人はいつからでも、なんにでもなれる

中田敦彦氏(以下、中田):ありがとうございます。ありがとうございます。人はいつからでも、なんにでもなれる。私は、ただTシャツを売り始めた。

(会場笑)

中田:でも、そこで阪急から声がかかり、ビジネス書(『労働2.0』)を出版し、そして青山学院大学で講師をする。ここまでの半年間を、僕は鮮烈に描きたかったのです。ここを目指したわけですよ。

労働2.0 やりたいことして、食べていく

もう最初はわからなかったけれども、ここまで行けたことはすごく楽しいし、うれしいし、ここからもっともっとやっていきたいと思っています。

僕はどのようにこの会を終わらせたいかというと、僕自身がまだまだこれからだと思っています。そこでぜひ、みなさんには僕のこれからさらに拡大する船に乗っていただきたいのですよ。

「RADIO FISH」の音楽ユニットも、弟分の「FAUST」というものを作って人数を増やしております。音楽プロデュースもやりますし、テレビタレントとしても活動しますし、その上でアパレルブランドが今、だんだん双方向のプラットフォームブランドになってきておりますので、いろんな職人の方にぜひ声をかけていただきたいし。

さらに僕は今、次春の新規ビジネスとして、アプリの開発を視野に入れています。こんなアプリを作りたい、こんなWebサービスを作りたいということがやりたいわけです。

ですから、協業できる器としては、芸能から小売からITまで、なんでも中田とやれるんです。僕はまだまだ仲間を増やして、この船がどんなに巨大な船になるのか。どんなタイタニックができるのか。あっ、タイタニックなら沈んでしまう(笑)。

(会場笑)

豪華客船を作るという意味ですよ(笑)。最後にこうやって沈むわけじゃないんですよ。どういった船になるのかということを、みなさんと成し遂げたいと思っています。ですから、今日は講演会というよりは「僕の船に乗ってくれませんか?」という、僕の全体のプレゼンテーションだったということでございます。

もし仲間になりたいという方は「中田敦彦」と、ドーンと検索していただければ、僕のページが出ます。そのど頭に「PROGRESS」というオンラインサロンがありますので、そちらに入っていただければ、僕となにかをしようという仲間がいっぱい集まっていますので、その人たちと話し合いながら、一緒にいろんなプランを練ったり、いろんなビジネスを発展させていこうじゃありませんか。

中田敦彦オンラインサロン「PROGRESS」、これに入ってください。そして大きな船で、どこか大きな大きな新宝島を目指そうじゃないか。中田敦彦でした。ありがとうございました。

(会場拍手)

自分が感動したことはすぐ人に伝える

司会者:中田さん、わかりやすいお話ありがとうございました。質疑応答に移らせていただきます。お席にご案内を置かせていただいております「sli.do」というアプリで質問をお願いいたします。

中田:聴くのに夢中で書き込む時間もあまりなかったと思いますので、今、この時間に質問を書き込んで、他の質問を見たりしながら、いいねなども押してみてください。

司会者:そうですね。もう56件の質問がきております。開会前から質問を考えてくださって、その上で入れてくださった方もいらっしゃるようですね。

中田:おお、すごくいっぱい。見ながら一つひとつチェックして、いいねを押していただけると、また順位が変動すると思いますので、2~3分の時間を取っていただきつつ、その間に僕も休みます。いやぁ「PROGRESS」に入っていただきたいですよね。

司会者:それでは、ご準備はよろしいでしょうか? では、こちらのほうで質問をさせていただきます。まずは1問目ですが、「自信を持ってプレゼンをするためには、準備の仕方が大事だと言われていたと思いますが、そのためには情報収集が必要ですよね。なにか分析するためにこだわっていることはありますか?」という質問でした。

中田:ああ、情報収集ですよね。意外と僕、そんなに本をすごく読むほうではないんですが、感動したことは、すぐ人に言うようにはしているんですよね。

いろんなタイプの人があると思います。メモをするタイプや、いろんなやり方があると思うんですが、人に伝えると頭の中に残るので「こんな絵を見たんだよ」「こんなアプリがあってこれが超便利だったよ」といった、感動したことはすぐに人に伝える。

そうすることで、自分の頭の中にメモをしていくと、非常に残りやすいと思いますし、なにか感動したことを見つけようとして、外に出たりもしますね。

飯を食うときも、あまり同じ飯を食うのも良くないと最近は思っているので、同じものを食べると、(味の)保証はされるんですけど、活気がないんですよね。

でも、「食べログ」などでいいと言われているところを、どうしていいのかを研究してやろう、と思って見に行くと、いい理由がすごくわかるんですよ。「こんなことになっているんだ」と。

「こういう入り口の作りで、接客はこうか。なるほど、それは人気出るわ」など、そうじゃない店と比較してみたり。「うわぁ、内装めっちゃきれいだな。でも、なんかべたべた張り紙をしているわ」、「あの店員だけ対応悪い、あいつだけクビにならないかな」といったように。

(会場笑)

中田:そういうことを考えながら、その感想をシェアする。こうやって、共感してもらえそうなこと、アンテナにひっかかりそうななにかに自ら飛び込んでいくというのは、最近よくやっていますね。

説明しすぎないおもしろさ

司会者:ありがとうございます。あとは匿名さんということですが、「人前で話すときに心がけていることとして、全員に向けて話すのか、誰か一人に向けて話すのか、どちらを意識されていますか?」ということです。

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