「作業にかかった時間」を計るべし

村山千代氏(以下、村山):どんどん時間が迫ってきたので、次にいかせてもらいます。今度は「仕事とプライベートの両立術」を教えてもらいたいと思います。忙しい中でどうやって分けているんでしょうか。

「作業にかかった時間を計る」。

ゆうこす:これは私、キモいぐらい測っていますね(笑)。というのも、もともとずっと「仕事が遅い」とか、学校の宿題とかもいろいろ言われてました。私も「遅いのかな」とは思っていたんですけど。みなさんの中にも、もしかしたら「あなた仕事遅いね」って言われている人もいると思います。

だけど、それはあなたの仕事が遅いのではなくて、あなたが自分の仕事の速度を自分で理解できてないからだと思うんですよ。

村山:区切ったら、もしかしたらできるのかもしれないのに?ここぐらい』ってお尻を決めたら。

ゆうこす:うーん、決めたっていうか、例えば今から自分はこれを書く時に、自分の中では「『これは1時間でできる!」』と仮定してるとして、「じゃあ1時間でできます」って上司に投げるじゃないですか。

だけど、いざやってみたら「あれ、5時間くらいかかった!」ってことがけっこうあると思います。新人になればなるほど、早く見積もっちゃうこともあると思います。

村山:きっとプレッシャーもあるからね。

ゆうこす:でも、その中で自分の処理速度というか自分の仕事の時間がだいたい自分の中でなんとなくわかっていたら、スケジュールも組みやすくなるし、スケジュールがズレない。なので、作業にかかる時間を自分で測ることはわりと大事だし、モチベーションになりますよね。「あ、早くなったわ、自分!」みたいな(笑)。

村山:とことん自分を知るのは大事ですね。それは好きなこともそうだし、どのくらい仕事に時間がかかるのかもそうだし。とにかく自分を知っていることは強いのかもしれないですね。

ゆうこす:そうですね。とくに就職・転職活動で自分のことを知ってないと、相手に伝えられないでよね。

村山:そうですよね。

プライベートも綿密にスケジュール管理

村山:そして今度はプライベートのテーマです。ゆうこすさんは「プライベートもしっかりスケジュールを立てる」。

ゆうこす:そうですね。「プライベートの時間がない!」と思ってた時もあるんですけど、仕事ではスケジュールをしっかりたてるのに、プライベートのスケジュールは、なかなか立てていなかったなと思って。

プライベートでもしっかり立てるようにすると、「けっこうプライベートが充実した!」って実感できたんですね。私はけっこうSNSをする時間もスケジュール立てているんですよ。

村山:書き込みする時間、写真を撮る時間?

ゆうこす:例えば「この15分はInstagramを見る」「ここでなんかの予約をする」とか。わかんないですけど(笑)。

村山:えー!

ゆうこす:けっこう思い立った時に書いてるんですよね。

村山:キツくないですか? 全部予定が決まってるとキツいと感じる方もいるんじゃないかなと思いますけど、プレッシャーにならないんですか? 自分で立てた予定に縛られるというか……。

ゆうこす:ぜんぜん……仕事に関してはしっかりやらないといけないけど、プライベートの場合は書いてはいるけど、ぶっちゃけしなくてもいいので(笑)。そこで別に「あーヤバい!」とはならないですよね。上司があなたのプライベートまで決めてます! とかだったらキツいですけど(笑)。

自分で決めたものなので、そこは別にキツくはないですね。決まっていたほうが、私は仕事もプライベートも両立していろいろ動きやすいので。忙しくなってくればなるほど、たしかに共感してもらえるのかなとは思います。

村山:プライベートも充実してると、きっと仕事にも身が入るから、プライベートも自分で管理するのも、1つのヒントなのかもしれないですね。

コメントで「スケジュールを立てるのが下手なのですが、それもやっぱり各作業にかかる時間を把握することから改善でしょうか?」。スケジュールを立てるのが苦手という方がいらっしゃいます。

ゆうこす:でも、どこが苦手なんですかね?

