその部分においてはありません。やはりみなさんの会社にもあると思うんですが、出張規定というものが存在していまして。自分の裁量ではなく、その規定に沿ったかたちでいろいろな手配をしなければいけない。ここがなかなかの手間ではないかな、と思うわけです。

そして旅と大きく異なるのが、出張後の話ですね。経費精算とか、そういったものになります。我々はこの手間を、LINE WORKSとチャットボットのテクノロジーを使って、解決を試みることにいたしました。

「LINE WORKSから出張をカンタンに」ということで、お届けいたします。「LINE WORKS トラベル」です。先ほど社長の石黒から、LINE WORKSのプロダクトコンセプトの話がありました。メッセージ、モバイル、イージー。このプロダクトコンセプトに基づいたカタチで、出張を楽しめるようにしていきたいと思って、私たちからこのサービスを発表させていただきます。

宿泊交通予約から出張の経費精算までチャットで完結

出張というのは、出張前、出張中、出張後の3つのフェーズに分かれます。LINE WORKS トラベルがとくに役立つのは出張前と出張後になるんですけれども、例えば出張前ですね。出張前に限っては、やっぱりさまざまな予約・手配が必要になりますし、出張後は旅先で使ったお金の経費精算や、どういう出張だったのかという出張報告などがあるかと思います。

まず、出張前です。宿泊・交通の予約は、LINE WORKSのトークの画面で行えるようになります。手配できる交通手段は出張によく使われるもの、新幹線とか飛行機とかですね。こういった予約がLINE WORKSからトークで手軽にできるようになります。

それから、出張後。ここはLINE WORKS トラベルを使って手配した分の経費精算を、自動的に会社の経費精算システムに流すこともできますし、出張報告は、代表的なSFAと連携させることによって、トークの中から出張報告できるようになると。このような世界を考えております。

具体的にどんな動きなのかというところを、ちょっとお見せしたいと思います。まず、LINE WORKSの画面からチャットボットを呼び出します。トーク画面の左側がLINE WORKS トラベルのチャットボットで、右側が出張者だと思って見ていただければと思います。

まず、チャットボットを呼び出しました。これは「新幹線でこれから大阪に出張します」という出張を手配しているときのトークのログなんですけれども。「のぞみ」の手配をしています。こうして予約できる選択肢をタップしながらチャットボットとやり取りしていくと、新幹線のチケットを取ることができます。

さらに、大阪のホテルの手配なども、ホテルの画面を見ながら選んでいけばいい。こうやってトークから予約の手配ができるのが、このLINE WORKS トラベルになります。

丁寧なガイドもちゃんとあって、「キャンセルには〇パーセントの手数料が発生します」とか。「新幹線の手配が終わりました」という確認のトークが流れてきます。なんと出張精算の期日まで、指示が来るんです(笑)。

海外出張先でのレストラン予約やWiFiレンタルにも対応

他にも飛行機の手配もトークで行えるシーンです。航空会社を選ぶと、「取れるフライトはこの便ですよ」というご案内が出てきます。あとはタップだけで手配ができます。

飛行機の場合は、予約手配の確認書がEメールで送られてきますが、搭乗手続きに必要なQRコード、2次元バーコードなどもトークで手に入れられるので、空港に向かいながら手配を依頼して、そのまま空港で保安検査を通過して出発! ということもできるようになります。

このLINE WORKS トラベルですけれども、真価を発揮するのは海外出張だと思っています。「海外出張にも新しい体験を」というコンセプトで、国内出張よりもある意味手間の多い海外出張も細かくケアしていますので、ご紹介したいと思います。

年がら年中世界を飛び回っている方なら、海外出張も慣れていらっしゃると思うんですけれども。やはり「たまに行く」という方は、国内出張よりも不安も多いし手間も多い、ということは共感いただけるかなと思います。

例えば、海外出張における出張前においては、行った先でインターネットが使えるようにWiFiのレンタルであるとか、保険加入などを気にされる方もいるんじゃないでしょうか。

出張中、とくにあまり行ったことのない地域で……例えば年がら年中同じ地域に出張されている方は、当然現地のレストランなどもよくご存知かなと思うんですが、初めて行った街でレストランを探すのって、けっこう大変だと思うんですよね。こういったレストラン予約の機能なども、海外出張のメニューには用意してあります。

一つずつご紹介しましょう。例えば、WiFiレンタルを個別で手配するのは何気に面倒だったりします。LINE WORKS トラベルは、チケットなどと一緒に、WiFiレンタルも予約することができます。こちらは実はグローバルWiFiさんにご協力いただきまして、世界200ヶ国以上の地域で使えるWiFiレンタルが手配できます。

詳細はまだお話ができないんですけれども、一部の地域ではデータ無制限のプランがワンコインで利用できるような、お得な契約も今進めているところです。

突然の帰国や予約変更にかかる費用も保険でカバー

そして保険ですね。出張時に安心な保険がどんなものなのかと考えたとき、だいたいこのような部分かなと思います。もちろん現地でのケガなどもあるんですけれども……。

会議出張で一番やっかいなのは、突然に繰り上げで帰国しなければいけなくなったり、予定していなかった場所に突然に移動しなければいけないときに、もともと予約していたものを変更しなければいけないときです。このときに発生する費用も、この補償の中でカバーできることを想定しています。こちらは損保ジャパン日本興亜様にご協力いただきまして、こういったメニューをLINE WORKS トラベルの手配に付属するかたちでの提供を予定しています。

