2024.11.26
セキュリティ担当者への「現状把握」と「積極的諦め」のススメ “サイバーリスク=経営リスク”の時代の処方箋
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河上純二氏(以下、河上):せっかくだから重松さんの個人的なところも聞きたいんだけど。忙しいと思うけどさ、最近ハマってるプライベートなことってあるの?
重松大輔氏(以下、重松):ハマってること……何だろう?
河上:最近のマイ……何て言うの? マイトピックス?
重松:子育てで精一杯なんで。
河上:今?
重松:うん。
磯村尚美氏(以下、磯村):今お子さんはいくつなんですか?
重松:子どもは今、小3と年長、年少なんですよ。
磯村:3人!
重松:土日とかは子どもの習い事の送り迎えとかで大変なんですよ。
河上:家族で自然に行ったりはするの? 川行ったり。
重松:そういうのはありますね。
河上:好きそうだもんね。そういうの。
重松:あんまそうでもないんですよ。
河上:え、違うの?
重松:僕はシティボーイなんで(笑)。すみません(笑)。
河上:アーバンの夜景の中で(笑)。
重松:都会の。酒飲むのが。バーベキューくらいはやるけど。
河上:ちょっとピッチ遅いからグイグイ。
磯村:今止まってるなと思って。
河上:スポーツとかそういうのは?
重松:僕ラグビーすごく好きで。昔やってたのもあって。
及川真一朗氏(以下、及川):あ、そうなんですか!
重松:子どもが最近ラグビーにハマっちゃって。年長の息子なんですけど。
河上:よかったじゃない!
重松:ひたすらマニアックな試合とかをYouTubeで観たりとか。凝り性なんでずっと観てるんですよ。
及川:へ~!
重松:「こんな試合まで追っかけてんの!?」みたいな。
河上:でも、まさにワールドカップくるじゃない。
重松:あ、そうそうそう。楽しみですよね。
河上:めちゃめちゃテンション上がってるでしょ? だって日本で初めてでしょ? あんなの。
重松:もちろん、もちろん。昔では考えられなかったです。
河上:すごいよね。
重松:(コメントを見て)あ、なんか「習い事の送迎もシェアしたい」だって。本当に習い事の送迎って、今日もちょっとうちのメンバーと話していて、あれがもっと簡単になればもっといいね。やっぱり共働きだと、平日の習い事のオプションが限られちゃうんですよ。あれはなんとかならないかな、みたいな。
河上:習い事の送迎代行みたいなサービスってないの?
重松:あ、あります。あります。
河上:あるはあるんだ。
重松:あるはありますね。ただ、もっといろんなプレーヤーが出てきたりしないと。
河上:駅に向かってる最中にさ、自転車でお母さんが2人乗せながら幼稚園まで一生懸命運んでる姿とか見るじゃん。お父さんが2人連れながらすげぇ運んでるところとか見るじゃない。
及川:そうそう(笑)。
河上:本当大変だろうなと思ってさ。
磯村:(及川氏を指して)いや、今ナウだから。2人目できて超大変みたいな。
重松:あ、おめでとうございます!
及川:いやいや。まだ0歳だからね。
重松:「ラグビーのマニアックな試合って何?」って。
及川:何ですか? これ(笑)。マニアックな試合って。
重松:アルゼンチン対フランスとか。けっこう細かいところ観てて。
河上:わかんないから(笑)。
重松:しかも朝6時半くらいからずっと観てて。
河上:素朴な質問していい?
重松:はい。
河上:ダイジェストが最近ニュースに流れるんだけど、五郎丸さんって出てないみたいなんだけど……あの方はどうしたの?
重松:五郎丸氏はあれですね。2015年のワールドカップで……
河上:最後だったの!?
重松:わりと燃え尽きて(笑)。
河上:そうだったの! ピーク?
重松:まだもうちょっとできたはずなんですけど。やっぱりあまりにもエディ・ジョーンズが厳しくて。あれで燃え尽きた人がけっこう多いんですよ。
河上:そういうことなんだ。なるほどね。今キッカー違ってたから。
重松:そうそう。あとチームの構成とメンバーの構成的にもちょっと今のスタイルには若干合わないかなみたいな。
河上:なるほどね(笑)。今度の初の日本のワールカップはどう見てるの? すごく盛り上がりそうだけどさ。一生懸命PRもやってるし。おれもだんだん興味持ってきたの、最近。
重松:お、きたきた。行きましょうよ。
河上:おもしろそうだなって思ってきてる。
重松:おもしろいと思って。日本が……
河上:でもルールがまだわかんないの。いまいち。
重松:あ、なるほど。たまにラグビーやってる人とかでもわかんないときあるので。何の反則だろ!? みたいな
河上:そうなの?