村山:仕事でもプライベートでも、なかなか自分の時間どおりに動けない。自分で決めたのに、時間がその通りにうまくいかない。自分が作業する時間をわかってないと、決めたのにそこにハマらないという。

ゆうこす:たしかに。そうかもですね。

村山:「自分の時間を知る」っていうところから。

ゆうこす:でもその通りですね。自分の時間を知るのは大事かなと思いますね。

村山:ありがとうございます。

「小さな習慣」が毎日を変える

村山:そして、今度はヒントですかね。「小さな習慣を作る」。これは何でしょう。

ゆうこす:プライベートを充実させた後に、仕事にやる気が出てこないみたいな時があるかと思います。

プライベートがしっかりしたら、仕事のやる気がでてこないことって、けっこうありませんか?

村山:みなさんから、やる気がでてこないという質問を事前に多くいただいたんですよ。モチベーションの保ち方だったり、「やる気が出ません」「やる気が出たらやれるのに」と言う方もいました。やる気の出し方ってありますか?

ゆうこす:そうですね。一概に全員が全員、同じかはわかんないですけど、ほとんどの人がそうなんじゃないかなって思うのが、私は「小さな習慣」を作ることが大事かなと思っていて。

歯磨きにモチベーションもやる気も何もないじゃないですか(笑)。小さな習慣を作って習慣化。本当に、とにかく超小さいことでもいいんですよ。

なんか自分が今達成したいことやらなきゃいけないことを毎日ちょっとずつやるって習慣をつけておくと良いのかなって。やらないとやる気が出てこないかなと思うので。

私はそういう習慣を設けていて。私の例でいうと、毎日夜の10時半ぐらいに「新しいことを考えるタイム」を設けていて……お風呂の中に黒板があるんですよ。クレヨンがめっちゃ臭いんですけど(笑)。

村山:あはは(笑)。

ゆうこす:Amazonで売ってますよ。クレヨンが臭い、大人の黒板みたいな。お風呂のホワイトボードみたいな。名前で売っているんですけど、なんかすごいチョークから変な臭いするんですけど(笑)。

村山:水の中で書けるという。

ゆうこす:そうですね、それは一回置いておいて(笑)。22時台ぐらいに、新しいことを1個考えてみる。それがおもしろくなくてもいいから考えて、会社のメンバーに自慢してみる時間があるんですけど。

「いつかやろう!」「私はいつか新しいことを考えよう!」なんてことを考えていても、きっとやる気なんて出ないし、モチベーションも下がると思うんですけど。

「別に1日1個くらいでいいか」と考えたら、無意識のうちでもそれをやっちゃうので。習慣化されるし、だんだんと「昨日のあれ、面白くなかったな」「昨日のやつ、めっちゃおもしろかったわ!」みたいな感じでできて。やる気も出てくるので、とにかくやることが大事ですね。

村山:小さいことから始める。大きいことを考えると、やらない言い訳を考えちゃいますもんね。

ゆうこす:そうですね、本当。

村山:とりあえずやってみるのが、いいかもしれない。「適当にラジオ体操しとります(笑)」という書き込みがあります。体動かすのはいいんじゃないですか。

ゆうこす:たしかにたしかに(笑)。そうですね。

村山:ありがとうございます。

自身の「感情の癖」を知るべし

村山:そうですね、今度は、一歩踏み出す勇気がない方に「とにかく自分が楽しめるように気持ちをチューニング!」。

ゆうこす:そうですね。自分がそのフラットの状態というか、今新しいことにワクワクしたり、挑戦する時に、「挑戦とワクワクがしやすい土台」を作っておくことが大事かなと思っていて。

今、自分がめちゃくちゃ暗くてネガティブだったり、ウーッと沈んでいる時に新しいことなんて考えられないですよね。

なので、とにかく自分が気持ちをチューニングしておくのは大事かなと思っていて。自分の感情って、「癖がつきやすい」と思うんですよ。

村山:「感情の癖」ですか?

ゆうこす:絶対あると思いますよ。SNSでこれだけフォロワーがちょっとずつ多くなってきていると、アンチとまではいかないけど、そういった人たちは一定数いるわけですよね。

そういう人たちって、怒り癖が付いているんですよ。なにかを見たら怒る癖。ニュース見ながら、「なにかこいつの粗探ししてやろう!」みたいな(笑)。

村山:怒るために、なにかを見るみたいな?