さらに先ほど頭出しをした「土地勘のない地域でレストランを予約するのはけっこう大変だよね」という話なんですが、この苦労は私にも経験があります。いろいろな海外レストランのアプリもあると思うんですけれども、評価の基準で「星4つ」とあっても「4つ」の意味がよくわからない、とか。

星の数ではわからない部分では、我々日本人の味覚と合わないレストランもあったりしますよね。みなさんもご経験があるんじゃないかと思うんですが(笑)。星の数を頼りに実際に行ってみても、当たり外れも多い世界なのではないかな、と思います。

レストラン予約に関しても、もちろんLINE WORKS トラベルのトークの中から予約ができるんですけれども、この部分はたびらくさんにご協力いただきました。世界35都市の中で長期日本人駐在者の方が厳選したお店、つまり現地で日本人が日本人におすすめできるお店は「ここです」と教えてくれるサービスになっています。選択肢の中から「よし、この店にしよう」と、安心して予約手配ができる内容になっています。

例えば、仕事で海外に行って、空港に着いて上司から「(現地の)夜のレストランを予約しておいて!」と頼まれて、「自分は初めて来た場所なのに、どの店を予約したらいいかわからない」というようなときに、すごく頼もしい味方になるんじゃないかな、と思っています。

異なる言語同士でもリアルタイムでトークできる翻訳機能

実は昨年末から私たちの兄弟会社のLINE社にて、LINE WORKS トラベルを使った出張手配のテストを開始しています。すでにいろいろなフィードバックをいただいております。その中から今日は3つほどご紹介したいと思います。

まず1つ目。トークを使った出張手配なので、LINE WORKSの翻訳機能がそのまま使える。「外国籍の社員も安心して使えそうだ」というコメントをいただいています。LINE WORKSを使われている方はご存知なんですけれども、たぶん今日は使われてない方もたくさんいらっしゃっていると思いますので、ちょっとご紹介すると……。

LINE WORKSはトークの中に翻訳機能が付いています。例えば、私が日本語でトークを送ると、すぐ直下に英語の翻訳のテキストが流れて、英語がネイティブな人が返すと日本語の翻訳が出てくる、みたいな。つまり言語の異なる人とのコミュニケーションがリアルタイムにできる機能があります。

最近はグローバルな職場が増えていると思いますので、ネイティブの言語が違っていても出張の手配がしやすい、こんなところにも評価をいただいております。

最近は、メールや電話でのやりとりがどんどん億劫になってきている気がするんですが、やはり「トークで全手配を完了できるのは非常に便利だ」という声をいただいています。とくに夕方すぎてから急に出張に行くことになったり、海外で時差がある中で何か変更が発生したときも、トークだと非常に簡潔で便利です、という声をいただいています。

それから「宿泊先などの写真が表示されるのでパッと見でわかりやすい」とか。スタンプが使えるので「ちょっと温かみがあってうれしいね」などのコメントを頂戴しています。

このほか参考までに、LINEさんの場合は海外出張といってもアジア地域への出張がすごく多いと聞いています。過去と比較すると、LINE WORKS トラベルに変更したことによって、コストが前年よりも20パーセントぐらい下がる可能性が出てきているということで。どうやら出張コストの削減にも貢献できそうだ、と私たちも期待しているところでございます。

2020年の梅雨時期からベータテストを実施予定

このLINE WORKS トラベルはいつから使えるんだろう、というお話をします。今日は一番左にあるLINE WORKS DAYの日ですけれども、まず「梅雨」ぐらいの時期に、一部のユーザー様向けにベータテストを実施したいなと思っています。そしてベータテストが終わって、「泳げる頃」には、有料プランをご利用の方々に向けてLINE WORKS トラベルを提供、という予定で考えております。

無料プランをお使いの方には......そうですね……なんとか「紅葉が終わる」ぐらいまでの間になんとか提供できたらいいなと考えて、鋭意開発を進めている状況です。

このベータテストですけれども、今日ご来場いただいているみなさんに、後日メールでこのイベントのアンケートをご案内します。アンケートにお答えいただく中で「ベータテストに参加したいですか?」という設問があります。そこでご希望の方はチェックを入れてお申し込みください。

大勢いらっしゃったときに全員が参加するのはたぶん難しいと思うので、抽選の可能性が高いですが……。いち早くLINE WORKS トラベルを試してみたいという方は、ぜひアンケートにご協力ください。

今日の発表で触れていない点があります。サービス料金です。サービス料金は正式にサービスを開始するタイミングで、しっかりお伝えします。今おおよその金額感はもちろんあるんですけれども、我々もできるだけ安く提供したいと思っていますので。もうちょっとお待ちいただければと思います。

そして、これは私物のスーツケースなんですけどこのスーツケースに付いてるトラベルタグは、今日ご来場いただいているみなさんのおみやげの中に入っています。まだまだセッションは続きますが、最後お帰りの際にお渡しする予定でおりますので、必ずお受け取りいただき、LINE WORKS トラベルを楽しみにしていただければ幸いです。

LINE WORKS トラベル、いかがでしょうか。新しい出張体験ができるんじゃないかな、出張が楽しくなればいいな、と私たちも思っています。みなさんに少しでも早くご利用いただけるように開発進めてまいりますので、楽しみにお待ちください。

私のセッションはここまでになります。このあとは連携ソリューションについて、法人営業部の執行役員、福山にバトンタッチしたいと思います。引き続き今日はLINE WORKS DAY、最後までお楽しみください。今後ともLINE WORKSをよろしくお願いいたします。以上となります、ありがとうございました。

(会場拍手)

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