脱Excelを実現するkintoneプラグイン「krewSheet」

加賀谷耕平氏(以下、加賀谷):みなさん、こんにちは。「『krew』で淀みない業務システムを実現」と題しまして、お話しさせていただきます。弊社はグレープシティと申します。本社は仙台にあり、国内200名、海外800名の従業員体制でやらせていただいております。

私なんですけれども、加賀谷耕平と申します。krewという製品のプロダクトマネージャーをやらせていただいておりまして、趣味はスポーツ観戦とお酒と犬です。休日は、こんな感じで三種の神器を揃えて休むのが最高の時です。

弊社では、「kintone」のプラグインとしてkrewシリーズというものを販売しております。本日はそれらについてお話ししていきます。

まず最初にご紹介させていただきたいのが、kintoneの一覧をExcelライクに変えることができる「krewSheet」という製品です。

なんと言ってもこの製品のキラーワードは「脱Excel」になっておりまして、このようにkintoneの一覧をExcelのように変えることができます。コピペしてデータを貼り付けてという感じで、データの入力効率をぐっと上げることができます。

あとは条件付き書式という機能を使いまして、レコードの状態によって表示形式を変え、視認性を上げることができます。また、Excelの関数を組み合わせて数式を組んでいただいた上で、それで算出される値を一覧上にフィールドとして追加し、一覧に表示することができます。

実際の活用事例としましては、Excelファイルの管理における同時編集や、最新版の管理といった部分はkintoneで課題解決していただき、このkrewSheetでデータの入力や視認性の部分、いわゆるExcelとのギャップを埋めることで、実際に全Excelをkintoneに移行し、年間400時間の工数を削減した事例も出ております。

予実管理やデータの見える化に役立つツール

次に紹介させていただくのが、アプリ間のデータをノンプログラミングで集計できるプラグイン、「krewData」です。

こちらは予実管理の活用ケースで威力を発揮します。予算と実績、分散するデータをがっちゃんこして、予実分析に使えるさまざまなデータを集計することができます。

その集計処理自体も定期実行する機能を持っていますので、夜間バッチのように寝ている間に予実管理用の分析データを作ることも簡単にできます。

なので、krewDataのほうは、予実管理の超裏方的存在と覚えておいていただければと思います。

最後に紹介するのが、データの見える化が得意な「krewDashboard」です。krewDataは予実管理におけるデータ分析の観点での見える化が得意になっております。このように予算と実績の達成率をゲージグラフで表示したり、グラフで累計を比較したり。

あとは、ピボットテーブルで予算と実績の差異を細かい数字で分析することができます。krewDashboardは、予実管理のビジュアル担当として、本日覚えておいていただければと思います。

予実管理での実際の活用事例としましては、20パターン以上の予実データをkrewDataで自動集計した上で、予実管理のダッシュボードを運用する。それに加えて、日報管理のデータを集計して、進捗状況もダッシュボード化することによって、kintone上でのPDCAサイクルの効率化にフル活用いただいている事例も出てきています。

データ入力の効率化・自動集計・見える化で業務システムをサポート

krewシリーズをお使いいただきますと、データの入力効率の部分はkrewSheetで、データの自動集計はkrewData。最後の分析の見える化の部分はkrewDashboardをお使いいただくことによって、淀みない業務システムを実現できます。

長男のkrewSheetリリースから1年半ぐらい経過したんですけれども、おかげさまでkrewシリーズの契約社数は230社を超えております。みなさまのご支援、本当にありがとうございます。

無料のお試し版もご提供しております。30日間フル機能無料でお試しいただけるので、ぜひご利用いただければと思います。あとkintoneの可能性を広げる取り組みとしましては、他社様のプラグイン・サービスとの連携をやっております。こちらについては今後もっともっと、連携を深める計画がございますので、ぜひご期待ください。

最後になります。krewシリーズ専門の研修プログラムをクラウドユニバーシティさんからご提供いただいております。こちらkrewシリーズの活用を深めたいという方がいらっしゃいましたら、受講をご検討いただければと思います。

私からの発表は以上です。krewシリーズのご検討よろしくお願いします。ご清聴いただき、誠にありがとうございました。