重松:あるある。何の反則だろう? みたいな。
及川:おもしろい(笑)。
重松:基本的にはプレーを妨げるような反則、相手側に倒れこんでボールを離さないとか。スムーズに、それを妨げるようなことをすると取られるみたいな。あと危険なプレーとか。
河上:なるほどね。
重松:そこは最近厳しくなってる。
河上:ぜんぜんわかんないよね。
及川:全部危険そうに見えますもん(笑)。
河上:怖いよね。
重松:冷静に考えると本当に危険ですよね。最近みんな体がばかでかくなってるので。
磯村:あ~確かに。
重松:フォワードの平均とかだと今日本でも110キロくらいあって。ほかの国だと120キロ近いんですよ。2メートルとか当たり前なんで。
及川:え~そうなんですか。
重松:そうするとグラウンドが狭いみたいな。エディ・ジョーンズが最近、グラウンドもうちょっと広くしないとおもしろくなくなるみたいな。
河上:ふ~ん。
重松:普通に昔は回して取れたのが、でかいから。みんな。
磯村:体積が。
重松:怪我も多いんですよ。本当に。危ないですよね。
磯村:力技ですよね~。
重松:ルール変えて広くしたほうがいいんじゃないかみたいな。
河上:あと重松さんのスポーツといえば相撲だよね。
重松:そうそう、相撲なんですよ。
及川:相撲?
河上:とにかく相撲のつぶやきが多い。
重松:御嶽海。出羽海部屋の。僕のメンターに不動産会社のオーナーの方がいて、その方が出羽海部屋のタニマチをやってて。
河上:重松さんのタイムラインは昔からよく断髪式だったりとか。けっこう感慨深いものが流れてきて。相撲に対してはね。そんな深掘りしないけど、けっこう相撲もいろいろあったじゃない?
重松:そうですね。本当ですよ。
河上:ゴシップ的な話もあったし、力士側も日本人にとってさみしい番付だったりとかっていう話題もあるし。
重松:相撲はおもしろいですよ。
河上:今重松さん的にはどんな気持ちで観てるの?
重松:相撲はそろそろ世代交代が今進んできていて。白鵬はまだ力があるっちゃあるんですけど、もうけっこう何場所か休んでるし。
河上:稀勢の里も心配じゃない?
重松:あ、稀勢の里はもうきつそうですね。
河上:ちょっとね~。
重松:怪我がやっぱりね。だいたいみんな怪我で。膝とか。体重重いから。
河上:使命感で出てくるけどさ。ちょっとね。
重松:先場所、今場所観てるとやっぱきついですよね。
河上:言葉かけにくいくらいさ。
重松:最後の優勝したあれで無理して投げ打ってね。それでやっちゃったじゃない。切ないですよね、あの優勝と引き換えに。昔の貴乃花の怪我で「感動した!」みたいなのあったじゃないですか。あれに近いものを感じますね。
河上:なるほどね。去年、去年じゃないか。今年になるのか。今年は親方系の一件でいろいろ15時のワイドショー的なところを席巻してたことも相まってさ。
重松:親方ねぇ。平成の大横綱。
河上:俺はなんか、素人的にはだよ、これから革命に向かう唯一の戦士を失ったことによる……何て言うのかな。これからまたずっと変わっていかなさそうだなっていう印象派の人なんだけど。
重松:難しいですよね。本当に相撲取りだけでやってるじゃないですか。
河上:そうだよね。
重松:本来外部の人が、マネジメントと執行は……経営と執行は分けるべきで。
河上:そうだよね。
重松:そういう当たり前のことがない。財団法人。そうそう。あれ、何だっけ? 公益法人でしたっけ。
河上:公益社団法人だね。
重松:あれは本当、何だろう、日本のダメなものがけっこうてんこ盛りで入ってるような(笑)。
河上:ニュースのときの会議室の理事会の風景がさ、これは堅すぎでしょうみたいな(笑)。決まってるよね、これもうみたいなトーンなんだけどさ(笑)。
重松:執行は執行でね、プロに任せるべきですよね。
河上:そうだよね。
重松:プレーヤーがそこまでやってる団体……まだ日本にはあるか。けっこう海外とかは全部違うじゃないですか。それこそオーストリア代表の、ラグビーのオーストリアのナショナルチームのCEOをニュージーランド出身の女性がやってるんですよ。
河上:へ~!
