フィットネスジムの利用を阻む、3つの原因

柿花隆幸氏:1分(1ppun)。反対から読むとナップワン(Nupp1)の柿花です。では始めさせていただきます。

みなさんは、日本でフィットネスジムに通っている人が、どれくらいいるか知っていますか? 実は、たった400万人です。これは人口の4%に満たない数字です。

なぜこんなにも低い数字になっているのか。入会金、月額費、継続縛り。3つの原因が上げられます。

これが原因でジムに通えていない潜在層は、36パーセントとも言われています。既存のフィットネス企業がアプローチすることが、非常に難しい領域です。

この潜在層にアプローチでき、フィットネス産業をさらに拡大し、日本をより健康にすることができるサービス。それが、弊社のサービス「Nupp1 Fit(ナップワンフィット)」です。

5月末のリリースをして、全力で事業を進めています。では、どのようにジムを利用できるか、デモをご覧ください。

(デモが流れる)

まず、アプリで自分が行きたいジムを選択します。店舗ページには空き情報や設備、アメニティなどの情報が掲載されています。行きたい店舗が決まったら、場所を確認し、ジムに向かいます。ジムにチェックイン端末が置いてありますので、QRコードを読み取り、チェックインします。画面の真ん中には、利用時間、利用金額が、1分感覚でカウントされていきます。

このように、気軽に友人とジムを利用することも可能です。そして、トレーニングが終わったら、チェックインと同じようにQRコードを読み取りチェックアウト。そのまま施設を出ることができます。

このように、スマホひとつで提携先のすべてのジムを、1分単位で簡単に利用することができるサービスです。

本人確認を一度するだけで、提携先のジムがすべて利用可能になります。

私たちは、利用料金から30パーセントの手数料をいただくビジネスモデルです。

リリース後、約1ヶ月となりますが、ダウンロード数は1,600件になります。

ユーザー様からポジティブなお声をいただき、サービスにニーズがあったと、あらためて確信できました。

店舗側の導入は簡単、月額会員への移行もスムーズに

店舗側の導入もとても簡単です。受付システムをフロントに置いていただくだけで導入いただけます。

QRコードを使った受付システムは自社で開発しており、現在特許出願中です。

店舗側の導入メリットは、空き時間を利用して稼働率を上げ、顧客を増やし、売上をアップ。退会者にも再度利用してもらうことが可能になります。

コスト面、運用面で負荷なく導入でき、これまでアプローチできなかった潜在層に対して、アプローチできると施設様に好評いただいております。

もし、その店舗に通い、会員になる際は、アプリから月額会員になることができます。来店して、複雑な書類手続きをすることなく、スムーズに月額会員になれます。

月額会員の収益モデルとしては、毎月10.6パーセントの手数料をいただくモデルとなっております。現在は都内を中心に26店舗を利用いただけます。

そして、我々のビジョンに賛同いただき、24時間ジムの先駆者でもある、JOYFIT様をはじめ、大手三社様と6月にパートナー契約を締結いたしました。7月から掲載予定です。

たくさんのユーザー様に簡単に使っていただけるように、年内都内に170店舗の開拓を目指し、爆速で開拓しております。この170という数字は、施設店舗数ナンバーワンの大手24時間ジムの数字になります。この店舗数が利用できるようになると、ユーザーの利便性が飛躍的に上がり、都内だけでも年間67億円の潜在マーケットを掘り起こすことができます。

「1分プラットフォーム」をグローバルで実現

フィットネス領域ではジムだけにとどまらず、様々なジャンルの拡充を進めていきます。

2014年に約4,000億円だったフィットネス市場は、24時間ジムの台頭により、現在6,000億円市場に成長しました。これからはフィットネス3.0の時代です。我々が既存のプレイヤーとともに、新しい概念でこのマーケットを拡大していきます。

フィットネス領域で培ったノウハウをベースに、これから様々な1分サービスを展開していきます。そして、1分プラットフォームを構築していきます。

我々が将来実現していく世界観をお見せしたいと思います。

(動画が流れる)

私たちは、世界中の人々があらゆるジャンルの1分サービスをグローバルで利用できるようにしていきます。

最後に、私たちは、時間という新しい顧客体験の価値を創造し、世界中の人々に、刺激的な1分を届けていきます。

1分(1ppun)。反対から読むとナップワン(Nupp1)でした。

ご清聴ありがとうございました。

(会場拍手)