3段階で捉える時代変化
仲山進也氏(以下、仲山):(Facebookの)メッセンジャーで打ち合わせしていて送られてくる、村山さんからのお題がすごい(難易度が高い)ですよね(笑)。
横石崇氏(以下、横石):まずはこの「仕事のモチベーション、チームワーク、自分らしさ」の3つについてお話をしていきましょう。順番に上からお話をしていったほうがいいですかね?
仲山:まずは、村山さんから出題意図を聞いてみましょうか。
村山昇氏(以下、村山):今日いらっしゃっているみなさんにとって身近な話題かなというところです。
仲山:最初のお題は、「昭和を1.0、平成を2.0、令和を3.0としてフレームワークをお互いに考えて出し合うというのはどうですか?」というものでした。
村山:今日の話は時代の変化を3段階に分けて、どういう流れできているかというのを考えてみようということです。最初のお題は仕事のモチベーション。
みなさんもなにかしら動機をもちながら働いていますよね。その働く動機が昭和のコテコテの人たちと、平成の人たちと、これからの令和の時代とで、ベースになる働く動機がどのように変化していくのかを話し合いたいと思います。
この図は、時代の変化を3段階で分けたときに考えた図です。例えば昭和、平成、令和というように時代がフェーズアップして、きちんと世の中が進化していくということもありますね。これはわかりますよね? 進化系ということで。
これは進化していくんですけど、勢いよくきちんと進化していくよりは、フェーズⅠもこの時代には多少残骸が残っていて、引きずりながらもメインはこっちに移っていくという図です。あとは違うパターンもあったということで、フェーズダウンというような、時代とともに進化ではなく退化していくこともありやしないかとか。
次は時代って振り子なところもあります。時代Ⅰが左にあったけど、右へ違うほうに触れたことで時代Ⅱに代わって、右に来た反動で左に戻るとか。戻ったとしても、時代Ⅰとまったく同じではなく、少しかたちを変えて左に寄り戻しがくるような場合もあるかなと思います。
このあと我々三人で、時代が3段階に代わってくるという話をするのですが、こういうフェーズの変化に対応するのかどうかを前座としてお話をしておきます。
HAVE的動機で働いていた昭和時代
村山:では早速、私の仕事のモチベーションの話です。仕事のモチベーション1.0、2.0、3,0ということで、昭和コテコテの時代、平成の時代、令和の時代に分けています。