ゆうこす:そうですね。絶対、感情の癖があると思うので。(ユーザーのコメントを見ながら)よかった、コメントで共感してくれる人がすごくいる!

村山:「感情の癖わかるかも!」ってありますね。

ゆうこす:なので、意識的に自分がポジティブになるのも大事で。あとは「ポジティブな友達を大切にする」のもデカいなと思いますけど(笑)。

ポジティブな発言を自分からもしてますね。ポジティブでいたいと思ってるし、なんか辛いことがあってもポジティブに。「いや、逆に……」みたいな(笑)。

ポジティブに考える癖を、「今日から1日5回でもいいからやる」と決めたら、少しずつポジティブ癖がつくと思うし、自分がポジティブになったら、周りの半径3メートルぐらいがポジティブになってくると思うんですよ。

そうすれば、自分がまた少しずつ楽しくなってくるし、ポジティブな自分の半径3メートルは、ポジティブな世界になってくると思います。新しいことが起きた時に、楽しみ癖とか挑戦しやすい環境になってきていると思うんですよね。

村山:「感情の癖をつける」。いただいたコメントであやさんも、「小学生からネガティブ思考が固定されてました笑」ですって。今日からポジティブに考える癖をやってみるといいですね。

「逆に」精神がグッドスパイラルを招く

ゆうこす:「これ最悪や!」って思うことがあっても、「逆に」って一回考えてみるのもいいですね。「逆に」っておもしろいですよ。だって漫画とかでも……自分が漫画好きすぎてすみません(笑)。漫画の話ばっかりなんですけど。

ここで1回、主人公が倒れました、負けました、みんなが「もう最悪だ、終わりだ」じゃなくて、たぶん作者は「『逆に』これを書いたことによって、絶対盛り上がるじゃん!」となるじゃないですか(笑)。

「逆に」精神が大事だと思います。私もHKT48辞めた時って、すごくあることないこと……ないことないことなんですけど(笑)。すごく書かれて。

当時はめちゃくちゃ辛かったし、「終わった!」って思ったんですよ。だけど発信しながら、逆に、ああいう辛い経験があったからこそ、同じようにいろんなことを目指していたけど、バッシングされてる子からは共感を受けるんじゃないかなーと思ったり。

逆に自分のストーリー面白くなったんじゃないかなぁとか。「逆に」という言葉を頭の中で考えるだけですごくポジティブになれたので。「自分が漫画の主人公だ」「自分はコンテンツだ」って考えたら、「逆に」というのはすごく考えやすいんじゃないかなって思いますけどね(笑)。

村山:順風満帆じゃなくてそういうものがあったほうが、「オイシイな」という。

ゆうこす:そう! 「オイシイ」って思った方がいいですよ。

村山:話す時に面白くなるなって。

ゆうこす:絶対そうですよ! だって就活の時に絶対ウケると思いますよ。だってめっちゃ辛い失敗して、「こういうことがあったんですけど、逆にこういうふうに切り替えて、今こういうふうになってます」「こういうふうにしようと思ってます」と言われたら、私だったらグッときますもんね。

私は就職活動したことないですけど、会社を立ち上げて、1年前に就職とは違うかもしれないですけど、YouTuberとかインフルエンサーになりたい子のオーディションをやったんですね。

4,000人の応募があって、全員見たんですよ。全員の資料に目を通して一次審査やって300人、400人と面談したんですけど、やっぱり「ストーリーって大事だな」って思いました! おもしろい話ができて、自分の人生をおもしろくポジティブに語れる人ってやっぱり強いなって思いますね。

村山:聞いてる人にしてみたら、ほんと強いなっていうことになりますもんね。コメントでも「最近『あえて』とか『逆に』って捉えるように心がけていて周りから『強いね』って言われるようになりました」と。

ゆうこす:よかった。(笑)。

村山:失敗も無駄じゃない。

ゆうこす:本当に無駄じゃないですよ。

村山:オイシイ材料。

ゆうこす:オイシイ材料ですよ。失敗したら私は「ラッキー!」って思います。「きたきたきたー!」って(笑)。

村山:「オイシイことを語れる!」となりますもんね。ありがとうございます。