重松:完全にプロ。プロ契約なんで。そうしていかないと変わっていかないというか、客観的に見られなくなる感じ。
河上:なるほどね。10年前くらいのときのさ、俺も生でテレビ中継見てガッツポーズしてたような熱狂感みたいなのがね。若貴の時代だったりとか、あったけど。最近はすごくそういう話題じゃないほうで前に出ちゃってるからなんか……。
重松:いろいろ脇が甘いというかね。
河上:少しね。空気感が残念な感じ。
重松:メディアもそういうことばっか取り上げちゃうから。
河上:そうだよね。
重松:あといい感じにボロが出るんですよね。
河上:いいタイミングでいい感じで誰かがまたポシャるからさ。
重松:確かに古いんですよ。
河上:ずっと続いてるよね。誰かがポシャっていくのがね。
重松:そういうもの、みたいになっちゃうともったいないですからね。かなりいろんなスポーツがそうじゃなくなってるのに。
河上:そうだよね。
重松:まあ、本当おもしろいです。もともとスポーツビジネスとかそういうので起業したいなと思ってたので。
及川:あ、そうなんですか。へ~。
河上:俺、今ちょっとお手伝い先のベンチャーの中に、自由視点映像の企業があってさ。
重松:あ、おもしろいですね。
河上:動画をそのままスマホ上でクルクル回しながら、好きな角度から見れるっていうテクノロジーの会社のお手伝いに入ってるからさ。相撲なんかはまさに、会場を囲い込むにはバレット撮影でちょうどいい大きさだし。
決まり手だったり指し手の話とか、けっこう熱く語ることを考えると、相撲とかにすごく向いていて。すごく注目しながら、そういう視点でここ最近は見てたからさ。
ただ、なかなか体質的なものもあるだろうから。なにか新しいものを……。相撲協会の側にいてIT系のアドバイスをやっていた友人が1人いたから、ブログを選手に始めさせるのもすげぇ大変だったんですと、アメーバブログを。
重松:ちなみにアメーバブログの芸能人第1号ブロガーは僕が仕掛けたんです。普天王っていう。今の稲川親方。親方になってます。
河上:あ、本当!
重松:彼がまだ当時十両だったかな。良いときは小結まで上がって、朝青龍とか倒したりもしてて。彼のブログがけっこうおもしろかったんですよ。あれがきっかけになって芸能人ブログが話題になって。1万人の一番最初は彼です。
及川:へ~!
重松:思い出した。今。
河上:でもそのへんからさ、ニコニコ超会議に力士が出てきたり、最近だとAbemaTVとかで相撲中継やっていくようになった。本当最初はこのへんがきっかけだっていう話を聞いてさ。
重松:実はそう。
河上:ちょっとずつ緩くなってきてるから。
重松:AbemaTVの相撲は最高ですね。
河上:最高?
重松:生でも見れるし。仕事しながら見れるし。
及川:まあそうですよね。
重松:見てるんですけど(笑)。御嶽海をちょっと見てるんですよ。相撲はすぐ終わるので。取り組み自体は。
及川:あ、そうですよね。確かに。
河上:そういう意味では、今年はいろんなプロリーグが立ち上がってきたじゃない。バスケが始まり、今度は卓球が来てさ。
重松:いいっすね。
河上:今度はMが来るじゃん、麻雀が。みたいなので。
重松:はいはい。いいっすね。
河上:そういう意味ではスポーツ業界が協会作るみたいなことになると、すごく楽しみだよね。
重松:今人手不足ですけど、AIとかロボットもね。あと、働き方改革で早く帰れるようになるじゃないですか。そうするとたぶん、人はやることがなくなるので、スポーツ見たりとかね。エンタメ系は間違いなく伸びますよね。
河上:実はそれ以外にも、Xも来る可能性があるんだよね。Xスポーツね。
重松:はいはい。
河上:今度のオリンピックではスケートボード、BMX、サーフィンが一気に。アーバンスポーツ領域もわりかし。
重松:確かに。
河上:最近手をつけてる人はそんなにいないんだけど、これから来る。俺の一陣も、今実は一生懸命に、好きだからやっててさ。
重松:あ、X系やってるんですか。
河上:でも、彼らに対してやっといろんなところから注目が集まるようになって、もちろん資金の話もそうだし、いろんな話が動いているような時代ということもあって。そこもちょっとおもしろいなと。
重松:X系はけっこう稼げるじゃないですか。スノーボーダーとかね。
河上:そうだよね。1人ひとりがキャストっていうかさ、わりかしキャラクターが立ってるメンバーたちだから。売り方によってはさ、プロダクション的な感覚で言うと商品としてはすごく個性的なメンバーの集まりだから。ちゃんと磨いて、協会的なオーガナイザーがいればいいPRできると思うよね。
重松:いいスポンサーも付くし。
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