多言語チャットボット「Bebot」を展開するBespoke代表の綱川明美氏
河上純二氏(以下、河上):今日のゲストは、Bespoke(ビースポーク)のInc.Founder&CEO綱川明美さんです。はい、どうぞ。
(会場拍手)
綱川明美氏(以下、綱川):お邪魔します。
河上:ははは(笑)。そういうトーンで入ってきたんだね。今日はおしとやかな感じ? なんだそれは(笑)。
(一同笑)
バチェラーを見てないって言ってたもんね。
綱川:見てないです。
河上:なんだ、そうか。バチェラーって見て、おもしろいから。
綱川:CMだけ見たことがある(笑)。
磯村尚美氏(以下、磯村):あはは(笑)。一緒だ。
河上:お互い様か。
磯村:男性のほうが人気あるって彼女言ってたよ。
河上:そう。じゃあとりあえず乾杯しましょうか。
綱川:飲んじゃいましたが(笑)。
河上:いいよ、ぜんぜん。はい乾杯。
磯村:乾杯。静かだよね。一人いないと静かですね。
河上:及川がいないからね。
磯村:ね。
河上:どう、ご無沙汰だけれどもお元気?
綱川:久しぶり。3ヶ月、4ヶ月ぶりくらいですね。
河上:ああ、そうだね。だって、ちょうど昨日、日本に帰ってきたんでしょ?
綱川:そうなんです。昨日帰ってきたばっかり。ヨーロッパ1ヶ月ぐらいか、布教活動に行ってきました(笑)。
河上:お仕事だからね。新布教活動ね、「Bebot」の?
磯村:布教活動!?
綱川:はい。
ダウンロード不要で年間1,000万人が利用するAIチャットボット
河上:あー、そうなんだ。じゃあ、この動画を見ている人の中で、Bespokeという会社やBebotというサービスを知らない人もいるからね。どういうサービスなのかを、まず社長の綱川さんから話してもらおうかなと。
綱川:バッチリです。
河上:バッチリ。じゃあいこう。
綱川:今、外国人の方が(日本に)たくさん来てると思うんですけれども、外国人の方に多言語対応しなきゃいけないじゃないですか。なかなかどこもやっぱり人材不足でお悩みなので、それを代わりにスマートフォンを使って、チャットのサービスで自動で多言語で返信するサービスをやっています。
具体的には、ホテル、観光、自治体、その他交通機関なんかで、例えばwi-fiに接続をすると。そうすると勝手にスマートフォンでチャットのページがピコンって上がってきて「何かお手伝いできることありませんか」と。
河上:おお、いいね。
磯村:えー、Wi-Fiにつながるだけで上がってくるの?
綱川:そうなんです。
磯村:じゃぁアプリがいらないってこと。
綱川:そうなんです、ダウンロード不要で、年間でいうと1,000万人以上今使っている……。
河上:すごいじゃない。
綱川:この間、台風があったじゃないですか。台風15号の時も、成田空港で大量に怒りのメッセージとかお困りの声が届いていて。そういうものにスタッフに代わって、返信をしていくといったサービスになります。
コンサルティングや金融の仕事を経て起業
河上:なるほどね、がんばってるよね。サービスリリースから、もう何年になる?
綱川:もうすぐ4年経ちますね。
河上:4年になった。
綱川:今日で、4期目終了。
磯村:おめでとうございます!
河上:素晴らしい。
(一同拍手)
磯村:歌って。4周年記念。
河上:なにをよ。そういうの恥ずかしい。
綱川:歌ってくれるの!?
磯村:笑、ダメなの?(笑)。
河上:4周年になった。すごいね。
綱川:会ったとき、まだね、1年目の……。
河上:そうだよ。
綱川:まだちゃんとなにもやってないとき。
河上:始まったばっかりだよ。
綱川:はい。
磯村:すごいですよね、もともとは何をされていらっしゃったんですか?
綱川:もともとは、サラリーマン?(笑)。
磯村:サラリーマンから、そんな。
綱川:あそっか、普段か(笑)。普段だ、やり直し(笑)。
河上:サラリーマンじゃない、キャリアウーマンだからね。
綱川:やり直します(笑)。もともとは資産運用の会社で働いていました。Daisyっていうところで、計算したりしていたんですけれども、その前がコンサルで、その前が外資系の投資銀行で日本株をやっていたんですけれども。なので、ぜんぜん違う金融系の仕事をしていたんですけれども、(自分が)あったらいいなと思ったサービスがなかったので。
河上:そうだよね。
綱川:自分で作ることに。
磯村:すごくない(笑)。
綱川:(起業)しました(笑)。
知り合いのいない土地で、ガイドブックに載っていないお店に行くには?
河上:そもそもそのちゃんと聞いたことはないんだけど、このサービスを始めるきっかけだったりとか、どうやってサービスリリースまで持っていったのか、その当時の話をちゃんと聞いたことないんだけど、どういう流れからこういうサービスを始めることになっていったの?
綱川:一番初めは夏休みにお出かけした先で、いつもどおり不便な思いをして、地元の人がいたら教えてくれるようなお店とか、体験って、やっぱり(知り合いが)誰もいないと難しいじゃないですか。
河上:ツアーのようなものではなくて、“知る人ぞ知る”みたいなものでしょう。